記憶なし、魔力ゼロのおっさんファンタジー
勇者と魔王の戦いの舞台となっていた、"ルクガイア王国"
その戦いは多くの犠牲を払った激戦の末に勇者達、人類の勝利となった。
そんなところに現れた一人の中年男性。
記憶もなく、魔力もゼロ。
自分の名前も分からないおっさんとその仲間たちが織り成すファンタジー……っぽい物語。
記憶喪失だが、腕っぷしだけは強い中年主人公。同じく魔力ゼロとなってしまった元魔法使い。時々訪れる恋模様。やたらと癖の強い盗賊団を始めとする人々と紡がれる絆。
その先に待っているのは"失われた過去"か、"新たなる未来"か。
◆◆◆
元々は私が昔に自作ゲームのシナリオとして考えていたものを文章に起こしたものです。
小説完全初心者ですが、よろしくお願いします。
※なお、この物語に出てくる格闘用語についてはあくまでフィクションです。
表紙画像は草食動物様に作成していただきました。この場を借りて感謝いたします。
その戦いは多くの犠牲を払った激戦の末に勇者達、人類の勝利となった。
そんなところに現れた一人の中年男性。
記憶もなく、魔力もゼロ。
自分の名前も分からないおっさんとその仲間たちが織り成すファンタジー……っぽい物語。
記憶喪失だが、腕っぷしだけは強い中年主人公。同じく魔力ゼロとなってしまった元魔法使い。時々訪れる恋模様。やたらと癖の強い盗賊団を始めとする人々と紡がれる絆。
その先に待っているのは"失われた過去"か、"新たなる未来"か。
◆◆◆
元々は私が昔に自作ゲームのシナリオとして考えていたものを文章に起こしたものです。
小説完全初心者ですが、よろしくお願いします。
※なお、この物語に出てくる格闘用語についてはあくまでフィクションです。
表紙画像は草食動物様に作成していただきました。この場を借りて感謝いたします。
あなたにおすすめの小説
そんなに義妹が大事なら、番は解消してあげます。さようなら。
雪葉
恋愛
貧しい子爵家の娘であるセルマは、ある日突然王国の使者から「あなたは我が国の竜人の番だ」と宣言され、竜人族の住まう国、ズーグへと連れて行かれることになる。しかし、連れて行かれた先でのセルマの扱いは散々なものだった。番であるはずのウィルフレッドには既に好きな相手がおり、終始冷たい態度を取られるのだ。セルマはそれでも頑張って彼と仲良くなろうとしたが、何もかもを否定されて終わってしまった。
その内、セルマはウィルフレッドとの番解消を考えるようになる。しかし、「竜人族からしか番関係は解消できない」と言われ、また絶望の中に叩き落とされそうになったその時──、セルマの前に、一人の手が差し伸べられるのであった。
*相手を大事にしなければ、そりゃあ見捨てられてもしょうがないよね。っていう当然の話。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キラキラ!
よん
恋愛
栖法学園高等部二年のサッカー部――佐藤ワタルにはヒカリという金髪美女の彼女がいた。サッカー一筋の自分と、遊び慣れたヒカリに恋愛格差から生じる負い目を感じていたワタルは、最初からフラれる前提で交際を続けていたのだが……。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺 あおい
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
つづき
【物語の見どころ】
二年経っても記憶の戻ることのない主人公だが、彼の生活は明らかに変化をとげている。記憶喪失でこの村にいた当初と比べると、確実に村人たちと良好な関係を築いている。この世界では魔力があって当然。稀に持たない者もいる、と言う程度のレアケース。しかし、彼は無力というわけではないのだ。特技が身を助ける。彼がまさしくそうなのではないだろうか。記憶はなくても、身体が覚えていたせいで、村の危機を乗り越えた。今では村人と信頼関係を築いている。
時々入る別視点がとても良いアクセントになっており、物語に深みを出しているように感じた。なぜあえて魔王のいなくなった世界が舞台なのかは、序章にあたる一章で分かるが、序盤ではまだ物語が、何処へ向かうのか分からない。この先一体何が待ち受けているのだろうか。記憶は戻るのだろうか。そもそも、彼がこの村に居た理由はなんだろうか。沢山の謎がある物語。人々の優しさと絆を感じる物語です。主人公は、記憶がないにも関わらず”恩”を大切にして生きている。彼にどんな結末が待ち受けているというのだろうか。
是非、あなたもお手に取られてみませんか?
お奨めです。
【物語は】
主人公が、深夜の宿場村にいるところから始まる。記憶喪失に見舞われた、主人公。目を覚ましたと明確に書かれていないので、目が覚めたらではなく突然の出来事の可能性もある。自分の状況を確認したが、無一文で荷物もなく、ただただ途方に暮れるしかない状況。そこで、出会ったのは人情味あふれるマスター。彼は、主人公の言葉を疑うことなく、一夜の宿を提供してくれたのだ。翌日、店の様子から現在の場所の状況説明という形で、この物語の世界観が分かって来る。その後、自分についての記憶が一切ない主人公に不便さを感じたマスターが、主人公の能力にまつわる仮名を付けようじゃないか、という案を出し、二人はある高名な神官のところに行くこととなったのだが…。
【登場人物の魅力】
主人公は、記憶喪失のオッサン。オッサンであることは彼が、自分で姿を確認したことにより確定した。もし、記憶喪失になってしまったならどんな気持ちなのだろうか。それを想像して心情が描かれていると感じた。その中でも、人恋しさには共感できる。人は記憶があるから、安心して暮らしていられるのだと思った。この後ある神官に、能力を見て貰うこととなるのだが、暗いストーリーではなく明るく展開されていく。それは、個性的な登場人物が出てくるためである。そこでの主人公の心の声にクスッとしてしまう。記憶喪失という状況なのにも関わらず、コミカルなのが面白く、読みやすさも抜群。
【物語の魅力】
意外な方向へと進んでいくのが一番面白い部分である。余談だが、プチメモが面白い。主人公は記憶喪失ではあるが、身体が覚えていたり感覚というもので、『おや?』という事が起きる。それは思考の最中だったり、戦いの最中だったりと、場面は様。序章は、ある予感で終わっている。この場面が後にどうかかわって来るのか、とても興味深い。本編は、主人公が記憶喪失となり、村で過ごすようになった二年後から始まる。ここで第一章がプロローグであるのにも関わらず、長めであった理由が見えてくる。あらすじにある、”人々と紡がれる絆”と言う言葉に納得してしまうのだ。この物語は主人公との絆を描いた物語なのかもしれない。
サクサク読めて、面白かったです。特に軽快なセリフ回しを楽しませていただきました。
素敵なお話をありがとうございます。
これほどの量のお話を続けられるなんて尊敬です!
呼んでいただき、誠にありがとうございます!
正直、勢いだけで書いてますが、なんとか完成させられるよう頑張ります!
退会済ユーザのコメントです
お読みいただきありがとうございます!
何分初心者なもので文章構成やキャラの視点などには自信がなかったのですが、「キャラが生き生きとしている」とご感想を頂けたのは大変励みになりました!
よろしければ今後ともお願いいたします!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。