240 / 465
魔女と家族の新たな日常編
ep240 だから! もうちょっとヒーローとして考えてよ!?
しおりを挟む
空港で洗居さんとフェリアさんを見送り、同時に目にしたヒーロー制定法のニュースから数日が経った。
アタシは洗居さんからもらった仕事を吟味しながら、その裏で空色の魔女というヒーローを続けている。
ヒーローに関する法案なんてできちゃったけど、そこを気にして困ってる人を見過ごすわけにはいかないからね。
とまあそんなわけで、今日も銀行強盗の現場に居合わせたもんだから、いつものごとく動いてはいるんだけど――
「銀行強盗どもめ! おとなしく観念しろ!」
「俺らは政府公認のヒーローだぞ! 抵抗しても無駄だ!」
「私達に勝てると思わないことね!」
「……早速とばかりに、政府公認の皆様まで出て来ちゃったか」
――アタシ以外のヒーローもお出まししていた。
自ら『政府公認』という肩書を声高らかに掲げ、外で隠れて様子を伺っていたアタシの存在など知ることもなく、真正面から銀行強盗の一団に挑んでいる。
まあ、銀行強盗に挑む心意気は立派だと思うよ? 『政府公認』って肩書だって、ついつい掲げたくなる気持ちは分かる。
――だけどさ、そんなタイミングも見ずに正面突破なんて、アタシから見ても無計画すぎるのよね。
「なんだこいつらは!? 空色の魔女じゃないのか!?」
「だったら警戒なんざいらねえ! 野郎ども! この三人を蜂の巣にしてやれぇえ!」
案の定と言うべきか、銀行強盗の一団は持っていたライフルの銃口を三人組に向け、一斉に引き金に指をかける。
てか、この街の銀行強盗って、デフォルトでライフル持ってんのよね。大凍亜連合の爪痕は今も深いか。
普通なら危険だけど、新人三人組もそこは対応できる。
「バリアを頼む!」
「分かりました! バリア展開!」
勇者仮面の声を聴いて、僧侶仮面が前へ出てバリアを展開する。あれはアタシの電磁フィールドに近い性質みたいだから、鉛弾なら防御可能だ。
そのバリアのおかげで新人三人組に被害は及ばないけど――
「ひ、ひいぃ!? じゅ、銃弾がこっちにも!?」
「た、助けてくれぇえ!?」
「ほーら、言わんこっちゃない! 周囲への被害を考えなっての!」
――人質にされていた一般人にまで、流れ弾の被害が及んでしまう。
こういうことがあるから、銃相手に無闇な突撃は悪手なのよ。アタシだって、普段からそこは気を使ってるのよ?
しかし、なってしまったものは仕方がない。
アタシも銀行の中へ飛び込み、流れ弾から一般人を守るように前方で仁王立ちし、電磁フィールドで守りに入る。
「あ、あなたは空色の魔女! た、助かりました!」
「まあ、これがアタシの役目だからね。無事で何よりってもんだ」
いくらか流れ弾を止めることになったけど、幸いにして一般人に被害はない。まずはそれが何よりだ。
銀行強盗の一団についても、新人三人組が無事に撃退してくれたようだ。
今回は以前と違い、やり過ぎたということもない。あくまで犯人達をノックアウトする程度に留めてくれている。
――それはいいんだけど、これはアタシも文句を言わざるをえない。
「あー……君達? ちょーっと、アタシから言いたいことがあるんだけど?」
「ん? 空色の魔女か? 残念だが、君の出番はなかったようだ。銀行強盗は僕達、政府公認のヒーローが撃退した」
「別にアタシの出番とかどうでもいいよ。そんなことより、あんた達は何を考えていきなり突入なんてしたわけ? お客さんや従業員の安全は考えなかったの?」
「無闇に突入を遅らせれば、それだけ被害が大きくなる可能性が高かった。だから俺らは即行勝負を仕掛けるため、危険を顧みずに飛び込んだんだ」
「……そーですかー」
ああ言えばこう言うとはこのことか。勇者仮面も戦士仮面も、アタシの文句を適当にあしらって来る。
僧侶仮面も体こそこちらに向けているが、完全にそっぽを向いて知らん顔。なんか腹立つ。無性に腹立つ。
アタシとしては守るべき対象をぞんざいに扱われ、全部犯人撃破の口実へと繋げられてしまう。
その口実にしたって、本当にそうなのか怪しいのよね。『危険を顧みず』なんて言ってるけど、こいつらにとってはそこまで危険じゃないよね?
どっちかって言うと『派手に目立つ登場をしたかった』とか、そんな印象を受けてしまう。
――ダメだ。いくら政府公認と言っても、この三人組とは分かりあえそうにない。
「いいかい? 今後はもっと、周囲の人々に危害が及ばないように動いておくんなよ? 今回はアタシが居合わせたからよかったものを、こんなことを続けていれば――」
「おい! さっきからしつこいぞ! 僕達は政府公認のヒーローなんだ! それに比べて、君は言うなればモグリの野良ヒーローだろう!? 偉そうに先輩面をするんじゃない!」
ともかくアタシは色々と注意しないと気が済まない。別にアタシのことをぞんざいに扱うのは構わないけど、人々を危険に巻き込むヒーローなんて、アタシのポリシーが許さない。
そう思ってグチグチ説教を始めちゃったけど、リーダーの勇者仮面はそんなアタシの先輩面も気に食わないようだ。
持っていた剣を両手で握りしめ、アタシ目がけて振りかざしてくる。
いくら気に食わないからって、いきなりの暴力はよろしくない。
アタシも腹が立って仕方ないし、ここは一つ格の違いをお見せしましょうか。
ブゥゥウン!! ――ギン!!
「ぐっ!? 剣を止められた!?」
「あ、あれは私のバリアと同じもの!? まさかパクったの!?」
「生憎とこれはアタシのオリジナルだよ。まあ、特許は取ってないけどさ」
勇者仮面が振り下ろした剣を、アタシは腕だけに部分展開した電磁フィールドで容易く防御。こういう防御術にも慣れてきたものだ。
それなりのパワーはあるみたいだけど、ショーちゃんみたいな高周波ブレードでもなんでもない。アタシからしてみれば、刃があってもただの鉄の棒と同じだ。
「僕達のように政府機関の教育を受けたわけでもないのにその力……。君は一体、何者なんだ?」
「『ブーメラン』って言葉知ってる? アタシにとっちゃ、後発で出てきたあんた達の方が不思議なんだけど?」
「……どうにも、君とは分かりあえる気がしないな。今後のヒーロー活動は僕に任せて、君はさっさと引退してくれたまえ」
「分かりあう気云々については、アタシも同じように感じてたよ。こっちとしては同業者同士仲良くしたかったんだけどね。まあ、あんた達の言い分については無視させてもらうよ」
気が付けばアタシは勇者仮面と睨み合い、一触即発な状態になっちゃった。同じヒーローとはいえ、向こうはアタシを商売敵みたいに感じてるみたいだね。
別に人助けに理由がいるとは思えないし、協力できれば一番なのに。もちろん、アタシも引退する気はない。
――もういいや。なんだか気疲れしてきちゃった。
もうじき警察も到着するだろうし、助かった人々にこれ以上の醜態も晒したくない。
持っていたデバイスロッドを宙に浮かせ、腰かけながらアタシも帰り支度を始める。
「そいじゃ、アタシはこれにて失礼するよ。銀行にいたみんなも、変なところを見せちゃってごめんねー」
「全然大丈夫さ! 俺達はあんたの味方だ!」
「この街のヒーローと言えば、空色の魔女だからな!」
「ニシシ~。そう言ってもらえると、アタシも元気が出るってもんだ。そいじゃ、アディオース!」
ヒーロー同士の喧嘩なんて見苦しいことこの上なかったけど、この街の人達にも空色の魔女の存在は根強いようだ。
こうやって応援の言葉をもらえるだけでも、勇気をもらえるってもんよ。
――それにしても、政府公認のヒーローか。
今はまだこうして応援してくれる人もいるけど、いずれは本当にアタシにとって代わっちゃうのかね?
アタシは洗居さんからもらった仕事を吟味しながら、その裏で空色の魔女というヒーローを続けている。
ヒーローに関する法案なんてできちゃったけど、そこを気にして困ってる人を見過ごすわけにはいかないからね。
とまあそんなわけで、今日も銀行強盗の現場に居合わせたもんだから、いつものごとく動いてはいるんだけど――
「銀行強盗どもめ! おとなしく観念しろ!」
「俺らは政府公認のヒーローだぞ! 抵抗しても無駄だ!」
「私達に勝てると思わないことね!」
「……早速とばかりに、政府公認の皆様まで出て来ちゃったか」
――アタシ以外のヒーローもお出まししていた。
自ら『政府公認』という肩書を声高らかに掲げ、外で隠れて様子を伺っていたアタシの存在など知ることもなく、真正面から銀行強盗の一団に挑んでいる。
まあ、銀行強盗に挑む心意気は立派だと思うよ? 『政府公認』って肩書だって、ついつい掲げたくなる気持ちは分かる。
――だけどさ、そんなタイミングも見ずに正面突破なんて、アタシから見ても無計画すぎるのよね。
「なんだこいつらは!? 空色の魔女じゃないのか!?」
「だったら警戒なんざいらねえ! 野郎ども! この三人を蜂の巣にしてやれぇえ!」
案の定と言うべきか、銀行強盗の一団は持っていたライフルの銃口を三人組に向け、一斉に引き金に指をかける。
てか、この街の銀行強盗って、デフォルトでライフル持ってんのよね。大凍亜連合の爪痕は今も深いか。
普通なら危険だけど、新人三人組もそこは対応できる。
「バリアを頼む!」
「分かりました! バリア展開!」
勇者仮面の声を聴いて、僧侶仮面が前へ出てバリアを展開する。あれはアタシの電磁フィールドに近い性質みたいだから、鉛弾なら防御可能だ。
そのバリアのおかげで新人三人組に被害は及ばないけど――
「ひ、ひいぃ!? じゅ、銃弾がこっちにも!?」
「た、助けてくれぇえ!?」
「ほーら、言わんこっちゃない! 周囲への被害を考えなっての!」
――人質にされていた一般人にまで、流れ弾の被害が及んでしまう。
こういうことがあるから、銃相手に無闇な突撃は悪手なのよ。アタシだって、普段からそこは気を使ってるのよ?
しかし、なってしまったものは仕方がない。
アタシも銀行の中へ飛び込み、流れ弾から一般人を守るように前方で仁王立ちし、電磁フィールドで守りに入る。
「あ、あなたは空色の魔女! た、助かりました!」
「まあ、これがアタシの役目だからね。無事で何よりってもんだ」
いくらか流れ弾を止めることになったけど、幸いにして一般人に被害はない。まずはそれが何よりだ。
銀行強盗の一団についても、新人三人組が無事に撃退してくれたようだ。
今回は以前と違い、やり過ぎたということもない。あくまで犯人達をノックアウトする程度に留めてくれている。
――それはいいんだけど、これはアタシも文句を言わざるをえない。
「あー……君達? ちょーっと、アタシから言いたいことがあるんだけど?」
「ん? 空色の魔女か? 残念だが、君の出番はなかったようだ。銀行強盗は僕達、政府公認のヒーローが撃退した」
「別にアタシの出番とかどうでもいいよ。そんなことより、あんた達は何を考えていきなり突入なんてしたわけ? お客さんや従業員の安全は考えなかったの?」
「無闇に突入を遅らせれば、それだけ被害が大きくなる可能性が高かった。だから俺らは即行勝負を仕掛けるため、危険を顧みずに飛び込んだんだ」
「……そーですかー」
ああ言えばこう言うとはこのことか。勇者仮面も戦士仮面も、アタシの文句を適当にあしらって来る。
僧侶仮面も体こそこちらに向けているが、完全にそっぽを向いて知らん顔。なんか腹立つ。無性に腹立つ。
アタシとしては守るべき対象をぞんざいに扱われ、全部犯人撃破の口実へと繋げられてしまう。
その口実にしたって、本当にそうなのか怪しいのよね。『危険を顧みず』なんて言ってるけど、こいつらにとってはそこまで危険じゃないよね?
どっちかって言うと『派手に目立つ登場をしたかった』とか、そんな印象を受けてしまう。
――ダメだ。いくら政府公認と言っても、この三人組とは分かりあえそうにない。
「いいかい? 今後はもっと、周囲の人々に危害が及ばないように動いておくんなよ? 今回はアタシが居合わせたからよかったものを、こんなことを続けていれば――」
「おい! さっきからしつこいぞ! 僕達は政府公認のヒーローなんだ! それに比べて、君は言うなればモグリの野良ヒーローだろう!? 偉そうに先輩面をするんじゃない!」
ともかくアタシは色々と注意しないと気が済まない。別にアタシのことをぞんざいに扱うのは構わないけど、人々を危険に巻き込むヒーローなんて、アタシのポリシーが許さない。
そう思ってグチグチ説教を始めちゃったけど、リーダーの勇者仮面はそんなアタシの先輩面も気に食わないようだ。
持っていた剣を両手で握りしめ、アタシ目がけて振りかざしてくる。
いくら気に食わないからって、いきなりの暴力はよろしくない。
アタシも腹が立って仕方ないし、ここは一つ格の違いをお見せしましょうか。
ブゥゥウン!! ――ギン!!
「ぐっ!? 剣を止められた!?」
「あ、あれは私のバリアと同じもの!? まさかパクったの!?」
「生憎とこれはアタシのオリジナルだよ。まあ、特許は取ってないけどさ」
勇者仮面が振り下ろした剣を、アタシは腕だけに部分展開した電磁フィールドで容易く防御。こういう防御術にも慣れてきたものだ。
それなりのパワーはあるみたいだけど、ショーちゃんみたいな高周波ブレードでもなんでもない。アタシからしてみれば、刃があってもただの鉄の棒と同じだ。
「僕達のように政府機関の教育を受けたわけでもないのにその力……。君は一体、何者なんだ?」
「『ブーメラン』って言葉知ってる? アタシにとっちゃ、後発で出てきたあんた達の方が不思議なんだけど?」
「……どうにも、君とは分かりあえる気がしないな。今後のヒーロー活動は僕に任せて、君はさっさと引退してくれたまえ」
「分かりあう気云々については、アタシも同じように感じてたよ。こっちとしては同業者同士仲良くしたかったんだけどね。まあ、あんた達の言い分については無視させてもらうよ」
気が付けばアタシは勇者仮面と睨み合い、一触即発な状態になっちゃった。同じヒーローとはいえ、向こうはアタシを商売敵みたいに感じてるみたいだね。
別に人助けに理由がいるとは思えないし、協力できれば一番なのに。もちろん、アタシも引退する気はない。
――もういいや。なんだか気疲れしてきちゃった。
もうじき警察も到着するだろうし、助かった人々にこれ以上の醜態も晒したくない。
持っていたデバイスロッドを宙に浮かせ、腰かけながらアタシも帰り支度を始める。
「そいじゃ、アタシはこれにて失礼するよ。銀行にいたみんなも、変なところを見せちゃってごめんねー」
「全然大丈夫さ! 俺達はあんたの味方だ!」
「この街のヒーローと言えば、空色の魔女だからな!」
「ニシシ~。そう言ってもらえると、アタシも元気が出るってもんだ。そいじゃ、アディオース!」
ヒーロー同士の喧嘩なんて見苦しいことこの上なかったけど、この街の人達にも空色の魔女の存在は根強いようだ。
こうやって応援の言葉をもらえるだけでも、勇気をもらえるってもんよ。
――それにしても、政府公認のヒーローか。
今はまだこうして応援してくれる人もいるけど、いずれは本当にアタシにとって代わっちゃうのかね?
0
あなたにおすすめの小説
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
竜皇女と呼ばれた娘
Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた
ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる
その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ
国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる