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新世代ヒーロー編
ep256 VRの研究室にお邪魔しよう!
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「こんなところで会うなんて、どしたのさ? 宇神君って、大学に行ってるんじゃなかったの?」
「僕は安道舵大学の学生としてヒーロー制定法に携わってるって、同窓会の時にも言っただろう? 空鳥さんの方こそ、どうしてこんな国の研究機関にいるのさ?」
「星皇カンパニーに勧誘されて、まずは見学からってことで」
「そ、そんなサラッと簡単に言える話なのかい……?」
まさかこんなお国の研究機関で、中学時代の同級生と再会するとは思わなかった。でもまあ、思い出してみればそんな話もしてたか。
現在、国内トップの教育機関でもある安道舵大学に通っている宇神君だけど、ヒーロー制定法にも関係するプロジェクトに参加してるんだった。
フルダイブ型VRゲームによる、ヒーローになるための疑似訓練プログラム。それに関わっているのならば、ここにいるのも当然か。
「宇神君が話してたVRゲームってのも、アタシは興味があるんだよねぇ。そっちの見学ってできる?」
「それでしたら、まずはそちらから行きましょうか。宇神様もご一緒しますか?」
「ぼ、僕はこれからやることがある! 見学なら勝手にやってくれ!」
丁度都合もいいと思って、まずはVRゲームの技術見学をさせてもらおうとすると、宇神君はそそくさとどこかに行ってしまった。
なんだか、アタシのことを避けてるような感じがするのよね。まあ、同窓会で一人だけ浮いてたってのもあるんだろうけど。
ともあれ、VRゲームの見学自体は宇神君がいなくても問題はない。彼はあくまでプロジェクトに携わってるだけで、開発はしてないからね。
フルダイブ型VRなんてまだ世間にも広がってないし、純粋に技術として興味がある。
「こちらが疑似訓練プログラムとなるVRゲームの開発を行っている研究室です。最新型のスパコンを使い、もうじき一般配布もできる予定です」
「はえ~……! スパコンがこんなにたくさんあるサーバールームなんて、アタシも生で見るのは初めてだ……!」
宇神君のことはさておき、アタシは営業マンさんに案内されてまずは一つ目の研究室へと足を踏み入れる。
そこにある機材は凄まじく、何よりとんでもないのはガラスの向こうに見える大量のスパコンが並んだサーバールームだ。
フルダイブVRなんて技術を作るのだから、それ相応の処理システムがあるのは当然か。研究者も熱心にパソコンに向かってるし、リリース間近の最終チェックと見える。
「もうちょっと専門的な話も聞きたいんだけど、そういう話ができそうな人っている?」
「先程の宇神様ならばそれもできたのですが、今この研究室にいる人間は作業が詰まってまして……。誰か代わりの人がいれば良いのですが……」
ただ、これだけではフルダイブVRのシステムなんて分からない。ここまで来ると、その詳細が知りたくなるのが技術者のサガだ。
このVRゲームがどういう形でヒーローとしての疑似訓練になるのとか、ここからどうやってヒーローを生み出していくのか、色々と気になることはいっぱいある。
だけど、それを説明できそうだった宇神君もいないわけだし、はてさてどうしたものか――
「クーカカカ。そのネーちゃんが話に聞ーてた見学者か。説明が必要だってーのなら、俺様がしてやっても構わねーぜ?」
「フ、フロスト主任!? まさか、主任自らがお話ししていただけるとは……!?」
――などと首を傾げていると、アタシ達のもとに一人の男がやって来た。
ボサボサの金髪頭にヨレヨレの白衣を着て、右目には某ドラゴンな漫画の戦闘力測定器みたいなものを着けた出で立ちの外国人。どこか虚ろっぽい目つきだし、なんだかマッドサイエンティストな感じがする。
てか、この人が主任なの? 色々と大丈夫なのかな?
人を見た目で判断したくはないけど、アタシ的にはどうにも危なそうな人に見えて――
「……あれ? あんたってもしかして、フロスト博士? エネルギー工学や軍事工学とかで論文を発表してる、あの?」
「おーおー。若い小娘のくせに、俺様のことを知ってるてーのか。まー、それもそーか。話には聞ーてたけど、あの空鳥夫妻の娘さんだったな」
――そう思ってたけど、アタシはこの人に見覚えがあるし、なんだったその実績も知っている。
星皇社長と同じように業界では有名視され、いくつもの論文で博士号を持つ人物。フルネームをフロスト・エアロ。
アタシも生で会うのは初めてだけど、まさかこの人がヒーロー研究にまで携わっているとは思わなかった。
向こうも向こうでアタシの両親を知ってる辺り、星皇社長と初めて会った時のことを思い出す。
「こちらのフロスト主任は固厳首相が直談判し、このヒーロープロジェクト全体における研究開発の総主任を担ってもらっています。彼からならば、より詳細な話を聞けるでしょう」
「俺様と話ができるだけでもスゲーことなのに、直々に技術解説までしてやるってーんだからな。ありがたく耳を傾けるこった。クーカカカ!」
ただ正直な話、アタシはこの人のことを星皇社長のように尊敬はしていない。
発表した論文についても軍事目的のものがほとんどで、空色の魔女なんかやり始めたアタシにはなおのことそういう技術には嫌悪感がある。
平和な日常を乱す力を生み出す研究ってだけで、どうにも嫌な予感が駆け巡っちゃうのよね。
それとこの人、方々からもガチでマッドサイエンティストと噂される人だ。これまでは噂程度に聞いてたけど、こうしてその言葉と態度を見聞きすると、そんな噂も事実と思えてくる。
――でもまあ、技術自体は確かな人だし、そういう意味では固厳首相にスカウトされて総主任をしてるのも納得か。
「それではすみませんが、こちらでフロスト主任と空鳥様の二人でお話しください。私は少し、上層部に報告してきます」
「あー……この人と二人だけになるのか。まあ、仕方ないね」
専門技術的な話をするならば、営業マンさんが一緒にいる意味もあまりない。
アタシはフロスト博士に連れられて、研究室の奥にあった個室へと二人で入っていく。
技術者として凄いことは知ってるし、アタシもそういう専門的な話は大好物だ。
「クーカカカ。それにしても、ネーちゃんは今、技術職じゃねーみてーだな? せっかくあの営業ヤローがスカウトしてくれたのに、二つ返事でオッケーしねーなんて、何かこーゆー仕事に嫌な思いでもあんのか?」
「そういうプライベートな話は避けて欲しいもんだ。アタシは今の生活に満足してるだけさ」
それでも、どうにもフロスト博士の相手はやり辛い。さっきから間に挟んでくる『クーカカカ』笑いもだけど、なんだか生理的に苦手なタイプだ。
流石はマッドサイエンティストと呼ばれるだけのことはある。固厳首相もよくこんな人を手なずけたもんだ。
「さーて。俺様に聞きたいことがあるならば、好きなよーに聞いてみな。まー、答えられるかどーかは内容次第だがよ」
「なんだかんだで話を聞いてくれるのは律儀なもんだ。そいじゃ、ヒーローを生み出すための疑似訓練になるっていう、VRゲームのシステムについて語ってくんないかな?」
ともあれ、話自体は聞いてくれるみたいだし、アタシだって興味津々だ。
VRゲームの仕組みやら何やら、聞けるだけのことは聞いておきたい。アタシの内なる技術魂が疼いちゃう。
「VRゲームにはフィードバックシステムを搭載して、ゲーム内での体験を『体で覚える』ことができるよーにプログラムしてる。現実にヒーローみてーなことはできなくても――」
「ゲームを通じてその素質を身に着けていく……ってことだね。それはそれで大層なシステムなもんだ。でも、現実にその力を使えるようにならないと意味ないよね?」
「そっちの技術も、もちろん確立してあるからな。まー、そこの話はVRゲームとはまた違ってくる。聞きたいならば、また後で聞いてやんよ」
フロスト博士の話を聞く限り、確かにVRゲームによるヒーロー育成計画は確立されているようだ。
フルダイブVRなんて技術を採用したのも、現実世界へのフィードバックを優先した結果ということか。雲の上みたいな話だけど、筋は通っている。
アタシもこういう技術的な話をするのは久しぶりだし、なんだかんだで話も盛り上がっていく。
生理的な苦手な人が相手でも、同じ技術者としての興味は尽きないよね。
「それにしても、そんなに凄いフルダイブVRシステムを作れるなんて、よっぽどの開発環境があってこそでしょ? やっぱ、あのスパコン群があってこそ?」
「あー、そーだな。何より、あのサーバールームにあるスパコンもただのスパコンじゃねーし」
「ただのスパコンじゃない……?」
そうやって話を続けていく中で、アタシも気になるのはこれだけのシステムを作れる開発環境についてだ。
アタシも目にしたスパコンのおかげみたいだけど、フロスト博士が言うにはそれだけで終わらない話らしい。
正直、アタシとしてはあれだけのスパコンがあること自体に驚きなんだけど――
「あのスパコンのマザーAIは『コメットノア』って呼ばれててなー。……星皇カンパニーが所有する、あの星皇社長のデッドコピーみてーなもんだ」
「僕は安道舵大学の学生としてヒーロー制定法に携わってるって、同窓会の時にも言っただろう? 空鳥さんの方こそ、どうしてこんな国の研究機関にいるのさ?」
「星皇カンパニーに勧誘されて、まずは見学からってことで」
「そ、そんなサラッと簡単に言える話なのかい……?」
まさかこんなお国の研究機関で、中学時代の同級生と再会するとは思わなかった。でもまあ、思い出してみればそんな話もしてたか。
現在、国内トップの教育機関でもある安道舵大学に通っている宇神君だけど、ヒーロー制定法にも関係するプロジェクトに参加してるんだった。
フルダイブ型VRゲームによる、ヒーローになるための疑似訓練プログラム。それに関わっているのならば、ここにいるのも当然か。
「宇神君が話してたVRゲームってのも、アタシは興味があるんだよねぇ。そっちの見学ってできる?」
「それでしたら、まずはそちらから行きましょうか。宇神様もご一緒しますか?」
「ぼ、僕はこれからやることがある! 見学なら勝手にやってくれ!」
丁度都合もいいと思って、まずはVRゲームの技術見学をさせてもらおうとすると、宇神君はそそくさとどこかに行ってしまった。
なんだか、アタシのことを避けてるような感じがするのよね。まあ、同窓会で一人だけ浮いてたってのもあるんだろうけど。
ともあれ、VRゲームの見学自体は宇神君がいなくても問題はない。彼はあくまでプロジェクトに携わってるだけで、開発はしてないからね。
フルダイブ型VRなんてまだ世間にも広がってないし、純粋に技術として興味がある。
「こちらが疑似訓練プログラムとなるVRゲームの開発を行っている研究室です。最新型のスパコンを使い、もうじき一般配布もできる予定です」
「はえ~……! スパコンがこんなにたくさんあるサーバールームなんて、アタシも生で見るのは初めてだ……!」
宇神君のことはさておき、アタシは営業マンさんに案内されてまずは一つ目の研究室へと足を踏み入れる。
そこにある機材は凄まじく、何よりとんでもないのはガラスの向こうに見える大量のスパコンが並んだサーバールームだ。
フルダイブVRなんて技術を作るのだから、それ相応の処理システムがあるのは当然か。研究者も熱心にパソコンに向かってるし、リリース間近の最終チェックと見える。
「もうちょっと専門的な話も聞きたいんだけど、そういう話ができそうな人っている?」
「先程の宇神様ならばそれもできたのですが、今この研究室にいる人間は作業が詰まってまして……。誰か代わりの人がいれば良いのですが……」
ただ、これだけではフルダイブVRのシステムなんて分からない。ここまで来ると、その詳細が知りたくなるのが技術者のサガだ。
このVRゲームがどういう形でヒーローとしての疑似訓練になるのとか、ここからどうやってヒーローを生み出していくのか、色々と気になることはいっぱいある。
だけど、それを説明できそうだった宇神君もいないわけだし、はてさてどうしたものか――
「クーカカカ。そのネーちゃんが話に聞ーてた見学者か。説明が必要だってーのなら、俺様がしてやっても構わねーぜ?」
「フ、フロスト主任!? まさか、主任自らがお話ししていただけるとは……!?」
――などと首を傾げていると、アタシ達のもとに一人の男がやって来た。
ボサボサの金髪頭にヨレヨレの白衣を着て、右目には某ドラゴンな漫画の戦闘力測定器みたいなものを着けた出で立ちの外国人。どこか虚ろっぽい目つきだし、なんだかマッドサイエンティストな感じがする。
てか、この人が主任なの? 色々と大丈夫なのかな?
人を見た目で判断したくはないけど、アタシ的にはどうにも危なそうな人に見えて――
「……あれ? あんたってもしかして、フロスト博士? エネルギー工学や軍事工学とかで論文を発表してる、あの?」
「おーおー。若い小娘のくせに、俺様のことを知ってるてーのか。まー、それもそーか。話には聞ーてたけど、あの空鳥夫妻の娘さんだったな」
――そう思ってたけど、アタシはこの人に見覚えがあるし、なんだったその実績も知っている。
星皇社長と同じように業界では有名視され、いくつもの論文で博士号を持つ人物。フルネームをフロスト・エアロ。
アタシも生で会うのは初めてだけど、まさかこの人がヒーロー研究にまで携わっているとは思わなかった。
向こうも向こうでアタシの両親を知ってる辺り、星皇社長と初めて会った時のことを思い出す。
「こちらのフロスト主任は固厳首相が直談判し、このヒーロープロジェクト全体における研究開発の総主任を担ってもらっています。彼からならば、より詳細な話を聞けるでしょう」
「俺様と話ができるだけでもスゲーことなのに、直々に技術解説までしてやるってーんだからな。ありがたく耳を傾けるこった。クーカカカ!」
ただ正直な話、アタシはこの人のことを星皇社長のように尊敬はしていない。
発表した論文についても軍事目的のものがほとんどで、空色の魔女なんかやり始めたアタシにはなおのことそういう技術には嫌悪感がある。
平和な日常を乱す力を生み出す研究ってだけで、どうにも嫌な予感が駆け巡っちゃうのよね。
それとこの人、方々からもガチでマッドサイエンティストと噂される人だ。これまでは噂程度に聞いてたけど、こうしてその言葉と態度を見聞きすると、そんな噂も事実と思えてくる。
――でもまあ、技術自体は確かな人だし、そういう意味では固厳首相にスカウトされて総主任をしてるのも納得か。
「それではすみませんが、こちらでフロスト主任と空鳥様の二人でお話しください。私は少し、上層部に報告してきます」
「あー……この人と二人だけになるのか。まあ、仕方ないね」
専門技術的な話をするならば、営業マンさんが一緒にいる意味もあまりない。
アタシはフロスト博士に連れられて、研究室の奥にあった個室へと二人で入っていく。
技術者として凄いことは知ってるし、アタシもそういう専門的な話は大好物だ。
「クーカカカ。それにしても、ネーちゃんは今、技術職じゃねーみてーだな? せっかくあの営業ヤローがスカウトしてくれたのに、二つ返事でオッケーしねーなんて、何かこーゆー仕事に嫌な思いでもあんのか?」
「そういうプライベートな話は避けて欲しいもんだ。アタシは今の生活に満足してるだけさ」
それでも、どうにもフロスト博士の相手はやり辛い。さっきから間に挟んでくる『クーカカカ』笑いもだけど、なんだか生理的に苦手なタイプだ。
流石はマッドサイエンティストと呼ばれるだけのことはある。固厳首相もよくこんな人を手なずけたもんだ。
「さーて。俺様に聞きたいことがあるならば、好きなよーに聞いてみな。まー、答えられるかどーかは内容次第だがよ」
「なんだかんだで話を聞いてくれるのは律儀なもんだ。そいじゃ、ヒーローを生み出すための疑似訓練になるっていう、VRゲームのシステムについて語ってくんないかな?」
ともあれ、話自体は聞いてくれるみたいだし、アタシだって興味津々だ。
VRゲームの仕組みやら何やら、聞けるだけのことは聞いておきたい。アタシの内なる技術魂が疼いちゃう。
「VRゲームにはフィードバックシステムを搭載して、ゲーム内での体験を『体で覚える』ことができるよーにプログラムしてる。現実にヒーローみてーなことはできなくても――」
「ゲームを通じてその素質を身に着けていく……ってことだね。それはそれで大層なシステムなもんだ。でも、現実にその力を使えるようにならないと意味ないよね?」
「そっちの技術も、もちろん確立してあるからな。まー、そこの話はVRゲームとはまた違ってくる。聞きたいならば、また後で聞いてやんよ」
フロスト博士の話を聞く限り、確かにVRゲームによるヒーロー育成計画は確立されているようだ。
フルダイブVRなんて技術を採用したのも、現実世界へのフィードバックを優先した結果ということか。雲の上みたいな話だけど、筋は通っている。
アタシもこういう技術的な話をするのは久しぶりだし、なんだかんだで話も盛り上がっていく。
生理的な苦手な人が相手でも、同じ技術者としての興味は尽きないよね。
「それにしても、そんなに凄いフルダイブVRシステムを作れるなんて、よっぽどの開発環境があってこそでしょ? やっぱ、あのスパコン群があってこそ?」
「あー、そーだな。何より、あのサーバールームにあるスパコンもただのスパコンじゃねーし」
「ただのスパコンじゃない……?」
そうやって話を続けていく中で、アタシも気になるのはこれだけのシステムを作れる開発環境についてだ。
アタシも目にしたスパコンのおかげみたいだけど、フロスト博士が言うにはそれだけで終わらない話らしい。
正直、アタシとしてはあれだけのスパコンがあること自体に驚きなんだけど――
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