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将軍艦隊編・急
ep342 最後の黒幕をぶちのめすぞ!
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「んうぅ……。戻って来ちゃったか……」
コメットノアが作り出した世界で星皇社長と別れ、アタシの意識も現実世界へと戻って来た。
眼前のサーバーは電源が落ちていき、その機能を完全に停止させようとしている。
アタシに語ってくれた通り、星皇社長はこの空中戦艦ごと、コメットノアを完全に止めてくれている。
「よっと! 外の様子はどうなったかな? もう機銃や大砲の嵐はなくなったかね?」
サーバーに辿り着くためにぶち破った穴から甲板に戻ると、さっきまでの喧騒が嘘のような静けさだ。
コメットノアという制御系統を失ったことで、戦艦の攻撃機能は完全に停止している。飛行自体は続けてるけど、ゆっくりとただ雲の中を漂ってるだけって感じだ。
飛行機能については星皇社長が語ってくれたように、安全面から制御系統を別に割り振ってくれたようだ。本当にあの人らしい。
「これでひとまずはオッケーだけど、まだ全部が終わったわけじゃないんだよね」
コメットノアについては星皇社長のおかげで解決できた。だけど、そもそもの元凶がまだ残っている。
アタシを含むヒーロー達や将軍艦隊を利用し、この空中戦艦を起動させた張本人。まずはそいつから、事の真相を聞き出さないといけない。
「ダハハハ……! まさかコメットノアを言葉で勇気づけ、オレの支配下から逃すとはなァ……!」
「おーおー。黒幕さんも出て来てくださったか。こうなった以上、アタシにも色々と話してくれないとねぇ?」
艦橋の方から姿を見せるのは、さっきまでコメットノアを操っていた固厳首相だ。
ここまで来れば完全に追い詰めた。まだ空の上を漂う戦艦ならば逃げ場なんてない。
今回ばかりは最悪、アタシも実力行使に出る。ここまで大事を起こした真相を聞くため、デバイスロッドを突き出しながら問い詰める。
「まァ、コメットノアの役目については保険みてェなもんだがなァ。ちょいと国民どもに、力を見せつける必要があったてェだけだァ。それができなくなっても、オレの目的は成し遂げられらァ」
「コメットノアが保険? 力を見せつける? 本当に何が目的なのさ?」
「国民に脅威を見せることで、より一層『力への執着』を強めさせることこそがオレの狙いだァ。今ここでコメットノアが止まっちまおうが、力を見せつける手段は別にも用意してあるからなァ」
「……そこまでして力を見せつけることに、何の意味があるのさ?」
固厳首相もようやくその目的の一端を語り始めるも、アタシでは全容が見えてこない。
この国の人々に力を見せつけてどうするつもりさ? ヒーロー制定法は夢を見せるような内容だったよね?
どこかチグハグに感じちゃうけど、ここにも固厳首相なりの意図はあるのだろう。
ぶっ飛ばすのは待っててあげるから、しっかりと教えてほしいもんだ。
「空色の魔女よォ。民主主義国家を動かすためには、何が必要だと思うんだァ?」
「……へ? 急に話題が変わってないかな? まあ、民主主義をするためなら……選挙とか?」
「選挙なんてもんは『国民の声の代弁者』を選ぶ行事にすぎねェ。本当の民主主義ってェのは『代弁者を通さず国民が直接申し立てられる』ことにあるとは思わねェかァ?」
「確かにそれができたら本当の民主主義だろうけど……アタシも政治には詳しくないのよ。そもそも、ここまでの騒動を起こした目的とどう関係するのさ?」
少しずつ固厳首相も語ってくれるけど、なんだか話の内容が逸れ始めてしまう。
いきなり『民主主義ってどう思う?』なんて聞かれても、アタシはそっち方面には疎い。とりあえず、現状は『国民に選ばれた議員や政党が代行する民主主義』ってぐらいの認識しかない。
国民全員が議場に出ちゃったら、多すぎて話にならないからね。本当にそれぐらいの簡単な認識。
でも話を聞いてると、固厳首相は『国民の誰もが政治に介入できる機会』でも作りたい感じかな? それとヒーロー制定法や今回の騒動がどう関係するのかは見えてこないけど。
「オレは『真の民主主義』を実現するため、国民どもが誰でも『ヒーローという力』を手に入れられるようにすることが目的さァ。純粋な個としての力がそのまま国に影響を与え、議会なんて形骸を通さずに民主主義が実現できるようになァ……!」
「なっ……!?」
その目的についても、アタシはようやく話の中で理解できてきた。
要するに、固厳首相はヒーロー制定法で『街を救うヒーロー』を作りたかったわけじゃない。自らの権威アピールとも事情が違う。
――ヒーローという存在を選挙権に置き換え、闘争の中で誰もが機会を持てる民主主義を創ろうとしていた。
「オレが角界から政界に移って思ったのは、実力も何もねェ議員連中が幅を利かせ、民主主義が成り立ってるとは思えねェこの国の現状だったァ。オレが内閣総理大臣になってからも、その現実は変えようがねェほどに腐敗した政界。……そんな時、テメェの――空色の魔女の存在に可能性を見出したのさァ」
「ア、アタシに……?」
「そうだァ。政治に携わるわけでもねェのに、ヒーローという力で周囲の人間に認められる存在……。オレはそこにこそ『国民の誰もが世間を動かせる力』を感じ取ったのさァ」
少しずつ見えていく、固厳首相による計画の全容。
この人にとって、ヒーローは確かに政治の道具だった。ただ、それはアタシが予想していた意味合いとは違う。
「力ってェのは等しく近い者同士の中にあってこそ、そこに意味のある闘争が生まれるってェもんだァ! それは政治の世界でも同じことだァ! 力を持った国民どもが自らの権利として行使し、形骸化した議会だ政界なんてもんを介さなくても、個人が願う形で国を動かしていく姿! それこそがオレの目指す『真の民主主義』ってェことだァ!」
「……つまり、あんたは国民全員がヒーローの超人パワーを手にすることで『殴り合いの民主主義』でも実現したいってこと? そんなのは内戦と変わんないじゃんか?」
「時代に変革をもたらす時、実際に暴力が起こらずとも対立による内戦が起こってるのと変わりねェ! その変革の中で戦い抜いた国民にこそ、この国を導く権利があるとは思わねェかァ!?」
「……無茶苦茶だよ。あんたの理想に少なくともアタシはついて行けないね」
固厳首相が目指すのは、暴力で権利を競う民主主義。そんなもの、アタシからしてみれば民主主義でも何でもない。
空色の魔女にその可能性を見出したらしいけど、お門違いも甚だしい。
アタシのこの力は権利を主張するためではなく、目の前で助けるべき人達を助けるためのものだ。政治の道具じゃない。
戦って争って傷つけあって、そんな主張の先にある民主主義なんて認めたくない。
――ヒーローは政治の道具じゃない。少なくとも、アタシはその信念を曲げる気などない。
「ヒーローの力を政治に利用しようとしたらしいけど、やってることはただ『内戦を起こそうとしてるだけ』ってもんだよ。……もうあんたの無茶苦茶な理想も聞き飽きた。空色の魔女というヒーローとして、固厳首相というヴィランを打ち倒してやんよ……!」
正直、こんな極端な思想をいきなり押し付けられても、アタシにとっては迷惑なだけだ。
この人なりの信念はあるのだろう。独善的に国を支配するのではなく、あくまで人々の権利を強くするためと思えば聞こえはいい。
ただ、そのためにあえて戦いの火種をまき散らすことは、目的と手段の逆転のように聞こえてしまう。
――もう決めた。アタシはここで固厳首相を立ち直れないほどぶん殴る。
いくら元相撲取りであっても、所詮は常人の域を出ない。空色の魔女という超人の力を使い、この戦火を望むヴィランを倒す。
それ以外の選択肢は必要ない。握りしめたデバイスロッドを強く突きつけ、固厳首相へと宣戦布告する。
「……テメェがオレの思想を邪魔するってェなら、こっちも仕方ねェなァ。このオレ自らがテメェをぶちのめし、ヒーローの椅子ごと排除してやるよォ……!」
コメットノアが作り出した世界で星皇社長と別れ、アタシの意識も現実世界へと戻って来た。
眼前のサーバーは電源が落ちていき、その機能を完全に停止させようとしている。
アタシに語ってくれた通り、星皇社長はこの空中戦艦ごと、コメットノアを完全に止めてくれている。
「よっと! 外の様子はどうなったかな? もう機銃や大砲の嵐はなくなったかね?」
サーバーに辿り着くためにぶち破った穴から甲板に戻ると、さっきまでの喧騒が嘘のような静けさだ。
コメットノアという制御系統を失ったことで、戦艦の攻撃機能は完全に停止している。飛行自体は続けてるけど、ゆっくりとただ雲の中を漂ってるだけって感じだ。
飛行機能については星皇社長が語ってくれたように、安全面から制御系統を別に割り振ってくれたようだ。本当にあの人らしい。
「これでひとまずはオッケーだけど、まだ全部が終わったわけじゃないんだよね」
コメットノアについては星皇社長のおかげで解決できた。だけど、そもそもの元凶がまだ残っている。
アタシを含むヒーロー達や将軍艦隊を利用し、この空中戦艦を起動させた張本人。まずはそいつから、事の真相を聞き出さないといけない。
「ダハハハ……! まさかコメットノアを言葉で勇気づけ、オレの支配下から逃すとはなァ……!」
「おーおー。黒幕さんも出て来てくださったか。こうなった以上、アタシにも色々と話してくれないとねぇ?」
艦橋の方から姿を見せるのは、さっきまでコメットノアを操っていた固厳首相だ。
ここまで来れば完全に追い詰めた。まだ空の上を漂う戦艦ならば逃げ場なんてない。
今回ばかりは最悪、アタシも実力行使に出る。ここまで大事を起こした真相を聞くため、デバイスロッドを突き出しながら問い詰める。
「まァ、コメットノアの役目については保険みてェなもんだがなァ。ちょいと国民どもに、力を見せつける必要があったてェだけだァ。それができなくなっても、オレの目的は成し遂げられらァ」
「コメットノアが保険? 力を見せつける? 本当に何が目的なのさ?」
「国民に脅威を見せることで、より一層『力への執着』を強めさせることこそがオレの狙いだァ。今ここでコメットノアが止まっちまおうが、力を見せつける手段は別にも用意してあるからなァ」
「……そこまでして力を見せつけることに、何の意味があるのさ?」
固厳首相もようやくその目的の一端を語り始めるも、アタシでは全容が見えてこない。
この国の人々に力を見せつけてどうするつもりさ? ヒーロー制定法は夢を見せるような内容だったよね?
どこかチグハグに感じちゃうけど、ここにも固厳首相なりの意図はあるのだろう。
ぶっ飛ばすのは待っててあげるから、しっかりと教えてほしいもんだ。
「空色の魔女よォ。民主主義国家を動かすためには、何が必要だと思うんだァ?」
「……へ? 急に話題が変わってないかな? まあ、民主主義をするためなら……選挙とか?」
「選挙なんてもんは『国民の声の代弁者』を選ぶ行事にすぎねェ。本当の民主主義ってェのは『代弁者を通さず国民が直接申し立てられる』ことにあるとは思わねェかァ?」
「確かにそれができたら本当の民主主義だろうけど……アタシも政治には詳しくないのよ。そもそも、ここまでの騒動を起こした目的とどう関係するのさ?」
少しずつ固厳首相も語ってくれるけど、なんだか話の内容が逸れ始めてしまう。
いきなり『民主主義ってどう思う?』なんて聞かれても、アタシはそっち方面には疎い。とりあえず、現状は『国民に選ばれた議員や政党が代行する民主主義』ってぐらいの認識しかない。
国民全員が議場に出ちゃったら、多すぎて話にならないからね。本当にそれぐらいの簡単な認識。
でも話を聞いてると、固厳首相は『国民の誰もが政治に介入できる機会』でも作りたい感じかな? それとヒーロー制定法や今回の騒動がどう関係するのかは見えてこないけど。
「オレは『真の民主主義』を実現するため、国民どもが誰でも『ヒーローという力』を手に入れられるようにすることが目的さァ。純粋な個としての力がそのまま国に影響を与え、議会なんて形骸を通さずに民主主義が実現できるようになァ……!」
「なっ……!?」
その目的についても、アタシはようやく話の中で理解できてきた。
要するに、固厳首相はヒーロー制定法で『街を救うヒーロー』を作りたかったわけじゃない。自らの権威アピールとも事情が違う。
――ヒーローという存在を選挙権に置き換え、闘争の中で誰もが機会を持てる民主主義を創ろうとしていた。
「オレが角界から政界に移って思ったのは、実力も何もねェ議員連中が幅を利かせ、民主主義が成り立ってるとは思えねェこの国の現状だったァ。オレが内閣総理大臣になってからも、その現実は変えようがねェほどに腐敗した政界。……そんな時、テメェの――空色の魔女の存在に可能性を見出したのさァ」
「ア、アタシに……?」
「そうだァ。政治に携わるわけでもねェのに、ヒーローという力で周囲の人間に認められる存在……。オレはそこにこそ『国民の誰もが世間を動かせる力』を感じ取ったのさァ」
少しずつ見えていく、固厳首相による計画の全容。
この人にとって、ヒーローは確かに政治の道具だった。ただ、それはアタシが予想していた意味合いとは違う。
「力ってェのは等しく近い者同士の中にあってこそ、そこに意味のある闘争が生まれるってェもんだァ! それは政治の世界でも同じことだァ! 力を持った国民どもが自らの権利として行使し、形骸化した議会だ政界なんてもんを介さなくても、個人が願う形で国を動かしていく姿! それこそがオレの目指す『真の民主主義』ってェことだァ!」
「……つまり、あんたは国民全員がヒーローの超人パワーを手にすることで『殴り合いの民主主義』でも実現したいってこと? そんなのは内戦と変わんないじゃんか?」
「時代に変革をもたらす時、実際に暴力が起こらずとも対立による内戦が起こってるのと変わりねェ! その変革の中で戦い抜いた国民にこそ、この国を導く権利があるとは思わねェかァ!?」
「……無茶苦茶だよ。あんたの理想に少なくともアタシはついて行けないね」
固厳首相が目指すのは、暴力で権利を競う民主主義。そんなもの、アタシからしてみれば民主主義でも何でもない。
空色の魔女にその可能性を見出したらしいけど、お門違いも甚だしい。
アタシのこの力は権利を主張するためではなく、目の前で助けるべき人達を助けるためのものだ。政治の道具じゃない。
戦って争って傷つけあって、そんな主張の先にある民主主義なんて認めたくない。
――ヒーローは政治の道具じゃない。少なくとも、アタシはその信念を曲げる気などない。
「ヒーローの力を政治に利用しようとしたらしいけど、やってることはただ『内戦を起こそうとしてるだけ』ってもんだよ。……もうあんたの無茶苦茶な理想も聞き飽きた。空色の魔女というヒーローとして、固厳首相というヴィランを打ち倒してやんよ……!」
正直、こんな極端な思想をいきなり押し付けられても、アタシにとっては迷惑なだけだ。
この人なりの信念はあるのだろう。独善的に国を支配するのではなく、あくまで人々の権利を強くするためと思えば聞こえはいい。
ただ、そのためにあえて戦いの火種をまき散らすことは、目的と手段の逆転のように聞こえてしまう。
――もう決めた。アタシはここで固厳首相を立ち直れないほどぶん殴る。
いくら元相撲取りであっても、所詮は常人の域を出ない。空色の魔女という超人の力を使い、この戦火を望むヴィランを倒す。
それ以外の選択肢は必要ない。握りしめたデバイスロッドを強く突きつけ、固厳首相へと宣戦布告する。
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