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ウォリアール新婚旅行編
ep382 旦那を待ってる間にいい店を見つけた!
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「タケゾーは大丈夫なもんかねぇ……。今回は流石の牙島もちょっかいかけないとは思うけどさ……」
タケゾーは牙島と話に向かい、アタシは一時一人でウォリアールの商店街を放浪中。心配にはなるけど、ここはアタシも信じて待つしかない。
いつも甘えちゃうけど、タケゾーは本当に頼りになる。アタシが下手に口を挟む余地などない。
まあ、今回は牙島にも敵意はないわけだし、アタシも余計に不安がるのは止めておこう。
「おっ? ジュエリーショップ? なんだかおもしろそうだね」
そうこうブラブラしていると、一軒の店がアタシの目に留まる。牙島も言ってた通り、この辺りは結婚した人間には興味深い店が盛りだくさんだ。
ジュエリーショップなんて普段は縁がないけど、今のアタシはウォリアール限定のちょいとしたお金持ちだ。カジノで一山当てたおかげで、予算には十分すぎる余裕がある。
「店頭にある宝石だけ見ても、結構高価な品が多いもんだ。だけど、一千万クレジットもあれば手が届くね。……あっ、指輪の作成もやってるんだ」
何より興味を惹かれるのは、店で扱っている宝石を埋め込んだ指輪を作れる点。思えばアタシとタケゾーって、まだ結婚指輪も買ってなかったんだよね。
タケゾーも『いずれは用意する』って言ってくれてたけど、間になんやかんやありすぎたせいでお流れになってたや。これはいい機会かもね。
ウォリアールでの新婚旅行記念として、結婚指輪を購入する。お土産としては申し分ない。
「……よし。この辺りでタケゾーを待ってよう。店の中に入ると分かりづらいし、どのみちタケゾーがいないと指輪は作れないからね」
そんなわけで、アタシは一人店の前に立ちながら旦那様の到着を待つ。次の楽しみが見えてくると、不安を覆えるワクワク感だって出てくる。
壁に背中を預けながら、ウォリアールの街並みでも眺めて待つとしよう。
もしもあまりに時間がかかるようだったら、アタシの方から牙島を探し出して――
「おやおや、これはこれは。あなたは日本よりやって来られた空鳥 隼様ではありませんか?」
「え? 誰? ……って、あんたは確か星皇カンパニーの……?」
――などと待ち人を待っていたら、誰かに声をかけられた。残念ながら待ち人であるタケゾーではない。
ただ、そいつはウォリアール人ではなく、アタシも少し前に顔を見た日本人だ。
かなり胡散臭くてヒョロい外見をしたスーツの中年男。フクロウさんとも揉めてた星皇カンパニーとウォリアールの繋ぎ役だ。
「えーっと……名前は確か、天鐘さんだったっけ?」
「おやおや? ワタシのことをご存じだとは光栄ですね。亡き星皇社長はワタシのことも空鳥様にご紹介してくださったのでしょうか?」
「いや、あんたとフクロウさんが揉めてるところを遠目に拝見しただけさ。……てかさ『亡き星皇社長』なんて言うのはやめてくんない? あの人がどうなったかなんて誰にも分かんないし、勝手に殺さないでほしいんだけど?」
アタシも朧気な記憶を辿りながら、どうにか相手の名前を思い出す。向こうもアタシと目が合うや否や、少し急ぎ足で近づいてくる。
だけど、その態度は凄く気に食わない。星皇カンパニーの社員らしいけど、星皇社長への敬意なんてものが全く感じられない。
こうやって他人に不快感を抱くのは久しぶりだ。度合で言えば鷹広のおっちゃんを思い出す。
「天鐘さん。その小娘が例の血縁者で?」
「だとしたら、今この場でこちらに引き込んで――」
「そう慌てないでください。上層部もまだ出方を伺っている最中ですし、こちらが下手に先走っては後々不都合も生じます」
そんなムカつく天鐘の後ろから、軍服を着たガタイのいい黒人と白人が姿を現わす。見た感じ、ウォリアールにおける天鐘の護衛担当ってところか。
なんだか三人してアタシを見ながら話をしてるけど、一体何の話だろうか? 『血縁者』とか『不都合』とか、どういうことよ?
「……まさかあんた達、空鳥 鷹広の関係者だとか? そういやあいつ、以前に捕らえられてウォリアールに移送されたんだっけ?」
「その点については事実ですが、ワタシどもの話とは別件になります。あの人については空鳥様も心痛でしょうし、深堀する話でもないでしょう。ワタシもあなたとは仲良くしたいものでして」
「……そうかい。まあ、こっちがあの話をしたくないのは事実さ」
丁寧にこちらを気遣いながら言葉を紡ぐ天鐘だけど、やっぱりどこか気に食わない。
アタシに取り入ろうとしてるけど、そういう態度もいけ好かない。てか、アタシみたいな新婚旅行中の女に取り入って何になるんだろか?
もうなんか気疲れしてくる。せっかくいい店を見つけたのに、また気持ちが曇ってくる。
鷹広のおっちゃんの話までぶり返すのは気分がよくない。アタシだってあの人のことはもう忘れたいのにさ。
――ウォリアールでどうなっていようと、アタシはこれ以上関与したくないのが本音だ。
「隼、待たせて悪かったな。……って、そこにいるのは確か……?」
「おや? 待ち合わせしている人がおりましたか。それでは、ワタシはこれにて失礼しましょうか。今回は顔だけでも覚えていただければ満足です」
アタシと天鐘達の間で険悪の空気が流れていると、いいタイミングでタケゾーが戻ってきてくれた。
タケゾーは場の状況に首を傾げているけど、おかげで天鐘との話を遮ることができた。護衛をを引き連れ、そそくさと去っていく。
急にアタシに話しかけてきたと思ったら、何がしたかったんだろうね? 正直、言われなくても顔を覚えるぐらいしかできないや。
「さっきのって、フクロウさんも言ってた天鐘だったか? 星皇カンパニーとウォリアールの繋ぎ役をしてるっていう?」
「うん。だけど、別に何かしたりされたりなんてなかったのよね。アタシに近づいた理由もサッパリさ」
「隼に接触を図って来たのか……。実質将軍艦隊も味方だと思って安心してたが、そうでもなさそうだな。一人で不安にさせてすまなかった」
思わぬ人物との遭遇にアタシも少し狼狽えているのが顔に出てたのか、タケゾーは頭を下げて謝罪してくれる。
別にそこまで謝る必要もないんだけどね。こっちこそ知らぬ間に面倒に巻き込まれて申し訳ない。
「あの人、デザイアガルダのことも少し口にしてたし、なんだか嫌な感じだったんだよね。もしも怒りが限界になってたら、殴り飛ばしてたところだよ」
「おいおい……さっき牙島にも言われただろ? 面倒事は起こすなってさ?」
「だからタケゾーが来て場の空気を乱してくれたのには感謝してるよ。……まっ、あんな人のことは置いておこっか。それより、アタシも立ち寄りたいお店を見つけたんだよね」
「お、おい。そんな急に手を引っ張るなって」
アタシとしてはこの淀んだ空気をスッキリ入れ替えたい。今は新婚旅行タイムなんだから、余計な野暮はお断りだ。
タケゾーの手を引きながら、アタシが向かうはお目当てのジュエリーショップ。さっきまでのことは水に流し、アタシがやりたかったことをやるとしよう。
「このジュエリーショップで、二人の結婚指輪を作らない? 新婚旅行の記念にもなるしさ」
タケゾーは牙島と話に向かい、アタシは一時一人でウォリアールの商店街を放浪中。心配にはなるけど、ここはアタシも信じて待つしかない。
いつも甘えちゃうけど、タケゾーは本当に頼りになる。アタシが下手に口を挟む余地などない。
まあ、今回は牙島にも敵意はないわけだし、アタシも余計に不安がるのは止めておこう。
「おっ? ジュエリーショップ? なんだかおもしろそうだね」
そうこうブラブラしていると、一軒の店がアタシの目に留まる。牙島も言ってた通り、この辺りは結婚した人間には興味深い店が盛りだくさんだ。
ジュエリーショップなんて普段は縁がないけど、今のアタシはウォリアール限定のちょいとしたお金持ちだ。カジノで一山当てたおかげで、予算には十分すぎる余裕がある。
「店頭にある宝石だけ見ても、結構高価な品が多いもんだ。だけど、一千万クレジットもあれば手が届くね。……あっ、指輪の作成もやってるんだ」
何より興味を惹かれるのは、店で扱っている宝石を埋め込んだ指輪を作れる点。思えばアタシとタケゾーって、まだ結婚指輪も買ってなかったんだよね。
タケゾーも『いずれは用意する』って言ってくれてたけど、間になんやかんやありすぎたせいでお流れになってたや。これはいい機会かもね。
ウォリアールでの新婚旅行記念として、結婚指輪を購入する。お土産としては申し分ない。
「……よし。この辺りでタケゾーを待ってよう。店の中に入ると分かりづらいし、どのみちタケゾーがいないと指輪は作れないからね」
そんなわけで、アタシは一人店の前に立ちながら旦那様の到着を待つ。次の楽しみが見えてくると、不安を覆えるワクワク感だって出てくる。
壁に背中を預けながら、ウォリアールの街並みでも眺めて待つとしよう。
もしもあまりに時間がかかるようだったら、アタシの方から牙島を探し出して――
「おやおや、これはこれは。あなたは日本よりやって来られた空鳥 隼様ではありませんか?」
「え? 誰? ……って、あんたは確か星皇カンパニーの……?」
――などと待ち人を待っていたら、誰かに声をかけられた。残念ながら待ち人であるタケゾーではない。
ただ、そいつはウォリアール人ではなく、アタシも少し前に顔を見た日本人だ。
かなり胡散臭くてヒョロい外見をしたスーツの中年男。フクロウさんとも揉めてた星皇カンパニーとウォリアールの繋ぎ役だ。
「えーっと……名前は確か、天鐘さんだったっけ?」
「おやおや? ワタシのことをご存じだとは光栄ですね。亡き星皇社長はワタシのことも空鳥様にご紹介してくださったのでしょうか?」
「いや、あんたとフクロウさんが揉めてるところを遠目に拝見しただけさ。……てかさ『亡き星皇社長』なんて言うのはやめてくんない? あの人がどうなったかなんて誰にも分かんないし、勝手に殺さないでほしいんだけど?」
アタシも朧気な記憶を辿りながら、どうにか相手の名前を思い出す。向こうもアタシと目が合うや否や、少し急ぎ足で近づいてくる。
だけど、その態度は凄く気に食わない。星皇カンパニーの社員らしいけど、星皇社長への敬意なんてものが全く感じられない。
こうやって他人に不快感を抱くのは久しぶりだ。度合で言えば鷹広のおっちゃんを思い出す。
「天鐘さん。その小娘が例の血縁者で?」
「だとしたら、今この場でこちらに引き込んで――」
「そう慌てないでください。上層部もまだ出方を伺っている最中ですし、こちらが下手に先走っては後々不都合も生じます」
そんなムカつく天鐘の後ろから、軍服を着たガタイのいい黒人と白人が姿を現わす。見た感じ、ウォリアールにおける天鐘の護衛担当ってところか。
なんだか三人してアタシを見ながら話をしてるけど、一体何の話だろうか? 『血縁者』とか『不都合』とか、どういうことよ?
「……まさかあんた達、空鳥 鷹広の関係者だとか? そういやあいつ、以前に捕らえられてウォリアールに移送されたんだっけ?」
「その点については事実ですが、ワタシどもの話とは別件になります。あの人については空鳥様も心痛でしょうし、深堀する話でもないでしょう。ワタシもあなたとは仲良くしたいものでして」
「……そうかい。まあ、こっちがあの話をしたくないのは事実さ」
丁寧にこちらを気遣いながら言葉を紡ぐ天鐘だけど、やっぱりどこか気に食わない。
アタシに取り入ろうとしてるけど、そういう態度もいけ好かない。てか、アタシみたいな新婚旅行中の女に取り入って何になるんだろか?
もうなんか気疲れしてくる。せっかくいい店を見つけたのに、また気持ちが曇ってくる。
鷹広のおっちゃんの話までぶり返すのは気分がよくない。アタシだってあの人のことはもう忘れたいのにさ。
――ウォリアールでどうなっていようと、アタシはこれ以上関与したくないのが本音だ。
「隼、待たせて悪かったな。……って、そこにいるのは確か……?」
「おや? 待ち合わせしている人がおりましたか。それでは、ワタシはこれにて失礼しましょうか。今回は顔だけでも覚えていただければ満足です」
アタシと天鐘達の間で険悪の空気が流れていると、いいタイミングでタケゾーが戻ってきてくれた。
タケゾーは場の状況に首を傾げているけど、おかげで天鐘との話を遮ることができた。護衛をを引き連れ、そそくさと去っていく。
急にアタシに話しかけてきたと思ったら、何がしたかったんだろうね? 正直、言われなくても顔を覚えるぐらいしかできないや。
「さっきのって、フクロウさんも言ってた天鐘だったか? 星皇カンパニーとウォリアールの繋ぎ役をしてるっていう?」
「うん。だけど、別に何かしたりされたりなんてなかったのよね。アタシに近づいた理由もサッパリさ」
「隼に接触を図って来たのか……。実質将軍艦隊も味方だと思って安心してたが、そうでもなさそうだな。一人で不安にさせてすまなかった」
思わぬ人物との遭遇にアタシも少し狼狽えているのが顔に出てたのか、タケゾーは頭を下げて謝罪してくれる。
別にそこまで謝る必要もないんだけどね。こっちこそ知らぬ間に面倒に巻き込まれて申し訳ない。
「あの人、デザイアガルダのことも少し口にしてたし、なんだか嫌な感じだったんだよね。もしも怒りが限界になってたら、殴り飛ばしてたところだよ」
「おいおい……さっき牙島にも言われただろ? 面倒事は起こすなってさ?」
「だからタケゾーが来て場の空気を乱してくれたのには感謝してるよ。……まっ、あんな人のことは置いておこっか。それより、アタシも立ち寄りたいお店を見つけたんだよね」
「お、おい。そんな急に手を引っ張るなって」
アタシとしてはこの淀んだ空気をスッキリ入れ替えたい。今は新婚旅行タイムなんだから、余計な野暮はお断りだ。
タケゾーの手を引きながら、アタシが向かうはお目当てのジュエリーショップ。さっきまでのことは水に流し、アタシがやりたかったことをやるとしよう。
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