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♡19話
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前戯と同じく東雲はたっぷりと時間を使って挿入していた。ぐずぐずにとかされた清水は何度絶頂したかわからず、ただ一仕草ごとの快楽を受け止めるのに必死だった。
「はぁっ、ずっと繋がれて気持ちいいね、しみず」
東雲の吐息はどこか女性的に婀娜めいてたおやかさを感じさせるが、その一方で体の動きは雄々しく清水を突いてくる。うっとりと耽美な声音で呼ばれるのに体中に電気が走るほどの暴力的なそれがじゅぷ、と音を出しながら激しく最奥を突いて返事が出来ないでいると、恥骨あたりが当たるほど奥に入れた陰茎がコリ、と前立腺以外の場所を押し潰す。
「ひぁっ、ぁっ、やだそこっ」
「ここ?締まるね、好きなんだ?」
ばちゅっばちゅ、と東雲のもので押される度に前立腺とはまた違う感覚がせりあがってくる。何をしても反応する清水から漂う色香が東雲の鼻腔をくすぐり昂らせた。見つけた敏感なところを緩く突いてやると「ぁあっ、ぁん…っ」とびくびく体を震わせながらよがる清水に荒々しく腰を打ち付けて快楽にがっついていく。
「教えて、気持ちいいとこ、ねっ?」
東雲に触られるところ全てが気持ちいいのに、うまく言葉が紡げない。理性を手放して快楽に身を落としてしまいたくなるのに愛しい人が自身の快楽に顔を歪めてなお自分を優先する姿を見ていたいと思ってしまう
「あぁ、いいって顔してる、そんな顔も可愛いね」
でろでろに心も体も甘やかされて、言葉にできなくても頭の中を覗いているみたいに考えてることを当ててくる東雲が好きで堪らない。そう思えば思うほど、濃い匂いを放ってしまう。自分でもわかるのは東雲の瞳にアルファの本能と理性がせめぎあう光が見えるから。
「きもちい、しののめの、」
ぱくぱくと開き喘ぐだけだった口からようやく出てきた言葉も陳腐でありきたりなセリフになってしまって首を振る。ちがう、気持ちいいけどそれだけじゃない。ぼくは東雲と、
「繋がれてうれしいっ、きもちくて声止まんなっぁ」
清水の声と共に膨らんだ東雲はどくどくと波打って果てながら互いの体液でぐちゃぐちゃになった清水を抱き、奥深くへ精液を届けようとぐりぐり押し付けてくる。
「はぁ、ごめんね清水、足んない」
ずるりと抜いた東雲のものは達したばかりだと言うのに熱を持ち大きくなっている。「ぁ、ぁ、まって、きゅうけい…」と首を振っても既に昂奮している東雲のものは熱い清水の体温の中に落ちていく。もはや快感を押し付けられているようなセックスに頭が白くなる。
「ぁっ、あ、しのっ、」
「うん俺も好き、可愛い清水。離さないよ」
「あっ!ぁっ、んぅ……」
淫靡に蕩ける清水の姿を焼き付けるかのようにじっと見つめる東雲は淫蕩を頬にうかべ下腹部を撫でる。もう限界に近い清水がようやく快楽に伏して乱れる姿にむくむくと性的加虐心が湧き上がってくる。清水の中がうねり果てそうになれば動きを止めて、また落ち着けばゆるゆると肉壁を刺激する。
「も、いきたいっしののめ、」
何度も達して空っぽだというのにまたイきそうになる。とちゅっとちゅっと見つけられた弱い部分をまた突かれると法悦に埋め尽くされた体は受け入れた狂暴な東雲を逃さないように絞り上げる。東雲の先がひときわ強くごりゅ、と突き上げた瞬間に体が果てに向かって蠢きだす。東雲は清水のいい所へ当てたまま動きを止めて、意識の飛びそうな清水を見ている。
「あはっ、俺動いてないのに…やらしいね、清水」
動かない東雲に気持ちよくなる卑猥な自分に頭がおかしくなりそうだった。当たっているだけの東雲をぎゅうぎゅうと締め付けるせいで絶頂に昇りつめていく。もう少しで果てる、あと少しーー
「あぁっやっあぁっ!」
ぱちゅっ、と止まっていた東雲が弱い部分を突き、今までに感じたことの無い電流が背筋を通った瞬間に絶頂を迎えた。
ぴくぴくと射精を伴わず果てた清水は絶頂と共に意識が朦朧として力が抜けていく。とく、とくと清水の中で欲をぶつける東雲の頬に手を伸ばし、「ありがとう、」と振り絞った清水はふつ、と意識を保てず失ってしまった。
「はぁっ、ずっと繋がれて気持ちいいね、しみず」
東雲の吐息はどこか女性的に婀娜めいてたおやかさを感じさせるが、その一方で体の動きは雄々しく清水を突いてくる。うっとりと耽美な声音で呼ばれるのに体中に電気が走るほどの暴力的なそれがじゅぷ、と音を出しながら激しく最奥を突いて返事が出来ないでいると、恥骨あたりが当たるほど奥に入れた陰茎がコリ、と前立腺以外の場所を押し潰す。
「ひぁっ、ぁっ、やだそこっ」
「ここ?締まるね、好きなんだ?」
ばちゅっばちゅ、と東雲のもので押される度に前立腺とはまた違う感覚がせりあがってくる。何をしても反応する清水から漂う色香が東雲の鼻腔をくすぐり昂らせた。見つけた敏感なところを緩く突いてやると「ぁあっ、ぁん…っ」とびくびく体を震わせながらよがる清水に荒々しく腰を打ち付けて快楽にがっついていく。
「教えて、気持ちいいとこ、ねっ?」
東雲に触られるところ全てが気持ちいいのに、うまく言葉が紡げない。理性を手放して快楽に身を落としてしまいたくなるのに愛しい人が自身の快楽に顔を歪めてなお自分を優先する姿を見ていたいと思ってしまう
「あぁ、いいって顔してる、そんな顔も可愛いね」
でろでろに心も体も甘やかされて、言葉にできなくても頭の中を覗いているみたいに考えてることを当ててくる東雲が好きで堪らない。そう思えば思うほど、濃い匂いを放ってしまう。自分でもわかるのは東雲の瞳にアルファの本能と理性がせめぎあう光が見えるから。
「きもちい、しののめの、」
ぱくぱくと開き喘ぐだけだった口からようやく出てきた言葉も陳腐でありきたりなセリフになってしまって首を振る。ちがう、気持ちいいけどそれだけじゃない。ぼくは東雲と、
「繋がれてうれしいっ、きもちくて声止まんなっぁ」
清水の声と共に膨らんだ東雲はどくどくと波打って果てながら互いの体液でぐちゃぐちゃになった清水を抱き、奥深くへ精液を届けようとぐりぐり押し付けてくる。
「はぁ、ごめんね清水、足んない」
ずるりと抜いた東雲のものは達したばかりだと言うのに熱を持ち大きくなっている。「ぁ、ぁ、まって、きゅうけい…」と首を振っても既に昂奮している東雲のものは熱い清水の体温の中に落ちていく。もはや快感を押し付けられているようなセックスに頭が白くなる。
「ぁっ、あ、しのっ、」
「うん俺も好き、可愛い清水。離さないよ」
「あっ!ぁっ、んぅ……」
淫靡に蕩ける清水の姿を焼き付けるかのようにじっと見つめる東雲は淫蕩を頬にうかべ下腹部を撫でる。もう限界に近い清水がようやく快楽に伏して乱れる姿にむくむくと性的加虐心が湧き上がってくる。清水の中がうねり果てそうになれば動きを止めて、また落ち着けばゆるゆると肉壁を刺激する。
「も、いきたいっしののめ、」
何度も達して空っぽだというのにまたイきそうになる。とちゅっとちゅっと見つけられた弱い部分をまた突かれると法悦に埋め尽くされた体は受け入れた狂暴な東雲を逃さないように絞り上げる。東雲の先がひときわ強くごりゅ、と突き上げた瞬間に体が果てに向かって蠢きだす。東雲は清水のいい所へ当てたまま動きを止めて、意識の飛びそうな清水を見ている。
「あはっ、俺動いてないのに…やらしいね、清水」
動かない東雲に気持ちよくなる卑猥な自分に頭がおかしくなりそうだった。当たっているだけの東雲をぎゅうぎゅうと締め付けるせいで絶頂に昇りつめていく。もう少しで果てる、あと少しーー
「あぁっやっあぁっ!」
ぱちゅっ、と止まっていた東雲が弱い部分を突き、今までに感じたことの無い電流が背筋を通った瞬間に絶頂を迎えた。
ぴくぴくと射精を伴わず果てた清水は絶頂と共に意識が朦朧として力が抜けていく。とく、とくと清水の中で欲をぶつける東雲の頬に手を伸ばし、「ありがとう、」と振り絞った清水はふつ、と意識を保てず失ってしまった。
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