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二章 美空ミカエル
この世界に似合わない青春をあなたと
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先輩が死んだって生き返るのは分かってる。
けれど、死んだって痛いはずだ。
痛みは感じるから。
これ以上先輩に痛い思いをして欲しくない。
僕が守れるなら、守りたいんだ。
「先輩!!美空の解呪は!!」
そこには丁度解呪しようとしている先輩がいた。
美空はベッドに横になっている。
少し首だけ動かして、こちらを向いた。
驚いたような顔をしている。
なんだよ、どうせ。
僕が来ることなんて予想通りだったくせに。
「今する所だけど...、急にどうしたの?颯太」
「僕にも手伝わせてください。そいつは僕の兄ですから」
そう言うと、そっか、と先輩は言って、手を繋いだ。
手から先輩の魔力が流れ込んでくる。
その感覚が、なんだか擽ったくて。
それと同時に背筋が震えてしまって。
少し、腰が抜けそうになったけど我慢した。
先輩、魔力操作出来るんだ。
そう思って、当然か、なんて思った。
他人から魔力を分け与えられるってなんだか変な感触で。
きっと、一生慣れる事ないんだろうな、なんて思った。
「颯太は前一緒にしたから分かるよね?呪文、一緒に唱えて」
そう言われて、一言一言一緒に発音する。
僕の解呪をしたことは覚えているんだ。
そうなると、アテネの件だけ別の記憶に置き換わっているみたいだ。
床の魔法陣が光に包まれる。
その光が美空に向かっていき、美空の体を包み込む。
そして、光の粒子が徐々に人型を作っていく。
へぇ、美空も人型なんだ。
双子でこういう所まで似るなんて。
「颯太どうしてこんな所にいるんだよ。邪魔」
美空がそう言ったように聞こえた。
けど、僕は直感的に美空じゃないと分かった。
僕と同じ事が起こっているんでしょ?
ねぇ、美空。
アテネが反射的に僕の体を乗っ取り、バリアを張る。
何をするんだ、と思うと、魔力の塊が直撃する。
バリアに少しヒビが入って、アテネが舌打ちをする。
アテネの本来の実力なら、ヒビなしで防げたんだろう。
「やるじゃん。一応俺の弟だもんな。これくらい出来ないと。というか、ほんと、俺ら逆なら良かったのに」
目の前に現れたのは黒髪を肩まで伸ばした美空のような呪い。
瞳はアテネと似たような物で、頭に音符を模った譜面のような輪が浮いている。
背中には、天使の翼のようなものが、これまた五線譜で描かれていて。
音符が奇妙に浮いている。
けれど、死んだって痛いはずだ。
痛みは感じるから。
これ以上先輩に痛い思いをして欲しくない。
僕が守れるなら、守りたいんだ。
「先輩!!美空の解呪は!!」
そこには丁度解呪しようとしている先輩がいた。
美空はベッドに横になっている。
少し首だけ動かして、こちらを向いた。
驚いたような顔をしている。
なんだよ、どうせ。
僕が来ることなんて予想通りだったくせに。
「今する所だけど...、急にどうしたの?颯太」
「僕にも手伝わせてください。そいつは僕の兄ですから」
そう言うと、そっか、と先輩は言って、手を繋いだ。
手から先輩の魔力が流れ込んでくる。
その感覚が、なんだか擽ったくて。
それと同時に背筋が震えてしまって。
少し、腰が抜けそうになったけど我慢した。
先輩、魔力操作出来るんだ。
そう思って、当然か、なんて思った。
他人から魔力を分け与えられるってなんだか変な感触で。
きっと、一生慣れる事ないんだろうな、なんて思った。
「颯太は前一緒にしたから分かるよね?呪文、一緒に唱えて」
そう言われて、一言一言一緒に発音する。
僕の解呪をしたことは覚えているんだ。
そうなると、アテネの件だけ別の記憶に置き換わっているみたいだ。
床の魔法陣が光に包まれる。
その光が美空に向かっていき、美空の体を包み込む。
そして、光の粒子が徐々に人型を作っていく。
へぇ、美空も人型なんだ。
双子でこういう所まで似るなんて。
「颯太どうしてこんな所にいるんだよ。邪魔」
美空がそう言ったように聞こえた。
けど、僕は直感的に美空じゃないと分かった。
僕と同じ事が起こっているんでしょ?
ねぇ、美空。
アテネが反射的に僕の体を乗っ取り、バリアを張る。
何をするんだ、と思うと、魔力の塊が直撃する。
バリアに少しヒビが入って、アテネが舌打ちをする。
アテネの本来の実力なら、ヒビなしで防げたんだろう。
「やるじゃん。一応俺の弟だもんな。これくらい出来ないと。というか、ほんと、俺ら逆なら良かったのに」
目の前に現れたのは黒髪を肩まで伸ばした美空のような呪い。
瞳はアテネと似たような物で、頭に音符を模った譜面のような輪が浮いている。
背中には、天使の翼のようなものが、これまた五線譜で描かれていて。
音符が奇妙に浮いている。
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