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二章 美空ミカエル
どんなに醜くてもそれが人間だ
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醜くて何が悪い。
みっともなく縋って何が悪い。
ここは剣の見せる幻覚だ。
本当の先輩はここにいない。
それでも、僕以外に先輩に縋るものは許さない。
そんなもの達は容赦なく切り捨てる。
全員無に帰せば良い。
そんな事を理解しながら斬る。
人の形をしているんだから、少しは罪悪感を抱いても良いはずなのに、僕と先輩の恋路を邪魔する奴らだと思うと自然と処理出来た。
寧ろ笑いながら殺せる。
これが異常者って奴なのかな。
それとも恋は盲目ってやつ?
わかんないな。
ただ、他人から見たらきっと糞みたいな感情なんだろうな。
身勝手で、自己中心的で、相手のことなんて何も考えてない。
違うけど。
好きすぎるからここまで狂っちゃったんだけど。
きっとそんなの僕にしかわからない。
僕だけの感情だ。
あぁ、楽しいな。
ここで少し回って、剣を振り回す。
ゴミ処理なんて、初めてやった。
僕と先輩の恋路を邪魔する奴は全員死んで仕舞えば良い。
まるで踊るような気持ちだ。
軽やかにステップを踏んで、走る。
血飛沫、生暖かな空間。
異様な熱気に包まれた空間。
血を踏んで滑ってしまわないように気をつけながら。
軽やかにステップを踏む。
誰にも見られないような舞を踊る。
死体の山を築くこの行為は、勇者のする行為とは思えなかった。
まるで魔王のようだ。
魔王と勇者なんてものはある意味表裏一体なのかもしれない。
どちらだって片方の種族を皆殺しにして死体の山を築いている。
道徳もクソもない。
ただただ最低だ。
目の前にアテネが現れる。
ふわり、と。
先輩を抱きしめて、こちらを見つめる。
何か言う前に切り刻む。
死体に剣を突き刺し、何度も滅多刺しにする。
ただただ不快だ。
こいつの顔を見るだけで吐き気がする。
大嫌いだ。
死んでしまえばいい。
「死ね...!!死ねよ!!お前がいる所為で僕はずっと先輩の一番になれないんだ!!何でだよ!!僕が一番先輩の事を愛しているのに...」
アテネに届くわけないのは分かっているけど、刺さずにはいられなかった。
アテネの代わりだと思って、全部の感情を込めて刺し殺す。
これで治れば良いのに。
未だに僕の中に存在する憎悪は治る気配を見せない。
むしろ増幅していく一方で。
自分の中の負の感情を全て込めた。
全部全部込めたって終わらないけど。
僕は先輩を愛している。
今の僕の心情を纏めればそれで終わる。
それほど愛しているんだ。
信仰心のようなものでもない。
そんな綺麗なものでもない。
誰にも渡したくない程に。
誰かに渡すくらいならこの手で。
そう思うくらいに。
みっともなく縋って何が悪い。
ここは剣の見せる幻覚だ。
本当の先輩はここにいない。
それでも、僕以外に先輩に縋るものは許さない。
そんなもの達は容赦なく切り捨てる。
全員無に帰せば良い。
そんな事を理解しながら斬る。
人の形をしているんだから、少しは罪悪感を抱いても良いはずなのに、僕と先輩の恋路を邪魔する奴らだと思うと自然と処理出来た。
寧ろ笑いながら殺せる。
これが異常者って奴なのかな。
それとも恋は盲目ってやつ?
わかんないな。
ただ、他人から見たらきっと糞みたいな感情なんだろうな。
身勝手で、自己中心的で、相手のことなんて何も考えてない。
違うけど。
好きすぎるからここまで狂っちゃったんだけど。
きっとそんなの僕にしかわからない。
僕だけの感情だ。
あぁ、楽しいな。
ここで少し回って、剣を振り回す。
ゴミ処理なんて、初めてやった。
僕と先輩の恋路を邪魔する奴は全員死んで仕舞えば良い。
まるで踊るような気持ちだ。
軽やかにステップを踏んで、走る。
血飛沫、生暖かな空間。
異様な熱気に包まれた空間。
血を踏んで滑ってしまわないように気をつけながら。
軽やかにステップを踏む。
誰にも見られないような舞を踊る。
死体の山を築くこの行為は、勇者のする行為とは思えなかった。
まるで魔王のようだ。
魔王と勇者なんてものはある意味表裏一体なのかもしれない。
どちらだって片方の種族を皆殺しにして死体の山を築いている。
道徳もクソもない。
ただただ最低だ。
目の前にアテネが現れる。
ふわり、と。
先輩を抱きしめて、こちらを見つめる。
何か言う前に切り刻む。
死体に剣を突き刺し、何度も滅多刺しにする。
ただただ不快だ。
こいつの顔を見るだけで吐き気がする。
大嫌いだ。
死んでしまえばいい。
「死ね...!!死ねよ!!お前がいる所為で僕はずっと先輩の一番になれないんだ!!何でだよ!!僕が一番先輩の事を愛しているのに...」
アテネに届くわけないのは分かっているけど、刺さずにはいられなかった。
アテネの代わりだと思って、全部の感情を込めて刺し殺す。
これで治れば良いのに。
未だに僕の中に存在する憎悪は治る気配を見せない。
むしろ増幅していく一方で。
自分の中の負の感情を全て込めた。
全部全部込めたって終わらないけど。
僕は先輩を愛している。
今の僕の心情を纏めればそれで終わる。
それほど愛しているんだ。
信仰心のようなものでもない。
そんな綺麗なものでもない。
誰にも渡したくない程に。
誰かに渡すくらいならこの手で。
そう思うくらいに。
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