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二章 美空ミカエル
愛を叫べ
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ミカエルの頬に触れて、それを拭う。
絞り出すような声で僕にそう言って縋る。
でも、僕の事を突き放そうとしている。
あぁ、すごく愛おしい。
僕への愛が深く感じられて、そんな思いになる。
だって僕は美空もミカエルも好きだから。
本当は誰にも消えてほしくない。
ずっとこのままでいてほしい。
でも、世の中そう上手くいかないのは知っているから。
このまま離れたくないよ。
僕だって一緒にいたいよ。
でも、それを言葉に出しちゃったらそれは。
ミカエルの思いを踏み躙ることになるじゃないか。
そんな最低なことはしたくないよ。
「すれば良いじゃないか!お前はそういう人間だろ!だってお前は...」
幼い僕が叫ぶ。
でも、聞かないことにする。
記憶がなんだ。
幼い頃の僕がなんだ。
僕は僕だ!
「だから俺みたいな過去の亡霊に隙なんて言わないで、今をずっと見てよ。未来をずっと進んで、生きて生きて幸せになれ!過去の傷なんて舐め続けるな!」
そう言って笑って、僕に腕を突き出す。
その手に僕は手を突き合わせた。
ミカエルはニコリと笑うと、じゃあな、愛してるよ、なんて。
僕にしか聞き取れない大きさで呟いた。
光がミカエルの体から溢れる。
その欠片を必死に集める。
僕の初恋の欠片。
僕の思いを叫ぶ。
「僕だって愛してるよ!今の美空も過去であるミカエルも!何度だって好きになる!一生前を向いて生きてやる!何度でも僕は前を向いて、絶対に絶望なんてしないよ!」
気がついたらそう叫んでいた。
聞こえようが聞こえなかろうが構わないさ。
「僕の運命だって受け入れて、絶対立ち直ってやる!悲しいことがあったって乗り越えてみせるよ!だから、だから。ずっと見守ってろよ!あの世ってものがあるなら僕を見てろよ!他なんて見るな!ずっと僕を刻んでろ!ミカエルの地獄に存在するのは僕だけで良いんだから!」
泣き叫びながらそうミカエルに叫ぶ。
聞いてなくたって構わない。
これは僕なりの鎮魂歌。
ミカエルに捧げる最後の愛言葉。
そんな僕にミカエルは笑って、
「約束な!ずっと見守っててやるからそれだけは忘れるなよ!」
最上級の笑顔で返してくれた。
絞り出すような声で僕にそう言って縋る。
でも、僕の事を突き放そうとしている。
あぁ、すごく愛おしい。
僕への愛が深く感じられて、そんな思いになる。
だって僕は美空もミカエルも好きだから。
本当は誰にも消えてほしくない。
ずっとこのままでいてほしい。
でも、世の中そう上手くいかないのは知っているから。
このまま離れたくないよ。
僕だって一緒にいたいよ。
でも、それを言葉に出しちゃったらそれは。
ミカエルの思いを踏み躙ることになるじゃないか。
そんな最低なことはしたくないよ。
「すれば良いじゃないか!お前はそういう人間だろ!だってお前は...」
幼い僕が叫ぶ。
でも、聞かないことにする。
記憶がなんだ。
幼い頃の僕がなんだ。
僕は僕だ!
「だから俺みたいな過去の亡霊に隙なんて言わないで、今をずっと見てよ。未来をずっと進んで、生きて生きて幸せになれ!過去の傷なんて舐め続けるな!」
そう言って笑って、僕に腕を突き出す。
その手に僕は手を突き合わせた。
ミカエルはニコリと笑うと、じゃあな、愛してるよ、なんて。
僕にしか聞き取れない大きさで呟いた。
光がミカエルの体から溢れる。
その欠片を必死に集める。
僕の初恋の欠片。
僕の思いを叫ぶ。
「僕だって愛してるよ!今の美空も過去であるミカエルも!何度だって好きになる!一生前を向いて生きてやる!何度でも僕は前を向いて、絶対に絶望なんてしないよ!」
気がついたらそう叫んでいた。
聞こえようが聞こえなかろうが構わないさ。
「僕の運命だって受け入れて、絶対立ち直ってやる!悲しいことがあったって乗り越えてみせるよ!だから、だから。ずっと見守ってろよ!あの世ってものがあるなら僕を見てろよ!他なんて見るな!ずっと僕を刻んでろ!ミカエルの地獄に存在するのは僕だけで良いんだから!」
泣き叫びながらそうミカエルに叫ぶ。
聞いてなくたって構わない。
これは僕なりの鎮魂歌。
ミカエルに捧げる最後の愛言葉。
そんな僕にミカエルは笑って、
「約束な!ずっと見守っててやるからそれだけは忘れるなよ!」
最上級の笑顔で返してくれた。
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