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四章 雪闇ブラッド
第八話
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だってムカつくのに勝てないから。
理久は最強だ。
神様が最強の魔王を考えました!と笑顔で言うくらい。
持っている能力も、呪いも。
きっと同じ能力が人間側に生まれていたら、勇者と持て囃されていただろうに。
魔族側か、人類側かでこんなに違いが出るんだから。
「…、凪の眠り深くしたから起きないよー…、てかなんでこの部屋にいるのさ。帰ったら?」
「一緒の部屋で寝る許可もらったから。だからここが僕の部屋。帰るならこの部屋帰ることになるの」
もし、こいつが普通の人間だったら五十五回くらい殺してた。
てか五十五回なんてまだ軽いほうか。
殺意をマシマシに込めた目で見つめても意に介していない。
まったく気にしてない。
むしろこちらを余計に挑発してくる始末だ。
「あ、そうそう。ヘタレなお前らに教えてやるけどさ…、キス、しちゃったんだよね。凪と」
まぁ、凄いキスは最初、取られちゃったけど、なんて言う。
おい、そんなこと俺らにいうのかよ。
闇奈が反応する。
「す、凄いキスってなんやそれ…」
「ん…、ベロチュー。俗に言うディープキス」
闇奈がそれを聞いた瞬間に倒れた。
可哀そうに。
灰に成りかけている。
精神的にダメージを受けすぎると吸血鬼というのは死にかけるものなのだ。
余程ショックだったのだろう。
まぁ、俺もだけど。
なんとか平然とした様子を保っているだけだ。
本当はこいつを殴りたい。
こいつ絶対調子乗ってる。
「…、その…、あれはしてないんだよね…?」
そう聞くと、途端に真顔になって、
「それは嫁になって貰ってからするから。責任取れないうちにするわけないだろ。勘違いしてコウノトリが赤ちゃん運んで来たらどうするんだよ」
僕、きちんとした家庭作りたいから、と理久は言った。
急にまじめな話になったな。
その心掛けは素晴らしい。
そうなんだけど。
そうなんだけど!!
そもそも男同士だと子供は作れないって事を知らないんだ。
コウノトリは子供なんて運ばねーよと思った。
そんなもん運んで来たらまずどこから運んできたのか怖いじゃねぇか。
絶対どっかから盗んできてるだろ。
まぁ、この時代、このくらいピュアな方が良いだろ、と思ったので教えないようにした。
余計な知識つけられてもめんどくさいだけだし。
「ん…♡凪の口美味しい…。もっと食べたくなる…♡」
気が付いたら、闇奈に先を越されていた。
いつの間にか灰から復活していたみたいだ。
おい、手が早すぎんだろ!!
もう少し順序っていうか、お前が夜這いしてるじゃねぇか!!
口に必死に吸い付いて、唾液を一滴残らずに飲もうとしている。
変態的な行為で、少し引いた。
「闇奈止まれ!止まるんだ!吸血鬼がそういう種族だと思われたらどうすんの!!」
「嫌や…。他に取られたなら…、それならいっそ…、僕が全部食べるんや…」
だめだ。
もう、これはだめだ。
発言も行動も全部そう成りかけてる。
吸血鬼が誇り高い種族というイメージから転落しかけてる。
そもそも吸血鬼は元々人の精気を喰らって生きて来た。
そういう歴史もあるけれど。
その過程で血液を知ったわけで。
血液を摂取するのが一番効率が良いから今までそうして来たけど。
理久は最強だ。
神様が最強の魔王を考えました!と笑顔で言うくらい。
持っている能力も、呪いも。
きっと同じ能力が人間側に生まれていたら、勇者と持て囃されていただろうに。
魔族側か、人類側かでこんなに違いが出るんだから。
「…、凪の眠り深くしたから起きないよー…、てかなんでこの部屋にいるのさ。帰ったら?」
「一緒の部屋で寝る許可もらったから。だからここが僕の部屋。帰るならこの部屋帰ることになるの」
もし、こいつが普通の人間だったら五十五回くらい殺してた。
てか五十五回なんてまだ軽いほうか。
殺意をマシマシに込めた目で見つめても意に介していない。
まったく気にしてない。
むしろこちらを余計に挑発してくる始末だ。
「あ、そうそう。ヘタレなお前らに教えてやるけどさ…、キス、しちゃったんだよね。凪と」
まぁ、凄いキスは最初、取られちゃったけど、なんて言う。
おい、そんなこと俺らにいうのかよ。
闇奈が反応する。
「す、凄いキスってなんやそれ…」
「ん…、ベロチュー。俗に言うディープキス」
闇奈がそれを聞いた瞬間に倒れた。
可哀そうに。
灰に成りかけている。
精神的にダメージを受けすぎると吸血鬼というのは死にかけるものなのだ。
余程ショックだったのだろう。
まぁ、俺もだけど。
なんとか平然とした様子を保っているだけだ。
本当はこいつを殴りたい。
こいつ絶対調子乗ってる。
「…、その…、あれはしてないんだよね…?」
そう聞くと、途端に真顔になって、
「それは嫁になって貰ってからするから。責任取れないうちにするわけないだろ。勘違いしてコウノトリが赤ちゃん運んで来たらどうするんだよ」
僕、きちんとした家庭作りたいから、と理久は言った。
急にまじめな話になったな。
その心掛けは素晴らしい。
そうなんだけど。
そうなんだけど!!
そもそも男同士だと子供は作れないって事を知らないんだ。
コウノトリは子供なんて運ばねーよと思った。
そんなもん運んで来たらまずどこから運んできたのか怖いじゃねぇか。
絶対どっかから盗んできてるだろ。
まぁ、この時代、このくらいピュアな方が良いだろ、と思ったので教えないようにした。
余計な知識つけられてもめんどくさいだけだし。
「ん…♡凪の口美味しい…。もっと食べたくなる…♡」
気が付いたら、闇奈に先を越されていた。
いつの間にか灰から復活していたみたいだ。
おい、手が早すぎんだろ!!
もう少し順序っていうか、お前が夜這いしてるじゃねぇか!!
口に必死に吸い付いて、唾液を一滴残らずに飲もうとしている。
変態的な行為で、少し引いた。
「闇奈止まれ!止まるんだ!吸血鬼がそういう種族だと思われたらどうすんの!!」
「嫌や…。他に取られたなら…、それならいっそ…、僕が全部食べるんや…」
だめだ。
もう、これはだめだ。
発言も行動も全部そう成りかけてる。
吸血鬼が誇り高い種族というイメージから転落しかけてる。
そもそも吸血鬼は元々人の精気を喰らって生きて来た。
そういう歴史もあるけれど。
その過程で血液を知ったわけで。
血液を摂取するのが一番効率が良いから今までそうして来たけど。
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