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四章 雪闇ブラッド
煌びやかな施設
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ただ、きっと探すんだろうなと言う事だけはなんとなくわかるのだ。
とりあえず、今は遊びにきているんだから。
そのことに集中しよう。
そんな事を考えながら、施設の扉を開ける。
ガラガラの施設の扉は重厚感のある木製の扉で。
黒塗りの扉に金の丸い取ってがついたドア。
それを開くと綺麗な施設へ。
棚には下に金具のついた靴が所狭しと並べられている。
色とりどりの靴。
カラフルに彩られて、色んな形をしている。
共通点は下に細長い金具が付いているところ。
まるで普段履いている靴のようなデザインだったり。
はたまたシンデレラが履くような美しいハイヒールのようなデザインだったり。
様々な種類があった。
奥には扉がもう一枚あって、手前に受付のカウンターがあった。
奥の扉はガラスの周囲を鉄で囲んだもので。
奥には美しい白銀の世界が広まっていた。
でも、それも所々についた霜に阻まれて細かくは見れない。
他にも自販機や食堂なんかもある。
そのどれもがひっそりと息を潜めて立っている。
学校にあるような食堂ではなく。
お洒落なレストランのような。
近づいてみると、ピアノとバイオリンの音が聞こえる。
クラッシックが流れているようだ。
演奏中だろうか。
天板が丸くカットされた茶塗りのテーブルがいくつも並び。
ふかふかのロココ模様の椅子がテーブルを囲むように設置されている。
テーブルには白い布がかけられており。
床にはレッドカーペットが敷かれていた。
照明がほのかに照らす場所。
ここは食堂というよりもレストランと言うべきかもしれない。
真っ白な照明に照らされた施設がそこにあった。
キラキラと輝く床。
確か大理石とかいう物質だろうか。
照明が照らす美しい施設。
見たことない。
あぁでも。
綺麗すぎてなんか怖いな。
灰色に彩られた世界から出てきた僕にとっては。
こんなに色とりどりの世界に触れたら少し怖いや。
そんな僕の思いを感じ取ったのか、雫は僕の手を握って、
「大丈夫だよ。怖くない。海はもっと色とりどりなんだから。今度連れてってあげる」
なんて笑う。
心配なんてしなくて良いだよ、と。
「なんならずっと海の世界に連れてってあげようか」
なんて冗談めかしていう雫に、ははは、なんて返した。
「あそこで受付して、奥のスケート場に入るんです」
美空がそう笑顔で言う。
「そうそう、あの棚に飾っている靴がなきゃ滑れないので、レンタル手続きも忘れずに」
凪先輩の分は俺が出しますよ?
美空がそういうけれど、それは他の人にも悪いので。
「大丈夫。こう見えて僕結構お金持ってるからさ」
と言って断った。
そうですか、と少し悲しげな顔をした美空。
「凪先輩のお役に少しでも立ちたいなって思って...」
そういう美空に少し心が痛む。
だけど、先輩が後輩に奢るならまだしも、後輩に奢られるのは。
「それに、僕の方がここに関しては先輩ですし...」
た、確かにそうだけど。
でも、僕の方が先輩だし。
とりあえず、今は遊びにきているんだから。
そのことに集中しよう。
そんな事を考えながら、施設の扉を開ける。
ガラガラの施設の扉は重厚感のある木製の扉で。
黒塗りの扉に金の丸い取ってがついたドア。
それを開くと綺麗な施設へ。
棚には下に金具のついた靴が所狭しと並べられている。
色とりどりの靴。
カラフルに彩られて、色んな形をしている。
共通点は下に細長い金具が付いているところ。
まるで普段履いている靴のようなデザインだったり。
はたまたシンデレラが履くような美しいハイヒールのようなデザインだったり。
様々な種類があった。
奥には扉がもう一枚あって、手前に受付のカウンターがあった。
奥の扉はガラスの周囲を鉄で囲んだもので。
奥には美しい白銀の世界が広まっていた。
でも、それも所々についた霜に阻まれて細かくは見れない。
他にも自販機や食堂なんかもある。
そのどれもがひっそりと息を潜めて立っている。
学校にあるような食堂ではなく。
お洒落なレストランのような。
近づいてみると、ピアノとバイオリンの音が聞こえる。
クラッシックが流れているようだ。
演奏中だろうか。
天板が丸くカットされた茶塗りのテーブルがいくつも並び。
ふかふかのロココ模様の椅子がテーブルを囲むように設置されている。
テーブルには白い布がかけられており。
床にはレッドカーペットが敷かれていた。
照明がほのかに照らす場所。
ここは食堂というよりもレストランと言うべきかもしれない。
真っ白な照明に照らされた施設がそこにあった。
キラキラと輝く床。
確か大理石とかいう物質だろうか。
照明が照らす美しい施設。
見たことない。
あぁでも。
綺麗すぎてなんか怖いな。
灰色に彩られた世界から出てきた僕にとっては。
こんなに色とりどりの世界に触れたら少し怖いや。
そんな僕の思いを感じ取ったのか、雫は僕の手を握って、
「大丈夫だよ。怖くない。海はもっと色とりどりなんだから。今度連れてってあげる」
なんて笑う。
心配なんてしなくて良いだよ、と。
「なんならずっと海の世界に連れてってあげようか」
なんて冗談めかしていう雫に、ははは、なんて返した。
「あそこで受付して、奥のスケート場に入るんです」
美空がそう笑顔で言う。
「そうそう、あの棚に飾っている靴がなきゃ滑れないので、レンタル手続きも忘れずに」
凪先輩の分は俺が出しますよ?
美空がそういうけれど、それは他の人にも悪いので。
「大丈夫。こう見えて僕結構お金持ってるからさ」
と言って断った。
そうですか、と少し悲しげな顔をした美空。
「凪先輩のお役に少しでも立ちたいなって思って...」
そういう美空に少し心が痛む。
だけど、先輩が後輩に奢るならまだしも、後輩に奢られるのは。
「それに、僕の方がここに関しては先輩ですし...」
た、確かにそうだけど。
でも、僕の方が先輩だし。
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