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四章 雪闇ブラッド
二人の喧嘩はいつも
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きっと、これから先も何度も思うんだろうなと思ったけど。
なんて事を思いながら。
撫でてあげると嬉しそうな顔をする。
ぐるるる、とどこか獣のような声を出しながら。
撫でる手を止めるともっと撫でてと言いたげに僕の手を掴む。
だから再び撫でてしまうのだ。
するとこほん、と声が聞こえた。
声の主は美空だ。
「美空どうしたの?咳払いして。もしかして風邪?家に帰って休んだ方が良いんじゃない?」
理久がそうニヤニヤしながら揶揄う。
僕らを見ながらしばらくゴホン、とし、
「二人だけの世界に入らないでもらっても?少なくとも今は俺の時間のはずなんですけど…。…、俺だって、凪先輩と過ごしたいですよ」
美空がそう言う。
理久に向かってジトっとした瞳を向けながら。
すると理久は、
「別に良いじゃんかー。いっぱい一緒にいたんだから。僕だって一緒にいたいんだけど」
そう理久が言うと、
「こんなんじゃ足りないです」
と美空が返す。
少し、理久はイライラしてきたみたいだ。
少しだけ空気がピリついてる。
美空は無言で理久を見つめている。
理久は叫んだ。
「良いじゃん!!てかそもそも美空は五歳の頃からずっと一緒にいたくせに!!僕なんてつい最近やっと一緒にっ!!」
そう理久が叫んで、美空に言葉で噛みついた。
「やっと一緒に入れたんだから…。邪魔しないでよ」
そう蚊がなくような声で呟いた。
すると美空は、
「だったらお前もいれば良かったじゃないか。傷つけて勝手に離れて。その癖被害者面だなんて」
まるで見下すような瞳でそう言った。
そう美空が言うと、理久は黙ってしまった。
何も言わなくなってしまったのだ。
反論の言葉が見つからないとでも言いたげな。
何か言おうと口を開くが、うまく言葉を紡げずにいるようで。
口を再び閉じる。
視線を逸らして、片腕を掴んでいた。
段々と顔をしたに向けて俯いていく。
そんな理久の姿を見て、流石に言いすぎたと思ったのか。
美空は理久に何か言おうとしたけれど。
だけどダメだとでも言いたげな顔をして。
頭を振って、
「あなたは…。あんたはいくらでもチャンスがあった。凪先輩といれるチャンスだって、なんだって。けれどそれに手を伸ばさなかったのは完全にお前の判断でしょう?...、行きましょう?凪先輩」
それだけ言って僕に手を伸ばした。
理久に対しては一切視線を寄越さずに。
美空は僕に向かって手を伸ばす。
理久は何も言わない。
このまま美空の手をとって良いのかわからない。
その時、理久の背後に時計が現れた気がした。
カチッと言う音が鳴って、短針が動いたような。
それが何だか嫌で。
酷く怖い思い出があったような。
まるでトラウマを刺激されたような。
そんな気がしたから。
気がついたら美空を突き飛ばして、美空のいた所に僕が立つ。
位置を入れ替えた。
このままじゃ美空が危険な気がして。
なんて事を思いながら。
撫でてあげると嬉しそうな顔をする。
ぐるるる、とどこか獣のような声を出しながら。
撫でる手を止めるともっと撫でてと言いたげに僕の手を掴む。
だから再び撫でてしまうのだ。
するとこほん、と声が聞こえた。
声の主は美空だ。
「美空どうしたの?咳払いして。もしかして風邪?家に帰って休んだ方が良いんじゃない?」
理久がそうニヤニヤしながら揶揄う。
僕らを見ながらしばらくゴホン、とし、
「二人だけの世界に入らないでもらっても?少なくとも今は俺の時間のはずなんですけど…。…、俺だって、凪先輩と過ごしたいですよ」
美空がそう言う。
理久に向かってジトっとした瞳を向けながら。
すると理久は、
「別に良いじゃんかー。いっぱい一緒にいたんだから。僕だって一緒にいたいんだけど」
そう理久が言うと、
「こんなんじゃ足りないです」
と美空が返す。
少し、理久はイライラしてきたみたいだ。
少しだけ空気がピリついてる。
美空は無言で理久を見つめている。
理久は叫んだ。
「良いじゃん!!てかそもそも美空は五歳の頃からずっと一緒にいたくせに!!僕なんてつい最近やっと一緒にっ!!」
そう理久が叫んで、美空に言葉で噛みついた。
「やっと一緒に入れたんだから…。邪魔しないでよ」
そう蚊がなくような声で呟いた。
すると美空は、
「だったらお前もいれば良かったじゃないか。傷つけて勝手に離れて。その癖被害者面だなんて」
まるで見下すような瞳でそう言った。
そう美空が言うと、理久は黙ってしまった。
何も言わなくなってしまったのだ。
反論の言葉が見つからないとでも言いたげな。
何か言おうと口を開くが、うまく言葉を紡げずにいるようで。
口を再び閉じる。
視線を逸らして、片腕を掴んでいた。
段々と顔をしたに向けて俯いていく。
そんな理久の姿を見て、流石に言いすぎたと思ったのか。
美空は理久に何か言おうとしたけれど。
だけどダメだとでも言いたげな顔をして。
頭を振って、
「あなたは…。あんたはいくらでもチャンスがあった。凪先輩といれるチャンスだって、なんだって。けれどそれに手を伸ばさなかったのは完全にお前の判断でしょう?...、行きましょう?凪先輩」
それだけ言って僕に手を伸ばした。
理久に対しては一切視線を寄越さずに。
美空は僕に向かって手を伸ばす。
理久は何も言わない。
このまま美空の手をとって良いのかわからない。
その時、理久の背後に時計が現れた気がした。
カチッと言う音が鳴って、短針が動いたような。
それが何だか嫌で。
酷く怖い思い出があったような。
まるでトラウマを刺激されたような。
そんな気がしたから。
気がついたら美空を突き飛ばして、美空のいた所に僕が立つ。
位置を入れ替えた。
このままじゃ美空が危険な気がして。
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