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四章 雪闇ブラッド
こんな暖かい場所なんて初めてだ
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理久が手伝ったのかな。
凪一人だったら絆創膏なんて巻かないはずだから。
凪一人なら、これくらいの怪我なんてすぐ治ると言って巻かないだろう。
それよりも他の人に物資を使ってよ、なんて言う子だから。
少しだけ、理久が羨ましいと思った。
この会場全てに真心が込められているような気がしてとても嬉しかった。
柔らかな何かがこの会場全体を包んでくれているような。
そんな気がする。
とても居心地が良かった。
凄く、嬉しかったんだ。
クッキーを試しに口に運んでみる。
手作りらしい甘さとほろほろと崩れる食感。
美味しくてもう一枚と手を伸ばす。
今度は少し焦げていたけれど。
それでも美味しかった。
全体的に歓迎するような雰囲気に包まれているのが凄く嬉しくて。
笑ってしまいそうで。
まるでおかえりって言ってくれているような気がした。
まるで居場所を保証してもらっているような。
そういう気持ちになって。
嬉しいようなこそばゆいような。
クッキーをサクサク口の中に放り込む。
「あ!クッキーばっか食べずにこのローストビーフとか食べてみてよ!凄く美味しく出来たんだ!それにさ、パーティーの主役ってやっぱお肉な気がしない?」
そう凪が熱弁する。
「僕やっぱパーティーって言ったらローストビーフ思い浮かべるんだ。良く理久が二人だけのパーティーとか言ってローストビーフ食べさせてくれるからかな」
そう言って凪は自身の口にローストビーフを一切れ口に入れる。
うーん、美味しい!なんていうから、僕も一口口に入れてみる。
確かに美味しいな。
肉がちょうどいい薄さに切られていて、ソースとうまく絡み合っている。
ソースはフルーツ系をメインに使って、あとは醤油ベースなのだろうか?
甘しょっぱくて良い感じだ。
僕好みの味だった。
凪は魔術だけじゃなくて料理も天才的なのかもしれない。
今まで食べた料理の何よりも美味しい気がするのは。
愛情というトッピングのお陰なのだろうか?
「お誕生日おめでとう、闇奈」
凪が笑っていう。
心からの祝福。
おめでとうって初めて言われた。
そう言われた瞬間。
僕の中に何かが咲いた。
なんとなく、咲いちゃいけないものだというのはわかった。
絶対芽生えてはいけない執着心が僕の中から生まれようとしているのだ。
やめてくれよ。
僕はどうすれば良いんだよ。
凪一人だったら絆創膏なんて巻かないはずだから。
凪一人なら、これくらいの怪我なんてすぐ治ると言って巻かないだろう。
それよりも他の人に物資を使ってよ、なんて言う子だから。
少しだけ、理久が羨ましいと思った。
この会場全てに真心が込められているような気がしてとても嬉しかった。
柔らかな何かがこの会場全体を包んでくれているような。
そんな気がする。
とても居心地が良かった。
凄く、嬉しかったんだ。
クッキーを試しに口に運んでみる。
手作りらしい甘さとほろほろと崩れる食感。
美味しくてもう一枚と手を伸ばす。
今度は少し焦げていたけれど。
それでも美味しかった。
全体的に歓迎するような雰囲気に包まれているのが凄く嬉しくて。
笑ってしまいそうで。
まるでおかえりって言ってくれているような気がした。
まるで居場所を保証してもらっているような。
そういう気持ちになって。
嬉しいようなこそばゆいような。
クッキーをサクサク口の中に放り込む。
「あ!クッキーばっか食べずにこのローストビーフとか食べてみてよ!凄く美味しく出来たんだ!それにさ、パーティーの主役ってやっぱお肉な気がしない?」
そう凪が熱弁する。
「僕やっぱパーティーって言ったらローストビーフ思い浮かべるんだ。良く理久が二人だけのパーティーとか言ってローストビーフ食べさせてくれるからかな」
そう言って凪は自身の口にローストビーフを一切れ口に入れる。
うーん、美味しい!なんていうから、僕も一口口に入れてみる。
確かに美味しいな。
肉がちょうどいい薄さに切られていて、ソースとうまく絡み合っている。
ソースはフルーツ系をメインに使って、あとは醤油ベースなのだろうか?
甘しょっぱくて良い感じだ。
僕好みの味だった。
凪は魔術だけじゃなくて料理も天才的なのかもしれない。
今まで食べた料理の何よりも美味しい気がするのは。
愛情というトッピングのお陰なのだろうか?
「お誕生日おめでとう、闇奈」
凪が笑っていう。
心からの祝福。
おめでとうって初めて言われた。
そう言われた瞬間。
僕の中に何かが咲いた。
なんとなく、咲いちゃいけないものだというのはわかった。
絶対芽生えてはいけない執着心が僕の中から生まれようとしているのだ。
やめてくれよ。
僕はどうすれば良いんだよ。
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