10 / 10
友達?
しおりを挟む
朝、普段と変わらないようなとき、
「ねぇねぇ、それ、ハンドメイドでしょ?どうやって作ったの?すごいおしゃれ!!」
なんていって話しかけてきた女子がいた。
「えっと....誰?」
「あ、そかそか。私の名前は森 苑香!良かったら私にも作り方を教えて欲しいな!」
とりあえず、いい子かな、なんて思った。
この教室で話しかけてくれたし。
「うん、えっと、これはUVレジンっていう百均で買える液があって、それを型に黒から順に入れてグラデーションになるようにして....あ、良かったら家で一緒に作る?」
そう提案すると、
「そっか、ありがとー!!あ、そうそう、もう一人呼びたい人がいるんだけど、良いかな?」
「いいよ。」
「ありがと、宮川君!こっちきて!」
苑香さんが宮川くんを呼ぶ....
「え?宮川君が来るの?」
「呼んじゃダメだった?」
「いや、そんなことないけど...」
まさか男子のリーダー的存在の宮川君と接点が持てるなんて...
宮川君がやってくる。
心なしか顔が少し赤い。
それを見て、僕は一つの可能性に思い当たった。
そう、宮川君が渚の事が好きな可能性。
試しに微笑んでみれば、あからさまに顔を赤くした。
これは脈アリだな、と思って、脳内で渚に言う。
「ねぇ、渚。宮川君って知ってる?」
「知ってるけど...彼がどうしたの?」
「彼、渚の事が好きみたい」
「ふーん...ってええ!?」
「だからあとは任せた。安心して、僕がバックアップするから上手くいく」
本当かなぁ、なんて疑う渚に少しイラッとしながらも僕は渚にバトンタッチした。
よし、ひとまず第一関門は突破したわ。あとはどうしましょうか...
この子のお家に行った後が問題ね。
一緒に帰る時に何か出来ないかしら...
流石に家にいる時に宮川君にくっついていても宮川君からやんわりと拒絶されそうだしな...
いや、別に行く前でも良いんじゃ無いかしら?
「ねぇ宮川君、渚のお家に行く前に色々と材料買っていかない?」
「いいね、買ってこうか」
手ぶらで行くよりかはそっちの方が印象がいいって言うのと、さらに、私が宮川君と二人で買い物。
つまりデートが出来るってのが本命なのよね!
恋人関係じゃないのにデートってのもあれだけど、まぁいいわ!
これで私たちの仲が進行すること間違いなし!
私ってある意味天才なのかも!
なんて思っていれば、渚が言う。
「じゃあ私帰るね…あ、宮川君、連絡先交換する?うちの固定電話の番号教えとくね」
「ねぇねぇ、それ、ハンドメイドでしょ?どうやって作ったの?すごいおしゃれ!!」
なんていって話しかけてきた女子がいた。
「えっと....誰?」
「あ、そかそか。私の名前は森 苑香!良かったら私にも作り方を教えて欲しいな!」
とりあえず、いい子かな、なんて思った。
この教室で話しかけてくれたし。
「うん、えっと、これはUVレジンっていう百均で買える液があって、それを型に黒から順に入れてグラデーションになるようにして....あ、良かったら家で一緒に作る?」
そう提案すると、
「そっか、ありがとー!!あ、そうそう、もう一人呼びたい人がいるんだけど、良いかな?」
「いいよ。」
「ありがと、宮川君!こっちきて!」
苑香さんが宮川くんを呼ぶ....
「え?宮川君が来るの?」
「呼んじゃダメだった?」
「いや、そんなことないけど...」
まさか男子のリーダー的存在の宮川君と接点が持てるなんて...
宮川君がやってくる。
心なしか顔が少し赤い。
それを見て、僕は一つの可能性に思い当たった。
そう、宮川君が渚の事が好きな可能性。
試しに微笑んでみれば、あからさまに顔を赤くした。
これは脈アリだな、と思って、脳内で渚に言う。
「ねぇ、渚。宮川君って知ってる?」
「知ってるけど...彼がどうしたの?」
「彼、渚の事が好きみたい」
「ふーん...ってええ!?」
「だからあとは任せた。安心して、僕がバックアップするから上手くいく」
本当かなぁ、なんて疑う渚に少しイラッとしながらも僕は渚にバトンタッチした。
よし、ひとまず第一関門は突破したわ。あとはどうしましょうか...
この子のお家に行った後が問題ね。
一緒に帰る時に何か出来ないかしら...
流石に家にいる時に宮川君にくっついていても宮川君からやんわりと拒絶されそうだしな...
いや、別に行く前でも良いんじゃ無いかしら?
「ねぇ宮川君、渚のお家に行く前に色々と材料買っていかない?」
「いいね、買ってこうか」
手ぶらで行くよりかはそっちの方が印象がいいって言うのと、さらに、私が宮川君と二人で買い物。
つまりデートが出来るってのが本命なのよね!
恋人関係じゃないのにデートってのもあれだけど、まぁいいわ!
これで私たちの仲が進行すること間違いなし!
私ってある意味天才なのかも!
なんて思っていれば、渚が言う。
「じゃあ私帰るね…あ、宮川君、連絡先交換する?うちの固定電話の番号教えとくね」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる