私のまわりには残念なイケメンしかいない

月夜

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私の高校の生徒会は狂っている

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颯太ははっきりいってうざい。私が悪者扱いされてるし。どうすればいいかな、これ。
「と、とりあえずいれてあげれば。」
「部外者は引っ込んでろ。」
禅君が颯太をいれてあげようとした瞬間、小声でなんか聞こえた気がする。
「颯太が入りたいならいれてあげるよ。」
「本当ですかぁ?嬉しいです先輩!!」
まわりの人たちが散っていく……。
私は昔からまわりの反応に弱い。
まぁ、颯太と蓮のせいだけど……。
それを言ったら余計に争いそうだし絶対に言ってやらない。
「何部にします?先輩。」
「私じゃなく禅君に聞いてくれないかな?」
「え!?ぼ、僕は茶道部がいい……です。」
禅君の望み通り茶道部と書こうとした時、何か忘れている気がした。
こういうとき必ずやって来る何かを……。
「.・・・、楽しそうだね、月。」
「………、蓮?」
そうだ、蓮だぁ。
そう思ったときにはもうすでに遅かった。
「先輩は僕と一緒の部活にはいるのです。あなたはいれません!」
「ひ、酷いよそれ!職権乱用だ!」
道の真ん中で思いっきり騒いでる。
けれど、みんなうっとりして眺めている。…、ちょっと狂ってんのかな?この学校。
確かに蓮と颯太も見るだけなら目の保養だよ。
けどさ、絡まれている私から言わせてもらえばいくら目の保養でも迷惑には勝てないってことだよね。
「颯太さんと蓮さんが喧嘩してる……。る、月さん!!どうしましょう?」
「ほっといていいんじゃない?」
私達は二人で先生に提出した。
「ふーん、お前らは部活を作るのか。生徒会に許可はとったか?」
「はい、取りました。というか、先生。なんで一年生が生徒会やっているのですか?」
「生徒会が推薦して、理事長に頼み込んだらしいぞ。」
「マジですか。生徒会の人たちってまともな人達の集まりなんですよね?」
もともと生徒会についてはよくわからないけれど。
生徒会への不信感は募っていくばかりである。
生徒会には近づかないようにしよう。
私は心に決めた。
「ところで、月さん……、僕の仮面についてはなにも聞かないのですね?」
「いや、特に気にならないよ?人には色々事情があると思うし。」
「そう……ですか?今まで無理やりでも仮面を剥がそうとしてきた人が多かったのに。」
「仮面なんてまだ可愛いものだし。……、颯太と蓮に比べたら」
禅君の仮面なんて全く気にならないし、私はもう颯太と蓮で他の事でも滅多に驚かない。
だからこそ、私は禅君の秘密なんて全く興味がない。
けれど、禅君にとってはそれが不思議てたまらないらしい。
禅君も苦労して生きてきたのかも。
そう思った私は
「禅君、もし、仮面について喋りたいときはいつでも聞くからね?」
「あ、ありがとうございます……。ちょっと嬉しいかも。」
禅君は少しわらっているようで、私は少し嬉しくなった。
部活のメンバーに仕方ないから蓮と颯太いれたけど、一体どうなるのかな……。
これから起こることを予想して、私はため息をもらした。
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