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ケダモノのように愛して.86
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咲那たち写真部は、ブロック審査会を見事通過し、本選に進んだ。
本選は夏休みの真っただ中、全国から精鋭たちが集結して同一条件で撮影を行う。
今出来ることは、とにかく写真を撮りまくることだと、ひなたと滝口に尻を叩かれ、咲那は今までにも増して、忙しい日々を送っていた。
咲那は家に帰ると食材を手に、桔平の家へと通い妻をするのが日課となった。
「桔平、美味しい?」
「ああ、うまいよ。だけど、食後のデザートの方がうまそうだな~」
桔平は咲那のことを舐めるような視線で見つめる。
「もう、やらしいこと言わないで」
「俺、やらしいことなんか言ってないぞ。そういうお前の方がやらしいこと考えてるんじゃないか」
「桔平のバカッ!」
毎日がこんな調子で、食後に愛し合うと、咲那は帰りたくないと言っては桔平を困らせる。
まりあは洋平が旅立ち、平穏な日々を送っている。
咲那が桔平の所にいるおかげで、淋しい思いをさせているという罪悪感からも解放され、すっかり仕事漬けの毎日だ。
ひとつ心配なのは、咲那が卒業するまでに孫ができてしまわないか…それだけだ。
世間から見たらズレズレの猪俣家には、今日も平和な時間が流れている。
本選は夏休みの真っただ中、全国から精鋭たちが集結して同一条件で撮影を行う。
今出来ることは、とにかく写真を撮りまくることだと、ひなたと滝口に尻を叩かれ、咲那は今までにも増して、忙しい日々を送っていた。
咲那は家に帰ると食材を手に、桔平の家へと通い妻をするのが日課となった。
「桔平、美味しい?」
「ああ、うまいよ。だけど、食後のデザートの方がうまそうだな~」
桔平は咲那のことを舐めるような視線で見つめる。
「もう、やらしいこと言わないで」
「俺、やらしいことなんか言ってないぞ。そういうお前の方がやらしいこと考えてるんじゃないか」
「桔平のバカッ!」
毎日がこんな調子で、食後に愛し合うと、咲那は帰りたくないと言っては桔平を困らせる。
まりあは洋平が旅立ち、平穏な日々を送っている。
咲那が桔平の所にいるおかげで、淋しい思いをさせているという罪悪感からも解放され、すっかり仕事漬けの毎日だ。
ひとつ心配なのは、咲那が卒業するまでに孫ができてしまわないか…それだけだ。
世間から見たらズレズレの猪俣家には、今日も平和な時間が流れている。
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