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心の準備が….03
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今度は、さくらも衣類を身に付けてくれた。
啓太はホッとして、自身も服を身に付ける。
「ねえ、どうだった。」
「どうって…。」
「ん~、もう。よかったの、よくなかったの?」
「あ、ああ。え~っと。その、よ、よかったです。」
「ふう~ん。まあ、最初だから、そんなもんか。」
啓太は、自分の気持ちを表現するのは難しいと思った。
正直、すごく良かった。
もちろん生理的に気持ちよかったのもあるけれど、精神的にあんなにも幸せな気持ちになれるとは全く想像していなかったからだ。
これは、誰とでもそうなのだろうか?
何もかもが初めてずくしの啓太にその答えはわかるはずもなかった。
「今日は、最初にしてはちょっと暴走しちゃったかな。でも、まあ啓太もよかったみたいだし。これからが楽しみだわ。」
「ははっ、そうだね。」
啓太は引きつった笑顔で応える。
「んも~、他人事みたいに。ま、いいけどね。それじゃ、また来週くらいに会える?」
「ええっと、またちょっと忙しくなるから来週はちょっと無理だな~。」
「そう。じゃあ、いつにする?」
「うんと、来月の初め頃だったら一段落してると思う。」
「随分先ね。まあ、仕方ないか。それじゃ、詳しい日程決まったら連絡して。私はいつでも空いてるから。」
そう言うとさくらは、もう一度軽くキスをして、帰っていった。
(はぁ~、もう一度に色んなことがありすぎて頭がついていかないよ。何だか自分が自分じゃないみたいだ。これ現実だよね?)
啓太は新しい扉を開いてしまったことに戸惑いながらも、それは決して嫌なものではなくむしろワクワクするようなときめきに満ちている事に改めて驚いていた。
(汚らわしいと思っていた女性との交わりが、あんなに神聖なものだったなんて…。)
啓太は今まで勉強一辺倒だった自分の人生を振り返りながら、そのままだったらどうなっていただろうと空恐ろしくなってしまう位に、今日の出来事は衝撃的なものだった。
(それにしても、水上さんってまだ高校生なんだよね…。)
年下の彼女に何もかも手取り足取り教えてもらっている自分が情けなくもあり、おかしくもあり…。
それでも、これからの展開が楽しみでしょうがないというのが今の正直な気持ちだった。
(だけど、水上さんあんなに可愛くてモテそうなのにどうして僕みたいなのに付き合ってくれるんだろう?)
自分が女性からどう見られているのか知る由も無い啓太は、それだけが不思議でならなかった。
啓太はホッとして、自身も服を身に付ける。
「ねえ、どうだった。」
「どうって…。」
「ん~、もう。よかったの、よくなかったの?」
「あ、ああ。え~っと。その、よ、よかったです。」
「ふう~ん。まあ、最初だから、そんなもんか。」
啓太は、自分の気持ちを表現するのは難しいと思った。
正直、すごく良かった。
もちろん生理的に気持ちよかったのもあるけれど、精神的にあんなにも幸せな気持ちになれるとは全く想像していなかったからだ。
これは、誰とでもそうなのだろうか?
何もかもが初めてずくしの啓太にその答えはわかるはずもなかった。
「今日は、最初にしてはちょっと暴走しちゃったかな。でも、まあ啓太もよかったみたいだし。これからが楽しみだわ。」
「ははっ、そうだね。」
啓太は引きつった笑顔で応える。
「んも~、他人事みたいに。ま、いいけどね。それじゃ、また来週くらいに会える?」
「ええっと、またちょっと忙しくなるから来週はちょっと無理だな~。」
「そう。じゃあ、いつにする?」
「うんと、来月の初め頃だったら一段落してると思う。」
「随分先ね。まあ、仕方ないか。それじゃ、詳しい日程決まったら連絡して。私はいつでも空いてるから。」
そう言うとさくらは、もう一度軽くキスをして、帰っていった。
(はぁ~、もう一度に色んなことがありすぎて頭がついていかないよ。何だか自分が自分じゃないみたいだ。これ現実だよね?)
啓太は新しい扉を開いてしまったことに戸惑いながらも、それは決して嫌なものではなくむしろワクワクするようなときめきに満ちている事に改めて驚いていた。
(汚らわしいと思っていた女性との交わりが、あんなに神聖なものだったなんて…。)
啓太は今まで勉強一辺倒だった自分の人生を振り返りながら、そのままだったらどうなっていただろうと空恐ろしくなってしまう位に、今日の出来事は衝撃的なものだった。
(それにしても、水上さんってまだ高校生なんだよね…。)
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それでも、これからの展開が楽しみでしょうがないというのが今の正直な気持ちだった。
(だけど、水上さんあんなに可愛くてモテそうなのにどうして僕みたいなのに付き合ってくれるんだろう?)
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