兄と妹のイケナイ関係

星野しずく

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兄と妹のイケナイ関係.04

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 みのりは一人になると、我慢していたドキドキがドッと押し寄せてきて、腰が抜けたようにしばらく立ち上がることができなかった。

(将兄、欲求不満なのかな~?だって今まであんなじゃなかったし…。)

 決して仲が悪かった訳ではないけれど、今まではあんな風にベタベタするタイプではなかったのだ。

 まあ、私はうれしいからいいんだけど。

 これ以上大胆にされたらどうなってしまうのかと少し怖い。

「お~い。まだか~。」

 将兄が部屋から呼んでいる。

「今行く~。」

 みのりはあわてて答えると、今度は英語の問題集を抱えて将兄の部屋へ急いだ。

「ふぅっ。」

 みのりはため息をついて将兄の横に座る。

「んっ、どうした?疲れたのか?」

 将兄がみのりの方に向き直ると、みのりの目をじっと見つめてくる。

(やっ、やだよっ。そんなにじっと見つめられたらまた赤くなっちゃうよ~。)

 そう心の中で叫びながらも、みのりも将兄から目が離せない。

 すっっと将兄の指先がみのりの首すじをつたい胸元へと進む。

 そしてみのりのふくらみの端まで行くとその動きを止め、少しだけそのふくらみに指を押し付けてつぶやいた。

「胸、けっこう大きくなったね。」

(ど、ど、どっ、どういうつもり~。何て答えればいいの~。)

 パニックになっているみのりを見て、将兄はクスッと笑う。

「将兄のエッチ!」

「はぁ?俺は兄として、妹の成長を確かめただけだよ。」

 将貴はあくまでそう言い切る。

「確かめてもらわなくても、ちゃんと成長してますからご心配なく。」

 みのりは精一杯反論した。

「それは失礼いたしましたっ。」

 これまた小バカにした返事が返ってくる。

(でも、さっき見つめられたとき本当にドキッとしちゃった。)

 みのりは3歳年上の兄に翻弄されてばかりの自分に、まだまだだなーと、ちょぴりへこみながらも、始まったばかりのこの夏休みが楽しみで仕方なかった。

 その日の夜、みのりは将兄が差し入れだと言って持ってきてくれたジュースを飲んだ後、急に眠くなりそのまま眠ってしまった。

 その夜みのりはおかしな夢を見た。

 ベッドに横たわったみのりの上に将兄が覆いかぶさり、キスをしている。

 そして将兄の手はみのりの二つのふくらみをパジャマの上から揉みしだいているのだ。

 ハッと目を覚ますと、誰もいない。

(あぁ~、もう、朝あんな事されたから、いやらしい夢みちゃったよ。はずかし~。)

 みのりは布団をかぶると、もう一度眠ろうとしたのだが、中々眠ることが出来なかった。



 そんな訳で、ちょっぴり寝不足の翌朝、みのりは将兄と顔を合わせるのが何だか恥ずかしかった。

「おぅっ!おはようっ。」

 将兄はいつもの調子で元気一杯に挨拶してくる。

「おっ、おはよ。」

 みのりは不審がられない様に顔を作って何とかやり過ごした。

 その日も昨日と同じ調子で、あっちこっちベタベタと触られながらのお勉強タイムに耐えながら一日を過ごし、また夜をむかえると、同じように将兄が差し入れの飲み物を持ってきてくれた。

 すると、また急に眠くなり、あっという間に深い眠りに就く。

 そして、その日もまた変な夢を見る。

 将兄がみのりにキスをして、今度はパジャマのボタンを外し、直接胸のふくらみに触れてくる。

 そして、その頂を将兄は指と口を使って愛撫するのだ。

 夢の中なのに妙にリアルで、ハッと目が覚めたときには、ショーツがおねしょをした様にぐっしょりとなっていた。

 夜の変な夢は、日々エスカレートしていき、今日はショーツを脱がされ、大切な部分を指と口で愛撫される。

 しかし、目が覚めると、パジャマはちゃんと着ているし、ショーツもはいているのだ。

 みのりは自分なりに考えて、日中の欲求不満の反動がひどくなってきているんだという結論に達した。

 そして、その欲求不満を解消すべく、ネットでその筋の情報を探しまくり、自分で何とかしようと試みることにしたのだ。
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