兄と妹のイケナイ関係

星野しずく

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兄と妹のイケナイ関係.31

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「そっ、そんなぁ~。めちゃくちゃ恥かしいの我慢してきたのに。別に着なくてもよかったの~?」

「いや、着てなかったら着せるから、同じことだけどね。」

 あっさりと言われてしまう。

「さあ、もっと近くに来て、よく見せて。」

 みのりは、もう頭が噴火するほど恥かしくて、今すぐに普通のパジャマを着たいと思いながらも、将兄に見られているという興奮がそれに勝ってしまった。

 将貴のそばに立つと、彼の指先が、むき出しになったみのりの先端に触れてくる。

「あぁっ!」

 たった一部に触られただけなのに、そこから体中にじりじりと熱が伝わっていく。

 さらに、その手はやわやわと両方の乳房を揉みしだき、先端を弄ぶ。

「くっ…、ふぅん…。あぁっ…、はっ…、あぁん…。」

 部屋にはみのりの喘ぎ声がいやらしく響く。

「将兄っ、はずかしいよぅ…。」

「そんなこと言わないで。俺きっと似合うと思ってたんだけど、さすがに家ではこんなかっこうさせられないし。今日はクリスマスだから、俺もプレゼントもらっちゃおうかななんて。だめ?」

 そんなふうにお願いされたら、みのりは断ることができなくなってしまう。

(もう、将兄って、ほんとズルイ。)

「わかった。今日は特別だからね。こんなプレゼントでよければもらってください。」

 みのりの言葉に将貴はニッと笑う。

「ほんとに!最高のプレゼントだよ。もう、我慢できない!!」

 そう言うと、みのりを抱き上げるとベットに連れて行く。

 お風呂あがりの素肌にまとったバスローブを将貴は、脱ぎ捨てる。

 ベッドに横たわる艶かしい姿のみのりを将貴は我を忘れて愛撫する。

 ひらひらとした薄いピンクのフリルから覗く乳房はいつもよりもいやらしさを増し、ベビードールの下のショーツは肝心な部分が露わになっていて卑猥だ。

 童顔で、普段は色っぽいという言葉とは縁の無いみのりがこんなにも淫らになってしまうとは、将貴自身も想像していなかった。

 そのせいもあり、彼も自制が効かなくなっているとういのが正直なところだった。

 角度を変えて繰り返されるキス、その間も両手は忙しく乳房をまさぐる。

「しょっ、将兄っ…。」

 あまりの激しさに、みのりの頭は朦朧となり、身体は熱く火照って、今すぐにでも彼を欲しいと訴えている。

 その証拠に、まだ触れられていない秘部からは止めどなく蜜があふれ、ももを濡らしていた。

 将貴の手はみのりの背中を撫で回し、やわらかなヒップへと移動すると、強く揉みしだかれる。

 その頃には、みのりの体は全てが性感帯の様に敏感になり、呼吸も荒く喘ぎ続ける。

「将兄っ、もうっ…、むりっ…。はやく…。触って…。」

 ついに我慢できなくなったみのりは、自分からねだってしまった。

(はずかしいっ、でも、もう我慢できない!早く、将兄と一緒になりたい!)

 かわいいみのりの口からそんな言葉を聞いて、将貴の欲情は一気に破裂する。

 将貴はみのりの両膝を掴むと、ぐっと押し広げ、すでに蜜がしたたっているその部分に口付ける。

「あぁっー!」

 敏感になりすぎたみのりの身体は、秘部に与えられた刺激に全身がしびれるほどの快感を覚える。

 しかし、その刺激はまだ始まったばかりだ。

 しかも、興奮した将貴はいつもよりも貪欲に愛撫を繰り返す。

「しょう兄っ…、っもう…、おかしく…、なっちゃう…。」

 みのりは涙目で訴える。

「おかしくなったみのりが見たい。」

 そう言うと、更に指の刺激が加わりヌルつく内壁にくちゅくちゅと激しい挿入が繰り返される。

「あぁんっ…。もうっ…、いっちゃう!」

 みのりは全身を痙攣させて達してしまった。

「可愛い子だ。」

 将貴はベッドに座った状態で、反り返った自身にサッと避妊具を着けると、みのりを自分の腰の上にまたがらせる。

 ぐちゅっという音とともに、みのりの中に将貴が入る。

「あぁっ!」

 まだ、全身がヒクついているみのりは挿入の刺激で思わず声が漏れる。

 将貴の上にまたがっているという体勢のせいで、挿入が深い。

「みのり、かわいいよ。」

 そう言うと、もうたまらないと言った様子で、両手でみのりのほほに優しく添えると、再び口づける。

 片手で、後頭部を支え口づけが一層深まると、もう片方の指がピンクの頂を交互に爪弾く。

「あっ、だめっ…、もう、おかしくなる…!」

 みのりはもう声が枯れるほどいじめられて、意識がどこかに行ってしまいそうだった。

 しかし、今日の将貴はそんなみのりの願いを聞いている余裕はなかった。

 自分でも驚くほど欲情していて、押さえが効かないのだ。

 そして、忙しく乳房をかわいがりながら、腰を突き上げる。

「あぁっ、あんっ、ああっ、あっ、あぁっ…。」

 みのりの喘ぎ声が更に興奮をかき立て、挿入は一層激しさを増す。

 くちゅくちゅといやらしい水音と二人の喘ぎ声が部屋に響く。

 将貴は、自身が一層固さを増した時、スッと自身をみのりの中から引き抜いた。

 驚いた表情のみのりは、うつぶせにされ腰を持ち上げられると、今度は後ろから将貴の昂ぶりが挿入される。

 じゅぶっ、という音とともに彼女の中に入って来た彼自身は固さと熱を保ったままで、再び激しい挿入が繰り返される。

 みのりはもう声にならない声で喘ぎ、将貴はみのりのやわらかなヒップをまさぐりながら、挿入を繰り返しついに彼女の中で弾けた。

 長い交わりの後、二人はまた口づけ、抱き合った。

「好きだよ。みのり。」

 将貴はみのりの耳元で優しく囁く。

「私も大好き。」

 恥かしそうにみのりも答えた。

「それにしても、今日のみのりにはまいっちゃったな~。俺、正直自分がこんなに興奮するなんて思ってなかった。これからも、ちょくちょく、着てもらおうかな。」

「え~っ。恥かしすぎるし、私の身体が持たないよ~。」

(愛されるのはうれしいけど、さすがに今日みたいな激しいのは、一年に一回で十分だと思う。)

「まあ、そうだよな。あんまりみのりをいじめちゃ可哀想だし。しょうがない、想像して楽しむか~。」

「何それ~。それもなんかやだ~。」

 こうしてサプライズだらけのクリスマスはにぎやかに過ぎていった。
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