30 / 39
兄と妹のイケナイ関係.30
しおりを挟む
そうこうしているうちに、今夜泊まるホテルに着く。
「うわ~素敵!本当に今晩ここに泊まるの?夢みた~い。」
みのりは子どものようにはしゃいでいた。
そんなみのりを将貴は優しい眼差しで見つめる。
ホテルにチェックインして今晩泊まる部屋に案内される。
みのりの期待通り、夢の国ミルキーランドの雰囲気を壊さないメルヘンチックな部屋だった。
しかし、みのりにはどう反応したらよいか困るものがあった。
それは、部屋の真ん中に陣取っているキングサイズのダブルベッドだった。
今更何を恥かしがるのかと言われそうだが、やっぱりダブルベッドというのは恥かしいものだ。
そんな気持ちをごまかす様に、部屋の中を歩き回って妙にはしゃいでみた。
しかし、そんな演技は将貴に見抜かれないはずもなく、「みのり、恥かしいの?」と単刀直入に聞かれてしまう。
「えっ、そっ、そんなことないよ。うれしくってついはじゃいじゃった。」
みのりは何とか取りつくろおうと適当なことを言う。
「そう、じゃあこれからどうしようか。」
そう言いながら将兄がみのりの肩を抱いてくる。
「ええっと、そう、お風呂、お風呂に入りたい。汗かいたし。」
「そうだね。じゃあ、そうしよう。」
「そうしようって、また一緒に入るの?」
「そうだけど、何か問題でもある?」
「問題は無いけど…。やっぱり恥かしい…かな。」
「えっ、なに?」
将貴は聞こえているくせにわざと聞きなおす。
「だから、恥かしいの!」
みのりは半分キレ気味に答える。
「どうしたんだよ、俺のこと見直してくれたんじゃなかったの?」
「それはそうだけど…。どうしてか分かんないけど、めちゃくちゃ恥かしいの!」
「そっか、俺があんまりにもかっこいいから惚れ直しちゃったかな?」
将兄の余りにナルシスティックな発言に、みのりもつい吹き出してしまう。
「もう!将兄ってば冗談ばっかり言って。しょうがないな、一緒に入ってあげる。」
「ん?しょうがないんなら、別に一人で入るけど?」
「も~っ、めんどくさい!」
みのりは将貴の背中を押してバスルームへと向かう。
「冗談、冗談、今日は疲れただろうから、一人でゆっくり入っていいよ。」
将貴はそう言うと、みのりを置いてソファーの方に行ってしまう。
「えっ、そっ、そんな…。」
せっかく恥かしさを我慢して一緒に入ろうと決めたのに、あっさりと引き下がられて、気持ちをもてあそばれた様で思わずムッとしてしまう。
しかし、そんな気持ちとは別に、一緒にお風呂に入ったらもたらされるであろう将貴からの淫らな行為に期待していなかったと言ったら嘘になる。
そんな自分が恥かしくなり、そそくさとお風呂に入った。
(もう、私ってば将兄といると、全部がエッチな思考につながっちゃって嫌になっちゃう~。)
本当は一緒に入りたかったなんて口が裂けても言えないから、何でもなかったようにお風呂からあがり、バスローブを羽織って将兄いるソファーセットに腰をかける。
「どう、いいお風呂だった?」
将貴にそう尋ねられ、
「うっ、うん。お風呂もとっても可愛くて素敵だった。いいお風呂だったよ。」
なんとか笑顔を作って答える。
「そう、じゃあ、俺も入ってくるかな。」
将貴はそう言って立ち上がる。
「みのり、そこに今夜着て寝る物用意しといたから、ちゃんと着るんだぞ。」
将貴がそう言って指差した先には何やらピンクのふわふわしたものがある。
将貴はそう言い残したまま風呂に入ってしまった。
何だろうとみのりが手に取ったものは、とんでもない代物だった。
それはいわゆるベビードールというセクシー系のランジェリーだった。
セクシーとはいえ、淡いピンクのシフォン生地にフリルがふんだんにあしらわれていて、かわいいといえばかわいい。
しかし、肝心な胸と大事な部分が隠れないデザインになっている。
(将兄ってこういうのが趣味だったのかな…。どうしよう、やっぱり着ないとまずいよね。せっかく用意してくれたんだから…。ううっ…。)
みのりはもう何も考えずに袖を通す。
身に付けてはみたものの、露出している部分の方が多くて、裸でいるのとそんなに変わらない。
いや、むしろ裸の方が恥かしくないかもしれない。
恐る恐る鏡の前に立ってみる。
(ひぃ~っ!むりっ、むりっ、むり~っ!)
やっぱり脱ごうと思ったまさにその時、将貴がバスルームから出てきて、
「ほぉ~っ!みのりセクシーだな~。まさか着てくれるとは思ってなかったよ。」
舐めるような視線をみのりに向ける。
「うわ~素敵!本当に今晩ここに泊まるの?夢みた~い。」
みのりは子どものようにはしゃいでいた。
そんなみのりを将貴は優しい眼差しで見つめる。
ホテルにチェックインして今晩泊まる部屋に案内される。
みのりの期待通り、夢の国ミルキーランドの雰囲気を壊さないメルヘンチックな部屋だった。
しかし、みのりにはどう反応したらよいか困るものがあった。
それは、部屋の真ん中に陣取っているキングサイズのダブルベッドだった。
今更何を恥かしがるのかと言われそうだが、やっぱりダブルベッドというのは恥かしいものだ。
そんな気持ちをごまかす様に、部屋の中を歩き回って妙にはしゃいでみた。
しかし、そんな演技は将貴に見抜かれないはずもなく、「みのり、恥かしいの?」と単刀直入に聞かれてしまう。
「えっ、そっ、そんなことないよ。うれしくってついはじゃいじゃった。」
みのりは何とか取りつくろおうと適当なことを言う。
「そう、じゃあこれからどうしようか。」
そう言いながら将兄がみのりの肩を抱いてくる。
「ええっと、そう、お風呂、お風呂に入りたい。汗かいたし。」
「そうだね。じゃあ、そうしよう。」
「そうしようって、また一緒に入るの?」
「そうだけど、何か問題でもある?」
「問題は無いけど…。やっぱり恥かしい…かな。」
「えっ、なに?」
将貴は聞こえているくせにわざと聞きなおす。
「だから、恥かしいの!」
みのりは半分キレ気味に答える。
「どうしたんだよ、俺のこと見直してくれたんじゃなかったの?」
「それはそうだけど…。どうしてか分かんないけど、めちゃくちゃ恥かしいの!」
「そっか、俺があんまりにもかっこいいから惚れ直しちゃったかな?」
将兄の余りにナルシスティックな発言に、みのりもつい吹き出してしまう。
「もう!将兄ってば冗談ばっかり言って。しょうがないな、一緒に入ってあげる。」
「ん?しょうがないんなら、別に一人で入るけど?」
「も~っ、めんどくさい!」
みのりは将貴の背中を押してバスルームへと向かう。
「冗談、冗談、今日は疲れただろうから、一人でゆっくり入っていいよ。」
将貴はそう言うと、みのりを置いてソファーの方に行ってしまう。
「えっ、そっ、そんな…。」
せっかく恥かしさを我慢して一緒に入ろうと決めたのに、あっさりと引き下がられて、気持ちをもてあそばれた様で思わずムッとしてしまう。
しかし、そんな気持ちとは別に、一緒にお風呂に入ったらもたらされるであろう将貴からの淫らな行為に期待していなかったと言ったら嘘になる。
そんな自分が恥かしくなり、そそくさとお風呂に入った。
(もう、私ってば将兄といると、全部がエッチな思考につながっちゃって嫌になっちゃう~。)
本当は一緒に入りたかったなんて口が裂けても言えないから、何でもなかったようにお風呂からあがり、バスローブを羽織って将兄いるソファーセットに腰をかける。
「どう、いいお風呂だった?」
将貴にそう尋ねられ、
「うっ、うん。お風呂もとっても可愛くて素敵だった。いいお風呂だったよ。」
なんとか笑顔を作って答える。
「そう、じゃあ、俺も入ってくるかな。」
将貴はそう言って立ち上がる。
「みのり、そこに今夜着て寝る物用意しといたから、ちゃんと着るんだぞ。」
将貴がそう言って指差した先には何やらピンクのふわふわしたものがある。
将貴はそう言い残したまま風呂に入ってしまった。
何だろうとみのりが手に取ったものは、とんでもない代物だった。
それはいわゆるベビードールというセクシー系のランジェリーだった。
セクシーとはいえ、淡いピンクのシフォン生地にフリルがふんだんにあしらわれていて、かわいいといえばかわいい。
しかし、肝心な胸と大事な部分が隠れないデザインになっている。
(将兄ってこういうのが趣味だったのかな…。どうしよう、やっぱり着ないとまずいよね。せっかく用意してくれたんだから…。ううっ…。)
みのりはもう何も考えずに袖を通す。
身に付けてはみたものの、露出している部分の方が多くて、裸でいるのとそんなに変わらない。
いや、むしろ裸の方が恥かしくないかもしれない。
恐る恐る鏡の前に立ってみる。
(ひぃ~っ!むりっ、むりっ、むり~っ!)
やっぱり脱ごうと思ったまさにその時、将貴がバスルームから出てきて、
「ほぉ~っ!みのりセクシーだな~。まさか着てくれるとは思ってなかったよ。」
舐めるような視線をみのりに向ける。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる