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背を預ける時
今のままでいい理由
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申し訳ない、コラリー伯。
「あー、仕方がないよな、これ」
隣で実務者として座るクレイグが半眼になって手を振った。
長方形のテーブルで、リーンは提案者席。
リーンの一番近くがオーヴェ。
その隣にコラリー伯が並んで、対角の席がロードだ。
「長男がなんとか切り抜けるだろ。あちらは経験ある大人たちだ」
今日の議事録に目を落とす。
税制改正とインフラの整備は絡み合う課題だ。
きっと話し合いはここで混ぜ返される。
「昨日の予備会議でも都の貴族は足並みを揃えて反対にまわった。
今日も同じ手でくるぞ
クレイグが書類で口元を隠しながら囁いた。
リロイも視線で同意する。
リーンが税制の変更について案を述べた。
所得に対する累進課税で、二段階。
基準内は一割、基準以上は三割。
ロードのように利益が出ている領地は納税額が増える。
ただし、領地経営に関する研究開発を行っているところは上限二割とする。
これなら今の納税額と対して変わらない。
受け入れられる範囲の負担だ。
都の貴族は困るだろうな。
ほとんど取り立てのような形態の家業で利益を得てきた人たちだ。
家業を変えて研究開発に経費をかけるか、甘んじて負担を受け入れるか。
「それでは都の貴族たちはこれまでの倍近くを納めることになります」
とんでもないという口調でオーヴェの近くの貴族が言った。
「私の家業は宿泊業です。
何を研究できると言うのですか?
今だって都でも高い税額を納めているのに」
宿泊業の責任者は雇われで、貴族の家は家賃を受け取る。
研究する課題はたくさんありそうだが、経費を膨らませたくないのだ。
「外国のさまざまな内装や……」
「客はアレスティアに泊まりにきてるんだ。
伝統の様式を変えたらここに来る意味がないのです。
伝統は変わらない。研究なんて無意味なんですよ」
早速リーンの発言は断ち切られる。
他の領主たちも口々に文句を言った。
まるでオーヴェに忠誠を示すかのようだ。
「ロードは賛同します」
クレイグの声に視線が集まる。
こんな時、彼の顔は妙に生き生きした。
「賛同の理由を話しても? 簡単な話、…ロードは儲かっている」
にっと笑って言い退ける。
端正な顔で見られると、口を開きかけた領主は黙ってしまう。
「常に独自の技術開発を行っています。
ロードは税制が変わっても負担額は微々たるもの」
「何もこれはロードだけ特別なのではありません」
リロイが引き取る。
棘のない彼の口調はクレイグの毒を薄めた。
「営農領主にとってはいい機会です。
何もしなくても税金は今までの六割で済む。
もしこれから技術開発で利益が上がっても今までと負担は大差ない」
「一番利益の出ていない領地だって今までの六割ならなんとかなりそうです。
領主が略奪に付き従わなくて良くなれば自然に畑も収穫が増えます。
恐れなくていい数字です」
リーンから遠い方、都以外の領地の実務者がリロイとクレイグを見ている。
運営にかかわる彼らには声が届いていた。
「ロードは他領地との共同研究を積極的に行いたい。
方法が分からないならまずはうちの人間と話をしてください。
それだけで税金の上限が二割になるんです」
「都の貴族とは関わりない話だ」
リーンの近くで誰かが怒鳴る。
リロイはそちらを見た。
平気だと言うようにリーンが目線をよこす。
「都の貴族たちの現金収入は高い。
一番利益の出ていない営農領主との収益の差は何百倍だ。
三割負担になったって家は傾かない」
リーンは断言した。
「その代わり、地方の交通路の整備費を出さなくていいようにする。
その方が結果として家の負担は減るだろう。
戦争で資金をそちらに使いたいからと工事が止まることもない」
「しかし、交通網の整備は地方の格差を広げる可能性があるのでは」
誰かが言った。
「自分に住み良い場所を求めて民は移動します。
均衡が保たれなくなり、打ち捨てられる領地も出てくるのではないですか」
ぞっとする話に自信のない領主は不安な顔をする。
「身の丈に合うように暮らせばいいのではないですか?」
クレイグが切り込んだ。
「土地が手に負えないなら王に返せばいい。
人口が過密になれば、都を離れて営農したいという方も出るでしょう。
王は新しい領主を赴任させるか、または誰かに与える。
そうやって適正な大きさの領地を領民と共に運営すればいいんだ」
「先代から受け継いだ大切な土地だぞ。
できないから返すなど、簡単に行くものか」
リロイがその言葉に書類から顔をあげた。
「……先代から受け継いだ大切さをわかっていながら。
アレスティアは他国の人が受け継いだ土地を壊す。
殿下はそれをやめたいのではないですか」
何気ないような口ぶりだったが全員が黙る。
言った本人がぎょっとするほどだった。
「私は、小国や属国への無理な物資の要求のことを言ったのですが」
何だ?
「私も……」
コラリー伯がおずおずと口を開く。
「物資の接収のための派兵は少なくなる方がいいと思います。
将は戦利品をもらえますが、兵士たちは……。
正直、兵士の日当で一ヶ月戦うよりも、その半分の稼ぎで一年安全に働ける方がずっといい」
オーヴェにすごい顔で睨まれていた。
「うちは領地が狭い。現在進行形で身の丈生活ですからね。
のん気に構えられるんです」
ザックが明るい口調で言う。
「王子の理想はいいと思いますよ」
「理想はな」
オーヴェは間近の王子に顔を向けた。
「だが、性急すぎる。日頃統治している我々も理解が追いつかない。
民はもっとです。きっと混乱から無用な反発を招く」
若手は追いついている。
オーヴェの発言を機に再び会議は紛糾した。
隣の実務者に話しかけられた。
夏の間に話を聞きたい。
リーン王子の議題は今年は通らないだろう。
だが、反発の陰で、下準備の種は静かに芽を出しつつしつつあった。
「あー、仕方がないよな、これ」
隣で実務者として座るクレイグが半眼になって手を振った。
長方形のテーブルで、リーンは提案者席。
リーンの一番近くがオーヴェ。
その隣にコラリー伯が並んで、対角の席がロードだ。
「長男がなんとか切り抜けるだろ。あちらは経験ある大人たちだ」
今日の議事録に目を落とす。
税制改正とインフラの整備は絡み合う課題だ。
きっと話し合いはここで混ぜ返される。
「昨日の予備会議でも都の貴族は足並みを揃えて反対にまわった。
今日も同じ手でくるぞ
クレイグが書類で口元を隠しながら囁いた。
リロイも視線で同意する。
リーンが税制の変更について案を述べた。
所得に対する累進課税で、二段階。
基準内は一割、基準以上は三割。
ロードのように利益が出ている領地は納税額が増える。
ただし、領地経営に関する研究開発を行っているところは上限二割とする。
これなら今の納税額と対して変わらない。
受け入れられる範囲の負担だ。
都の貴族は困るだろうな。
ほとんど取り立てのような形態の家業で利益を得てきた人たちだ。
家業を変えて研究開発に経費をかけるか、甘んじて負担を受け入れるか。
「それでは都の貴族たちはこれまでの倍近くを納めることになります」
とんでもないという口調でオーヴェの近くの貴族が言った。
「私の家業は宿泊業です。
何を研究できると言うのですか?
今だって都でも高い税額を納めているのに」
宿泊業の責任者は雇われで、貴族の家は家賃を受け取る。
研究する課題はたくさんありそうだが、経費を膨らませたくないのだ。
「外国のさまざまな内装や……」
「客はアレスティアに泊まりにきてるんだ。
伝統の様式を変えたらここに来る意味がないのです。
伝統は変わらない。研究なんて無意味なんですよ」
早速リーンの発言は断ち切られる。
他の領主たちも口々に文句を言った。
まるでオーヴェに忠誠を示すかのようだ。
「ロードは賛同します」
クレイグの声に視線が集まる。
こんな時、彼の顔は妙に生き生きした。
「賛同の理由を話しても? 簡単な話、…ロードは儲かっている」
にっと笑って言い退ける。
端正な顔で見られると、口を開きかけた領主は黙ってしまう。
「常に独自の技術開発を行っています。
ロードは税制が変わっても負担額は微々たるもの」
「何もこれはロードだけ特別なのではありません」
リロイが引き取る。
棘のない彼の口調はクレイグの毒を薄めた。
「営農領主にとってはいい機会です。
何もしなくても税金は今までの六割で済む。
もしこれから技術開発で利益が上がっても今までと負担は大差ない」
「一番利益の出ていない領地だって今までの六割ならなんとかなりそうです。
領主が略奪に付き従わなくて良くなれば自然に畑も収穫が増えます。
恐れなくていい数字です」
リーンから遠い方、都以外の領地の実務者がリロイとクレイグを見ている。
運営にかかわる彼らには声が届いていた。
「ロードは他領地との共同研究を積極的に行いたい。
方法が分からないならまずはうちの人間と話をしてください。
それだけで税金の上限が二割になるんです」
「都の貴族とは関わりない話だ」
リーンの近くで誰かが怒鳴る。
リロイはそちらを見た。
平気だと言うようにリーンが目線をよこす。
「都の貴族たちの現金収入は高い。
一番利益の出ていない営農領主との収益の差は何百倍だ。
三割負担になったって家は傾かない」
リーンは断言した。
「その代わり、地方の交通路の整備費を出さなくていいようにする。
その方が結果として家の負担は減るだろう。
戦争で資金をそちらに使いたいからと工事が止まることもない」
「しかし、交通網の整備は地方の格差を広げる可能性があるのでは」
誰かが言った。
「自分に住み良い場所を求めて民は移動します。
均衡が保たれなくなり、打ち捨てられる領地も出てくるのではないですか」
ぞっとする話に自信のない領主は不安な顔をする。
「身の丈に合うように暮らせばいいのではないですか?」
クレイグが切り込んだ。
「土地が手に負えないなら王に返せばいい。
人口が過密になれば、都を離れて営農したいという方も出るでしょう。
王は新しい領主を赴任させるか、または誰かに与える。
そうやって適正な大きさの領地を領民と共に運営すればいいんだ」
「先代から受け継いだ大切な土地だぞ。
できないから返すなど、簡単に行くものか」
リロイがその言葉に書類から顔をあげた。
「……先代から受け継いだ大切さをわかっていながら。
アレスティアは他国の人が受け継いだ土地を壊す。
殿下はそれをやめたいのではないですか」
何気ないような口ぶりだったが全員が黙る。
言った本人がぎょっとするほどだった。
「私は、小国や属国への無理な物資の要求のことを言ったのですが」
何だ?
「私も……」
コラリー伯がおずおずと口を開く。
「物資の接収のための派兵は少なくなる方がいいと思います。
将は戦利品をもらえますが、兵士たちは……。
正直、兵士の日当で一ヶ月戦うよりも、その半分の稼ぎで一年安全に働ける方がずっといい」
オーヴェにすごい顔で睨まれていた。
「うちは領地が狭い。現在進行形で身の丈生活ですからね。
のん気に構えられるんです」
ザックが明るい口調で言う。
「王子の理想はいいと思いますよ」
「理想はな」
オーヴェは間近の王子に顔を向けた。
「だが、性急すぎる。日頃統治している我々も理解が追いつかない。
民はもっとです。きっと混乱から無用な反発を招く」
若手は追いついている。
オーヴェの発言を機に再び会議は紛糾した。
隣の実務者に話しかけられた。
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