62 / 95
はじまりの庭 ※過去編です。
騎士の適性 1
しおりを挟む
セルジ侯爵の家は、聞いていた通り来客が多い。
冬になると更に多くなった。
納税が終わった直後が家の庭を模様替えするいい時期なのだそう。
暖かくなる前は植物も眠っている。
移し替えたりするのに適していた。
宴会の片付けを命じられた見習いは、大広間とキッチンを行き来している。
クレイグがまた空の木箱を持って何やら空瓶を選り分けていた。
カーロが不思議そうに近づく。
「それ、いつも何やってるの?」
「ん? いい匂いのするやつを集めてる」
楽しそうに教えた。
「貼り札を集めてるんだ。大人になったら飲んでみたい」
「へえ……」
カーロは試しに自分の父が侯爵に渡したのであろう瓶をいくつか集めてくる。
「クレイグはどんな香りが好き?」
父が持ってくるのは、貴族たちが土産にするのより安かった。
店にくる常連さんの中にはいたく気に入って何度も同じものを買ってくれる人もいる。
父はそういう時ほど嬉しそうな顔になった。
「クレイグの家はさ、どんな心付けを持ってくる?
うちの場合はこれなんだよ」
クレイグが香りを確かめている間にカーロが言う。
楽しそうなクレイグは「ふうん」と応じた。
「うちは菓子かな。リロイの家からもらう材料で作ってる。
私は幼い頃から、砂糖よりその搾りかすで造るラムの香りの方が大好きで」
話しながらどんどん木箱に瓶を差していく。
「気を遣わなくていいよ。俺んちからの酒だって、気に入らなきゃおいといて」
「そんなことない。どれも飲んでみたくなる」
クレイグは大きな口で笑った。
「侯爵邸でこんなにたくさん供されてるんだ。
カーロの父上は目利きだな。
どうやって選んでいるのか習いに行きたいくらいだ」
クレイグは一つ瓶を掲げる。
「これがいい。今日の一番だ」
それも、いつかカーロの父が持ってきたものだ。
「私はみんなに好かれるうまい酒もいいと思うが、クセのありそうなものの方も試したくなる。
どうしてこの味にしたんだろうと気にかかるんだ」
「酒の中の情報から背景を探る」
カーロの呟きにクレイグは目を輝かせる。
「父上か? 職人ぽくてかっこいいな。
そうだよ。私も香りの中の物語が気になって仕方ない」
カーロは自信を取り戻したように笑い返した。
クレイグはキッチンに持っていくと丁寧に糊を剥がす。
貼り札は鞄の中から取り出したノートに貼った。
結構たくさんあってカーロは驚く。
「それ、全部飲んでみるの?」
「できればそうしたい」
「クレイグの家は酒造でもやってるの?」
「やってない。うちの自慢は山の景色だけ」
「山の景色で稼いでるの?」
「んー……、そうなのかな。
うちには昔都で有名だった職人が住んでいる。景色が気に入ったとかで。
その人が菓子を開発しては作り方を都にいる兄弟の店へ伝える。
おかげで商いが順調だ。だから、山の景色のおかげ?」
恩恵の度合いがよくわからない。
「カーロは酒屋の息子なのにどうして騎士見習いに来たんだ?」
上手に貼り札を剥がしていきながらクレイグが尋ねた。
「父上の仕事はこんなに面白いのに」
ノートに貼り付けて満足そうにする。
「酒屋にはもったいないから騎士の修行をしろって父がね」
「そうか。確かに騎士の称号は商いの信用度もうんと上がるからな。
カーロは力が強そうだし商いをする者の苦労が分かっている。
騎士になってから店を継いだらますます繁盛するな」
札を全て貼り終えたクレイグは鞄にノートを押しこんだ。
エギルマールが皿に残った料理をつまみながらキッチンに入ってきた。
奥の方で楽しそうな話し声がするのでなんだろうと覗く。
「エギルマール、お疲れさま。順番に食事をとろう」
皿を洗っているのはリロイとカーロ。
キッチン係の人間と楽しそうに話しながら仕事していた。
「片付けに行く、取り分ける、食べる、皿を洗う。
この順番で回してるんだ。エギルマールが加われば十二人で、三人ずつになる。
流れに入って。今食べているクレイグのところが一人足りない」
クレイグがキッチン係と談笑しながら自分の隣の席を指す。
「えー、俺、一人で食べてたからさー……」
ぶつくさ言うのをリロイは笑った。
「みんなで回した方が楽しいし、結局みんな満足になる」
「早く座らないと。時間制限は片付けに行った者が返って来るまで。
今行っているのはカムと、凄腕キッチン係たちだ。きっと素早い」
「次の洗い係はクレイグとエギルマールになる。頑張って」
食器の音がして、予言通り大量の物品が運ばれてくる。
美しい所作で人数分の皿に残り物を取り分けていたエミールがクレイグを追い立てた。
同じチームのキッチン係と席について食べ始める。
「エギルマールは洗い物から参加だな。皿を全部洗い桶に入れろ」
クレイグが言いつけた。
自分も両腕にたくさん受け取って洗い物を始める。
リロイはカーロとホールへ片付けに行った。
ホールでは騎士たちが重く大きな装飾品を片付けている。
「なんでこんな遊びしてるんだ……」
なぜか洗い物に参加させられながらエギルマールが首を傾げた。
「こういう場で、ばくばく残り物を食べられる性格の者ばかりじゃないだろ。
歩きながら皿から手づかみする自体が壁になる人もいるんだ」
クレイグは小さな声で言う。
カーロやエミール、カムのことを指しているようだ。
見習いや従騎士たちに特に食事の割り当てはない。
「遊びなら家人から話も聞けるし、食べきれないほどの料理がみんなで食べられる」
クレイグは手が動いていないエギルマールをせっつく。
「早く洗わないと、後がつかえる」
「誰が考えた遊びなんだ?」
「リロイだよ。キッチン係に勝負を挑んだ」
「この仕組みで回すために?」
「そうだ。もう満腹で動けなくなったらそいつが優勝」
「……」
では、大量の洗い物は大ブレーキをかけるための策略。
「洗えばいいんだな」
エギルマールは猛然と洗い桶を掻き回し始めた。
年上の従騎士から宴会の日は残り物の皿から取って食べないと食事し損ねると聞いた。
だからそういうものなのだろうと一人で食べていた。
リロイはそうはできない仲間を思いやった。
一人で食べているエギルマールを遊びに誘った。
『適性はありますよ』
エギルマールの頭に家庭教師の言葉が浮かんだ。
剣を教えにきてくれていた騎士だった。
騎士になる適性。
父はその言葉に気をよくして、エギルマールをここに見習いに出してくれたが。
冬になると更に多くなった。
納税が終わった直後が家の庭を模様替えするいい時期なのだそう。
暖かくなる前は植物も眠っている。
移し替えたりするのに適していた。
宴会の片付けを命じられた見習いは、大広間とキッチンを行き来している。
クレイグがまた空の木箱を持って何やら空瓶を選り分けていた。
カーロが不思議そうに近づく。
「それ、いつも何やってるの?」
「ん? いい匂いのするやつを集めてる」
楽しそうに教えた。
「貼り札を集めてるんだ。大人になったら飲んでみたい」
「へえ……」
カーロは試しに自分の父が侯爵に渡したのであろう瓶をいくつか集めてくる。
「クレイグはどんな香りが好き?」
父が持ってくるのは、貴族たちが土産にするのより安かった。
店にくる常連さんの中にはいたく気に入って何度も同じものを買ってくれる人もいる。
父はそういう時ほど嬉しそうな顔になった。
「クレイグの家はさ、どんな心付けを持ってくる?
うちの場合はこれなんだよ」
クレイグが香りを確かめている間にカーロが言う。
楽しそうなクレイグは「ふうん」と応じた。
「うちは菓子かな。リロイの家からもらう材料で作ってる。
私は幼い頃から、砂糖よりその搾りかすで造るラムの香りの方が大好きで」
話しながらどんどん木箱に瓶を差していく。
「気を遣わなくていいよ。俺んちからの酒だって、気に入らなきゃおいといて」
「そんなことない。どれも飲んでみたくなる」
クレイグは大きな口で笑った。
「侯爵邸でこんなにたくさん供されてるんだ。
カーロの父上は目利きだな。
どうやって選んでいるのか習いに行きたいくらいだ」
クレイグは一つ瓶を掲げる。
「これがいい。今日の一番だ」
それも、いつかカーロの父が持ってきたものだ。
「私はみんなに好かれるうまい酒もいいと思うが、クセのありそうなものの方も試したくなる。
どうしてこの味にしたんだろうと気にかかるんだ」
「酒の中の情報から背景を探る」
カーロの呟きにクレイグは目を輝かせる。
「父上か? 職人ぽくてかっこいいな。
そうだよ。私も香りの中の物語が気になって仕方ない」
カーロは自信を取り戻したように笑い返した。
クレイグはキッチンに持っていくと丁寧に糊を剥がす。
貼り札は鞄の中から取り出したノートに貼った。
結構たくさんあってカーロは驚く。
「それ、全部飲んでみるの?」
「できればそうしたい」
「クレイグの家は酒造でもやってるの?」
「やってない。うちの自慢は山の景色だけ」
「山の景色で稼いでるの?」
「んー……、そうなのかな。
うちには昔都で有名だった職人が住んでいる。景色が気に入ったとかで。
その人が菓子を開発しては作り方を都にいる兄弟の店へ伝える。
おかげで商いが順調だ。だから、山の景色のおかげ?」
恩恵の度合いがよくわからない。
「カーロは酒屋の息子なのにどうして騎士見習いに来たんだ?」
上手に貼り札を剥がしていきながらクレイグが尋ねた。
「父上の仕事はこんなに面白いのに」
ノートに貼り付けて満足そうにする。
「酒屋にはもったいないから騎士の修行をしろって父がね」
「そうか。確かに騎士の称号は商いの信用度もうんと上がるからな。
カーロは力が強そうだし商いをする者の苦労が分かっている。
騎士になってから店を継いだらますます繁盛するな」
札を全て貼り終えたクレイグは鞄にノートを押しこんだ。
エギルマールが皿に残った料理をつまみながらキッチンに入ってきた。
奥の方で楽しそうな話し声がするのでなんだろうと覗く。
「エギルマール、お疲れさま。順番に食事をとろう」
皿を洗っているのはリロイとカーロ。
キッチン係の人間と楽しそうに話しながら仕事していた。
「片付けに行く、取り分ける、食べる、皿を洗う。
この順番で回してるんだ。エギルマールが加われば十二人で、三人ずつになる。
流れに入って。今食べているクレイグのところが一人足りない」
クレイグがキッチン係と談笑しながら自分の隣の席を指す。
「えー、俺、一人で食べてたからさー……」
ぶつくさ言うのをリロイは笑った。
「みんなで回した方が楽しいし、結局みんな満足になる」
「早く座らないと。時間制限は片付けに行った者が返って来るまで。
今行っているのはカムと、凄腕キッチン係たちだ。きっと素早い」
「次の洗い係はクレイグとエギルマールになる。頑張って」
食器の音がして、予言通り大量の物品が運ばれてくる。
美しい所作で人数分の皿に残り物を取り分けていたエミールがクレイグを追い立てた。
同じチームのキッチン係と席について食べ始める。
「エギルマールは洗い物から参加だな。皿を全部洗い桶に入れろ」
クレイグが言いつけた。
自分も両腕にたくさん受け取って洗い物を始める。
リロイはカーロとホールへ片付けに行った。
ホールでは騎士たちが重く大きな装飾品を片付けている。
「なんでこんな遊びしてるんだ……」
なぜか洗い物に参加させられながらエギルマールが首を傾げた。
「こういう場で、ばくばく残り物を食べられる性格の者ばかりじゃないだろ。
歩きながら皿から手づかみする自体が壁になる人もいるんだ」
クレイグは小さな声で言う。
カーロやエミール、カムのことを指しているようだ。
見習いや従騎士たちに特に食事の割り当てはない。
「遊びなら家人から話も聞けるし、食べきれないほどの料理がみんなで食べられる」
クレイグは手が動いていないエギルマールをせっつく。
「早く洗わないと、後がつかえる」
「誰が考えた遊びなんだ?」
「リロイだよ。キッチン係に勝負を挑んだ」
「この仕組みで回すために?」
「そうだ。もう満腹で動けなくなったらそいつが優勝」
「……」
では、大量の洗い物は大ブレーキをかけるための策略。
「洗えばいいんだな」
エギルマールは猛然と洗い桶を掻き回し始めた。
年上の従騎士から宴会の日は残り物の皿から取って食べないと食事し損ねると聞いた。
だからそういうものなのだろうと一人で食べていた。
リロイはそうはできない仲間を思いやった。
一人で食べているエギルマールを遊びに誘った。
『適性はありますよ』
エギルマールの頭に家庭教師の言葉が浮かんだ。
剣を教えにきてくれていた騎士だった。
騎士になる適性。
父はその言葉に気をよくして、エギルマールをここに見習いに出してくれたが。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~
しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。
それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること!
8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。
どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ!
「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」
かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。
しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。
「今度こそ、私が世界を救って見せる!」
失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!
剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。
イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。
小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる