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はじまりの庭 ※過去編です。
作戦日和 1
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久しぶりにエミールの従者たちがやってきた。
もうすぐ見習いは終わるんだからいらないと訴える声が外まで聞こえる。
この人たちは春の間ずっとヘイデンに滞在する予定だ。
国際交流の催しがあって、今年はコルフが参加する。
重臣や学者が街で目についた。
セルジ侯爵は連日植物に関する研究成果を興味深そうに聞いていた。
「参加してみよう」
止まらないお坊ちゃん扱いをげらげら笑いながら、エギルマールが提案した。
春の真ん中のことだ。
座学に飽きたのかもしれない。
そんなタイミングでもあった。
食堂に山盛りになった差し入れを、エミールは恥ずかしそうに見やる。
「私が顔を見せたりしたら、彼らは余計に有頂天になってここに頻繁に来ない?」
「逆だろ、逆」
エギルマールはなぜか自信ありげだ。
「ここに何しに来たんだよ。
コルフじゃできないから剣を習いに来たんだろ?
でも実際やってることはコルフでやってること。それ」
エミールの手元の小皿と練った香を指す。
「だから従者たちはまだあの頃の小さいエミールだって思うんだ。
……春になって虫除けとか本当に助かる。
助かるけど、エミールの成長はそれじゃみせらんないよな」
「はあ……」
「だからさ、剣の腕前も上がってるって見せよう。
そうすればもう子ども扱いされないぞ」
もっともだ。もっともらしい。が……、
「何を企んでるの?」
エミールは冷静である。
はたしてエギルマールは「模擬戦」と口にした。
「コルフの催事の中で一番楽しそうだなと思ってたんだ。
任意のチームで模擬戦をして戦術を評価してもらう。
個人の評価もある。これに出て、エミールは剣で役に立つところを見せろ」
コルフは国軍の規模が小さい。
だから各国での催しでは模擬戦を開催する。
軍略研究の一環でもあるが、将来の傭兵や武将の招致に役立てるためでもあった。
一時の間に二試合行う。
ふたり以上の組が作れるなら何人で参加しても良かった。
エミールはじっとエギルマールを見つめる。
その顔の中の真意を見透かすように。
「リロイと一騎打ちしたいんだね?」
半眼になって王子は指摘した。
見抜かれたエギルマールは大きくのけぞる。
「バレたっ。……でもいいだろ?」
めげずに前へ戻ってきて言う。
「エミールにとっても悪くない話」
「うーん……」
もうすぐ見習いも終わるというのにまだこだわっている。
エギルマールのしつこさにエミールは不思議そうな顔をした。
「どうしてエギルマールはリロイに剣で勝ちたいんだ?」
「だって納得いかない」
エギルマールは理解を求めるようににじり寄る。
「俺は幼い頃から騎士に習ってきた。
剣筋はいいはずだし、力だって大人に負けない。
なのにどうして母親に習っただけのリロイに負けるんだ」
エギルマールは良くも悪くも型通り。
リロイは実戦派。臨機応変に動く。
「好みの違いじゃない?」
「納得いくもんか」
気持ちの問題だから仕方あるまい。
エミールは嘆息した。
「いいよ。出てみよう」
「よし。俺がみんなを誘う。休みも申請する」
やりたい時だけやる気が出る。
そんなエギルマールを羨ましそうに眺めた。
その夜、武具の収納庫の前でクレイグに会った。
エミールの剣を見て「貸して」と笑う。
「コルフの催しの話、聞いた」
緩やかに剣を振ってクレイグが言った。
「楽しそうだ。組割は知らされた?」
「聞いてない」
「エミールはエギルマールとカム」
なんだか欲望がむき出し気味な編成になっている。
「エミールはよくさ、こう、回るような動きを入れるよな」
クレイグが片足を軸にして回転した。
「これって囲まれた時のこと?」
「うん。切りつけてるというより近よらせない意味合いが強い」
「あー、そうなのか」
クレイグは一度止まる。
剣を持った片腕を伸ばして誰かと間合いを取るように宙を見据えた。
「エギルマールなら大柄を活かして上段からきれいな筋でくる」
体の近くに寄せた剣の背刃を片手で支える。
背負いこむように体を捻った。
後ろ向きに数歩下がってさっきまで自分がいた位置に向く。
「カムは難しいな。エミールと似ている。流れるような動きだ。
弾き返す。……で、こちらからすぐに」
クレイグの腕が鞭のようにしなった。
脇腹かどこかに攻撃を加えた後でやはりまた間合いを取る。
「カーロはすぐ騙される」
向かって左に出ると見せかけて右から回転しつつ切りつけた。
「リロイはやってみないと分からない。勘がいいから」
大きな口を開けて笑う。
「でも絶対どこかで刺突が来る。
途中で引っこめられるから厄介なんだよな」
「私は?」
エミールが聞いた。
クレイグは小さく唸って首を傾げる。
「素直?」
「どういうこと?」
心外な。
「相手が強いような雰囲気を出して迫れば素直に萎縮してしまうところがあるかな。
もし戦場で長剣使いに『そんな小さい剣なんか』って言われたらどう思う?」
「そうかもしれないって……」
素直だった。
「大勢に囲まれたって、することは練習と変わらない。
一対一。一斉に斬りかかっているようで実はバラバラだ。
エミールはそれを見極められると思うんだが、見たことないな」
クレイグは武具倉庫の中から刃のない槍の柄を持ってくる。
それが自然にこちらへ倒れるように傾けて手を離した。
また体のそばで剣を構え、回りながら棒を弾く。
「……。やっぱりこれはエミールの武器で、私のは違うんだ」
剣を持ち主に返して言った。
エミールはどうしたのかとうかがう表情になる。
「考えていたんだが、私はどうやら長剣を使う剣士にはなれない。
ずっと使っていても重くて振り回される」
自分の剣を指してため息を吐いた。
「長剣使いになりたかったのにな」
本当に残念そうに呟いた。
もうすぐ見習いは終わるんだからいらないと訴える声が外まで聞こえる。
この人たちは春の間ずっとヘイデンに滞在する予定だ。
国際交流の催しがあって、今年はコルフが参加する。
重臣や学者が街で目についた。
セルジ侯爵は連日植物に関する研究成果を興味深そうに聞いていた。
「参加してみよう」
止まらないお坊ちゃん扱いをげらげら笑いながら、エギルマールが提案した。
春の真ん中のことだ。
座学に飽きたのかもしれない。
そんなタイミングでもあった。
食堂に山盛りになった差し入れを、エミールは恥ずかしそうに見やる。
「私が顔を見せたりしたら、彼らは余計に有頂天になってここに頻繁に来ない?」
「逆だろ、逆」
エギルマールはなぜか自信ありげだ。
「ここに何しに来たんだよ。
コルフじゃできないから剣を習いに来たんだろ?
でも実際やってることはコルフでやってること。それ」
エミールの手元の小皿と練った香を指す。
「だから従者たちはまだあの頃の小さいエミールだって思うんだ。
……春になって虫除けとか本当に助かる。
助かるけど、エミールの成長はそれじゃみせらんないよな」
「はあ……」
「だからさ、剣の腕前も上がってるって見せよう。
そうすればもう子ども扱いされないぞ」
もっともだ。もっともらしい。が……、
「何を企んでるの?」
エミールは冷静である。
はたしてエギルマールは「模擬戦」と口にした。
「コルフの催事の中で一番楽しそうだなと思ってたんだ。
任意のチームで模擬戦をして戦術を評価してもらう。
個人の評価もある。これに出て、エミールは剣で役に立つところを見せろ」
コルフは国軍の規模が小さい。
だから各国での催しでは模擬戦を開催する。
軍略研究の一環でもあるが、将来の傭兵や武将の招致に役立てるためでもあった。
一時の間に二試合行う。
ふたり以上の組が作れるなら何人で参加しても良かった。
エミールはじっとエギルマールを見つめる。
その顔の中の真意を見透かすように。
「リロイと一騎打ちしたいんだね?」
半眼になって王子は指摘した。
見抜かれたエギルマールは大きくのけぞる。
「バレたっ。……でもいいだろ?」
めげずに前へ戻ってきて言う。
「エミールにとっても悪くない話」
「うーん……」
もうすぐ見習いも終わるというのにまだこだわっている。
エギルマールのしつこさにエミールは不思議そうな顔をした。
「どうしてエギルマールはリロイに剣で勝ちたいんだ?」
「だって納得いかない」
エギルマールは理解を求めるようににじり寄る。
「俺は幼い頃から騎士に習ってきた。
剣筋はいいはずだし、力だって大人に負けない。
なのにどうして母親に習っただけのリロイに負けるんだ」
エギルマールは良くも悪くも型通り。
リロイは実戦派。臨機応変に動く。
「好みの違いじゃない?」
「納得いくもんか」
気持ちの問題だから仕方あるまい。
エミールは嘆息した。
「いいよ。出てみよう」
「よし。俺がみんなを誘う。休みも申請する」
やりたい時だけやる気が出る。
そんなエギルマールを羨ましそうに眺めた。
その夜、武具の収納庫の前でクレイグに会った。
エミールの剣を見て「貸して」と笑う。
「コルフの催しの話、聞いた」
緩やかに剣を振ってクレイグが言った。
「楽しそうだ。組割は知らされた?」
「聞いてない」
「エミールはエギルマールとカム」
なんだか欲望がむき出し気味な編成になっている。
「エミールはよくさ、こう、回るような動きを入れるよな」
クレイグが片足を軸にして回転した。
「これって囲まれた時のこと?」
「うん。切りつけてるというより近よらせない意味合いが強い」
「あー、そうなのか」
クレイグは一度止まる。
剣を持った片腕を伸ばして誰かと間合いを取るように宙を見据えた。
「エギルマールなら大柄を活かして上段からきれいな筋でくる」
体の近くに寄せた剣の背刃を片手で支える。
背負いこむように体を捻った。
後ろ向きに数歩下がってさっきまで自分がいた位置に向く。
「カムは難しいな。エミールと似ている。流れるような動きだ。
弾き返す。……で、こちらからすぐに」
クレイグの腕が鞭のようにしなった。
脇腹かどこかに攻撃を加えた後でやはりまた間合いを取る。
「カーロはすぐ騙される」
向かって左に出ると見せかけて右から回転しつつ切りつけた。
「リロイはやってみないと分からない。勘がいいから」
大きな口を開けて笑う。
「でも絶対どこかで刺突が来る。
途中で引っこめられるから厄介なんだよな」
「私は?」
エミールが聞いた。
クレイグは小さく唸って首を傾げる。
「素直?」
「どういうこと?」
心外な。
「相手が強いような雰囲気を出して迫れば素直に萎縮してしまうところがあるかな。
もし戦場で長剣使いに『そんな小さい剣なんか』って言われたらどう思う?」
「そうかもしれないって……」
素直だった。
「大勢に囲まれたって、することは練習と変わらない。
一対一。一斉に斬りかかっているようで実はバラバラだ。
エミールはそれを見極められると思うんだが、見たことないな」
クレイグは武具倉庫の中から刃のない槍の柄を持ってくる。
それが自然にこちらへ倒れるように傾けて手を離した。
また体のそばで剣を構え、回りながら棒を弾く。
「……。やっぱりこれはエミールの武器で、私のは違うんだ」
剣を持ち主に返して言った。
エミールはどうしたのかとうかがう表情になる。
「考えていたんだが、私はどうやら長剣を使う剣士にはなれない。
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「長剣使いになりたかったのにな」
本当に残念そうに呟いた。
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