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おかしくなりそう
片想いって、どうしようもない
しおりを挟むいつまで続くんだろう。密かに想う相手の愚痴を聞く日々は。
「あの人、俺のこと、いまだに子ども扱いするんだよ。俺、もう高校生なのに」
「あれかな。初めて会った時、幼稚園児だったのが悪いのかな。そんで、いつまでもスポーツ刈りの五歳児のイメージで見られてるってわけー? それ、切なくない?」
「はっ! もしかして、誕生日にセミの抜け殻を大量にプレゼントして悲鳴をあげさせたこと、根に持ってる? まさかだけど、最悪な思い出のガキって思われてんのかっ?」
「だから、今はもう冷たい声しか聞かせてくんねぇのかな。ただの挨拶ですら、めちゃ素っ気ないんだぜ」
「試合で勝ったって報告しても、褒めてくんねぇしさ。俺、すげぇ努力して、一年生で唯一のレギュラーにもなったのに。その頑張りを認めるとか、ねぎらうとかしてくれてもよくないか?」
「ああああぁっ! マジ、へこむ! 俺、いつまで片想いなんだよう」
「一度くらい、報われたいっ。メンタルきつくて、おかしくなりそう!」
ぐちぐち、つらつら。いつまで続くのかと思っていた声が、やんだ。ようやく。
それまで、机に肩肘をついてぼやきを垂れ流していた相手は今度は机に突っ伏し、大きな溜息をこれ見よがしについている。
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