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お土産を持っていきます。
「今日はこれと、これと、これも!」
焼き上がったばかりのホカホカのパンが、ぞくぞくと並ぶ。
すぅっと鼻で息をすうと、何とも言えない香ばしい香りに食欲がそそられる。
迷うなぁ。どれもこれも美味しそうだ。
ディルと手をつないだまま、パンを選ぶ。ディルにどれがおすすめ?と聞くと、「かぼちゃのぱん」と可愛く言うので、ついついかぼちゃのパンにも手が伸びる。
「ニナ、こんなに沢山食べれるのか?あんまり日持ちしないぞ?大丈夫か?」
「大丈夫だよ!今日友達に会いに行くから、お土産にここのパンを持っていきたいんだ」
「ニナに友達?そりゃ良かった。ニナは自分の事をあんまり話さないだろう?だから心配してたんだよ。友達がいるなら安心だねぅ、でもうちのパンなんかでいいのかねえ」
おばさん…優しい…。
でも実際は友達じゃなくて、会ったばかりの王族と騎士なんだけど…。もちろん友達になってくれるのなら嬉しいけど。
「おばさん…心配してくれてありがとう。
オレ、おじさんの焼いたパンを食べてもらいたいんだ」
「コイツぅ、嬉しい事言って!よしったくさんオマケしておくからな」
「えへへ、ありがとう!」
袋がパンでいっぱいだ。
オレはおばさんに、美容コレ1本クリームをプレゼントして店を出る。
喜んでくれたおばさんが、今度その友達とおいで、おまけするから!と優しい笑顔で見送ってくれた。
オレは森の入り口付近のいつもの木陰で、ホワイトタヌキの姿に戻る。
今日は王子の屋敷に、遊びに行ってみようと思う。
アポなしだけど、失礼かな?それに、いない場合もあるよな?
まあ連絡のしようがないので許して欲しい。
パンの入った袋の持ち手を口に咥える。
あれ、コレ調子にのったわ!パン重たいぃいぃい!!!
買いすぎたかな~。おじさんも沢山オマケしてくれてたもんな。
でもさ、王子はどうか分からないけど、アティカスは沢山食べそうじゃん?
ラオールみたいにガタイが良いから、めちゃくちゃ食べそうだ!
ふふっと勝手に笑いが込み上げる。
王子はなんのパンが好きだろう?オレのおすすめは穀物のパンだけど、甘いパンとかの方が好きかな?
おじさんのパンも、もしかして食べた事あるかな?
おじさんが愛情込めて焼いたパンを、王子達にもおすそわけ出来たらこんな嬉しい事はない。
森の中をダッシュして、ワクワクしながら湖の方へと遠回りをする。さすがに正門からは入れない。
湖の周辺に沿ってずーっと進むと、屋敷の裏側の物置小屋があった場所に辿り着く。
あっ…。アティカスに真っ二つにされた筈の小屋が新しくなってる。
あの時のアティカスはやっぱりヤバい。思い出すとアティカスへのトラウマがオレの前足を震わせた。
オレは優しくてマッサージ上手なアティカスが好きなんだ!、とビクビクしながら屋敷の裏から様子を伺う。
そろそろ顎も疲れてきた。
やっぱりアイテムボックスに入れればよかった。でもホカホカの良い匂いを感じていたかったんだよね。
やっぱオレ、浮かれてるのかも!
「また来たの?この化け物!!」
はい、オレはやはり浮かれ過ぎていたようてます。
忘れていた。もう1つのトラウマの存在を。
ゆっくり振り返る。…やっぱり。
そこには、メイドのアンナが腰に手をあて立っていた。
物凄く不愉快そうな顔で。
「残念ね、殿下は王都に戻っていらっしゃって当分こちらには帰らないわ」
え…、そうなんだ。そっか。タイミング悪かったな。
オレが勝手に来ただけなんだけど残念だ。
オレのシッポと耳は勝手に垂れ下がり、「みぃ…」と情けなくも声がでる。
「嘘!あんた、本当に殿下にお会いしにきたの??!」
ぷっと吹き出し、アハハッと笑いだす。
あっ、そうだ、とオレはパンの袋をアンナの前に置く。
「何よそれ…。獣の咥えたモノなんて汚なくて触れないわよ」
訝しげな顔をしてアンナが言う。
まあそうだよな。とオレは前足で袋を開き、中身を見せる。
せっかくだし食べてよ。オレだけじゃ食べきれないからさ。
おじさんのパンだよ。
女の人は、芋、栗、南京が好きって言うよな。だったらディルおすすめのかぼちゃのパンが好きかもしれない。
美味しいよとアンナを見上げる。
そして背筋がゾッとした。アンナの歪んだカオがオレを忌々しげに見ていたからだ。
「ねえ…。何よこれ。こんなもの殿下に持ってきたの?信じられない…平民が食べるような安物のパンを?
少し相手にしてもらったからって本当に卑しい生き物ね…。
化け物が持ってきたモノなんて、気持ち悪くって殿下が召し上がる訳ないじゃないっ!」
アンナが足をあげた。一瞬だった。
ダンッと嫌な音が耳に響く。
目の前に広がるのは、ぐしゃりと踏まれたおじさんのパン。
「きゃんっ!!!!」(やめろ!)
オレは叫んだ。なんで!なんで!
アンナはざまぁみろといったように笑いながら、何度も何度もパンを踏む。
オレはその回りを、狂ったように鳴き叫びながらとび回るしかない。
「ちょうどいい機会だから教えてあげる!
殿下は、次この屋敷でアンタを見つけたら、躊躇せずに駆除しろ、殺せっておっしゃってたわ!」
ぐしゃり、ぐしゃり、と何度も何度も何度も。
分かった、分かったよ、分かったからもうやめてくれ。
オレはいまだにパンを踏み続けるアンナの足に向かっていく。
「っ!!やめろ!気持ち悪いっ!」
ガッ!!
アンナがオレの腹を蹴り上げた。
「きゃいっ!!!」
ドサッと転がる。
痛い……!息が出来ない程の痛みと苦みが、身体中をかけ巡る。
ぜぇぜぇと倒れたまま、ぐちゃぐちゃになったパンを見る。
視界が滲んでぼやけ、ヒンヒンとか細い声が勝手に出る。
ぼろぼろと熱い涙が溢れて止まらない。
追い討ちをかけるように、ポタポタと振りだした雨がパンを濡らしていく。
「でもね、私は優しいからあんたを見逃してあげる」
勢いを増して強くなる雨に、アンナも一瞬でずぶ濡れだ。
かはっかはっ、とむせながらオレはゆっくりと身体を起こす。
「その代わり、2度とこの屋敷にくるんじゃないわよ!」
ふらふらと、原型のないぐちゃぐちゃのパンの元へと近寄る。
王子とアティカスとで、仲良くパンを食べたいと思っただけだった。
かぼちゃのパンをすすめてくれるディルの可愛い顔。
おまけのパンを沢山入れてくれたおじさん。
あまり自分の事を語れないオレに、友達がいると知って安心していたおばさん。
みんなの顔が浮かんだ。
ごめん、おじさん。ごめん。
おばさん、ディルもごめんね。
雨から守るように、袋の持ち手を咥える。
動かない前足をあげて、片方の前足でけんけんするように、アンナに背を向けた。
「何ておぞましいの」
最後に聞こえたアンナの声。
オレは魔獣だ。人間の嫌う化け物だ。
だけど、その人間を傷付けたい訳じゃない。
願わくば、好きになってもらいたかっただけなんだ。
ちょっとだけ仲良くして欲しかった。
たまには一緒にごはんを食べて、撫でてもらって、人のぬくもりを少しだけ分けてもらって。
そしたら、あの寂しくて冷たい巣穴に帰っても、その暖かい思い出があるだけで、ひとりぼっちのこの世界を生きていけるって思えたんだ。
焼き上がったばかりのホカホカのパンが、ぞくぞくと並ぶ。
すぅっと鼻で息をすうと、何とも言えない香ばしい香りに食欲がそそられる。
迷うなぁ。どれもこれも美味しそうだ。
ディルと手をつないだまま、パンを選ぶ。ディルにどれがおすすめ?と聞くと、「かぼちゃのぱん」と可愛く言うので、ついついかぼちゃのパンにも手が伸びる。
「ニナ、こんなに沢山食べれるのか?あんまり日持ちしないぞ?大丈夫か?」
「大丈夫だよ!今日友達に会いに行くから、お土産にここのパンを持っていきたいんだ」
「ニナに友達?そりゃ良かった。ニナは自分の事をあんまり話さないだろう?だから心配してたんだよ。友達がいるなら安心だねぅ、でもうちのパンなんかでいいのかねえ」
おばさん…優しい…。
でも実際は友達じゃなくて、会ったばかりの王族と騎士なんだけど…。もちろん友達になってくれるのなら嬉しいけど。
「おばさん…心配してくれてありがとう。
オレ、おじさんの焼いたパンを食べてもらいたいんだ」
「コイツぅ、嬉しい事言って!よしったくさんオマケしておくからな」
「えへへ、ありがとう!」
袋がパンでいっぱいだ。
オレはおばさんに、美容コレ1本クリームをプレゼントして店を出る。
喜んでくれたおばさんが、今度その友達とおいで、おまけするから!と優しい笑顔で見送ってくれた。
オレは森の入り口付近のいつもの木陰で、ホワイトタヌキの姿に戻る。
今日は王子の屋敷に、遊びに行ってみようと思う。
アポなしだけど、失礼かな?それに、いない場合もあるよな?
まあ連絡のしようがないので許して欲しい。
パンの入った袋の持ち手を口に咥える。
あれ、コレ調子にのったわ!パン重たいぃいぃい!!!
買いすぎたかな~。おじさんも沢山オマケしてくれてたもんな。
でもさ、王子はどうか分からないけど、アティカスは沢山食べそうじゃん?
ラオールみたいにガタイが良いから、めちゃくちゃ食べそうだ!
ふふっと勝手に笑いが込み上げる。
王子はなんのパンが好きだろう?オレのおすすめは穀物のパンだけど、甘いパンとかの方が好きかな?
おじさんのパンも、もしかして食べた事あるかな?
おじさんが愛情込めて焼いたパンを、王子達にもおすそわけ出来たらこんな嬉しい事はない。
森の中をダッシュして、ワクワクしながら湖の方へと遠回りをする。さすがに正門からは入れない。
湖の周辺に沿ってずーっと進むと、屋敷の裏側の物置小屋があった場所に辿り着く。
あっ…。アティカスに真っ二つにされた筈の小屋が新しくなってる。
あの時のアティカスはやっぱりヤバい。思い出すとアティカスへのトラウマがオレの前足を震わせた。
オレは優しくてマッサージ上手なアティカスが好きなんだ!、とビクビクしながら屋敷の裏から様子を伺う。
そろそろ顎も疲れてきた。
やっぱりアイテムボックスに入れればよかった。でもホカホカの良い匂いを感じていたかったんだよね。
やっぱオレ、浮かれてるのかも!
「また来たの?この化け物!!」
はい、オレはやはり浮かれ過ぎていたようてます。
忘れていた。もう1つのトラウマの存在を。
ゆっくり振り返る。…やっぱり。
そこには、メイドのアンナが腰に手をあて立っていた。
物凄く不愉快そうな顔で。
「残念ね、殿下は王都に戻っていらっしゃって当分こちらには帰らないわ」
え…、そうなんだ。そっか。タイミング悪かったな。
オレが勝手に来ただけなんだけど残念だ。
オレのシッポと耳は勝手に垂れ下がり、「みぃ…」と情けなくも声がでる。
「嘘!あんた、本当に殿下にお会いしにきたの??!」
ぷっと吹き出し、アハハッと笑いだす。
あっ、そうだ、とオレはパンの袋をアンナの前に置く。
「何よそれ…。獣の咥えたモノなんて汚なくて触れないわよ」
訝しげな顔をしてアンナが言う。
まあそうだよな。とオレは前足で袋を開き、中身を見せる。
せっかくだし食べてよ。オレだけじゃ食べきれないからさ。
おじさんのパンだよ。
女の人は、芋、栗、南京が好きって言うよな。だったらディルおすすめのかぼちゃのパンが好きかもしれない。
美味しいよとアンナを見上げる。
そして背筋がゾッとした。アンナの歪んだカオがオレを忌々しげに見ていたからだ。
「ねえ…。何よこれ。こんなもの殿下に持ってきたの?信じられない…平民が食べるような安物のパンを?
少し相手にしてもらったからって本当に卑しい生き物ね…。
化け物が持ってきたモノなんて、気持ち悪くって殿下が召し上がる訳ないじゃないっ!」
アンナが足をあげた。一瞬だった。
ダンッと嫌な音が耳に響く。
目の前に広がるのは、ぐしゃりと踏まれたおじさんのパン。
「きゃんっ!!!!」(やめろ!)
オレは叫んだ。なんで!なんで!
アンナはざまぁみろといったように笑いながら、何度も何度もパンを踏む。
オレはその回りを、狂ったように鳴き叫びながらとび回るしかない。
「ちょうどいい機会だから教えてあげる!
殿下は、次この屋敷でアンタを見つけたら、躊躇せずに駆除しろ、殺せっておっしゃってたわ!」
ぐしゃり、ぐしゃり、と何度も何度も何度も。
分かった、分かったよ、分かったからもうやめてくれ。
オレはいまだにパンを踏み続けるアンナの足に向かっていく。
「っ!!やめろ!気持ち悪いっ!」
ガッ!!
アンナがオレの腹を蹴り上げた。
「きゃいっ!!!」
ドサッと転がる。
痛い……!息が出来ない程の痛みと苦みが、身体中をかけ巡る。
ぜぇぜぇと倒れたまま、ぐちゃぐちゃになったパンを見る。
視界が滲んでぼやけ、ヒンヒンとか細い声が勝手に出る。
ぼろぼろと熱い涙が溢れて止まらない。
追い討ちをかけるように、ポタポタと振りだした雨がパンを濡らしていく。
「でもね、私は優しいからあんたを見逃してあげる」
勢いを増して強くなる雨に、アンナも一瞬でずぶ濡れだ。
かはっかはっ、とむせながらオレはゆっくりと身体を起こす。
「その代わり、2度とこの屋敷にくるんじゃないわよ!」
ふらふらと、原型のないぐちゃぐちゃのパンの元へと近寄る。
王子とアティカスとで、仲良くパンを食べたいと思っただけだった。
かぼちゃのパンをすすめてくれるディルの可愛い顔。
おまけのパンを沢山入れてくれたおじさん。
あまり自分の事を語れないオレに、友達がいると知って安心していたおばさん。
みんなの顔が浮かんだ。
ごめん、おじさん。ごめん。
おばさん、ディルもごめんね。
雨から守るように、袋の持ち手を咥える。
動かない前足をあげて、片方の前足でけんけんするように、アンナに背を向けた。
「何ておぞましいの」
最後に聞こえたアンナの声。
オレは魔獣だ。人間の嫌う化け物だ。
だけど、その人間を傷付けたい訳じゃない。
願わくば、好きになってもらいたかっただけなんだ。
ちょっとだけ仲良くして欲しかった。
たまには一緒にごはんを食べて、撫でてもらって、人のぬくもりを少しだけ分けてもらって。
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