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赤い目 ※R18
しおりを挟む服を脱がしながら、赤ん坊の様な滑らかで柔らかい肌にキスを落としていく。
華奢な首筋にキスをしながらも、たまにきつく吸い、赤い花びらを残していく。
「あっ…王子…あ…」
誘うように赤く濡れた唇を、奪うように口付け貪った。
舌と舌を絡ませながら、腰から胸へスルリと指で撫で上げる。
ピクリと身体が動き、くぐもった声をあげるニナ。
そのまま優しくピンク色の乳首を愛撫する。
「あぁっ…ん!あつ…ふぅ」
「気持ちいい?」
「うん…きもちい…」
乳首にちゅっとキスをし、口に含んで舌で転がす。
はじめは優しく、だんだん強く。
「うっ…ああっ!…あ…ん」
心地よさと、たまの強い刺激に脳がトロけていく。
王子の頭を、胸元でもっともっとと抱きしめる。
繰り返し乳首を愛撫し、最後にちゅるりと乳首を強く吸い上げると、ニナの可愛らしい悲鳴が耳に届く。
ゆっくりと、薄い腹にキスをしてズボンや下着も脱がせてゆく。
チラリとニナを見上げると、真っ赤な顔をして恥ずかしそうにしている…割には早く早くと期待の目で見られているような気もする。
「王子ぃ…そこ、そこ熱いよ?」
恥ずかしがる訳でもなく、まるで見て見てと言わんばかりに腰を苦しそうに揺らめかせる。
そこを見つめると、可愛らしいニナサイズのモノが昂りを見せている。
「…ニナ、誰かとこういう事したことある?」
ちょんと指先で、先っぽに触れながら問う。
「あんっ…え…?こういう事?…ない、した事ない。全部王子がはじめて」
ニナはとろける頭の中で瞬時に思った。
今日の王子の問いには間違えてはいけない。
何となくだが、面倒な事になりそうだからだ。
前世の事はノーカウントな筈だ。
でも確かに恥じらいがなさ過ぎたかなと考える。
「ふぅん?まあいいよ。また話を聞くね。今のニナはここが苦しそうだから」
とニコリと微笑む王子にニナサイズを握り込まれる。
やっぱり王子に隠し事は出来ない!
でもこの身体に生まれ変わってからは、何もかもハジメテだからぁっ!!
「ああっ!やっ…ぐちゅぐちゅしないでぇっ!ああん」
気持ちいい!気持ちいい!出したい、出したいよ!
ぴたりと手が止まる。えっと思えば、今度は王子がニナのモノを口に含んだ。
「だっ、だめ!王子!あああ!!気持ちいいよおっ!」
だめといいながら腰を浮かせ、快感の涙が零れる。
王子の舌と口で可愛がられていると思うと興奮がやばい。
ああ、可愛い王子の口の中に、オレのが出たり入ったりを繰り返している。
「ああ、やあっ!だめそこ!吸わないでっ!う…イクイク!いっちゃうよぉっ!!!」
ドピュッと王子に口の中に放つ。
ニナはイッたばかりの余韻の中、ハアハアと息をつきながら虚ろな目で王子を見る。
ごめん、王子。口の中に出しちゃった…。でも…。
身体を起こした王子は、髪をかきあげながらこくりとニナの出したモノを飲み込んだ。
形の良い唇の端から零れるニナの白濁液を、ペロリと赤い舌で舐めとりながら…。
何てエロいの王子。
ニナも身体を起こし、そんな王子の頬に手を置き王子の目を見つめる。
ギラギラと赤い目を光らせるニナに、王子の目が少しだけ見開く。
身体を浮かせ、王子の唇に噛みつくようにキスをして、王子の舌を吸う。
暖かいモノがぼんやりと王子の身体を包み込む。
何かがおかしいと気付く。
何かが王子の身体から流れ出てゆく。
それは魔力?
気持ち良さを振り払い、ニナを見る。
ゆるりと目を細めるニナ。
「…ニナ…!やめろ!」
「大丈夫、大丈夫。王子、オレが楽にしてあげるからね」
離れてしまった王子の顔を鷲掴み、再び王子の唇に食らいつく。
ミシミシと、指の爪が伸びて尖りを見せる。
いつものニナの力とは思えない。
美味しい。美味しいよ。
だって、オレも食べたいんだ。
ちょうだい??
だって王子のそれ、王子を壊していくだけのモノでしょう。
大丈夫、オレがぜーんぶ食べてあげるからね。
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