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第20話・存在しない幻想
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最初から、世の中に「完璧な公爵令嬢」リリスなんてのは存在しなかった。
全てはただ私の努力で築き上げた偽物にすぎない。
私が命をはって、人生をかけて、全てを捧げて手に入れた、完全無欠な幻。
小さい頃からずっと遊び好きで見栄っ張りでわがままで、他の若い貴族たちと同じく気ままに生きてきた。
父の公爵の位のおかげで、本性を平然とさらけ出すことができた。
どんなわがままでもどんな無茶でも、両親は私の要求をなんでも聞いてくれた。
だから私はなにも恐れたことはない。
度々公爵領内で従者を連れて平民をいじめ回っていた。
彼らが怒りを我慢して私に愛想笑いを見せる姿を見て、いつも心からの満足感を感じた。
彼らの店を業務妨害している時は、激怒していながらもどうすることもできない店長の顔が一番の快感だった。平民の子供の大切なおもちゃを奪って、さり気なく目の前で踏み潰してその号泣を眺めることも幸せと快楽を感じられた。
後で両親に知られたとしても、所詮は泣けば済む話で、なんの罰も受けることはなかったし、泣きすぎれば逆に両親が慰めてくれることもあった。
そう、私は何をしてもいつも両親に許されるのだから、何をしたっていいじゃない?
それに誰が見ても、毎日楽しく過ごしているだけの金持ち貴族、と思われるだけで、誰もその歪んだ性格を理解できなかっただろう。
それは快楽と自由に満ち溢れた日々。
『そのこと』さえ起きなければ、私の人生はずっと昔のままだったのだろう。
『その日』どんなに否定したくても、どんなに愚かで無知であっても、目が覚めてしまった。
本当の自分は、周りの人に不幸をもたらすだけだと、ふと気がついた。
これまでずっと当たり前に享受してきた幸せは、ただ親の痛みと苦しみの上に成り立ったもの、歪みの結果以外の何物でもなかった。
その時から、私は少しずつ人に好かれるような貴族の生き方を学び、頑張ってこの新しい役割を演じて、「完璧令嬢」の仮面を被った。
周りに不幸をもたらす私は、皆に望まれる、幸せをもたらす「完璧令嬢」になりたかった。
しかし、「完璧令嬢」と私はまるで鏡映しのように、同じに見えるが実は正反対の双子のような存在。
それは私の全ての欠点を補った幻想、嘘で編み出した完璧な仮面。
ただ、いくら頑張っても、
嘘は本当になれない、
私は到底「完璧令嬢」になれない、
そして「完璧令嬢」も私になることはない。
そう、結局のところ、私は「完璧令嬢」の器ではなかった。
今、どうにかして過去の全てを忘れようとしても、やはり忘れることは出来ない。
なぜなら、私は強欲な人間だから。
それこそが本当の私だから。
実のところ、私はずっと夢見ていた。
もし私が『エリナ』のように元から優秀な人だったとしたら、
幸せになれたのでしょうか。
そうだったら、必死に完璧令嬢を演じる必要もなく、
父上もミカレンに出会うことなく、毎日母と幸せに暮らしていたのだろうか?
そうかもしれない…私はただ、普通に幸せに、両親と暮らしたいだけだったのに…
悲しいことに、私は一般市民が願ってもやまない公爵家に生まれ、全てを手に入れようとしたけど…
この自らの手で全てを潰した。
ママ…私はどうしたらいいの…?
思考と意識がだんだん遠くなり、私は再び眠りに落ちた。
「リリス様、起床のお時間です」
ロキナの声が耳に響き、徐々に意識がはっきりとしてきた。
「おはようございます、お嬢様」
「んん…おはよう」
昨夜の悪夢のせいで睡眠の質が悪かったので、私は若干けだるかったが、ゆっくりと起き上がって挨拶をした。
「…お嬢様?今朝はお体の調子が優れないのでしょうか?」ロキナは心配しそうに訪ねた。
「そうね…テストが近いから、ちょっと緊張しちゃって、よく眠れなかったの」
「大丈夫、ただの寝不足だから、心配しないで」
私はなんともないふりをした。
「…お嬢様、もしお体の調子が悪かったら、絶対に無理をしてはいけませんからね」
ロキナの不安がはっきりと顔に現れていた。
「本当になんでもないのだから、安心なさい。そうだ、今日の朝ごはんは何?」
私はより一層暖かい笑顔を返し、ロキナの注意をそらすように朝ごはんの話題を投げかけた。
「はい、今日はお嬢様の好物のビーフサンドとミルクティーです。まだお時間はたっぷりあるので、ゆっくりお召し上がりになれますね」
「それはありがたいことだわ、あと…父上はまだ起きてないの?」
私はつい父上の話をしたが、言った瞬間に後悔した。
「公爵様はその…昨夜は帰りが遅く、そんなに早くは起きてこられないと思います。」
ロキナは少し気まずそうに答えた。
「そう…だったね、わかった、最近父上はお忙しいようだから、当然ね」
しばらくは父上に会えないことがわかって、この話はここまでにした。
私は適当なことを考えながら朝食を済まし、そして馬車に乗って学校に向かった。
「…そういえばまだ父上に護衛を増やすようお願いしてないわね…」
「いっか、どうせ私には友人もいないし、一人でまた街を歩く確率はゼロに近いしね。」
学校につくのと同時に、私は雑念を捨て、今日の騒ぎに対応し始めた。
授業中も休憩時間も、今日は一生懸命真面目に勉強してるふりをして、王家学術能力テストを言い訳に、他との交流を避けた。周りから飛んできた話し声があまりにも耳障りで、私をイライラさせたが、その感情を少しも漏らさないように心掛けていた。
「ねぇねぇ聞いた?昨夜街での出来事の話」
「街で?私も昨夜街に出たんだけど、何があったのか?」
「私も街で聞いた話なんだけど、昨夜平民の女の子が誘拐されて輪姦されたって、惨い話よね」
「なっ?うそだろ、王都の街だぞ、そんなことが起きるはずないだろ?」
「私も最初は信じなかったんだけど、知り合いが実際に見たんだから、本当のことだよ!それにその子はうちの制服を着てたって!」
「うわっ!うちの子が?誰!?可哀想に」
「そうね、一度でも襲われたらもう嫁にいけず、修道院に入るしかないかも」
「本当可哀想だな、なんでそんなことが起きるのか、その子が何か目立ったことでもしたのか?」
「聞いた話だと、その子があちこちで色気を出し、自ら男を路地裏に連れ込んだとか」
「マジかよ、うちにそんな子がいたとは、マジで思わなかったぜ」
思っていた通り、若き男女達は昨日起きた事件を興味津津に話していた。
学生はこういう噂がやけに気になる時期、且つ噂の拡散速度が早く、拡散している内に絶対に変質する。
ただの誘拐事件が既に「平民の少女が街で男を釣り、路地裏で輪姦に遭い、飽きられて捨てられたところを助けられた」など色んな猟奇的なバージョンに改造されていた。
人の感情は通じ合うものではない。
人との討論でどんなに驚きを見せ、どれだけ不幸な同窓に対する心配や慈愛にまみれた同情を見せたところで、私が昨日遭遇した不幸は彼らにとって、ただの暇つぶしのための話のネタに過ぎないことはこれ以上ないぐらいに明白だった。
もし少しでも不幸な人のためを考えるなら、すぐその話題を中止にすべきだ。誰か知らない「被害者」が彼らの笑い声にもう一度傷つけられないために。
しかし誰もそうしなかった。
なぜならそれは、退屈な学校生活の中で珍しく面白い話題で、彼らは、まるでもし自分がその時近くにいたら、果敢に立ち向かい、「被害者」のヒーローになるというような、学生独自の勇者妄想を発揮できた。
幸いなことに、ナミスとカシリア殿下が隠蔽してくれたおかげで、誰もが「被害者」は平民だと信じ、私とは何の関係もない話となった。
万が一バレてしまったら、私は即社会的な死を宣告されることになるでしょう。
結局のところ、人は真実よりも色んなものを付け加えた自分好みのストーリーの方を信じたがるのだ。
そう思うと私は心の奥底から怖くなり、ペンを握った手が時々震える。昨日のことを聞かれたら、取り乱して誤魔化しきれないんじゃないかと怖くてしょうがない。
この難局をやり過ごすために、昼休みに食堂で過ごさないようにするにはどうしたらいいかを考えていた。
休憩のチャイムが鳴ったら、すぐバラ園へ行こう。私は無言で決心した。
全てはただ私の努力で築き上げた偽物にすぎない。
私が命をはって、人生をかけて、全てを捧げて手に入れた、完全無欠な幻。
小さい頃からずっと遊び好きで見栄っ張りでわがままで、他の若い貴族たちと同じく気ままに生きてきた。
父の公爵の位のおかげで、本性を平然とさらけ出すことができた。
どんなわがままでもどんな無茶でも、両親は私の要求をなんでも聞いてくれた。
だから私はなにも恐れたことはない。
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彼らが怒りを我慢して私に愛想笑いを見せる姿を見て、いつも心からの満足感を感じた。
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後で両親に知られたとしても、所詮は泣けば済む話で、なんの罰も受けることはなかったし、泣きすぎれば逆に両親が慰めてくれることもあった。
そう、私は何をしてもいつも両親に許されるのだから、何をしたっていいじゃない?
それに誰が見ても、毎日楽しく過ごしているだけの金持ち貴族、と思われるだけで、誰もその歪んだ性格を理解できなかっただろう。
それは快楽と自由に満ち溢れた日々。
『そのこと』さえ起きなければ、私の人生はずっと昔のままだったのだろう。
『その日』どんなに否定したくても、どんなに愚かで無知であっても、目が覚めてしまった。
本当の自分は、周りの人に不幸をもたらすだけだと、ふと気がついた。
これまでずっと当たり前に享受してきた幸せは、ただ親の痛みと苦しみの上に成り立ったもの、歪みの結果以外の何物でもなかった。
その時から、私は少しずつ人に好かれるような貴族の生き方を学び、頑張ってこの新しい役割を演じて、「完璧令嬢」の仮面を被った。
周りに不幸をもたらす私は、皆に望まれる、幸せをもたらす「完璧令嬢」になりたかった。
しかし、「完璧令嬢」と私はまるで鏡映しのように、同じに見えるが実は正反対の双子のような存在。
それは私の全ての欠点を補った幻想、嘘で編み出した完璧な仮面。
ただ、いくら頑張っても、
嘘は本当になれない、
私は到底「完璧令嬢」になれない、
そして「完璧令嬢」も私になることはない。
そう、結局のところ、私は「完璧令嬢」の器ではなかった。
今、どうにかして過去の全てを忘れようとしても、やはり忘れることは出来ない。
なぜなら、私は強欲な人間だから。
それこそが本当の私だから。
実のところ、私はずっと夢見ていた。
もし私が『エリナ』のように元から優秀な人だったとしたら、
幸せになれたのでしょうか。
そうだったら、必死に完璧令嬢を演じる必要もなく、
父上もミカレンに出会うことなく、毎日母と幸せに暮らしていたのだろうか?
そうかもしれない…私はただ、普通に幸せに、両親と暮らしたいだけだったのに…
悲しいことに、私は一般市民が願ってもやまない公爵家に生まれ、全てを手に入れようとしたけど…
この自らの手で全てを潰した。
ママ…私はどうしたらいいの…?
思考と意識がだんだん遠くなり、私は再び眠りに落ちた。
「リリス様、起床のお時間です」
ロキナの声が耳に響き、徐々に意識がはっきりとしてきた。
「おはようございます、お嬢様」
「んん…おはよう」
昨夜の悪夢のせいで睡眠の質が悪かったので、私は若干けだるかったが、ゆっくりと起き上がって挨拶をした。
「…お嬢様?今朝はお体の調子が優れないのでしょうか?」ロキナは心配しそうに訪ねた。
「そうね…テストが近いから、ちょっと緊張しちゃって、よく眠れなかったの」
「大丈夫、ただの寝不足だから、心配しないで」
私はなんともないふりをした。
「…お嬢様、もしお体の調子が悪かったら、絶対に無理をしてはいけませんからね」
ロキナの不安がはっきりと顔に現れていた。
「本当になんでもないのだから、安心なさい。そうだ、今日の朝ごはんは何?」
私はより一層暖かい笑顔を返し、ロキナの注意をそらすように朝ごはんの話題を投げかけた。
「はい、今日はお嬢様の好物のビーフサンドとミルクティーです。まだお時間はたっぷりあるので、ゆっくりお召し上がりになれますね」
「それはありがたいことだわ、あと…父上はまだ起きてないの?」
私はつい父上の話をしたが、言った瞬間に後悔した。
「公爵様はその…昨夜は帰りが遅く、そんなに早くは起きてこられないと思います。」
ロキナは少し気まずそうに答えた。
「そう…だったね、わかった、最近父上はお忙しいようだから、当然ね」
しばらくは父上に会えないことがわかって、この話はここまでにした。
私は適当なことを考えながら朝食を済まし、そして馬車に乗って学校に向かった。
「…そういえばまだ父上に護衛を増やすようお願いしてないわね…」
「いっか、どうせ私には友人もいないし、一人でまた街を歩く確率はゼロに近いしね。」
学校につくのと同時に、私は雑念を捨て、今日の騒ぎに対応し始めた。
授業中も休憩時間も、今日は一生懸命真面目に勉強してるふりをして、王家学術能力テストを言い訳に、他との交流を避けた。周りから飛んできた話し声があまりにも耳障りで、私をイライラさせたが、その感情を少しも漏らさないように心掛けていた。
「ねぇねぇ聞いた?昨夜街での出来事の話」
「街で?私も昨夜街に出たんだけど、何があったのか?」
「私も街で聞いた話なんだけど、昨夜平民の女の子が誘拐されて輪姦されたって、惨い話よね」
「なっ?うそだろ、王都の街だぞ、そんなことが起きるはずないだろ?」
「私も最初は信じなかったんだけど、知り合いが実際に見たんだから、本当のことだよ!それにその子はうちの制服を着てたって!」
「うわっ!うちの子が?誰!?可哀想に」
「そうね、一度でも襲われたらもう嫁にいけず、修道院に入るしかないかも」
「本当可哀想だな、なんでそんなことが起きるのか、その子が何か目立ったことでもしたのか?」
「聞いた話だと、その子があちこちで色気を出し、自ら男を路地裏に連れ込んだとか」
「マジかよ、うちにそんな子がいたとは、マジで思わなかったぜ」
思っていた通り、若き男女達は昨日起きた事件を興味津津に話していた。
学生はこういう噂がやけに気になる時期、且つ噂の拡散速度が早く、拡散している内に絶対に変質する。
ただの誘拐事件が既に「平民の少女が街で男を釣り、路地裏で輪姦に遭い、飽きられて捨てられたところを助けられた」など色んな猟奇的なバージョンに改造されていた。
人の感情は通じ合うものではない。
人との討論でどんなに驚きを見せ、どれだけ不幸な同窓に対する心配や慈愛にまみれた同情を見せたところで、私が昨日遭遇した不幸は彼らにとって、ただの暇つぶしのための話のネタに過ぎないことはこれ以上ないぐらいに明白だった。
もし少しでも不幸な人のためを考えるなら、すぐその話題を中止にすべきだ。誰か知らない「被害者」が彼らの笑い声にもう一度傷つけられないために。
しかし誰もそうしなかった。
なぜならそれは、退屈な学校生活の中で珍しく面白い話題で、彼らは、まるでもし自分がその時近くにいたら、果敢に立ち向かい、「被害者」のヒーローになるというような、学生独自の勇者妄想を発揮できた。
幸いなことに、ナミスとカシリア殿下が隠蔽してくれたおかげで、誰もが「被害者」は平民だと信じ、私とは何の関係もない話となった。
万が一バレてしまったら、私は即社会的な死を宣告されることになるでしょう。
結局のところ、人は真実よりも色んなものを付け加えた自分好みのストーリーの方を信じたがるのだ。
そう思うと私は心の奥底から怖くなり、ペンを握った手が時々震える。昨日のことを聞かれたら、取り乱して誤魔化しきれないんじゃないかと怖くてしょうがない。
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