目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ!

mana.

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【16歳】

【16歳】20☆ カヤver.

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___年明けより少し前(X’mas)___


クロバイから「精霊の樹と私から夢の贈り物がある」とかで…シオン様も協力し、思考を少し借りるから閨は年明けまで中止と言われた。

「夢」か…現実でもシオン様と閨を共にしているが、あの潤んだ瞳と達する時に上気する肌……どんな夢よりも甘美的で思い出しても…

………年明けまで中止なのか………
カイエに特訓を追加してもらおう。


___夜…夢の中___

ん………どこだ…ここ…

暖炉があり、大きな…もみの木か?
キラキラと光る塊…精霊じゃないな?
何だ、これ?
近くに行ってみても動かない…


___ひやぁぁぁ‼何だぁ!これぇぇぇっっ‼___


っ⁉シオン様の声!

「シオン様……ぅっっ‼」

入って部屋を出てみると、そこには……

「もぅっ!これ、精霊の樹?いやっ…クロバイか?!何ってモン着せんだよぉぉぉ!!」

そこには赤い帽子に縁にはフワフワとした…綿か?
それを被り、服は全体的に赤いが……首元が同じく綿の様な飾りがあり、鎖骨あたりが少し見えていて…バックレスドレスの様なデザインでスカートではなく下は短いズボンとなっている…

背中は………あぁ…何という………背中から微かに覗く仙骨は……煽情的なものを感じさせるな……

あぁ…何てものを見せるんだろう…
これは…クロバイと精霊の樹に感謝だな。

狼狽しているシオン様…いや、シオンの後ろ姿から覗く服の隙間に手を入れて…今すぐ貪りたい衝動に駆られる。

「……あ!!カヤ!いやっ!これは…その…っ。」

「シオン……これは…俺への贈り物?」

「あぁっ!…そぅ…なんだが……精霊の樹が夢に出てきてさ!お前に贈り物したいから一緒にって……雰囲気はこんな感じって言ったけど…でもっ……この服っ‼」

ん?いつもの夢のシオンと違うな。
そういえば「思考を少し借りる」と言っていたか。

「この夢は…シオンも見てるの?」

「あぁ、俺も同じ夢を見てるけど…」

「じゃぁ……『思考を借りる』と聞いたけど…これは…シオンから俺への贈り物って事…かな?……チュッ。」

俺はシオンの腰を引き寄せて首筋にキスをしていく。

「んっ……そぅ……ぁ…ん……でも…服はぁ…俺の趣味じゃ…んんぅっ。」

服自体はゆったりとした作りなのですぐに柔らかい尻へと潜らせる。
ゆるゆると揉むと恥ずかしそうに撓るシオンは本当に可愛らしい。

首筋に軽く括られた紐を解いて裸にするのは容易いが…この煽情的な姿を堪能するのも…何かゾクゾクとする……
夢でも五感はあるとか言ってたな。

「ねぇ……チュッ…ここじゃ……夢とはいえ……寒い…よ……暖炉のある…チュ……部屋へ移動しようか………?」

「……ん…分かった……」

シオンが恥ずかしそうに頷いた。
俺はシオンを抱き上げて暖炉のある部屋へ移動する。
暖炉のもみの木の側は毛足の長い絨毯に柔らかい厚みのある敷布が敷かれ、クッションもたくさん置かれている。

そこへ座らせると、柔らかい暖炉の光ともみの木の光に微かに照らされ、頬を染めて上目遣いで俺を見るシオンがたまらなく愛おしい。

「カヤ……服脱がして…恥ずかしいぃ……これ、俺は脱げない様にされてんだよぉっ。」

そう言うと、シオンは後ろを向いて首筋に括っている紐を見せた。

少し反れた背筋…振り返って俺を見つめる瞳…
あぁ…本当にこの人は…無意識に煽るのが…上手い。

「だめ……チュ…チュ……こんな可愛らしい姿…チュク…夢が覚めたら…して…くれない……でしょ…チュウッ!」

「あんっ!」

話しながら背中にキスを落とし、仙骨辺りで少し強目に吸い上げた。

「俺への『贈り物』…なんでしょ…?…チュッ。」

「………っ!」

仙骨から横の服を口で少しずらして腰の辺りにキスをするとピクッと、反応した。
見上げると顔を真っ赤にして目を潤ませながら困った顔をしていた。
フフッ…可愛いなぁ。

「夢……チュ…だから…大胆になって……チュク……良いんじゃない?」

こちらへ向かせて服を少しずらしながら、愛らしい乳首へと移動していった。

「………あっ…んぅっっ!…夢…だからぁああぁんっ‼」

「…ほうそう…チュク……夢だから……ん…」

乳首を喰みながら後ろへ手を伸ばし、後孔を刺激した。
夢だけど…夢じゃないんだよね、きっと。

「…ん…じゃぁ…カヤの…んっ…好きにぃっ……ぁっ……して…良いよ……」

「ありがと…♡」

そこから後孔に指を入れるが、少し動かし辛いか…じゃぁ……

「シオン…ちょっと…膝立ち…して?」

「こ……こぅ…か……っ⁉あぁぁぁんっ‼」

膝立ちしたシオンのズボンの隙間から後孔へ手を伸ばして指を入れる。
ゆったりとした服で下着を着ていないし…とは思っていたが、これなら大丈夫そうだな。

夢のせいかローションを使わなくても中は濡れぼそり、いやらしい音を立てて俺の指を離さない。
シオンのペニスは中への抽送に反応して、無意識にシオンの足の間に入れている俺の太ももを使って擦っていた。

「フフッ…シオン…気持良い?腰が動いてる。」

「あぁん……夢ぇ…なのにっ…感覚が……現実よりぃ……気持ち良すぎる……んぅ…カヤ…もっとぉ…」

「うん…『夢』だからね。楽しもうね。」

シオン、思考を借りてる事を忘れてるな。

「カヤッ…もぅ…入れてぇ…夢だろ?大丈夫だからぁ…」

そんなおねだりをされて、夢という無茶も大丈夫な状態で嫌と言うヤツの顔が見たい。
俺はシオンの背中や腰の後ろにたくさんのクッションを置き、少し身体を起こした状態にして寝かせて足を持ち上げた。

「もちろん♡…行くよ……んぅぅっ……キツ…ィ…ッ!」

「ひゃぁぁぁぁん‼」

うっ!かなり…締まる…っ‼

「シオン…息…してっ!…んっ…」

俺は力が抜けるようにシオンの耳を甘噛みした。

「ひゃあっ!…そこっ…当たって…あぁぁぁぁ‼」

「くぅっ‼」

甘噛みする事により、少し力が抜けた後そのままシコリを刺激し最奥へと突き抜けた。
ビクビクと、しながら更に俺のペニスを絞め上げた。

「くっ…シ…オン…動く…よっ!」

ズンズンと最奥を突くと嬉しそうに腰を撓らせ、恍惚としている可愛らしい口の端から唾液が一筋流れる。
勿体無い…
俺は身体を動かしながら口の端を舐め上げるとビクッと反応した。

「フフッ…気持ち…良い?…んっ!」

「あぁんっ!良過ぎるからぁ…っ…イっちゃうぅぅ‼」

思い切り突き上げると身体がガクガクと震えだす。
俺ももう…イきそう…だ。
抽送のスピードを上げていくと、シオンがキスを求めてきたので唇を合わせて舌を絡める。
そしてそのまま2人同時に達した。

「ハァ…ハァ…あぁ…服が…汚れたね。」

「ハァ………ハァ……んっ…もう脱がしてぇ…」

「うん…もちろん…」

脱がしながら洗浄魔法をかけず、またシオン様を貪る。
あぁ…今日はなんて素敵な夢なんだろう…
恥ずかしがりながら…も俺を貪欲に求めてくれる…
この夢が覚めなければ良いのに…

俺は夢の中で気が済むまでシオンを抱いた。
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