目が覚めたらBLゲームの悪役令息になったけど、山に引き籠もりたいので全力で主人公を応援しますっ!

mana.

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【17歳】

【17歳】16☆

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「……ハァ……んっ……ハァ……ぁ……もぉ……死ぬ…っ…」

リアルに……死ぬっ……走馬灯…見えるぅぅ……

「ハァ……ハッ…どうし…た…精霊の…愛し…子……っ……体力…あるんだろ…?もしかして…会わない間に……んっ……体力…減った……かっ?」

「やだぁっ……もっ………ハ…ァ…許し……ぇっ…ん…」

もう出るものも出ず……両手はダラリとベッドに力なく…シーツも掴めない。
転生前にバーで「あ~仕事でストレス溜まるっ‼1回休みの間、本気で死ぬかと思うくらいずっとSexして仕事の事忘れてみてぇな~☆」…と、ママと一緒に笑っていたけど…神様ごめんなさぁぁいっ!もう2度と言いませんっ‼

「……分かっ…た………嫌だけど…な…」

ズルリとオークのペニスを抜かれた時、一緒にコポコポと後孔からオークの精液が出てきてシーツを濡らした。

「やっ…んんんっ…」

後孔から出る精液にゾクゾクと感じてしまった。

「……チュッ…本当に…チュ……お前に…チュ…触れたくて……寂しかった……チュ…洗浄魔法…掛けるな…」

額にキスを落とし、そのまま頬へ耳へと移動させながら魔法を掛けると、スゥ…っと、コイツと俺の精液が散々掛かった俺の身体のベタベタ感は無くなり、シーツも濡れた感触は無くなった。

「んっ……ハァ……お前……っ……極端…なんだよぉぉ……」

「……だって……」

オークが俺の横に寝になると俺の身体を引き寄せた。
……殴る体力もねぇ………

「……ハァ……お前の姿を魔法で見ることも出来なくて…お前の馬鹿笑いする姿も…見えないし。」

……え?何それ。最後の、悪口だよね?

「王宮ではみんな澄ました顔か作った笑顔だ…兄貴達だって馬鹿笑いなんかしない。俺は、お前に口を開けて大笑いしたりふざけあって良いんだと教えてもらった。」

そう言うと…オークが俺を強く抱き締めた。

「…オーク…」

「お前に初めて出会った7歳から……たくさんのものをもらった…本当に…たくさんのだ……」

俺の肩に顔を埋め、肩に雫が落ちる。
……ん?

「…オーク……泣いてんのか…?」

「……グズッ……泣いてねぇ……」

………泣いてんじゃん。

「お前なぁ…」

俺は疲れて上がらない手を、フルフルと震えながらオークの背中に回した。

「俺が何をお前にやったのかは分からねぇけど…フフ…本当に…どうしてお前を王様にしようなんて思うんだろうなぁ……」

こんなに感情の激しい王様…父親似とはいえ、現王でもここまで激しくねぇだろう。

「こんな姿見せるのはお前と………不本意だけど…カヤ…だけだ…」

「そうなのか?」

7歳の出会いから大人な部分は増えたけど、中身はあんまり変わって無い気がしたんだがな。

「怒る以外の表情を見せると相手に弱みを気取られる。大人になればなるほど……お前に会いたくて…俺自身を見てくれるお前のそばにいたかった。」

「……でも、お前はいずれ王様になるお兄さんを支えるんだろ?」

「お前は………………」

「どうした?」

オークがふと顔を上げて目が合った。

「……俺は……」

グゥゥゥゥ………

「………あ……ゴメン。大事な話に…」

俺の腹が盛大に鳴った。

「フッ…いや……今は良い。それよりも、先に飯だな。」

オークが部屋を出てしばらくするとベッドトレイに乗り切れるだけの料理と飲み物を乗せて帰ってきた。

「クロバイが持たせてくれた。カヤは……しばらく本館でクロバイの変わりに仕事をしているそうだ。」

「……そうか。」

「食べれそうか?」

トレイの上には俺が食べやすいように一口大のサンドイッチや果物、飲み物はフレーバーウォーター等………俺の好きなものばかり……カヤが揃えたんだ……

「ん…食べる…」

ゆっくりと起き上がり、行儀が悪いが腰がだるいので枕を背もたれにして食べた。

「シオン……お前は…俺が王子じゃなくなっても……俺を見てくれるか?」

「王子でなくなる…って、公爵になるってことか?それでもお兄さんを支えなきゃだよな?ってか、そうなってもお前はお前だろ?」

「フフッ…まぁ…冗談だ。聞き流しといてくれ。」

「…何か…よく分かんないから…そうしとく……」

そして食べながら王宮に閉じこもっている間の話を少し聞いた。
今回の件で少し悪い膿を出せたが、まだまだオークや他の兄弟を狙っている者はいるという事。

「そっか…大変だなぁ……」

「お前…他人事だな。婚約者になったらお前も対象だぞ。」

「……候補すら外れたくなってきた……」

「………それは……許さない。」

ベッドトレイを端に寄せてオークが覆い被さってきた。

「おい……っ…俺…もう今日は……無理…んっ…」

「じゃ…チュッ…ないよな…?チュッ。」

いやいやいやいやぁぁ!無理ぃぃぃっ‼

「喋れてんじゃん……チュッ……」

「んんっ……やっ……あっ!トイレッ、行きたいなぁあ~‼」

「んなもん……」

洗浄魔法を掛けられて、昔入院した時に体験した尿道カテーテルの時の様な変なスッキリ感を味わった。

「…うわぉ!スッキリィ☆じゃっ…えっ…とぉぉ……」

「逃げる…な……っ!」

身体を捻って逃げようとしたら四つん這いにされ、スルリとオークの手が俺のペニスを掴んだ。

「やぁっ!離っ…‼」

「一緒にまた……気持ち良くなろうな……チュッ。」

「……え…ウソッ……もう硬…あぁあっっ!」

硬く勃ち上がったオークのペニスの先が後孔の入り口を浅く、わざとカリの部分で引っ掛けるように出入りする。

「……さっきので…簡単に入る♡……俺の形……しっかり……覚えとけよ…っ…」

「もぅっ!…んぅっ……忘れられるわけがっあっ……ねぇ…だろぉっ⁉んんぅ……こんだけっ……ヤッといてぇぇえっっ‼」

次第に抽送が激しくなり、俺のペニスも再び元気を取り戻す。
ウソ……マジで俺の息子……俺より元気ぃぃ……

「一緒に……イこう…なっ。」

「んぅっ……ふっ…ぁっ!やぁああっっ‼」

2人で一緒にイッたが俺はメスイキをし、それを見て興奮したオークに再び何回もイかされる事となった。
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