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【18歳】
【18歳】10
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___春___
俺達も最高学年、3年生となった。
何だかんだとトラブルがあって俺は結局生徒会をまともに手伝う事はなかった。
「…え?入学式の手伝いもしなくて良いの?」
「……あぁ~…まぁ…本当はして欲しいんだけどねぇ……」
「「しなくて良い!」です!」
苦笑いのライの両脇でカヤとオークが声を揃える。
「去年を考えて下さい。」
「そうだ。受付の新入生のあの顔……」
「「思い出したくもない……」」
「……全く……仲が良いんだか悪いんだか……」
年明けと同時にカリン先輩とフジ先輩が生徒会を引退したのだが、ライの仕事っぷりを見て先輩達と会長候補がライを会長へと推薦して交代となった。
……そりゃ…前世の俺が退職する辺りから経営企画部だったもんなぁ。
アイツの事だからバリバリやってたんだろうし、学生の生徒会運営なんて簡単なもんだろう。
生徒会運営はライの提案で生徒会長はライで副会長は2年、他は1年で編成して生徒会学年補佐を付ける事にした。
前世と違って貴族とか騎士とか色々いるからなぁ。
委員会だけでは足りないだろう。
先輩たち、よく運営できてたよなぁ…
カリン先輩とフジ先輩は予定通り王宮へと仕える事になった。
「おっはよ~!」
___ガバッ!___
「わぁ!」
「「シオンッ!!」」
訓練で更に強くなったカヤやオークを出し抜いて、気配無く忍び寄って抱き着いてきた強者は…
「……カリン先輩⁉」
「シオン、久し振り♡」
___ゴンッ!___
「痛っ!」
「シオン、久し振り。」
「フジ先輩。」
「酷いなぁ~フジ~!」
「懲りないなぁ…お前は。でも…俺も♡」
カリン先輩の頭を叩いて注意した後「シオンだけじゃ不公平♡」と、カヤとオークに抱き着いた。
「だって、あの時の俺は俺じゃなかったけど好きは好きなんだもん。」
「「⁉」」
「アハハ、分っかりやす~い♪違うよ、その好きじゃない。分かってるでしょ~?」
「……全く…人が悪い……」
「そうだよ!先輩が言うと……何かシャレになんねぇんだよっ!!」
先輩に俺を取られまいとカヤとオークがカリン先輩に威嚇する。
う~ん…カリン先輩を前にすると、子猫の威嚇だけど……フジ先輩に抱き着かれたままじゃ、格好も付かない。
「フジ先輩っ!」
「離せっ!この変態っ!」
「アハハ、先輩相手に冷たいなぁ。今日はちょっと君達に用事で来たんだよ。」
……オーク…仮にも先輩だ…変態は無いだろう…
今日はオークも知らなかったようだが、オークの一番上の兄からのお茶会のお誘いが俺・ライ・カヤに来た。
「もちろん。弟の君にもだよ、オーク。」
「このお茶会はプライベートだ。弟と仲良くしている君達に会いたいそうだ。」
カリン先輩とフジ先輩はニコニコしているが、オークは複雑な顔をしていた。
「……兄上が……何の話だ……」
「いや…ずっと候補だからと会わせなかったんだろ?その候補が外れたんだ。将来の義弟になるんだから、会えない理由はなくなったよね?」
「……すまないな……俺もカリンもつい喋ってしまって…」
「あ~…仲間外れ感ハンパないですよねぇ…」
「俺は反対だ!」
「……俺は、従者として参加で良いんですよね?」
「……ん?君も普通に参加だよ♡」
「イヤです!」
「へ~、言うようになったねぇ♪」
未来の義兄様ねぇ……ってか……将来王様じゃん⁉
将来の王様とプライベートお茶会?
んなもん端から面倒くさいじゃん!
「…先輩……俺……ヤダよぉ……」
目の前で攻防戦が始まったので見守っていると、ニコニコしながら横に来たライが、コソッと、話してきた。
「…あぁ……俺もイヤだ。」
「思い出すよねぇ…社長とのランチ会……」
「あぁ……高級うな重出されても……味わう暇も無かったよな……あの時……」
2人であの日を思い出す。
俺達の仕事を褒めてもらえたのは良いが、社長室で面接の様に色々と聞かれながら食った高級うな重は……正直味がしなかった…
「シオン、そんなに重く感じるな。アイツ……いや、ヘイゼルはそんな悪いやつじゃないよ。最近反抗期な弟とゆっくり話したいだけなんだ。良かったら…相手になってやってくれ。」
「フジ先輩…」
俺とライが今回の話に緊張していると勘違いしたのか、フジ先輩がフォローしてくれた。
フジ先輩、何だかんだと見た目のチャラさと違って付き合い長くなると根が真面目なんだとよく分かる。
カリン先輩もだけどね。
入学式も無事終わり……後日、お茶会をしたのだが……
「君が……シオン君か……」
「お初にお目に掛かり……ウップッ!!」
挨拶をしようとした途端飛びつかれ…
「やっと会えたぁっ!!!可~愛~い~っっ!!」
「でしょでしょ?」
「…で、君がライラック君…だね♡」
「……はい……お初にお目に…ヒュッ!」
ライも抱き着かれた。
「俺は……カヤもオークも可愛いよ…♡」
「いや……俺は結構なんで。」
「俺もイヤに決まってんだろ。」
「いやっ!オークの可愛さは俺が一番良く知ってるから!!」
う~ん……カオスッ!!
「失礼…改めて挨拶するね。俺はオークの兄のヘイゼル。あのワガママで寂しん坊のオークを変えた婚約者に会いたくてね。ずっと言ってたのに会えなかったんだよ。」
お茶の用意はカリン先輩とフジ先輩が用意してくれた。
そして……
「君達の事は……こちらの調査で分かっているよ。次代の精霊王カヤ君、その愛し子シオン君……精霊王の運命の紐に結ばれたライラック君。あぁ、シオン君とライラック君は……転生者…だったね。」
「「「……っ⁉」」」
「ごめんね。大事な弟の将来を共にする人達だからね。調べさせてもらったよ。」
「悪いようにするつもりは無いんだ。ただ純粋にオークの将来を心配しての事だ。」
「……あとは、本当に君達と会っている俺とフジが羨ましかっただけ☆」
「……酷いなぁ!だって、俺だけ会ってないんだよ?」
プクッと膨れる次期国王第1継承者、ヘイゼル王子。
前世では海外では女の子に付けることが多かったみたいだけど……確かにヘイゼルナッツの甘い色の髪…可愛い顔をしているけど……俺より結局デカい……
「じゃぁ…俺も…内緒はいけないよね。あ、オークにも内緒だったんだけどねぇ…」
ヘイゼル王子が手を伸ばす。
「新しい義弟君、君の義兄さんにもなる人だよ♪」
フジ先輩が手を取った。
「「えぇぇええええええっっ!!!」」
「すまないな、色々と事情があって公表を控えてたんだ。」
「そうそう、身の危険とかもつきまとっていて…フジの卒業を期に近々やっと公表できるよ。」
元々カリン先輩のお父さんは王宮勤めだったので幼い頃から王宮に出入りしていたカリン先輩はヘイゼル王子と仲が良く、フジ先輩はカリン先輩と幼馴染だった。
学園の夏休みでカリン先輩がフジ先輩を紹介してから愛を育み、すぐに婚約発表をしたかったが……まぁ…色々と大人の事情があったんだろう。
王宮への根回しとか色々時間を掛けて今回を迎えたらしい。
オークよ…お前も知らんかったんかいぃ……
「……兄上……おめでとうございます……」
「ありがとう…お前もな。」
「……はい。」
そこから俺達は今後の話をし、ヘイゼル王子から沢山のお土産をもらって屋敷へと戻っていった。
俺達も最高学年、3年生となった。
何だかんだとトラブルがあって俺は結局生徒会をまともに手伝う事はなかった。
「…え?入学式の手伝いもしなくて良いの?」
「……あぁ~…まぁ…本当はして欲しいんだけどねぇ……」
「「しなくて良い!」です!」
苦笑いのライの両脇でカヤとオークが声を揃える。
「去年を考えて下さい。」
「そうだ。受付の新入生のあの顔……」
「「思い出したくもない……」」
「……全く……仲が良いんだか悪いんだか……」
年明けと同時にカリン先輩とフジ先輩が生徒会を引退したのだが、ライの仕事っぷりを見て先輩達と会長候補がライを会長へと推薦して交代となった。
……そりゃ…前世の俺が退職する辺りから経営企画部だったもんなぁ。
アイツの事だからバリバリやってたんだろうし、学生の生徒会運営なんて簡単なもんだろう。
生徒会運営はライの提案で生徒会長はライで副会長は2年、他は1年で編成して生徒会学年補佐を付ける事にした。
前世と違って貴族とか騎士とか色々いるからなぁ。
委員会だけでは足りないだろう。
先輩たち、よく運営できてたよなぁ…
カリン先輩とフジ先輩は予定通り王宮へと仕える事になった。
「おっはよ~!」
___ガバッ!___
「わぁ!」
「「シオンッ!!」」
訓練で更に強くなったカヤやオークを出し抜いて、気配無く忍び寄って抱き着いてきた強者は…
「……カリン先輩⁉」
「シオン、久し振り♡」
___ゴンッ!___
「痛っ!」
「シオン、久し振り。」
「フジ先輩。」
「酷いなぁ~フジ~!」
「懲りないなぁ…お前は。でも…俺も♡」
カリン先輩の頭を叩いて注意した後「シオンだけじゃ不公平♡」と、カヤとオークに抱き着いた。
「だって、あの時の俺は俺じゃなかったけど好きは好きなんだもん。」
「「⁉」」
「アハハ、分っかりやす~い♪違うよ、その好きじゃない。分かってるでしょ~?」
「……全く…人が悪い……」
「そうだよ!先輩が言うと……何かシャレになんねぇんだよっ!!」
先輩に俺を取られまいとカヤとオークがカリン先輩に威嚇する。
う~ん…カリン先輩を前にすると、子猫の威嚇だけど……フジ先輩に抱き着かれたままじゃ、格好も付かない。
「フジ先輩っ!」
「離せっ!この変態っ!」
「アハハ、先輩相手に冷たいなぁ。今日はちょっと君達に用事で来たんだよ。」
……オーク…仮にも先輩だ…変態は無いだろう…
今日はオークも知らなかったようだが、オークの一番上の兄からのお茶会のお誘いが俺・ライ・カヤに来た。
「もちろん。弟の君にもだよ、オーク。」
「このお茶会はプライベートだ。弟と仲良くしている君達に会いたいそうだ。」
カリン先輩とフジ先輩はニコニコしているが、オークは複雑な顔をしていた。
「……兄上が……何の話だ……」
「いや…ずっと候補だからと会わせなかったんだろ?その候補が外れたんだ。将来の義弟になるんだから、会えない理由はなくなったよね?」
「……すまないな……俺もカリンもつい喋ってしまって…」
「あ~…仲間外れ感ハンパないですよねぇ…」
「俺は反対だ!」
「……俺は、従者として参加で良いんですよね?」
「……ん?君も普通に参加だよ♡」
「イヤです!」
「へ~、言うようになったねぇ♪」
未来の義兄様ねぇ……ってか……将来王様じゃん⁉
将来の王様とプライベートお茶会?
んなもん端から面倒くさいじゃん!
「…先輩……俺……ヤダよぉ……」
目の前で攻防戦が始まったので見守っていると、ニコニコしながら横に来たライが、コソッと、話してきた。
「…あぁ……俺もイヤだ。」
「思い出すよねぇ…社長とのランチ会……」
「あぁ……高級うな重出されても……味わう暇も無かったよな……あの時……」
2人であの日を思い出す。
俺達の仕事を褒めてもらえたのは良いが、社長室で面接の様に色々と聞かれながら食った高級うな重は……正直味がしなかった…
「シオン、そんなに重く感じるな。アイツ……いや、ヘイゼルはそんな悪いやつじゃないよ。最近反抗期な弟とゆっくり話したいだけなんだ。良かったら…相手になってやってくれ。」
「フジ先輩…」
俺とライが今回の話に緊張していると勘違いしたのか、フジ先輩がフォローしてくれた。
フジ先輩、何だかんだと見た目のチャラさと違って付き合い長くなると根が真面目なんだとよく分かる。
カリン先輩もだけどね。
入学式も無事終わり……後日、お茶会をしたのだが……
「君が……シオン君か……」
「お初にお目に掛かり……ウップッ!!」
挨拶をしようとした途端飛びつかれ…
「やっと会えたぁっ!!!可~愛~い~っっ!!」
「でしょでしょ?」
「…で、君がライラック君…だね♡」
「……はい……お初にお目に…ヒュッ!」
ライも抱き着かれた。
「俺は……カヤもオークも可愛いよ…♡」
「いや……俺は結構なんで。」
「俺もイヤに決まってんだろ。」
「いやっ!オークの可愛さは俺が一番良く知ってるから!!」
う~ん……カオスッ!!
「失礼…改めて挨拶するね。俺はオークの兄のヘイゼル。あのワガママで寂しん坊のオークを変えた婚約者に会いたくてね。ずっと言ってたのに会えなかったんだよ。」
お茶の用意はカリン先輩とフジ先輩が用意してくれた。
そして……
「君達の事は……こちらの調査で分かっているよ。次代の精霊王カヤ君、その愛し子シオン君……精霊王の運命の紐に結ばれたライラック君。あぁ、シオン君とライラック君は……転生者…だったね。」
「「「……っ⁉」」」
「ごめんね。大事な弟の将来を共にする人達だからね。調べさせてもらったよ。」
「悪いようにするつもりは無いんだ。ただ純粋にオークの将来を心配しての事だ。」
「……あとは、本当に君達と会っている俺とフジが羨ましかっただけ☆」
「……酷いなぁ!だって、俺だけ会ってないんだよ?」
プクッと膨れる次期国王第1継承者、ヘイゼル王子。
前世では海外では女の子に付けることが多かったみたいだけど……確かにヘイゼルナッツの甘い色の髪…可愛い顔をしているけど……俺より結局デカい……
「じゃぁ…俺も…内緒はいけないよね。あ、オークにも内緒だったんだけどねぇ…」
ヘイゼル王子が手を伸ばす。
「新しい義弟君、君の義兄さんにもなる人だよ♪」
フジ先輩が手を取った。
「「えぇぇええええええっっ!!!」」
「すまないな、色々と事情があって公表を控えてたんだ。」
「そうそう、身の危険とかもつきまとっていて…フジの卒業を期に近々やっと公表できるよ。」
元々カリン先輩のお父さんは王宮勤めだったので幼い頃から王宮に出入りしていたカリン先輩はヘイゼル王子と仲が良く、フジ先輩はカリン先輩と幼馴染だった。
学園の夏休みでカリン先輩がフジ先輩を紹介してから愛を育み、すぐに婚約発表をしたかったが……まぁ…色々と大人の事情があったんだろう。
王宮への根回しとか色々時間を掛けて今回を迎えたらしい。
オークよ…お前も知らんかったんかいぃ……
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