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【番外編】クロバイとの日々 ライVer.
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…今日辺り…イベントの日だよね。
俺が7歳で記憶が蘇って最初にしたのは『記憶整理』だ。
先輩が「ごちゃごちゃして分からなくなるなら、取り敢えずやる事を書いてから優先順位を決めて1つずつ減らしてみて。」と、最初にアドバイスをくれてから何となくやっていた事を思い出して再びする様になった。
人によっては頭で考えて、と…頭の回転が早い人はしてるだろうけど、俺は今でも書いて頭の中を整理をしている。
今回は確か…中庭で巣から落ちた雛を俺が見つけて困ってる所に王子が通りすがって抱き上げてもらって…巣に戻すが降ろす時に王子がフラついて一緒に倒れ込んでのラブ度UP…だよね。
俺からシオンにシフトするのかぁ……取り敢えずシオンが雛を見付けたのを確認したらすかさず王子を誘導だな。
あの仲なら問題ないだろ。
えっと、中庭…中庭………あれ……迷った。
そして、どうにかたどり着いた先にいたのは、可愛い雛と戯れるシオンだった。
「あれ?この子、落ちたの?」
「あ、うん。そうみたい………」
あ、うっかり喋りかけちゃった!!
これ、シオンが王子に抱えてもらって戻してもらわなきゃいけないよね?
でも雛がそのままシオンの手の平にいるわけにはいかないし…えぇい、考えてる暇はない!
俺は王子が来る前にシオンを抱えて巣に戻そうとしたら、シオンが雛を巣に戻した直後に体勢を崩してしまった。
___ドサッ!!___
「……わぁあっ!!」
倒れる時にか弱いシオンが怪我をしない様に強く抱き締めた。
「………っ!」
倒れると同時に甘い香りが鼻をくすぐる。
華奢な身体…抱きしめて分かる細い腰……下を見ると……うわぁぁ…睫毛長っっ!
ギュッと目を閉じて、無意識に俺の胸元のシャツにしがみつくシオン。
枯れ専の俺でもドキドキする。
「シオンっ!!」
王子の声に俺はハッと、我に帰った。
「お前っ!シオンに何をした?!」
「あ…いや……俺は…」
あ…イベントがおかしくなっちゃう!
「雛が落ちてたから巣に戻したんだよ。んで、倒れた所をライが守ってくれたのっ!」
どう答えたら分からずオロオロしていたらシオンが王子に説明をし、手の甲に出来た傷の周りに付いた土汚れを落とすために水魔法を使ってくれた。
「フフッ……シオンは……可愛いね。ありがとう。」
それを聞いた王子がシオンを引き寄せて言った。
「………コイツは……」
「わあっ!」
「俺のモンだからなっ!」
「お前のものになった覚えはねぇわっ!」
「アッハハハ、面白い!楽しい学園生活を送れそうだよ。」
ホント、この2人は面白い!
な~んだ。この間も思ったけど、この王子は違うみたいだ。
先が楽しくなってきたな。
その後のイベントもどうにか俺が体験するをシオンにシフト出来た。
そして……シオンが先輩と分かり、俺の事も話してクロバイになるべく会わないように俺は頑張った。
___2年生進学___
やっと…待ちに待った待望の2年!
長い……長かった…気付けば流れるように生徒会の手伝いもしているけど……高校時代に生徒会をしていて本当に良かった。
貴族も多いこの生徒会だけど、ゲームの世界だけあって日本の学生の生徒会に社会人経験があれば大体こなせた。
今日は入学式。
俺は学園の門から新入生の誘導をしてある程度受付へ送ったので、他の生徒会の生徒と交代して先輩達が担当する受付に向かっていた。
「ライ、今日は手伝いの人が多いし…仕事が一段落付いたら少し休憩しておいで。」
「フジ先輩。」
「フフッ…最近準備で忙しかったからな。受付はシオンと話したいが為に自然と並んでる様だし、他の事はオークとカヤに任せれば大丈夫だろう。」
あ~…確かに。
先輩、この1年でかなり綺麗になったもんなぁ。
それに王子の婚約者候補なのに驕らず周りに気さくだし。
オークとカヤがガッツリ守ってるけど、憧れてる生徒は少なくない。
………やっぱり悪役令息らしくはないなぁ。
よくよく考えたら1年の頃から見た目は違うが先輩は先輩な気がする。
じゃあ、先輩であるシオンに恋をしないのか?と、なると…何故かドキドキしないのは…ライの人格が混ざっているということなんだろうか?
俺は思い耽りながら休憩がてら中庭へやってきた。
___ピィ♪___
「あ、君は…」
俺の肩に留まって挨拶をした。
あの時の雛かな?人懐こく頬を突付く。
「………フフ…今日は天気も良いし…久々にやってみようかなぁ…」
天気の良い日、家の近くの森で遊んだ俺の遊び。
杖を出し、呪文を唱えて振ると弱い風が吹く。
少し回転すると花が舞い、気が付くと鳥達が集まってきた。
「アハハッ!」
楽しい♪
初めて杖を貰った日から、嬉しくてよく森の中で遊んでいた。
「………お前……何…故………」
………あれ……この声………クロバイ…⁉
……何でここに……⁉
「……ぁっ!スミマセン‼……生徒会の仕事が一旦終わったので、片付け前の休憩で来てました。」
俺はまだクロバイを知らない。
「あの……貴方は……?」
こんな出会いなのか⁉
素ではしゃいでたから恥ずかしいっ!
「…し…失礼致しました……私はローズウッド家に使えるクロバイと申します。あの…貴方は……?」
「……ライラック……です……」
………クロバイ……本物のクロバイだ………
「……あぁ…貴方がて……ハッ………いえ…シオン様から…いつもお話を伺っております…お世話になっております……ライラック様。」
「…ライ………ライと呼んで下さい。」
クロバイが俺の手を掴む。
俺を見詰める目が綺麗で吸い込まれそうだ……攻略対象とかじゃない……一目惚れって…こういう事を言うんだ……
少し見詰め合った後、ゆっくりと俺の手を離して廊下側を向いた。
「………で………いつまでご覧になっているつもりでしょうか……シオン様。」
「ハッ‼」
「シオンッ!見てたのっ⁉恥ずかしいっっ‼」
わぁああっ!
恥ずかしいっ‼
「ゴメン……何…か……楽しそうで……」
「カヤ達は?」
「あ…もうすぐ来ると思う。それよりクロバイ、どうしてここへ?」
先輩とクロバイが話しが終わりそうな時、クロバイに気付かれない様に口パクで「あ・り・が・と・う」と、言った。
その後、オークとカヤがシオンを迎えに来た。
「それでは戻りましょうか………それでは……ライ様……また講義でお会いしましょう。」
「はい…クロバイ…先生……」
ザァ…ッと、心地良い風が吹く。
あぁ……こんな気持ち…久し振りだ。
今度こそ、絶対後悔しない恋にしよう。
俺は火照る頬を感じながら寮へと戻っていった。
俺が7歳で記憶が蘇って最初にしたのは『記憶整理』だ。
先輩が「ごちゃごちゃして分からなくなるなら、取り敢えずやる事を書いてから優先順位を決めて1つずつ減らしてみて。」と、最初にアドバイスをくれてから何となくやっていた事を思い出して再びする様になった。
人によっては頭で考えて、と…頭の回転が早い人はしてるだろうけど、俺は今でも書いて頭の中を整理をしている。
今回は確か…中庭で巣から落ちた雛を俺が見つけて困ってる所に王子が通りすがって抱き上げてもらって…巣に戻すが降ろす時に王子がフラついて一緒に倒れ込んでのラブ度UP…だよね。
俺からシオンにシフトするのかぁ……取り敢えずシオンが雛を見付けたのを確認したらすかさず王子を誘導だな。
あの仲なら問題ないだろ。
えっと、中庭…中庭………あれ……迷った。
そして、どうにかたどり着いた先にいたのは、可愛い雛と戯れるシオンだった。
「あれ?この子、落ちたの?」
「あ、うん。そうみたい………」
あ、うっかり喋りかけちゃった!!
これ、シオンが王子に抱えてもらって戻してもらわなきゃいけないよね?
でも雛がそのままシオンの手の平にいるわけにはいかないし…えぇい、考えてる暇はない!
俺は王子が来る前にシオンを抱えて巣に戻そうとしたら、シオンが雛を巣に戻した直後に体勢を崩してしまった。
___ドサッ!!___
「……わぁあっ!!」
倒れる時にか弱いシオンが怪我をしない様に強く抱き締めた。
「………っ!」
倒れると同時に甘い香りが鼻をくすぐる。
華奢な身体…抱きしめて分かる細い腰……下を見ると……うわぁぁ…睫毛長っっ!
ギュッと目を閉じて、無意識に俺の胸元のシャツにしがみつくシオン。
枯れ専の俺でもドキドキする。
「シオンっ!!」
王子の声に俺はハッと、我に帰った。
「お前っ!シオンに何をした?!」
「あ…いや……俺は…」
あ…イベントがおかしくなっちゃう!
「雛が落ちてたから巣に戻したんだよ。んで、倒れた所をライが守ってくれたのっ!」
どう答えたら分からずオロオロしていたらシオンが王子に説明をし、手の甲に出来た傷の周りに付いた土汚れを落とすために水魔法を使ってくれた。
「フフッ……シオンは……可愛いね。ありがとう。」
それを聞いた王子がシオンを引き寄せて言った。
「………コイツは……」
「わあっ!」
「俺のモンだからなっ!」
「お前のものになった覚えはねぇわっ!」
「アッハハハ、面白い!楽しい学園生活を送れそうだよ。」
ホント、この2人は面白い!
な~んだ。この間も思ったけど、この王子は違うみたいだ。
先が楽しくなってきたな。
その後のイベントもどうにか俺が体験するをシオンにシフト出来た。
そして……シオンが先輩と分かり、俺の事も話してクロバイになるべく会わないように俺は頑張った。
___2年生進学___
やっと…待ちに待った待望の2年!
長い……長かった…気付けば流れるように生徒会の手伝いもしているけど……高校時代に生徒会をしていて本当に良かった。
貴族も多いこの生徒会だけど、ゲームの世界だけあって日本の学生の生徒会に社会人経験があれば大体こなせた。
今日は入学式。
俺は学園の門から新入生の誘導をしてある程度受付へ送ったので、他の生徒会の生徒と交代して先輩達が担当する受付に向かっていた。
「ライ、今日は手伝いの人が多いし…仕事が一段落付いたら少し休憩しておいで。」
「フジ先輩。」
「フフッ…最近準備で忙しかったからな。受付はシオンと話したいが為に自然と並んでる様だし、他の事はオークとカヤに任せれば大丈夫だろう。」
あ~…確かに。
先輩、この1年でかなり綺麗になったもんなぁ。
それに王子の婚約者候補なのに驕らず周りに気さくだし。
オークとカヤがガッツリ守ってるけど、憧れてる生徒は少なくない。
………やっぱり悪役令息らしくはないなぁ。
よくよく考えたら1年の頃から見た目は違うが先輩は先輩な気がする。
じゃあ、先輩であるシオンに恋をしないのか?と、なると…何故かドキドキしないのは…ライの人格が混ざっているということなんだろうか?
俺は思い耽りながら休憩がてら中庭へやってきた。
___ピィ♪___
「あ、君は…」
俺の肩に留まって挨拶をした。
あの時の雛かな?人懐こく頬を突付く。
「………フフ…今日は天気も良いし…久々にやってみようかなぁ…」
天気の良い日、家の近くの森で遊んだ俺の遊び。
杖を出し、呪文を唱えて振ると弱い風が吹く。
少し回転すると花が舞い、気が付くと鳥達が集まってきた。
「アハハッ!」
楽しい♪
初めて杖を貰った日から、嬉しくてよく森の中で遊んでいた。
「………お前……何…故………」
………あれ……この声………クロバイ…⁉
……何でここに……⁉
「……ぁっ!スミマセン‼……生徒会の仕事が一旦終わったので、片付け前の休憩で来てました。」
俺はまだクロバイを知らない。
「あの……貴方は……?」
こんな出会いなのか⁉
素ではしゃいでたから恥ずかしいっ!
「…し…失礼致しました……私はローズウッド家に使えるクロバイと申します。あの…貴方は……?」
「……ライラック……です……」
………クロバイ……本物のクロバイだ………
「……あぁ…貴方がて……ハッ………いえ…シオン様から…いつもお話を伺っております…お世話になっております……ライラック様。」
「…ライ………ライと呼んで下さい。」
クロバイが俺の手を掴む。
俺を見詰める目が綺麗で吸い込まれそうだ……攻略対象とかじゃない……一目惚れって…こういう事を言うんだ……
少し見詰め合った後、ゆっくりと俺の手を離して廊下側を向いた。
「………で………いつまでご覧になっているつもりでしょうか……シオン様。」
「ハッ‼」
「シオンッ!見てたのっ⁉恥ずかしいっっ‼」
わぁああっ!
恥ずかしいっ‼
「ゴメン……何…か……楽しそうで……」
「カヤ達は?」
「あ…もうすぐ来ると思う。それよりクロバイ、どうしてここへ?」
先輩とクロバイが話しが終わりそうな時、クロバイに気付かれない様に口パクで「あ・り・が・と・う」と、言った。
その後、オークとカヤがシオンを迎えに来た。
「それでは戻りましょうか………それでは……ライ様……また講義でお会いしましょう。」
「はい…クロバイ…先生……」
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あぁ……こんな気持ち…久し振りだ。
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