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「まず、明日からのことなんだけど…」
「素敵な湖、静かで神秘的な森の中にあるベリルの思い出の別荘…そして2人きりの婚前旅行。」
「…こんな素晴らしいネ…いいえっ!お話はないじゃないですか!」
真剣な顔のガーネット。
うっとり乙女な顔のベリー。
…で、パールよ…今ネタって、言おうとしたよね?
「兄様、今後の外交も兼ねてしっかりとベリルのハートを握っとかないとダメじゃない?」
「あの様子じゃ大丈夫と思うけど…」
「いえいえ、やっぱり恋のスパイスって必要ですよ!」
グイグイ来るなぁ。
「2人って言っても従者や護衛の騎士、ジルコンもいるし…」
「でも、2人は2人!ジルコンは夜になったら別棟でしょ?」
あぁ、何か『夜の世話を任せられるなら森に行こう♪』って、喜んでたっけ?
あの森、確か精霊の加護のある森だから安全っていうしな。もしかして精霊でも見つけに行くのかなぁ。
「良いですか?折角の旅行なんですから羽目を外しちゃって下さい!」
「あら、良いのかしら?」
「先に兄であるリオが頑張って外してもらったら…妹も楽なんじゃない?私の転生前の言葉に『旅の恥は掻き捨て』ってあるくらいだもの♪」
「…そうね、兄様。じゃぁ、私の為に外れてちょうだい!」
「簡単に言うなぁ。」
羽目を外すねぇ…何?ウェイな感じ?俺、元々そういうタイプじゃないんだけど。
「外すにしても、色々あるじゃないですか。例えば…そう、女装とか。」
「あら、良いわね。最初の出会いは女装だもの。」
「そうなの?見たいわっ!」
…ベリーさん、ちょっと目が怖い。
「そうなんですよ!なので…」
___ドサッ!___
「本日はこちら、女装セットをご用意!様々なお洋服をご用意しております‼︎」
部屋の端に見慣れない箱があると思っていたら、どうやらパールが用意した女装のセットだった。
可愛いものからセクシーなものまで…
「リオ様の身体つきは最近男性らしくなっておりますので…喉仏を隠して…少し透けた布を使ったデザインのお洋服や…」
「あ、これ良いわね。」
「えぇ、身体のラインを強調した…」
「あら、これはガーネットが良いんじゃない?」
3人でワイワイ言い出したので逃げようとしたけど…
「兄様…どこに行くの?」
「あら、お気に召しませんでしたか?では、こちらのフリルなんかは…ミニスカートが可愛いですよ♡なんとベリー様考案の異世界デザインです!」
「リオ、可愛いから…これなんかどう?私の世界では結構流行ったの。可愛いでしょ?」
…ベリーさん、それ流行ったの一部でしょ?俺、TVで見たもんっ。
それ、メイド服ぅっ‼︎
「これ着て…髪を2つ括りにして…『俺がぁ…美味しくなぁれ、萌え萌えキュン♡』とか言ったら、ベリル燃えちゃうかも♡」
はいビンゴ☆メイドじゃん⁈
俺がぁ…とか、言えねっちゅ~のっ!
しかも、ベリーの甘い声の方が男は喜ぶだろうけど、俺なんか言ったところで気持ち悪いだけだろ⁈
「でも、こちらではそういう時はセクシーな寝姿よね。斬新ねぇ…私もロードにしようかしら…」
「ガーネット様は大人っぽいので、こちらの方が…あ、こちらも異世界デザインです。」
ガーネットに手渡されたのは大きくスリットの入ったシルクのセクシーな服だ。
「これ、胸が細かいレースで綺麗だけど乳首が見えそう…あら、透けないわね。」
「そうなの、昔ネットで見たんだけどデザインがカッコ良くて。ワンショルダーなので身体のラインが綺麗なガーネットなら綺麗に着こなせるんじゃないかしら?貴女の名前と同じガーネットの色よ?スカートの裾もレースで綺麗でしょ?」
うん…そのレース…スカートに胸のレースと同じものを一部あしらってるけどさ…その…パンツ見えるんじゃね?
「下着ラインは…これも見えないのね。」
「えぇ、薄いけど見えにくい素材の布を下地に使っているのよ。だから大丈夫。」
…ベリー、聖女じゃなくデザイナーの素質があったのか?
「ウフフ、私転生前はコスプレも趣味だったの。お洋服大好きだったんだ。ここで活用出来て嬉しいわ♪」
「コスぷ…?ウフフ、さっきからベリーの言っている異世界の言葉が良く分からないけど、素敵なことは良く分かったわ。私、これを持って行くわ♪」
「じゃぁ、ガーネット様は別荘で過ごされるお洋服も何着かご用意しておきますね。リオ様は…」
「俺はジルコンに任せてるから大丈夫!」
萌え萌えきゅん♡とか出来るかぁ‼︎
「フフッ…」
「ベリー、どうしたの?」
「ううん、何か…この世界に転生して良かったなぁ…って思って。」
「私もベリーに出会えて、本当に良かったですよ。」
「私もよ、ベリー。」
転生前は色々あったベリー。
聖女として、ゲームのヒロインとして転生して断罪されたけど…今はこうして落ち着いている。
「それにね…」
___ガシッ!___
「はい?」
「私ね…転生前に隠していたことがあるの…私…」
俺の両手を握って最高の微笑みで俺に言った。
「私、腐女子だったの。」
あ゛あ゛ぁぁぁぁ…貴女もですかあぁ……
ベリーの後ろでパールが微笑む。
ガーネットは…意味分かってねぇな。
あっ!俺はこの世界の住人、腐女子は知らない!
「あ~…ふぅ…女子ぃ?」
ちょっと変な外国人風になっちゃった。
「異世界の言葉で、私達と同じ趣味の人だそうです!」
自慢気にパールが答える。
「あぁ…そうなんだ。この世界の男同士は問題ないもんね。」
「そうなの!しかも受胎の儀式はしなきゃいけないけど、子どもが授かるんでしょ?凄い!アルファとオメガみたい!」
「ある…おめ…?」
ゴメン、ベリー…そこは俺も分からない。
「えぇ、異世界の物語で男同士でも子どもが授かるお話があるのよ。この世界は素晴らしいわ!」
「あぁ、喜んでくれて…何…より?」
「大好きな推しの貴方に可愛い子どもが宿るのよ!今から楽しみだわ!」
「いやぁ…それは…気が早いよ…」
「その話を聞いて創作意欲が湧いちゃって!帰ってきたらゆっくり話を聞かせて下さいね!」
…控室の話も本のお礼として少しだけ相談も兼ねてパールに話している。
前にコーラルに相談したら結構ハードで……もうね…相談する人がいないんだよ…背に腹は変えられない。
俺はヒートアップしたパールとベリーを落ち着かせ、明日の支度があるからと3人をガーネットの部屋に移動させた。
___コンコン___
「フフッ、大丈夫か?」
「ジルコン、何で来なかったんだよっ!」
「ごめんごめん。」
「…明日から1週間、お前…一緒に行って良かったのか?」
最近ジルコンはオニキスと一緒にいるのをよく見かけるから。
「…あぁ、まぁ……ちょっと離れた方が、アイツの熱も冷めるだろうし。」
「…その…キスとか…したの?」
「ん~…何だ、ヤキモチかぁ?」
「違うよっ!」
「フフッ、分かってるよ。キスだろ?…うん、したよ。」
「それって。」
「キスだけな、ご褒美のチュウ♡」
「何だよ、それ。」
「何度も『キスしたい』って、言うから『じゃぁ、王宮の騎士を10人倒して来い』って言ったらさぁ…」
「倒しちゃったんだ。」
スゲェな、オニキス!
「うん。だから…ご褒美。そしたら熱くなっちゃってね。だから距離置くの。」
「逃げるんだ。」
「まぁ…そうかな。」
ジルコンが珍しく苦笑いした。
いつもなら気が乗らないなら上手に振ってんのに。
「俺にも考える時間が欲しいかなぁ…って。」
あれ、これってもしかして…
「そっか。」
俺はそれ以上聞かなかった。
「素敵な湖、静かで神秘的な森の中にあるベリルの思い出の別荘…そして2人きりの婚前旅行。」
「…こんな素晴らしいネ…いいえっ!お話はないじゃないですか!」
真剣な顔のガーネット。
うっとり乙女な顔のベリー。
…で、パールよ…今ネタって、言おうとしたよね?
「兄様、今後の外交も兼ねてしっかりとベリルのハートを握っとかないとダメじゃない?」
「あの様子じゃ大丈夫と思うけど…」
「いえいえ、やっぱり恋のスパイスって必要ですよ!」
グイグイ来るなぁ。
「2人って言っても従者や護衛の騎士、ジルコンもいるし…」
「でも、2人は2人!ジルコンは夜になったら別棟でしょ?」
あぁ、何か『夜の世話を任せられるなら森に行こう♪』って、喜んでたっけ?
あの森、確か精霊の加護のある森だから安全っていうしな。もしかして精霊でも見つけに行くのかなぁ。
「良いですか?折角の旅行なんですから羽目を外しちゃって下さい!」
「あら、良いのかしら?」
「先に兄であるリオが頑張って外してもらったら…妹も楽なんじゃない?私の転生前の言葉に『旅の恥は掻き捨て』ってあるくらいだもの♪」
「…そうね、兄様。じゃぁ、私の為に外れてちょうだい!」
「簡単に言うなぁ。」
羽目を外すねぇ…何?ウェイな感じ?俺、元々そういうタイプじゃないんだけど。
「外すにしても、色々あるじゃないですか。例えば…そう、女装とか。」
「あら、良いわね。最初の出会いは女装だもの。」
「そうなの?見たいわっ!」
…ベリーさん、ちょっと目が怖い。
「そうなんですよ!なので…」
___ドサッ!___
「本日はこちら、女装セットをご用意!様々なお洋服をご用意しております‼︎」
部屋の端に見慣れない箱があると思っていたら、どうやらパールが用意した女装のセットだった。
可愛いものからセクシーなものまで…
「リオ様の身体つきは最近男性らしくなっておりますので…喉仏を隠して…少し透けた布を使ったデザインのお洋服や…」
「あ、これ良いわね。」
「えぇ、身体のラインを強調した…」
「あら、これはガーネットが良いんじゃない?」
3人でワイワイ言い出したので逃げようとしたけど…
「兄様…どこに行くの?」
「あら、お気に召しませんでしたか?では、こちらのフリルなんかは…ミニスカートが可愛いですよ♡なんとベリー様考案の異世界デザインです!」
「リオ、可愛いから…これなんかどう?私の世界では結構流行ったの。可愛いでしょ?」
…ベリーさん、それ流行ったの一部でしょ?俺、TVで見たもんっ。
それ、メイド服ぅっ‼︎
「これ着て…髪を2つ括りにして…『俺がぁ…美味しくなぁれ、萌え萌えキュン♡』とか言ったら、ベリル燃えちゃうかも♡」
はいビンゴ☆メイドじゃん⁈
俺がぁ…とか、言えねっちゅ~のっ!
しかも、ベリーの甘い声の方が男は喜ぶだろうけど、俺なんか言ったところで気持ち悪いだけだろ⁈
「でも、こちらではそういう時はセクシーな寝姿よね。斬新ねぇ…私もロードにしようかしら…」
「ガーネット様は大人っぽいので、こちらの方が…あ、こちらも異世界デザインです。」
ガーネットに手渡されたのは大きくスリットの入ったシルクのセクシーな服だ。
「これ、胸が細かいレースで綺麗だけど乳首が見えそう…あら、透けないわね。」
「そうなの、昔ネットで見たんだけどデザインがカッコ良くて。ワンショルダーなので身体のラインが綺麗なガーネットなら綺麗に着こなせるんじゃないかしら?貴女の名前と同じガーネットの色よ?スカートの裾もレースで綺麗でしょ?」
うん…そのレース…スカートに胸のレースと同じものを一部あしらってるけどさ…その…パンツ見えるんじゃね?
「下着ラインは…これも見えないのね。」
「えぇ、薄いけど見えにくい素材の布を下地に使っているのよ。だから大丈夫。」
…ベリー、聖女じゃなくデザイナーの素質があったのか?
「ウフフ、私転生前はコスプレも趣味だったの。お洋服大好きだったんだ。ここで活用出来て嬉しいわ♪」
「コスぷ…?ウフフ、さっきからベリーの言っている異世界の言葉が良く分からないけど、素敵なことは良く分かったわ。私、これを持って行くわ♪」
「じゃぁ、ガーネット様は別荘で過ごされるお洋服も何着かご用意しておきますね。リオ様は…」
「俺はジルコンに任せてるから大丈夫!」
萌え萌えきゅん♡とか出来るかぁ‼︎
「フフッ…」
「ベリー、どうしたの?」
「ううん、何か…この世界に転生して良かったなぁ…って思って。」
「私もベリーに出会えて、本当に良かったですよ。」
「私もよ、ベリー。」
転生前は色々あったベリー。
聖女として、ゲームのヒロインとして転生して断罪されたけど…今はこうして落ち着いている。
「それにね…」
___ガシッ!___
「はい?」
「私ね…転生前に隠していたことがあるの…私…」
俺の両手を握って最高の微笑みで俺に言った。
「私、腐女子だったの。」
あ゛あ゛ぁぁぁぁ…貴女もですかあぁ……
ベリーの後ろでパールが微笑む。
ガーネットは…意味分かってねぇな。
あっ!俺はこの世界の住人、腐女子は知らない!
「あ~…ふぅ…女子ぃ?」
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前にコーラルに相談したら結構ハードで……もうね…相談する人がいないんだよ…背に腹は変えられない。
俺はヒートアップしたパールとベリーを落ち着かせ、明日の支度があるからと3人をガーネットの部屋に移動させた。
___コンコン___
「フフッ、大丈夫か?」
「ジルコン、何で来なかったんだよっ!」
「ごめんごめん。」
「…明日から1週間、お前…一緒に行って良かったのか?」
最近ジルコンはオニキスと一緒にいるのをよく見かけるから。
「…あぁ、まぁ……ちょっと離れた方が、アイツの熱も冷めるだろうし。」
「…その…キスとか…したの?」
「ん~…何だ、ヤキモチかぁ?」
「違うよっ!」
「フフッ、分かってるよ。キスだろ?…うん、したよ。」
「それって。」
「キスだけな、ご褒美のチュウ♡」
「何だよ、それ。」
「何度も『キスしたい』って、言うから『じゃぁ、王宮の騎士を10人倒して来い』って言ったらさぁ…」
「倒しちゃったんだ。」
スゲェな、オニキス!
「うん。だから…ご褒美。そしたら熱くなっちゃってね。だから距離置くの。」
「逃げるんだ。」
「まぁ…そうかな。」
ジルコンが珍しく苦笑いした。
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