可愛くなりたい訳じゃない!

mana.

文字の大きさ
72 / 105

71☆

しおりを挟む
「ん…ふぁ…あっ……」

___トサッ…___

「ベリル…俺まだ拭けてない。」

「大丈夫…どうせ濡れるじゃないか。」

「…っ!」

ベリルの髪の毛を伝って雫が俺の胸に落ちる。

「それに…自分を見ろと言ったのはリオだろ?」

「そうだけど…でもっ。」

俺はベリルの胸に手を添えた。

「でも…ベリル、何か…今日、変だよっ。」

「……なぁ…リオ…お前…リィト…惚れたのか?」

「…え?」

「…リィトにばっかり笑顔を向けてさ…カッコいい…とか…」

そりゃ、魔神だもん。人外な美しさだからね。
カッコ良さも人外級だよね。

……って、言えない雰囲気だな……

「ねぇ、ベリル。」

俺はゆっくりとベリルの首に手を回した。

「俺だって…フェンリルとの雰囲気にちょっと…って…思ったんだけど…」

「フェンリルは魔獣だぞ?」

「でも、契約で人間の姿にもなるんでしょ。」

ベリルをゆっくりと引き寄せる。

「お前にもアプローチ…してた。」

「あれは子どもをあやすのと同じ感じだったよ。俺がドキドキしたのは声で……それに……ん…っ…ぅ…」

ゆっくりとキスをして…舌を絡めて俺は気持ちを伝える。

「…ん……こんなキスしたいの…ベリルだけ…なんだけど…?」

「リオ…!」

「んっ…ふぁ……んんんっ…」

深…ぃっ…息…出来ないっ!
俺は一生懸命ベリルの背中を叩いて息苦しさを伝えるが、なかなかベリルは解放してくれなかった。

「…ハァ…ハッ…ァ……っ…んんっ…やぁっ…ベリッ…」

「チュク…お前は俺のものって…チュ…沢山痕をつけてやる…ジュウッ!」

「あぁんっ!」

胸元へと降りていき、乳首の先を口の中で転がして強く吸われる。
ここに来てあちこち開発されている俺は、ベリルに触れられるだけで敏感に感じてしまっていた。

「もう…ここ…こんなになってんじゃん…」

「…だって…ベリル…だか……んんぅっ!」

手が優しく脇腹を通り下半身へと手が伸びて、俺の陰茎を付け根からカリの部分を指先でなぞる。

「…今日はちょっと趣向を変えようか…」

「え?」

そう言うと、ベリルは反対側に寝て俺の陰茎にキスをした。

「…俺がフェンリルを魅了した罰にお前のを口でする。だから、お前もリィトを魅了した罰に俺のをしてもらおうかな♪」

「えっ⁉何でそうなるのかなっ?」

「チュ…ここ…キスや舌先だけじゃ…物足りなさそうだけど…ん…どう…する?」

「んっ…やっ…ひゃっ……んんっ……」

舌先で舐められる度にビクビクと身体がそれ以上を求めて反応する。
そして…俺が反応する度に目の前にあるベリルの陰茎もビクビクと反応していた。

「…んっ…触っても…ぁっ…良い…?」

「良いぞ。」

「じゃぁ…」

「……んっ…」

両手で恐る恐る握ると、ベリルがピクンと反応した。

「…ドクドク言ってる……」

___チュウ!___

「ひゃあっ!」

ベリルが俺の陰茎を横から強く吸った。

「…驚かせて悪い…けど…お前が…悪い…」

「何で⁈」

「お前が煽ること言うから…」

「そんなこと…んんっ…あぁあっ!」

ベリルが陰嚢を弄びながら後孔との間を中指で強く押す。
俺は思わずベリルの陰茎を強く握ってしまった。

「くっ!リオッ‼︎」

「だってぇ…っ…ベリルが…悪いぃ…んっ!」

そんな所…身体に電気が走ったかと思った。

「なら…んんっ。」

___チュプ…___

「ひゃっ…あっ…んんんんっ!」

ゆっくりと俺の陰茎がベリルの口に入っていく。
ベリルの口の中は熱く、俺の陰茎を舌で愛撫した。

「やっ…あっ…んんぅ…も…ぉぉおっ!」

俺も負けじと、意を決してベリルの陰茎を口に含んだ。

「んんぅ…ほっきぃオッキィ…んぐ…っ…」

___ブワッ!___

ベリルの陰茎が俺の口の中で一気に大きくなり、俺は驚いてむせてしまった。

「ングゥッ!……ゲホッ…ゴホッ…」

「ハッ…リオッ、大丈夫か⁈」

「ゴホッ…ゴホッ…ごめ…っ…急にまた大きくなっちゃったからびっくりした…」

「ごめん…リオが咥えてくれたかと思ったら嬉しくて…」

「……だって…何か悔しかったし…」

「じゃぁ…出来る範囲で良いから…チュ。」

「んっ…もうっ…どこに…キスしてんだよっ…やっ…あっ…」

俺の陰嚢から陰茎にキスをしながら亀頭に届くと、再び口に含んで…今度はわざと音を立てる。
…しかも…後孔…こしょこしょしないでほしいっ!

「んっ…やぅ…こしょこしょ…すんなぁ…あんっ!」

リホリオ…ジュブ…舐へてナメテ…ジュ。」

「も…っ…分かったよ………んっ…」

口の中に広がる青臭い香り…本来は口に含むもんじゃないのは分かってる…でも…ベリルのだから…

「…んっ…ふっ……んんっ…ぁ…っ……」

カリの部分が上顎を擦って気持ち良くなってくる…下も気持ち良いし…頭がボ~っと、してきた…

___プツン…___

「ヒュッ!」

くすぐっていた指が後孔に1本…また1本と入る。
俺は咥えていたベリルの陰茎から離れ、顔を上げた。

「やっあっ…一緒…やだっ…って…んんっ!」

「も…限界だろ…」

確かにそうだけど…

「じゃぁ…んっ…感じて…んぅ……ジュブッ!」

「ひゃっ…あっんんんっ…もっ……イく…からぁ…口…離してぇ!」

___ジュウゥッ!___

「あぁああっ!」

___ビュルッ!___

俺はベリルの口の中に精液を放ってしまった。

___ジュ…ジュッ…___

「あっ…あんっ……ふぅ……ぃっ……吸わない…でぇっ…」

陰茎を扱きながら最後の一滴までベリルが吸い、出切った頃には俺は息も絶え絶えだった。

「…も…ぅ…ベリル…俺…出来なかったじゃん…」

「…ん…今は良い…今度してもらうから…チュウッ。」

「んっ…今度…?」

ベリルが俺の太ももに痕を残した後、身体を起こして俺の方へ向き直り抱き寄せた。

「帰ったら…チュ…してもらうから…」

「ロード達が…過ごしてた所?」

「そうだ、特別な場所だからな。特別なことを…沢山しような…チュ。」

「………ん…分かった…」

俺は、何も考えないで答えてしまった気がするけど…
ベリルが妬いていたヤキモチは解消したみたいだ。

「明日は契約の日だからな…このまま今日は寝てしまおうか。」

「………ベリル…本当にどうしたの?本物だよね?」

「失礼だなっ、俺は俺だよ。」

いや、いつものパターンならそのまま朝までコースだよ?

……でも……

俺はクリーンの魔法をしようとするベリルの手を止めた。

「……ね…1回だけ…しよ?」

「…喜んで。」

その後、1回だけ…俺はベリルにじっくりと抱かれた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜

隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。 目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。 同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります! 俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ! 重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ) 注意: 残酷な描写あり 表紙は力不足な自作イラスト 誤字脱字が多いです! お気に入り・感想ありがとうございます。 皆さんありがとうございました! BLランキング1位(2021/8/1 20:02) HOTランキング15位(2021/8/1 20:02) 他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00) ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。 いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました

  *  ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。 BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑) 本編完結しました! おまけのお話を時々更新しています。 きーちゃんと皆の動画をつくりました! もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。 インスタ @yuruyu0 絵もあがります Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら! 本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻! だったら離婚したい! ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。 お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。 本編61話まで 番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。 ※細目キャラが好きなので書いてます。    多くの方に読んでいただき嬉しいです。  コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。    

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

寄るな。触るな。近付くな。

きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。 頭を打って? 病気で生死を彷徨って? いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。 見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。 シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。 しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。 ーーーーーーーーーーー 初めての投稿です。 結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。 ※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。

処理中です...