7 / 22
7
しおりを挟む
卒業してからのランディは。
「アドル。」
「お~、ランディ。」
___次の日___
「アドル~。」
「お~、ランディ。」
___また次の日___
「アドルッ。」
「お~…ランディ…」
……来すぎじゃね?もう1ヶ月よ⁉
毎日通って学園より通ってんじゃねぇかっ。
「はい、アドル。休憩したら?お水持ってきた。」
「おぅ、ありがとな。」
俺に渡したマグカップ…お前が持参して置いてったヤツだよね?…何気にこれカップルマグだよな?
何か気が付いたら俺の部屋にランディの物が侵食されてんだけど。
「アドル、今日は何を作ってるの?」
「あ、これか?」
ゲームでは無かったものだけど、俺はここに来てから家庭内菜園にハマッていて色々と育てている。
薬草のハーブもあるけど今回のは…
「フフフ…トマトだ。」
「トゥマトゥ?」
「トマトな、ト・マ・ト。赤い実で生でも焼いても煮ても美味い。」
「へぇ…」
トマトに似たの苗を偶然手に入れ、リナルドと一緒に改良をして転生前の味に近付けたはず。
バジルは既に育てているし、あとはチーズをどうやって手に入れるかだが。
「カルロも食べたがってるからなぁ、出来たら一緒にピザを作って食べようかと思って。」
「ピザ…カルロと?」
「あぁ、アイツこういう料理が好きだから。」
カルロは夏の守護なせいか、夏の料理を特に好む。
ゲームの俺も設定では冬の料理が好きだったが、転生した俺なので四季折々を楽しみたい。
一緒に食べる相手がいると楽しいし、カルロは飲みっぷりも良いのでピザを作ったらエールで飲みながら話すのも良いな。
……あ、ならリナルドにピザ窯の設計図頼まなきゃな。
「俺は?」
「ランディも食べるのか?」
神子がこんなジャンクなのを食べても良いのか…ま、ランディが食べたいと言ってるなら大丈夫か。
「ピザって食べ物知らないし…美味しそうだし……それに、カルロと2人だけなんて…ズルい。」
……ズルい……
___ピーーーン☆___
「あ、食べてみたいなら挑戦するか。それにお前も学園を卒業して酒が飲めるしな。酒も限界を知っておこうか。」
「良いの?」
ランディはカルロ狙いか。
そっかぁ、将を射とする者は…ってヤツだな。
うんうん、喜んで馬になってやるぜ☆
「あぁ、カルロとはいつも2人で食べる時は酒も飲むからな。ただ2人の時は結構下町な食事だぞ?上品じゃないけど大丈夫か?」
「クスクス、何言ってんの?俺、元々孤児院育ちだよ?手掴みとか普通にあったし、街のお祭りとかも連れて行ってもらった時の串物とかもあったから食べ歩きも経験済だよ。」
「あっ、そうだった。」
ウッカリ忘れてた。
そうだったよな、俺よりしっかりここの一般市民を知ってんじゃん。
「でも、トゥマ…トマトは知らない。遠い国の物なの?」
「いや、あまり出回って無い物なんだよ。国の特産品になればと思ってな。ピザは……あ、そうそう。文献で見ていつかは作ってみたいと思ってたんだよ。」
この世界のトマトは転生前のトマトより青臭い物もあり、今回の品種改良を加えた物を活かせれば今後流通に乗せれるばず。
ピザはこの世界にはなかったみたいだから抱き合わせで売るのも良いだろう。
「守護者の仕事じゃない気がするけど。」
「まぁ、趣味の一環だよ。俺は野菜を美味しく食べたいの。」
この世界はどれも見栄えは良いけど味がイマイチなんだよなぁ。
婆ちゃんが農家だった知識を活かして改良をしていけば、金属しか輸出のないこの国の特産品もできるはず。
「ふ~ん…」
「あ、こんな話してもつまんねぇよな。」
「ううん、アドルの話はいつも勉強になるよ。」
うんうん、カルロの為に仲の良い俺に気に入られようと頑張ってんな。
じゃあ、俺も頑張ってサポートしなきゃな。
「カルロは夏の野菜が好きだからキュウリやピーマンも育てるんだけど、今から一緒に種を撒いてみるか?」
「うんっ。」
不思議な事に二十日大根並に早く育つんだよな。
リナルドに作ってもらった栄養剤の成分が恐ろしくて聞けないけど、人体に影響ないから大丈夫なんだろう。
「ねぇ、アドル。」
「ん~、何だ。」
「カルロとだけじゃなくて、俺とも食事…してよね。」
___キュンッ___
俯きつつ拗ねた顔をして呟くその姿。
妹じゃなくてもキュンッて、なるな。
「おぅ、任せとけ。」
久々に兄ちゃん魂に火が吹くぜっ!
頑張ってお前とカルロと引っ付けるからなっ!
*************
「……おまへぇ~…ホントに…初めて飲んだのかぁ?」
「強ぇ~…」
「クスクス、そうかなぁ。」
リナルドにピザ窯の設計図を作って貰い、カルロと俺で設置。
その後で仕事の後の1杯と、カルロとエールを飲んでいたらランディがやって来て自分も飲みたいと話すから飲ませたらとんでもなかった。
コイツ、俺達より強い。
水の様に読むから俺達もつられて飲んでしまい、気が付いたらこの状態。
…空きっ腹に一気飲みはいけないって転生前に学習してたはずなのに…
いつもの半分の量で酔ってしまった。
ここのエール、アルコール度数高いんだよな。
「アドルゥ~俺、今日は帰るう~。」
「大丈夫かぁ~泊まってくかぁ?」
「いやぁ~、明日はリナルドと用事があるからさぁ~近いとはいえ自分の部屋で寝たい~。」
そう言うとフラフラしながらカルロは帰り…
「あ~、じゃあランディも…」
「あ…俺、少し酔っちゃったかも…泊まって…良い?」
フラリとふらついて俺の肩に頭を乗せた。
頬をピンクに染めて潤んだ瞳。
やっぱり酔ってたのか。顔に出にくいタイプかもな。
初めての酒だからなぁ…何かあっては危険だ。
「分かった。」
「うん♡」
その後しっかりとした足取りだった気もするけど、それは俺の気のせいだったかもしれない。
「アドル。」
「お~、ランディ。」
___次の日___
「アドル~。」
「お~、ランディ。」
___また次の日___
「アドルッ。」
「お~…ランディ…」
……来すぎじゃね?もう1ヶ月よ⁉
毎日通って学園より通ってんじゃねぇかっ。
「はい、アドル。休憩したら?お水持ってきた。」
「おぅ、ありがとな。」
俺に渡したマグカップ…お前が持参して置いてったヤツだよね?…何気にこれカップルマグだよな?
何か気が付いたら俺の部屋にランディの物が侵食されてんだけど。
「アドル、今日は何を作ってるの?」
「あ、これか?」
ゲームでは無かったものだけど、俺はここに来てから家庭内菜園にハマッていて色々と育てている。
薬草のハーブもあるけど今回のは…
「フフフ…トマトだ。」
「トゥマトゥ?」
「トマトな、ト・マ・ト。赤い実で生でも焼いても煮ても美味い。」
「へぇ…」
トマトに似たの苗を偶然手に入れ、リナルドと一緒に改良をして転生前の味に近付けたはず。
バジルは既に育てているし、あとはチーズをどうやって手に入れるかだが。
「カルロも食べたがってるからなぁ、出来たら一緒にピザを作って食べようかと思って。」
「ピザ…カルロと?」
「あぁ、アイツこういう料理が好きだから。」
カルロは夏の守護なせいか、夏の料理を特に好む。
ゲームの俺も設定では冬の料理が好きだったが、転生した俺なので四季折々を楽しみたい。
一緒に食べる相手がいると楽しいし、カルロは飲みっぷりも良いのでピザを作ったらエールで飲みながら話すのも良いな。
……あ、ならリナルドにピザ窯の設計図頼まなきゃな。
「俺は?」
「ランディも食べるのか?」
神子がこんなジャンクなのを食べても良いのか…ま、ランディが食べたいと言ってるなら大丈夫か。
「ピザって食べ物知らないし…美味しそうだし……それに、カルロと2人だけなんて…ズルい。」
……ズルい……
___ピーーーン☆___
「あ、食べてみたいなら挑戦するか。それにお前も学園を卒業して酒が飲めるしな。酒も限界を知っておこうか。」
「良いの?」
ランディはカルロ狙いか。
そっかぁ、将を射とする者は…ってヤツだな。
うんうん、喜んで馬になってやるぜ☆
「あぁ、カルロとはいつも2人で食べる時は酒も飲むからな。ただ2人の時は結構下町な食事だぞ?上品じゃないけど大丈夫か?」
「クスクス、何言ってんの?俺、元々孤児院育ちだよ?手掴みとか普通にあったし、街のお祭りとかも連れて行ってもらった時の串物とかもあったから食べ歩きも経験済だよ。」
「あっ、そうだった。」
ウッカリ忘れてた。
そうだったよな、俺よりしっかりここの一般市民を知ってんじゃん。
「でも、トゥマ…トマトは知らない。遠い国の物なの?」
「いや、あまり出回って無い物なんだよ。国の特産品になればと思ってな。ピザは……あ、そうそう。文献で見ていつかは作ってみたいと思ってたんだよ。」
この世界のトマトは転生前のトマトより青臭い物もあり、今回の品種改良を加えた物を活かせれば今後流通に乗せれるばず。
ピザはこの世界にはなかったみたいだから抱き合わせで売るのも良いだろう。
「守護者の仕事じゃない気がするけど。」
「まぁ、趣味の一環だよ。俺は野菜を美味しく食べたいの。」
この世界はどれも見栄えは良いけど味がイマイチなんだよなぁ。
婆ちゃんが農家だった知識を活かして改良をしていけば、金属しか輸出のないこの国の特産品もできるはず。
「ふ~ん…」
「あ、こんな話してもつまんねぇよな。」
「ううん、アドルの話はいつも勉強になるよ。」
うんうん、カルロの為に仲の良い俺に気に入られようと頑張ってんな。
じゃあ、俺も頑張ってサポートしなきゃな。
「カルロは夏の野菜が好きだからキュウリやピーマンも育てるんだけど、今から一緒に種を撒いてみるか?」
「うんっ。」
不思議な事に二十日大根並に早く育つんだよな。
リナルドに作ってもらった栄養剤の成分が恐ろしくて聞けないけど、人体に影響ないから大丈夫なんだろう。
「ねぇ、アドル。」
「ん~、何だ。」
「カルロとだけじゃなくて、俺とも食事…してよね。」
___キュンッ___
俯きつつ拗ねた顔をして呟くその姿。
妹じゃなくてもキュンッて、なるな。
「おぅ、任せとけ。」
久々に兄ちゃん魂に火が吹くぜっ!
頑張ってお前とカルロと引っ付けるからなっ!
*************
「……おまへぇ~…ホントに…初めて飲んだのかぁ?」
「強ぇ~…」
「クスクス、そうかなぁ。」
リナルドにピザ窯の設計図を作って貰い、カルロと俺で設置。
その後で仕事の後の1杯と、カルロとエールを飲んでいたらランディがやって来て自分も飲みたいと話すから飲ませたらとんでもなかった。
コイツ、俺達より強い。
水の様に読むから俺達もつられて飲んでしまい、気が付いたらこの状態。
…空きっ腹に一気飲みはいけないって転生前に学習してたはずなのに…
いつもの半分の量で酔ってしまった。
ここのエール、アルコール度数高いんだよな。
「アドルゥ~俺、今日は帰るう~。」
「大丈夫かぁ~泊まってくかぁ?」
「いやぁ~、明日はリナルドと用事があるからさぁ~近いとはいえ自分の部屋で寝たい~。」
そう言うとフラフラしながらカルロは帰り…
「あ~、じゃあランディも…」
「あ…俺、少し酔っちゃったかも…泊まって…良い?」
フラリとふらついて俺の肩に頭を乗せた。
頬をピンクに染めて潤んだ瞳。
やっぱり酔ってたのか。顔に出にくいタイプかもな。
初めての酒だからなぁ…何かあっては危険だ。
「分かった。」
「うん♡」
その後しっかりとした足取りだった気もするけど、それは俺の気のせいだったかもしれない。
14
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ぼくの婚約者を『運命の番』だと言うひとが現れたのですが、婚約者は変わらずぼくを溺愛しています。
夏笆(なつは)
BL
公爵令息のウォルターは、第一王子アリスターの婚約者。
ふたりの婚約は、ウォルターが生まれた際、3歳だったアリスターが『うぉるがぼくのはんりょだ』と望んだことに起因している。
そうして生まれてすぐアリスターの婚約者となったウォルターも、やがて18歳。
初めての発情期を迎えようかという年齢になった。
これまで、大切にウォルターを慈しみ、その身体を拓いて来たアリスターは、やがて来るその日を心待ちにしている。
しかし、そんな幸せな日々に一石を投じるかのように、アリスターの運命の番を名乗る男爵令息が現れる。
男性しか存在しない、オメガバースの世界です。
改定前のものが、小説家になろうに掲載してあります。
※蔑視する内容を含みます。
転生悪役弟、元恋人の冷然騎士に激重執着されています
柚吉猫
BL
生前の記憶は彼にとって悪夢のようだった。
酷い別れ方を引きずったまま転生した先は悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームの世界だった。
性悪聖ヒロインの弟に生まれ変わって、過去の呪縛から逃れようと必死に生きてきた。
そんな彼の前に現れた竜王の化身である騎士団長。
離れたいのに、皆に愛されている騎士様は離してくれない。
姿形が違っても、魂でお互いは繋がっている。
冷然竜王騎士団長×過去の呪縛を背負う悪役弟
今度こそ、本当の恋をしよう。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました
水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。
新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。
それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。
「お前は俺の運命の番だ」
彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。
不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる