29 / 32
本編
22☆
しおりを挟む
「アルさん…俺ね、アルさんと最後までしたい。」
「…っ…ルカ…それは…」
「俺はそんなに弱くないよ?アルさんと一緒に気持ち良くなりたい。駄目?俺……アルさんに抱かれたい。」
「───っ。」
___ドサッ!___
「………お前に…無茶をさせたくは…ない…」
少し息の荒いアルさん……瞳の色が…赤み掛かっている…
「…ん……アルさんなら…俺が嫌な事をしないでしょ?」
「………」
「俺がちゃんと…いやって…言うから……して…んんっ。」
そう言った途端アルさんが俺の唇に被さり、舌を激しく絡めながら身体を弄り始めた。
「んっ……ぅ……ぁ…」
残っていた下着も全て剥ぎ取られ、俺の陰茎も硬くなっていく。
アルさんのズボンも脱がせてたいけどしがみつくのが精一杯で何も出来なかった。
嬉しそうにアルさんが俺の首筋や鎖骨の弱い所を吸い、痕を残していく。
「んっ……っ……ひゃんっ!」
腕を上げられ、脇を舐められた時には驚いて身体が跳ね上がってしまった。
「くすぐったかったか?」
「初めて舐められたからっ……んんっ…」
そのまま舌が脇腹を通り腹から臍へと移動する。
クポクホと臍に舌を出し入れし、周りにキスマークを散らしながら脚の付け根もたくさん付けられた。
「んっ…んっ……アルさん…もっ……全部……脱いでぇっ。」
快楽でボ~ッとする頭を叩き起こしてアルさんのズボンへと手を伸ばす。
アルさんの股間は既に硬くなっているのが分かる程パンパンになっていた。
「俺…ばっかり嫌だ…っ。」
「……分かった…」
アルさんがズボンと下着を脱いで思わず絶句する。
「……………っ⁉」
デカい、何これ?これ、俺に挿れるの?
何となく意識はしてたけど、俺…明日仕事出来るかな??
「ルカ、大丈夫。今日は慣らすだけにしよう。」
目を白黒させているとアルさんが俺の頬にキスをして言った。
「慣らすって……」
そう言うと、アルさんは自分の陰茎と俺のを一緒に持ち、俺の耳元で囁いた。
「……一緒に気持ち良くなろうな。」
___クチュ…クチュ___
「んっんっ…ぁっ…ん…」
「ルカも持って…」
俺も一緒に持たされると、アルさんのビクビクと血管の浮き出た陰茎がふるりと震え、俺の陰茎と一緒に扱き始めた。
「あっあっ…あんっ…アルさん……いぃ…っ。」
「…っ……そうだな……」
クチュクチュと鳴る音が次第に激しくなっていく。
「んん…ぅ……ア…ルさん…キス……した……んんっ。」
俺が誘うと嬉しそうにアルさんが答えてくれる。
俺は一気に上り詰めて精を放つ。
「んんんっ!」
___ビュルッ!___
「ゴメ……俺だけ……っ!」
俺だけ先にイッてしまった。
「大丈夫……こうすれば…」
そう言うと俺の脚を閉じられ、太腿の隙間から……
___ヌルッ___
「んぅっ。」
アルさんの陰茎が出てきて俺の陰茎と重なった。
イッたばかりでくたりとした俺の陰茎は再び硬さを戻していく。
イッたばかりの快楽を一気に戻る事に身体が変な反応をしめしていた。
「ひゃ…ん…アルさん…俺…変……」
「どうした?」
「何か……気持ち良過ぎて……んん…」
腰をもぞもぞしながら落ち着かせようとしても、どうやっても小さな快楽が後を追ってくる。
___ヌヌヌ…___
「あぁあっ。」
滑りを帯びたアルさんの陰茎が俺の太腿を擦り…
___ヌチュ___
「あぁんっ!」
腰が浮き、身体が撓る。
ヌチュヌチュとゆっくり腰を回され、太腿の間を擦られて気付けば腰を揺らしていた。
「気持ち良いか?」
「ふぁ……んっんっ…良い…もっとぉ…」
アルさんの首に手を回し、おねだりする。
するとアルさんが俺の膝を抱えて激しく腰を降り出した。
___グチュ!グチュ‼___
「ひんっ……あんっ……あっあっあっ!」
熱いアルさんの陰茎が俺の陰茎を思い切り擦り、アルさんの先走りが俺の腹に熱く降り注ぐ。
「……ルカ……ルカッ……」
アルさんの瞳……赤い…
「んっ……アルさん……」
「くっ……イ…くっ…」
「ぅんっ…アルさんっ……!」
___ビュルルッ!___
アルさんの熱い精液が俺の腹に掛かり、俺のもアルさんの腹へと掛かった。
………天使も出るんだなぁ…って呑気に思えた自分に余裕あるなと笑ってしまった。
「ハァ…ハァ…………クスクス…」
「………チュ……何だ…どうした?」
「………あ……ゴメン…何でもない。」
「何でもない事は無いだろう?」
「ん…恥ずかしいから、秘密。」
「………」
ん、怒った?
アルさんの瞳が赤から少し落ち着いたけど、何だか少し意地悪な顔をしてる。
するとアルさんが俺の脚を開いて俺の耳元で囁いた。
「なら……言いたくなるようにしなくてはな……」
「それってどういう……っ…」
ペロリとアルさんは俺の腹に残ったアルさんと俺の精液を指に絡めて俺の後孔に移動して周りを虐め始めた。
___ゾワゾワッ___
「んんっ…」
初めて感じる快感と違和感に背筋がゾワゾワとする。
すると、1本の指が俺の中にプチュプチュと音を立てて軽く出入りした。
___プチュプチュ___
「んっんっんっ…何……これ…」
「痛くはないか?」
「痛くは無いけど…何か…恥ずかし……」
何か俺……無茶苦茶欲しがってるみたいじゃんっ…いやっ…誘い方からしてそうなんだけどっ!
この後、言葉の伝え方をしっかりしなかった事を大後悔した。
「…っ…ルカ…それは…」
「俺はそんなに弱くないよ?アルさんと一緒に気持ち良くなりたい。駄目?俺……アルさんに抱かれたい。」
「───っ。」
___ドサッ!___
「………お前に…無茶をさせたくは…ない…」
少し息の荒いアルさん……瞳の色が…赤み掛かっている…
「…ん……アルさんなら…俺が嫌な事をしないでしょ?」
「………」
「俺がちゃんと…いやって…言うから……して…んんっ。」
そう言った途端アルさんが俺の唇に被さり、舌を激しく絡めながら身体を弄り始めた。
「んっ……ぅ……ぁ…」
残っていた下着も全て剥ぎ取られ、俺の陰茎も硬くなっていく。
アルさんのズボンも脱がせてたいけどしがみつくのが精一杯で何も出来なかった。
嬉しそうにアルさんが俺の首筋や鎖骨の弱い所を吸い、痕を残していく。
「んっ……っ……ひゃんっ!」
腕を上げられ、脇を舐められた時には驚いて身体が跳ね上がってしまった。
「くすぐったかったか?」
「初めて舐められたからっ……んんっ…」
そのまま舌が脇腹を通り腹から臍へと移動する。
クポクホと臍に舌を出し入れし、周りにキスマークを散らしながら脚の付け根もたくさん付けられた。
「んっ…んっ……アルさん…もっ……全部……脱いでぇっ。」
快楽でボ~ッとする頭を叩き起こしてアルさんのズボンへと手を伸ばす。
アルさんの股間は既に硬くなっているのが分かる程パンパンになっていた。
「俺…ばっかり嫌だ…っ。」
「……分かった…」
アルさんがズボンと下着を脱いで思わず絶句する。
「……………っ⁉」
デカい、何これ?これ、俺に挿れるの?
何となく意識はしてたけど、俺…明日仕事出来るかな??
「ルカ、大丈夫。今日は慣らすだけにしよう。」
目を白黒させているとアルさんが俺の頬にキスをして言った。
「慣らすって……」
そう言うと、アルさんは自分の陰茎と俺のを一緒に持ち、俺の耳元で囁いた。
「……一緒に気持ち良くなろうな。」
___クチュ…クチュ___
「んっんっ…ぁっ…ん…」
「ルカも持って…」
俺も一緒に持たされると、アルさんのビクビクと血管の浮き出た陰茎がふるりと震え、俺の陰茎と一緒に扱き始めた。
「あっあっ…あんっ…アルさん……いぃ…っ。」
「…っ……そうだな……」
クチュクチュと鳴る音が次第に激しくなっていく。
「んん…ぅ……ア…ルさん…キス……した……んんっ。」
俺が誘うと嬉しそうにアルさんが答えてくれる。
俺は一気に上り詰めて精を放つ。
「んんんっ!」
___ビュルッ!___
「ゴメ……俺だけ……っ!」
俺だけ先にイッてしまった。
「大丈夫……こうすれば…」
そう言うと俺の脚を閉じられ、太腿の隙間から……
___ヌルッ___
「んぅっ。」
アルさんの陰茎が出てきて俺の陰茎と重なった。
イッたばかりでくたりとした俺の陰茎は再び硬さを戻していく。
イッたばかりの快楽を一気に戻る事に身体が変な反応をしめしていた。
「ひゃ…ん…アルさん…俺…変……」
「どうした?」
「何か……気持ち良過ぎて……んん…」
腰をもぞもぞしながら落ち着かせようとしても、どうやっても小さな快楽が後を追ってくる。
___ヌヌヌ…___
「あぁあっ。」
滑りを帯びたアルさんの陰茎が俺の太腿を擦り…
___ヌチュ___
「あぁんっ!」
腰が浮き、身体が撓る。
ヌチュヌチュとゆっくり腰を回され、太腿の間を擦られて気付けば腰を揺らしていた。
「気持ち良いか?」
「ふぁ……んっんっ…良い…もっとぉ…」
アルさんの首に手を回し、おねだりする。
するとアルさんが俺の膝を抱えて激しく腰を降り出した。
___グチュ!グチュ‼___
「ひんっ……あんっ……あっあっあっ!」
熱いアルさんの陰茎が俺の陰茎を思い切り擦り、アルさんの先走りが俺の腹に熱く降り注ぐ。
「……ルカ……ルカッ……」
アルさんの瞳……赤い…
「んっ……アルさん……」
「くっ……イ…くっ…」
「ぅんっ…アルさんっ……!」
___ビュルルッ!___
アルさんの熱い精液が俺の腹に掛かり、俺のもアルさんの腹へと掛かった。
………天使も出るんだなぁ…って呑気に思えた自分に余裕あるなと笑ってしまった。
「ハァ…ハァ…………クスクス…」
「………チュ……何だ…どうした?」
「………あ……ゴメン…何でもない。」
「何でもない事は無いだろう?」
「ん…恥ずかしいから、秘密。」
「………」
ん、怒った?
アルさんの瞳が赤から少し落ち着いたけど、何だか少し意地悪な顔をしてる。
するとアルさんが俺の脚を開いて俺の耳元で囁いた。
「なら……言いたくなるようにしなくてはな……」
「それってどういう……っ…」
ペロリとアルさんは俺の腹に残ったアルさんと俺の精液を指に絡めて俺の後孔に移動して周りを虐め始めた。
___ゾワゾワッ___
「んんっ…」
初めて感じる快感と違和感に背筋がゾワゾワとする。
すると、1本の指が俺の中にプチュプチュと音を立てて軽く出入りした。
___プチュプチュ___
「んっんっんっ…何……これ…」
「痛くはないか?」
「痛くは無いけど…何か…恥ずかし……」
何か俺……無茶苦茶欲しがってるみたいじゃんっ…いやっ…誘い方からしてそうなんだけどっ!
この後、言葉の伝え方をしっかりしなかった事を大後悔した。
14
あなたにおすすめの小説
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
大魔法使いに生まれ変わったので森に引きこもります
かとらり。
BL
前世でやっていたRPGの中ボスの大魔法使いに生まれ変わった僕。
勇者に倒されるのは嫌なので、大人しくアイテムを渡して帰ってもらい、塔に引きこもってセカンドライフを楽しむことにした。
風の噂で勇者が魔王を倒したことを聞いて安心していたら、森の中に小さな男の子が転がり込んでくる。
どうやらその子どもは勇者の子供らしく…
転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
何故よりにもよって恋愛ゲームの親友ルートに突入するのか
風
BL
平凡な学生だったはずの俺が転生したのは、恋愛ゲーム世界の“王子”という役割。
……けれど、攻略対象の女の子たちは次々に幸せを見つけて旅立ち、
気づけば残されたのは――幼馴染みであり、忠誠を誓った騎士アレスだけだった。
「僕は、あなたを守ると決めたのです」
いつも優しく、忠実で、完璧すぎるその親友。
けれど次第に、その視線が“友人”のそれではないことに気づき始め――?
身分差? 常識? そんなものは、もうどうでもいい。
“王子”である俺は、彼に恋をした。
だからこそ、全部受け止める。たとえ、世界がどう言おうとも。
これは転生者としての使命を終え、“ただの一人の少年”として生きると決めた王子と、
彼だけを見つめ続けた騎士の、
世界でいちばん優しくて、少しだけ不器用な、じれじれ純愛ファンタジー。
世界を救ったあと、勇者は盗賊に逃げられました
芦田オグリ
BL
「ずっと、ずっと好きだった」
魔王討伐の祝宴の夜。
英雄の一人である《盗賊》ヒューは、一人静かに酒を飲んでいた。そこに現れた《勇者》アレックスに秘めた想いを告げられ、抱き締められてしまう。
酔いと熱に流され、彼と一夜を共にしてしまうが、盗賊の自分は勇者に相応しくないと、ヒューはその腕からそっと抜け出し、逃亡を決意した。
その体は魔族の地で浴び続けた《魔瘴》により、静かに蝕まれていた。
一方アレックスは、世界を救った栄誉を捨て、たった一人の大切な人を追い始める。
これは十年の想いを秘めた勇者パーティーの《勇者》と、病を抱えた《盗賊》の、世界を救ったあとの話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる