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第二章
10-3.馬鹿な子ほど
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そろり、踏み出した一歩で得た変化は無に等しい。床の材質も、気温も、静かさも。ただ扉から外に出ただけのこと。
振り返ることなく扉を閉めて、それでも変わらず。数週間前と同じようで違うのは、これが逃亡ではなく探索という正当な理由を持っていることだ。
窓から差し込む光は明るく、時間も違うと主張するかのよう。
故に、胸に抱える緊張感も違う意味を持つと突きつけられ、吐き出した息がわずかに震える。
……本当に、止めることも追いかけることもないとは。
試したつもりはないが、何の反応もないのも拍子抜けというもの。
アモルがついてくる気配もなく、戸惑う足を更に進めても同じ。
これが下級区域なら息抜きと思えただろうが、見える物はどれも高級品ばかり。それは物に限らず、すれ違う淫魔の纏う服も、その魔力も同様に。
一瞬強張ったのはクラロも相手も同じ。だが、目を逸らすのはクラロではなく、相手の方。それが何度も続けば、まるで自分が偉くなったような気にまでさせてくる。
上級と専属の違いに大した差はないし、専属と目を合わせてはいけない、なんて規則はない。
むしろ、専属だからこそ喜々として横取りするような場面ばかり見てきたわけだが……あの男曰く、そんな馬鹿は滅多にいないらしい。
なんなら、洗い場にいたときよりも遠巻きにされている。ほんの数分歩いただけで、あの男の影響を嫌と言うほど味わわされた。
あれが噂の。美味そうな匂い。知っていれば俺の方が早く。
聞き覚えのある声も、そうでない声も分け隔てなく。だが、いざクラロが見やれば咄嗟に顔を背ける有様。
……これを、遠い地では虎の威を借ると言うのだったか。
実際にクラロが借りているのは虎ではないし、借りたのではなく押しつけられたと言うべきだが。
普通の状態ではない。なのに、今が一番、普通だと思えるのは旧世代の考え方だろう。
人間は例外なく淫魔の奴隷であり、誰か一人に仕えることはその中でも最高の名誉。これ以上ない喜びのはず。
そう思うように躾けられ、抑えつけられ、洗脳され。そうして、今の世界は成り立っている。
反乱分子はほぼ壊滅し、淫魔に対抗できる存在は、クラロの知っている限りもう存在しない。
あと数年、数十年すれば、この生活はより浸透するだろう。
淫魔に仕えることが自分たちの価値であると疑うこともなく、当然だと信じ、飼い殺しにされていく。
その頃にはクラロのような思考は異端とされ、いよいよ表に出ることはないだろう。新たなレジスタンスが生まれるか、芽吹くよりも先に摘まれるか。
……その頃には、自我さえ認識できないナニかに変わり果てていることを、クラロは知っている。
既に聖女の息子であることは知られている。だから、知られることを恐れることはなくなった。
ウェルゼイの専属だと周知されているから、匂いを誤魔化さなくても手を出されることもない。
いかに淫魔の興味を削ぎ、どうやって生き延びるか考えることも、いつか露見することに怯えることだって。
なんとも皮肉だ。こうならないために逃げ続けていたのに、今が一番穏やかだ。
先日、クラロに手を出した者たちがどうなったか、クラロは知らない。まだ見つかっていないのか、あるいはとっくに処罰を与えたか。
どちらにせよ、もうあんな事は起きえないと断言された。何があっても見ていると。逃げられないのだと、クラロは繰り返し突きつけられている。
あの男のそばにいる限り。あの男の興味が、まだ自分にある限りは……クラロは、まだ人として、生きていける。
彼の言う呪いがとけるまでは。そうして、彼の気持ちに応えるまでは。
漏れた息は虚しく響く。窓に反射する自分の顔はあまりに情けなく、弱々しい。薄い水色と見つめ合えば、その先で蠢く人影を見つけ、口に浮かんだのは苦笑か、嘲笑か。
……結局、逃げたところで考えることは同じ。
これでは散歩の意味もないと呆れたところで、軽快な音に耳が傾く。
慌ただしい足音。まるで下級区域のようだと目を向けなかったのがいけなかったのだろう。
少しでも意識を向けていけば、腕を掴まれる前に逃げることだってできたはずなのに。
「――先輩っ!」
声が先か、痛みが先か。それとも、見開いた瞳に金が入り込むが先であったか。
静かすぎる廊下に大声は高らかに響き、過剰すぎる声量に与えられる耳鳴り。感情のまま飛び出し、ギラつく青と交差する薄水色の温度は低く、冷たく。
「……もう先輩じゃないだろ、エリオット」
「あ……す、すみません、でも……」
言葉は続かない。そう、声をかけてきたことに意味はないし、彼がクラロに何かあるわけではない。
こう何度も繰り返されれば嫌でも学習するものだ。
知り合いに会えたというには度が過ぎる反応。感情のまま駆け寄っては挫かれ、何度でも向かってくるだけの気丈。
己の失態を気付きながらも頬を染め、腕を放そうとしない元後輩も……異常という意味合いでは、しっかりと上級奴隷らしくなったのかもしれない。
残念ながら、そんな成長を喜べるほどの余裕は、クラロにはない。
「こんなところで暇を潰してる場合じゃないだろ」
目を逸らしたのはクラロの方が先だ。
二週間前。麻痺しかけていた感覚。だが、それは確かにクラロの中に刻まれている記憶。
この場で何人もの淫魔と他の人間に、あの痴態を見られたこと。
奴隷としては当たり前。そうだと言い聞かせても、素直に受け入れるにはあまりに異常なことだ。
逃げられないと突きつけられ、従わされ。その一部始終を、煌めく青が見ていたことだって覚えている。
クラロも、エリオットのあられもない姿は何度も見てきた。お互い様と言われたって否定はできない。
だが、こんなにも熱の籠もった視線ではなかったことは断言できる。
「用がないなら離せ」
「す、すみません! でもっ……お、おれ、はっ……!」
一人称まで変わったのかと茶化す気力はなく。より込められる指の痛みと、情けない震えに込み上げる溜め息は深いもの。
これも学習して欲しかったと思うのは過ぎた願いか。素直なのは利点でも、ここまでくれば愚者でしかない。
「エリオット。ここじゃ目立つ。空いている部屋は」
「あ……こ、こっちに」
答えながらも腕を放さない執着に、いよいよ失笑しそうになるのを耐えるうち、滑り込むように入った中は物置のようだった。
書類に備品、使われていない道具。雑多な無機物の中、一番奥の机の前まで誘導され、それでも話は始まらない。
ただ引き止める手は震え、強く。手首越しに伝わる汗は、緊張と興奮のどちらか。
「それで、何の話だ」
待ってやれるほど優しくはないと促しても、落ちた青が合わさらない。耳まで赤いのは、これまでに目撃したクラロの痴態を思い出してしまっているのか。
思えば、拉致事件以降、まともに会話したのはこれが初めてだろう。姿を会わす度にひどい状態だったのだ、戸惑うのは無理もない。
無理矢理引き止める豪胆さはあるのに、なんて茶化したところでエリオットは本題に入らないだろう。そして、沈黙は無駄に続くばかり。
「単に、同僚に会えて嬉しいってわけじゃないんだろ」
そうでなければ引き止めることもないし、あんな目立つ行為もしなかったはずと。咎める意味も込めての発言に、青は揺らぐだけで答えはしない。
根比べをしてもいい程度には時間を持て余していて、付き合いきれない程度には呆れている。
面倒と親切を天秤にかけ、傾いた答えは深い溜め息。
「エリオット」
「いたっ……!」
爆ぜた魔力の乾いた音と短い悲鳴。精々叩かれた程度の痛みでも、手を離すだけの衝動になる。
「今後、俺を見かけても寄ってくるな」
「えっ、な……ど、どうして!」
「お前も上級になったんなら、ここで普通に生きるためにどうすればいいか、言わなくても分かるだろ」
まだそこまで馬鹿ではないはずだと言い含めたが、どうやら本当に馬鹿だったようだ。
扉に向かいたかった身体は肩を掴まれ、先ほど以上の力で引き止められる。
打ちたかった舌は、真正面から向けられる青の鋭さに刺されて強張り、呼吸ごと貫かれる。
重なるのは橙色の世界。懇願。縋られ、望まれ、押しつけられる希望。打ちつける心臓は、拒絶を叫ぶことさえも許さず。
「っ――好き、です!」
振り返ることなく扉を閉めて、それでも変わらず。数週間前と同じようで違うのは、これが逃亡ではなく探索という正当な理由を持っていることだ。
窓から差し込む光は明るく、時間も違うと主張するかのよう。
故に、胸に抱える緊張感も違う意味を持つと突きつけられ、吐き出した息がわずかに震える。
……本当に、止めることも追いかけることもないとは。
試したつもりはないが、何の反応もないのも拍子抜けというもの。
アモルがついてくる気配もなく、戸惑う足を更に進めても同じ。
これが下級区域なら息抜きと思えただろうが、見える物はどれも高級品ばかり。それは物に限らず、すれ違う淫魔の纏う服も、その魔力も同様に。
一瞬強張ったのはクラロも相手も同じ。だが、目を逸らすのはクラロではなく、相手の方。それが何度も続けば、まるで自分が偉くなったような気にまでさせてくる。
上級と専属の違いに大した差はないし、専属と目を合わせてはいけない、なんて規則はない。
むしろ、専属だからこそ喜々として横取りするような場面ばかり見てきたわけだが……あの男曰く、そんな馬鹿は滅多にいないらしい。
なんなら、洗い場にいたときよりも遠巻きにされている。ほんの数分歩いただけで、あの男の影響を嫌と言うほど味わわされた。
あれが噂の。美味そうな匂い。知っていれば俺の方が早く。
聞き覚えのある声も、そうでない声も分け隔てなく。だが、いざクラロが見やれば咄嗟に顔を背ける有様。
……これを、遠い地では虎の威を借ると言うのだったか。
実際にクラロが借りているのは虎ではないし、借りたのではなく押しつけられたと言うべきだが。
普通の状態ではない。なのに、今が一番、普通だと思えるのは旧世代の考え方だろう。
人間は例外なく淫魔の奴隷であり、誰か一人に仕えることはその中でも最高の名誉。これ以上ない喜びのはず。
そう思うように躾けられ、抑えつけられ、洗脳され。そうして、今の世界は成り立っている。
反乱分子はほぼ壊滅し、淫魔に対抗できる存在は、クラロの知っている限りもう存在しない。
あと数年、数十年すれば、この生活はより浸透するだろう。
淫魔に仕えることが自分たちの価値であると疑うこともなく、当然だと信じ、飼い殺しにされていく。
その頃にはクラロのような思考は異端とされ、いよいよ表に出ることはないだろう。新たなレジスタンスが生まれるか、芽吹くよりも先に摘まれるか。
……その頃には、自我さえ認識できないナニかに変わり果てていることを、クラロは知っている。
既に聖女の息子であることは知られている。だから、知られることを恐れることはなくなった。
ウェルゼイの専属だと周知されているから、匂いを誤魔化さなくても手を出されることもない。
いかに淫魔の興味を削ぎ、どうやって生き延びるか考えることも、いつか露見することに怯えることだって。
なんとも皮肉だ。こうならないために逃げ続けていたのに、今が一番穏やかだ。
先日、クラロに手を出した者たちがどうなったか、クラロは知らない。まだ見つかっていないのか、あるいはとっくに処罰を与えたか。
どちらにせよ、もうあんな事は起きえないと断言された。何があっても見ていると。逃げられないのだと、クラロは繰り返し突きつけられている。
あの男のそばにいる限り。あの男の興味が、まだ自分にある限りは……クラロは、まだ人として、生きていける。
彼の言う呪いがとけるまでは。そうして、彼の気持ちに応えるまでは。
漏れた息は虚しく響く。窓に反射する自分の顔はあまりに情けなく、弱々しい。薄い水色と見つめ合えば、その先で蠢く人影を見つけ、口に浮かんだのは苦笑か、嘲笑か。
……結局、逃げたところで考えることは同じ。
これでは散歩の意味もないと呆れたところで、軽快な音に耳が傾く。
慌ただしい足音。まるで下級区域のようだと目を向けなかったのがいけなかったのだろう。
少しでも意識を向けていけば、腕を掴まれる前に逃げることだってできたはずなのに。
「――先輩っ!」
声が先か、痛みが先か。それとも、見開いた瞳に金が入り込むが先であったか。
静かすぎる廊下に大声は高らかに響き、過剰すぎる声量に与えられる耳鳴り。感情のまま飛び出し、ギラつく青と交差する薄水色の温度は低く、冷たく。
「……もう先輩じゃないだろ、エリオット」
「あ……す、すみません、でも……」
言葉は続かない。そう、声をかけてきたことに意味はないし、彼がクラロに何かあるわけではない。
こう何度も繰り返されれば嫌でも学習するものだ。
知り合いに会えたというには度が過ぎる反応。感情のまま駆け寄っては挫かれ、何度でも向かってくるだけの気丈。
己の失態を気付きながらも頬を染め、腕を放そうとしない元後輩も……異常という意味合いでは、しっかりと上級奴隷らしくなったのかもしれない。
残念ながら、そんな成長を喜べるほどの余裕は、クラロにはない。
「こんなところで暇を潰してる場合じゃないだろ」
目を逸らしたのはクラロの方が先だ。
二週間前。麻痺しかけていた感覚。だが、それは確かにクラロの中に刻まれている記憶。
この場で何人もの淫魔と他の人間に、あの痴態を見られたこと。
奴隷としては当たり前。そうだと言い聞かせても、素直に受け入れるにはあまりに異常なことだ。
逃げられないと突きつけられ、従わされ。その一部始終を、煌めく青が見ていたことだって覚えている。
クラロも、エリオットのあられもない姿は何度も見てきた。お互い様と言われたって否定はできない。
だが、こんなにも熱の籠もった視線ではなかったことは断言できる。
「用がないなら離せ」
「す、すみません! でもっ……お、おれ、はっ……!」
一人称まで変わったのかと茶化す気力はなく。より込められる指の痛みと、情けない震えに込み上げる溜め息は深いもの。
これも学習して欲しかったと思うのは過ぎた願いか。素直なのは利点でも、ここまでくれば愚者でしかない。
「エリオット。ここじゃ目立つ。空いている部屋は」
「あ……こ、こっちに」
答えながらも腕を放さない執着に、いよいよ失笑しそうになるのを耐えるうち、滑り込むように入った中は物置のようだった。
書類に備品、使われていない道具。雑多な無機物の中、一番奥の机の前まで誘導され、それでも話は始まらない。
ただ引き止める手は震え、強く。手首越しに伝わる汗は、緊張と興奮のどちらか。
「それで、何の話だ」
待ってやれるほど優しくはないと促しても、落ちた青が合わさらない。耳まで赤いのは、これまでに目撃したクラロの痴態を思い出してしまっているのか。
思えば、拉致事件以降、まともに会話したのはこれが初めてだろう。姿を会わす度にひどい状態だったのだ、戸惑うのは無理もない。
無理矢理引き止める豪胆さはあるのに、なんて茶化したところでエリオットは本題に入らないだろう。そして、沈黙は無駄に続くばかり。
「単に、同僚に会えて嬉しいってわけじゃないんだろ」
そうでなければ引き止めることもないし、あんな目立つ行為もしなかったはずと。咎める意味も込めての発言に、青は揺らぐだけで答えはしない。
根比べをしてもいい程度には時間を持て余していて、付き合いきれない程度には呆れている。
面倒と親切を天秤にかけ、傾いた答えは深い溜め息。
「エリオット」
「いたっ……!」
爆ぜた魔力の乾いた音と短い悲鳴。精々叩かれた程度の痛みでも、手を離すだけの衝動になる。
「今後、俺を見かけても寄ってくるな」
「えっ、な……ど、どうして!」
「お前も上級になったんなら、ここで普通に生きるためにどうすればいいか、言わなくても分かるだろ」
まだそこまで馬鹿ではないはずだと言い含めたが、どうやら本当に馬鹿だったようだ。
扉に向かいたかった身体は肩を掴まれ、先ほど以上の力で引き止められる。
打ちたかった舌は、真正面から向けられる青の鋭さに刺されて強張り、呼吸ごと貫かれる。
重なるのは橙色の世界。懇願。縋られ、望まれ、押しつけられる希望。打ちつける心臓は、拒絶を叫ぶことさえも許さず。
「っ――好き、です!」
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