2 / 3
【漫才】流行り物
しおりを挟む
二人「はい、どうも~」
ボケ「ほんと最近いろいろありましてね、なかなか外にも出られないでしょ」
ツッコミ「そうね。何するにしてもまずマスクせなアカンしね。帰っても手洗いうがいとか」
ボケ「そう。だからね、気軽に外に出て流行りもんとかも食べられへんのよ」
ツッコミ「ほう、流行りもん。なんやろ、チーズハトッグとかか? ほら、韓国の」
ボケ「近い! ええとこついとるわ! 外国のスイーツやね」
ツッコミ「外国のスイーツ……あ、わかった! タピオカやろ!」
ボケ「おしい! その親戚や!」
ツッコミ「親戚……? ごめん、わからんわ。正解教えて」
ボケ「ナタデココや」
ツッコミ「古っ!? え? ちょ……古っ! それめっちゃ前に流行ったやつやんけ!」
ボケ「アホか! 今俺の中で再燃しとんねん! ブームが!」
ツッコミ「知るか! 誰がそんな超局地的に再燃してるやつ把握しとんねん!」
ボケ「アキコや!」
ツッコミ「すまん、こういう事言ったらアレやけど……アキコっておまえの家出したオカンやんけ!」
ボケ「あ、バレた?」
ツッコミ「ツッコミづらいボケかますな! てか、ナタデココがどうしてん」
ボケ「いや、ナタデココ食べに行かれへんからな、せめてその雰囲気だけでも味わっとこ思て。せやから俺がナタデココ屋やるから、お前客やってや」
ツッコミ「急やな! しかもなんやねんナタデココ屋って」
ボケ「え? 知らんの? ナタデココ屋。俺の地元やとマクドと同じくらい店舗数あるけど」
ツッコミ「地元一緒! 俺ら地元一緒やから! なんなら幼稚園からの腐れ縁やから! しかもそんなもん見た事ないわ! どこにあんねん!」
ボケ「らっしゃせー!」
ツッコミ「うわ、いきなりスイッチ入ってるやん。まあええか……すみません、ナタデココ食べたいんですけど」
ボケ「……ウチはそんなチャラチャラしたもん置いてへんわああああああ! ボケえええええええ! クォラああああああああ!!」
ツッコミ「え? え? なに? なんでいきなりそんなキレてんの?」
ボケ「ホラホラ、うち、表ではラーメン屋やけど、常連客にはたまにナタデココ出してる硬派な店やから」
ツッコミ「ホラホラとか言われても、そんな設定分かるワケないやん。しかも硬派ってなに? 意味知ってる?」
ボケ「お客さん、どこでうちがナタデココ出してるって聞いたか知らんけど、ウチにはウチのルールっていうもんがありますから」
ツッコミ「帰ってええか?」
ボケ「もうちょっとだけ付き合って」
ツッコミ「……あの、どうしてもナタデココ食べたいんですけど、どうしたらいいですか?」
ボケ「せやなぁ……どうしてもって言うんなら、お客さんにその資格があるかどうか確かめさせてもらうけど、ええか?」
ツッコミ「わかりました。けど、確かめるって、どういう方法でですか?」
ボケ「そりゃもう身の毛もよだつほどの過酷な試練や。血反吐にまみれるくらいの覚悟がないと乗り越えられへんで」
ツッコミ「おかしいやろ! ナタデココ食べるだけやぞ! ……まあ、ええわ。ちなみに、その試練ってどういうものですか?」
ボケ「聞いて腰抜かすなよ? ……お客さん、財布持っとるか?」
ツッコミ「あ、はい。ここにありますけど……」
ボケ「百円玉出してみぃ」
ツッコミ「は、はい……どうぞ」
ボケ「毎度ありがとうございます。こちらが当店自慢のナタデココでございます」
ツッコミ「いやいや、いろいろ安いな!」
ボケ「ス……(ナタデココを上へ掲げる)」
ツッコミ「雑! 安いからって物を高く上げて『高いですよー』っていうボケもそうやけど、いろいろと物凄く雑!」
ボケ「冷めないうちにお召し上がりください」
ツッコミ「もともと冷めてるもんやから! これ以上冷ますとなると、故意に冷まさないとあかんから! ……それで、これはナタデココの何ですか?」
ボケ「ナタデココをそのまま、ナタデココであえた物でございます」
ツッコミ「それただのナタデココやんけ! ゼリーとか、飲み物の中にいれるとか、そういうのじゃなくてむき身かい! そのままかい! ダイレクトかい! 産地直送かい!」
ボケ「ツッコミがしつこい」
ツッコミ「え、ご、ごめん」
ボケ「なんか飽きてきた」
ツッコミ「いやいや、おまえが飽きてどないすんねん! おまえが言い出したんやから、せめて最後までしっかりやれや!」
ボケ「悪いけど、これから俺女にナタデココ作って食べさせるっていう予定があるから忙しいねん」
ツッコミ「おまえ今すっごい印象悪いぞ。てか、いつのまに彼女できたんやおまえ」
ボケ「この前や」
ツッコミ「へー、名前は?」
ボケ「アキコ」
ツッコミ「ってそれ、おまえの家出したオカンやないかーい!」
ボケ「ほんと最近いろいろありましてね、なかなか外にも出られないでしょ」
ツッコミ「そうね。何するにしてもまずマスクせなアカンしね。帰っても手洗いうがいとか」
ボケ「そう。だからね、気軽に外に出て流行りもんとかも食べられへんのよ」
ツッコミ「ほう、流行りもん。なんやろ、チーズハトッグとかか? ほら、韓国の」
ボケ「近い! ええとこついとるわ! 外国のスイーツやね」
ツッコミ「外国のスイーツ……あ、わかった! タピオカやろ!」
ボケ「おしい! その親戚や!」
ツッコミ「親戚……? ごめん、わからんわ。正解教えて」
ボケ「ナタデココや」
ツッコミ「古っ!? え? ちょ……古っ! それめっちゃ前に流行ったやつやんけ!」
ボケ「アホか! 今俺の中で再燃しとんねん! ブームが!」
ツッコミ「知るか! 誰がそんな超局地的に再燃してるやつ把握しとんねん!」
ボケ「アキコや!」
ツッコミ「すまん、こういう事言ったらアレやけど……アキコっておまえの家出したオカンやんけ!」
ボケ「あ、バレた?」
ツッコミ「ツッコミづらいボケかますな! てか、ナタデココがどうしてん」
ボケ「いや、ナタデココ食べに行かれへんからな、せめてその雰囲気だけでも味わっとこ思て。せやから俺がナタデココ屋やるから、お前客やってや」
ツッコミ「急やな! しかもなんやねんナタデココ屋って」
ボケ「え? 知らんの? ナタデココ屋。俺の地元やとマクドと同じくらい店舗数あるけど」
ツッコミ「地元一緒! 俺ら地元一緒やから! なんなら幼稚園からの腐れ縁やから! しかもそんなもん見た事ないわ! どこにあんねん!」
ボケ「らっしゃせー!」
ツッコミ「うわ、いきなりスイッチ入ってるやん。まあええか……すみません、ナタデココ食べたいんですけど」
ボケ「……ウチはそんなチャラチャラしたもん置いてへんわああああああ! ボケえええええええ! クォラああああああああ!!」
ツッコミ「え? え? なに? なんでいきなりそんなキレてんの?」
ボケ「ホラホラ、うち、表ではラーメン屋やけど、常連客にはたまにナタデココ出してる硬派な店やから」
ツッコミ「ホラホラとか言われても、そんな設定分かるワケないやん。しかも硬派ってなに? 意味知ってる?」
ボケ「お客さん、どこでうちがナタデココ出してるって聞いたか知らんけど、ウチにはウチのルールっていうもんがありますから」
ツッコミ「帰ってええか?」
ボケ「もうちょっとだけ付き合って」
ツッコミ「……あの、どうしてもナタデココ食べたいんですけど、どうしたらいいですか?」
ボケ「せやなぁ……どうしてもって言うんなら、お客さんにその資格があるかどうか確かめさせてもらうけど、ええか?」
ツッコミ「わかりました。けど、確かめるって、どういう方法でですか?」
ボケ「そりゃもう身の毛もよだつほどの過酷な試練や。血反吐にまみれるくらいの覚悟がないと乗り越えられへんで」
ツッコミ「おかしいやろ! ナタデココ食べるだけやぞ! ……まあ、ええわ。ちなみに、その試練ってどういうものですか?」
ボケ「聞いて腰抜かすなよ? ……お客さん、財布持っとるか?」
ツッコミ「あ、はい。ここにありますけど……」
ボケ「百円玉出してみぃ」
ツッコミ「は、はい……どうぞ」
ボケ「毎度ありがとうございます。こちらが当店自慢のナタデココでございます」
ツッコミ「いやいや、いろいろ安いな!」
ボケ「ス……(ナタデココを上へ掲げる)」
ツッコミ「雑! 安いからって物を高く上げて『高いですよー』っていうボケもそうやけど、いろいろと物凄く雑!」
ボケ「冷めないうちにお召し上がりください」
ツッコミ「もともと冷めてるもんやから! これ以上冷ますとなると、故意に冷まさないとあかんから! ……それで、これはナタデココの何ですか?」
ボケ「ナタデココをそのまま、ナタデココであえた物でございます」
ツッコミ「それただのナタデココやんけ! ゼリーとか、飲み物の中にいれるとか、そういうのじゃなくてむき身かい! そのままかい! ダイレクトかい! 産地直送かい!」
ボケ「ツッコミがしつこい」
ツッコミ「え、ご、ごめん」
ボケ「なんか飽きてきた」
ツッコミ「いやいや、おまえが飽きてどないすんねん! おまえが言い出したんやから、せめて最後までしっかりやれや!」
ボケ「悪いけど、これから俺女にナタデココ作って食べさせるっていう予定があるから忙しいねん」
ツッコミ「おまえ今すっごい印象悪いぞ。てか、いつのまに彼女できたんやおまえ」
ボケ「この前や」
ツッコミ「へー、名前は?」
ボケ「アキコ」
ツッコミ「ってそれ、おまえの家出したオカンやないかーい!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる