34 / 71
33 魔力の高まり
しおりを挟む
薬師ばぁの首には、本来腕につけられる結界石の腕輪がはめられていた。首につけるには輪が小さすぎる……苦しくて掻きむしったのだろう、血がにじみ、皮膚が紫に変色していた。そして、全身がずぶ濡れで体が冷えきっている。
わずかな胸の上下で、やっと呼吸をしているのがわかる。
「湯をわかせ! 服のままでいい、とにかく体を擦って、摩擦で温めろ!」
「ちくしょう、結界石が身体強化を弾く、腕輪がはずれない! 鍵はないのか!」
薬師ばぁが、帰ってきてはいないか? ひんぱんに治療室をのぞきにきていたリオも、騎士たちの走りまわるようすで異変に気がついた。
「おばぁ様! どうしたの?」
騎士たちの足のあいまから、薬師ばぁの姿を見たリオが、慌てて駆けよってくる。
「手が氷のように冷たいわ……待ってて! 温めた薬湯を持ってくるわ!」
彼女の言葉に、慌てていた騎士たちも少し冷静になった。体のなかからも温める。つい、魔法の治療に頼り切ってしまっているため、魔法が使えない状態に慌ててしまい、失念していた。
リオは薬師ばぁの薬草の調合をよく見ていた。手慣れたようすで、薬草と薬缶を雑多な部屋から引っぱりだしてくる、ほどなくして草の蒸らされる匂いがただよいはじめた。
湯のなかで体を擦り、薬湯を飲ませ、室内にも火を焚く。薬師ばぁの顔に生色が戻ってきたころには、全員、汗だくになっていた。
「――ああ……ありがとうよ……もうダメかと思っておったよ……」
「おばぁ様、なにがあったの?」
意識を取り戻した、薬師ばぁの枕元で、リオがべそべそ泣いている。結界石がはずれなければ、回復魔法も使えない……多少、回復できたとしても、首にはめられた腕輪は小さすぎて、少しずつ息苦しさが増していくだろう。そして、いずれ呼吸がとまる……
俺がはめられた腕輪が壊れたのは、たまたまよい具合に衝撃を当てられたからだ。だが、あきらめるわけにはいかない。何度も身体強化をかけ、腕輪を壊そうとこころみるも、ことごとく結界石に魔力を吸いこまれ失敗に終わっていた。
「鍵は?」
俺の問いに、薬師ばぁを連れ帰ってきた騎士は、静かに首を横に振った。
「――おや? おまえ様も……きてくれたのかえ? よかった……時間がない……みんなお聞き……」
そして薬師ばぁは少しずつ、なにがあったのかを話しだした――
領主館からの呼びだしは、ガラナミア伯爵夫婦が王都から戻ってきた当日だった。伯爵は、リオにほどこした薬湯の種類や方法などを詳しく知りたがり……それらが一般的に使われているもので、特別なものでないことがわかると、今度は毒草を飲ませたんじゃないか? と、疑いだした。
ガラナミア伯爵は、薬師ばぁを『聖女を堕落させた魔女』と決めつけ、城内防衛部隊に「聖女の魔法を封印した方法を吐かせよ」と、命令した。薬師ばぁの根拠のない
罪をあげつらねていくその瞳は、恐怖にいろどられていたという……
平民の、もとから気にいらない西翼城壁部隊つきの薬師。城内防衛部隊が手加減するはずもなく、結界石の腕輪を首につけられ、詰所の地下にある水牢に入れられた。休むことなく、1滴ずつ天井からふってくる水滴は、想像以上に体力、気力、体温を奪っていく。しかし、薬師ばぁに、伯爵が満足する答えを言うことはできない。
もうダメかも知れない……そう思った今日、いきなり牢から出され、シノアの森に捨てられた。そこを西翼城壁部隊の騎士に助けてもらったそうだ。
結界石の腕輪の鍵は、シノアの森に連れてきた人物によって、森の湖に向かって投げ捨てられた――薬師ばぁが絶望するように、わざと目の前で捨てて見せたのだという。
ガラナミア伯爵は気弱な男だ。『順応の義』の失敗の責任を取らせられることを恐れ……リオが聖女じゃなかったら……と恐れ……陛下の怒りが西の城壁都市ラキアへ、自分へ向くんじゃないか? と恐れ……架空の罪人をつくることで、責任から逃れ、安心したかったのだろう。
生贄に選ばれた、薬師ばぁは後ろ盾のない平民で、都合がよい。根拠なく弱者を選ぶ、その弱い心に怒りが湧いた。
「おばぁ様……おばぁ様……」
リオは泣きつづけている。そんなリオの頭を薬師ばぁは、そっと撫でながら語りかける。
「――私の可愛い娘は……まにあったのに、なにを……泣いとるんじゃ……笑ってお別れしたいのぅ」
「お別れなんて嫌~」
「リオ……逃げないで、前を向いて生きな……領主様は『順応の義』が失敗した……と叫んどった……悪かったね。この世界の事情に……まきこんで」
薬師ばぁは、そういうと咳きこんで、目を閉じた。リオは半狂乱になり泣き叫んでいる。結界石の腕輪さえ、はずせられれば! 結界石の魔力を吸い取る力よりも強い魔力をおびた魔法なら……もしかしたら、いけるかも知れない!
「皆、すまない! ためしたいことがある。リオ以外、この部屋から出ててくれ! 頼む!」
俺の叫びに、隊員たちは「頼みます」と言いながら部屋を出た。泣いているリオの肩を掴み、目線をあわせる。
「協力してくれリオ! 薬師ばぁの首の、結界石の腕輪を壊せば魔法が使える。少しは回復できる可能性が残っている。俺の魔力を今以上に高めれば。結界石の魔力を吸い取る力より、強い魔力をおびた身体強化なら、結界石を壊せるかも知れない」
「――どう、やるの? 私は、魔力を感じられない……魔力のまぜあわせかたなんて、わかんない……」
「接吻を! 恥ずかしいかもしれないが、それ以上も! 俺にまかせてくれ」
リオに魔法をかけるたび、己の魔力の高まりを感じた。一方的に魔力を注ぎこみ、彼女から体液を吸いだせば……お互いの魔力は勝手にまざりあい、魔力が高まることに繋がるはずだ!
リオは真っ赤になりながら、意識を失った薬師ばぁを見つめ、コクリとうなずいた。
「やるわ……んっ……」
リオの言葉が終わらないうちに、その唇をふさいだ。
「リオ、真似して。もっと舌を絡めて……」
「んん……んんっ……」
ぺちゃ、ぺちゃと舌を絡めあいながら、リオの片足を小脇に抱える。
「んん~……んっ」
抗議するように声をだしたリオを無視し、唾液を流しこむ。太腿の下から腕をまわしショーツを指でなぞった。
「んん!」
驚いたリオの体が跳ね、コクッ……と、のどが鳴った。開いている手でリオの頭を抱きかかえ、口づけをさらに深く加速させ、舌で口腔を執拗に舐めまわす。リオの、のどが何度も上下し、俺の唾液を飲みこんでいった。ショーツの上から密口を数回なぞったあと、陰核を押しつぶす。
「あっ……ヤッ!」
リオの上唇を舐めながら己の顔を離すと、つっ――――っと、ふたりの唇のあいだを光る唾液の橋がかかった。
「声は我慢してくれ。俺の聖女の甘い声を、外の隊員たちに聞かせたくない」
「あ、やだ……」
慌てて両手で口を押さえるリオを床に寝せると、両足を抱え少し湿ったショーツが目の前にくるように、膝を折り割り開いた。
「――!」
リオはプルプルと首を横に振ったが、自分のスカートの裾を噛み、顔を両手で覆った。健気なリオの緊張をゆっくりとりのぞいてあげたいが、今は時間がない。
「すまない、少し無茶をさせる」
俺の宣言に顔を覆いながら、コクコクうなずく。ジュッと、リオの陰核をショーツごと吸った。ショーツを横にずらし、あらわれた媚肉を指で左右に開く。密口がパクパクとふるえているのが見えた。
舌を尖らせ、密壷のなかへ沈めていく。舌を縦横無尽に動かし、リオの密壷を蹂躙する。媚薬の力で意識は混濁していたが、一度俺の肉棒を受けいれているリオの膣道は、さらなる刺激を求めて蠢きだした。
――奥から愛液が溢れだす。
じゅる、ちゅる、じゅ……じゅじゅ……
下品な音をたてて、愛液をすすられて、リオは首筋まで真っ赤だ。リオの弱いところはもうわかっている。指をさしいれ膣壁を擦る。一ヶ所だけ丁寧に、こす、こす、こす……と、擦りあげていく。
リオは、快楽を持てあますように、なすすべもなく身悶えた。
「あっ、やっ……アラン……激しくしない……で……声、でちゃう」
ああ、イイ声だ。たまらない。もっとじっくり聞きたいが、今は時間がない。一気にリオを追いつめる。
膣壁が指を痛いぐらい締めつけて脈動しはじめたタイミングで、指を一息にじゅぽっ! と引き抜く。
「――――――――!」
リオの声にならない嬌声と共に、密壷からプシャーッと、潮が吹きだす。1滴も逃さないように密口全体を口に含み、それを飲み干した。
弛緩しているリオのずらしたショーツをもとに戻しながら、身体強化魔法を唱える。
薬師ばぁの首元の結界石を指でつまみ、力をこめていく――まだダメだ。身体強化の重ねがけをくりかえし、指の先に強化魔法を集中させる。
バキッ! と、音がしたあとは一瞬だった。結界石が砕け、首を締めていた腕輪がパキンと割れて、ベッドに落ちた。薬師ばぁの口から深い呼吸音がした。
わずかな胸の上下で、やっと呼吸をしているのがわかる。
「湯をわかせ! 服のままでいい、とにかく体を擦って、摩擦で温めろ!」
「ちくしょう、結界石が身体強化を弾く、腕輪がはずれない! 鍵はないのか!」
薬師ばぁが、帰ってきてはいないか? ひんぱんに治療室をのぞきにきていたリオも、騎士たちの走りまわるようすで異変に気がついた。
「おばぁ様! どうしたの?」
騎士たちの足のあいまから、薬師ばぁの姿を見たリオが、慌てて駆けよってくる。
「手が氷のように冷たいわ……待ってて! 温めた薬湯を持ってくるわ!」
彼女の言葉に、慌てていた騎士たちも少し冷静になった。体のなかからも温める。つい、魔法の治療に頼り切ってしまっているため、魔法が使えない状態に慌ててしまい、失念していた。
リオは薬師ばぁの薬草の調合をよく見ていた。手慣れたようすで、薬草と薬缶を雑多な部屋から引っぱりだしてくる、ほどなくして草の蒸らされる匂いがただよいはじめた。
湯のなかで体を擦り、薬湯を飲ませ、室内にも火を焚く。薬師ばぁの顔に生色が戻ってきたころには、全員、汗だくになっていた。
「――ああ……ありがとうよ……もうダメかと思っておったよ……」
「おばぁ様、なにがあったの?」
意識を取り戻した、薬師ばぁの枕元で、リオがべそべそ泣いている。結界石がはずれなければ、回復魔法も使えない……多少、回復できたとしても、首にはめられた腕輪は小さすぎて、少しずつ息苦しさが増していくだろう。そして、いずれ呼吸がとまる……
俺がはめられた腕輪が壊れたのは、たまたまよい具合に衝撃を当てられたからだ。だが、あきらめるわけにはいかない。何度も身体強化をかけ、腕輪を壊そうとこころみるも、ことごとく結界石に魔力を吸いこまれ失敗に終わっていた。
「鍵は?」
俺の問いに、薬師ばぁを連れ帰ってきた騎士は、静かに首を横に振った。
「――おや? おまえ様も……きてくれたのかえ? よかった……時間がない……みんなお聞き……」
そして薬師ばぁは少しずつ、なにがあったのかを話しだした――
領主館からの呼びだしは、ガラナミア伯爵夫婦が王都から戻ってきた当日だった。伯爵は、リオにほどこした薬湯の種類や方法などを詳しく知りたがり……それらが一般的に使われているもので、特別なものでないことがわかると、今度は毒草を飲ませたんじゃないか? と、疑いだした。
ガラナミア伯爵は、薬師ばぁを『聖女を堕落させた魔女』と決めつけ、城内防衛部隊に「聖女の魔法を封印した方法を吐かせよ」と、命令した。薬師ばぁの根拠のない
罪をあげつらねていくその瞳は、恐怖にいろどられていたという……
平民の、もとから気にいらない西翼城壁部隊つきの薬師。城内防衛部隊が手加減するはずもなく、結界石の腕輪を首につけられ、詰所の地下にある水牢に入れられた。休むことなく、1滴ずつ天井からふってくる水滴は、想像以上に体力、気力、体温を奪っていく。しかし、薬師ばぁに、伯爵が満足する答えを言うことはできない。
もうダメかも知れない……そう思った今日、いきなり牢から出され、シノアの森に捨てられた。そこを西翼城壁部隊の騎士に助けてもらったそうだ。
結界石の腕輪の鍵は、シノアの森に連れてきた人物によって、森の湖に向かって投げ捨てられた――薬師ばぁが絶望するように、わざと目の前で捨てて見せたのだという。
ガラナミア伯爵は気弱な男だ。『順応の義』の失敗の責任を取らせられることを恐れ……リオが聖女じゃなかったら……と恐れ……陛下の怒りが西の城壁都市ラキアへ、自分へ向くんじゃないか? と恐れ……架空の罪人をつくることで、責任から逃れ、安心したかったのだろう。
生贄に選ばれた、薬師ばぁは後ろ盾のない平民で、都合がよい。根拠なく弱者を選ぶ、その弱い心に怒りが湧いた。
「おばぁ様……おばぁ様……」
リオは泣きつづけている。そんなリオの頭を薬師ばぁは、そっと撫でながら語りかける。
「――私の可愛い娘は……まにあったのに、なにを……泣いとるんじゃ……笑ってお別れしたいのぅ」
「お別れなんて嫌~」
「リオ……逃げないで、前を向いて生きな……領主様は『順応の義』が失敗した……と叫んどった……悪かったね。この世界の事情に……まきこんで」
薬師ばぁは、そういうと咳きこんで、目を閉じた。リオは半狂乱になり泣き叫んでいる。結界石の腕輪さえ、はずせられれば! 結界石の魔力を吸い取る力よりも強い魔力をおびた魔法なら……もしかしたら、いけるかも知れない!
「皆、すまない! ためしたいことがある。リオ以外、この部屋から出ててくれ! 頼む!」
俺の叫びに、隊員たちは「頼みます」と言いながら部屋を出た。泣いているリオの肩を掴み、目線をあわせる。
「協力してくれリオ! 薬師ばぁの首の、結界石の腕輪を壊せば魔法が使える。少しは回復できる可能性が残っている。俺の魔力を今以上に高めれば。結界石の魔力を吸い取る力より、強い魔力をおびた身体強化なら、結界石を壊せるかも知れない」
「――どう、やるの? 私は、魔力を感じられない……魔力のまぜあわせかたなんて、わかんない……」
「接吻を! 恥ずかしいかもしれないが、それ以上も! 俺にまかせてくれ」
リオに魔法をかけるたび、己の魔力の高まりを感じた。一方的に魔力を注ぎこみ、彼女から体液を吸いだせば……お互いの魔力は勝手にまざりあい、魔力が高まることに繋がるはずだ!
リオは真っ赤になりながら、意識を失った薬師ばぁを見つめ、コクリとうなずいた。
「やるわ……んっ……」
リオの言葉が終わらないうちに、その唇をふさいだ。
「リオ、真似して。もっと舌を絡めて……」
「んん……んんっ……」
ぺちゃ、ぺちゃと舌を絡めあいながら、リオの片足を小脇に抱える。
「んん~……んっ」
抗議するように声をだしたリオを無視し、唾液を流しこむ。太腿の下から腕をまわしショーツを指でなぞった。
「んん!」
驚いたリオの体が跳ね、コクッ……と、のどが鳴った。開いている手でリオの頭を抱きかかえ、口づけをさらに深く加速させ、舌で口腔を執拗に舐めまわす。リオの、のどが何度も上下し、俺の唾液を飲みこんでいった。ショーツの上から密口を数回なぞったあと、陰核を押しつぶす。
「あっ……ヤッ!」
リオの上唇を舐めながら己の顔を離すと、つっ――――っと、ふたりの唇のあいだを光る唾液の橋がかかった。
「声は我慢してくれ。俺の聖女の甘い声を、外の隊員たちに聞かせたくない」
「あ、やだ……」
慌てて両手で口を押さえるリオを床に寝せると、両足を抱え少し湿ったショーツが目の前にくるように、膝を折り割り開いた。
「――!」
リオはプルプルと首を横に振ったが、自分のスカートの裾を噛み、顔を両手で覆った。健気なリオの緊張をゆっくりとりのぞいてあげたいが、今は時間がない。
「すまない、少し無茶をさせる」
俺の宣言に顔を覆いながら、コクコクうなずく。ジュッと、リオの陰核をショーツごと吸った。ショーツを横にずらし、あらわれた媚肉を指で左右に開く。密口がパクパクとふるえているのが見えた。
舌を尖らせ、密壷のなかへ沈めていく。舌を縦横無尽に動かし、リオの密壷を蹂躙する。媚薬の力で意識は混濁していたが、一度俺の肉棒を受けいれているリオの膣道は、さらなる刺激を求めて蠢きだした。
――奥から愛液が溢れだす。
じゅる、ちゅる、じゅ……じゅじゅ……
下品な音をたてて、愛液をすすられて、リオは首筋まで真っ赤だ。リオの弱いところはもうわかっている。指をさしいれ膣壁を擦る。一ヶ所だけ丁寧に、こす、こす、こす……と、擦りあげていく。
リオは、快楽を持てあますように、なすすべもなく身悶えた。
「あっ、やっ……アラン……激しくしない……で……声、でちゃう」
ああ、イイ声だ。たまらない。もっとじっくり聞きたいが、今は時間がない。一気にリオを追いつめる。
膣壁が指を痛いぐらい締めつけて脈動しはじめたタイミングで、指を一息にじゅぽっ! と引き抜く。
「――――――――!」
リオの声にならない嬌声と共に、密壷からプシャーッと、潮が吹きだす。1滴も逃さないように密口全体を口に含み、それを飲み干した。
弛緩しているリオのずらしたショーツをもとに戻しながら、身体強化魔法を唱える。
薬師ばぁの首元の結界石を指でつまみ、力をこめていく――まだダメだ。身体強化の重ねがけをくりかえし、指の先に強化魔法を集中させる。
バキッ! と、音がしたあとは一瞬だった。結界石が砕け、首を締めていた腕輪がパキンと割れて、ベッドに落ちた。薬師ばぁの口から深い呼吸音がした。
15
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
冷徹公爵の誤解された花嫁
柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。
冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。
一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです
きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
踏み台(王女)にも事情はある
mios
恋愛
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。
聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。
王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる