30 / 38
3章 学園生活
力の証明
しおりを挟む
累計ポイントが20,000ptを超えました!ありがとうございます。
あとがきの方にちょっとだけ大切なことが書いてあるのでできれば読んでいただけると嬉しいです。
_______________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ペイルと蓮が向き合う。片方は大剣を構えているのに対し、もう片方は何も持たず棒立ちだ。
先に仕掛けたのはペイルだった。
「ッ!」
迫りくる大剣を蓮は、
「よっ」
─ギィンッ!─
右手の人差し指で弾いた。おおよそ鋼と指が衝突したとは思えない音が鳴り、ペイルが大きくのけぞる。
だが、ペイルは想定通りのように弾かれた勢いそのままに半回転し、後ろ回し蹴りを叩き込んだ。それを蓮は肘打ちで下に叩き落とす。その瞬間に蓮は左手でペイルの胸めがけて拳を繰り出す。
(速いっ!)
ペイルは余りの速さに瞠目しながらも辛うじて大剣の腹を自身と蓮の間に滑り込ませることに成功する。ルミィの時と同じように、少しジャンプして受けることで距離を取ろうとしたが、
「がっ!?」
凄まじい衝撃が大剣を通してペイルを駆け巡り、その体を水平に吹っ飛ばした。そして連はさらに、追撃を加えようと、ペイルを追いかけるように跳躍した。
「なっ!?」
戦いを見ていた生徒たちから驚愕の声が上がった。
一瞬でペイルに追いつくと、腕を振り上げ、真上からペイルに叩きつけた。
「ガハッ!?」
思わず息を吐きだすペイル。そこへ蓮が右手の拳を突き付ける。
「………………降参だ。」
あまりにも一瞬で着いた決着。蓮の圧倒的強さにその場にいたアクアとティア以外のすべての生徒が唖然としていた。
「ほい回復っと。」
一応模擬戦なのにボコボコにしてしまったことに少しだけ罪悪感を抱いていた蓮がペイルに回復魔法を施す。途端に全快するペイル。
「回復魔法も、使えるのか………」
ペイルは立ち上がり、生徒たちに言う。
「どうだ、主席の力は?これでも実力が足りないと言えるか?誰か一人でもコイツに勝てるなら今この場で出て来い。筋トレが無しになるかもしれんぞ?」
そう言われても、誰一人として出て来ることはなかった。
~講義室~
俺たちは今、講義室に置いてあった魔法学の本を漁っていた。理由は神越の力について知るためだ。だが………………
「無いな。」
「無いね。」
「無いですね。」
そう、驚くほど何もなかった。それらいい本すら出てこなかった。
「ねえ、何を探してるの?」
一緒に先に戻っていて、先ほどまでずっと何かの本を読んでいたルミィが聞いてきた。
「いや、ちょっとな。」
「気になるけど………まあ良いわ。それよりあなた回復魔法も使えるのね?試験では攻撃魔法も使ったんでしょう?すごいわね。」
「ああ、まあな。だけど使えるだけじゃ意味がない。もっと効率よく使いこなせるようにならないとな。」
「そうね、お互い頑張りましょう。」
「ああ、そうだな。ん?お前も魔法が使えるのか?」
「ええ、身体強化系だけだけど。
それより、アクアちゃんとティアちゃんはあなたとどんな関係なの?見たところ相当仲が良いみたいだけど。あなたが下に見られていた時すごく怒っていたしね。」
そこまで見ていたのか。
「どっちも旅の仲間だ。ティアは俺のことを主と呼んでるけど、俺はティアのことを大切な仲間だと思ってる。」
「へ~、いいわね、そういうの。私も旅をしてみたいわね。」
─ガラガラッ─
音がして扉が開いた。そして訓練を終えたペイルとものすごく疲弊した生徒たちが入ってきた。
「お前ら、待たせたな。」
「いえ、大丈夫です。ところで彼らは大丈夫なんですか?」
ルミィが思わずといった感じで聞く。
「もちろん問題ない。少し疲れただけだ。なぁ?」
筋トレをさせられた全員が思った。
(((少しじゃねぇよ)))
と。
「まあそんなことより、とっとと授業を始めるぞ。知らなければいけないことは大量にある。」
そう言ってペイルはすぐに授業を始め───ずに教室を出て行った。
「あ、俺が授業をするのは面倒くさいから別の教師に教えてもらえ。多分あと少ししたら来るから、じゃ。」
俺の中で上がろうとしていたペイルへの印象が一気に下がった瞬間だった。
~5分後~
─ガラガラッ─
音を立てて、こんどは女性の教師が入ってきた。
「お待たせしました。魔法学・戦闘学の授業をやらせていただきます、パーチです。皆さんよろしくお願いします。」
若干おっとりとしているが丁寧な仕草でそう挨拶をした。
「では授業を始めますね。テキスト配るので、手元に渡ったら最初のページからやっていきましょう。全員に渡りましたね?
では第1章、魔力についてです。ではまず魔力とは何なのか、ルミィさん。わかりますか?」
早速あてられたルミィがが起立して答える。
「はい、魔力とは、3種類あり、1つは私たち人間や亜人族が持っている白魔力、もう1つは魔人族が持っている黒魔力、最後にこの世界の空気中に存在する自然魔力です。この3つは自然に混ざることなく、白魔力から黒魔力など、魔力の人工的変換も困難です。魔力は放出系や付与系関わらず、魔法を使うと体外へ出て、自然魔力へとへと変わります。魔力は呼吸をすることで自然魔力が体内に入り、体に適合して白、または黒魔力となり回復します。それ以外での魔力の変換方法は見つかっていません。」
なるほど、そうなのか。すごいわかりやすい説明だな。
「はい、大正解です。中等部でよく勉強できてますね。ルミィさんの言った通り、3種類の魔力は互いに相反する形で存在しています。では、黒魔力を人間、または亜人族が取り入れたらどうなると思いますか、ハヤミさん?」
急に当てられた。
「ええっと、暴走する?」
「そうですね、黒魔力が体内に入ると、白魔力と適合しようとして魔力が暴走します。魔人族がこの方法で攻撃して来ることがあるので覚えておいください。では─────」
~1時間後~
「今日はここまでにしましょう。皆さんお疲れ様でした。」
パーチ先生が講義室を出ていった。
「やっと終わった………」
俺にとっては復習も新しい部分も等しく知らないことだから知らないことが多すぎた。それでも一応全て覚えられて無事なのはステータスのおかげなのだろう。ありがたい。
ちなみに、戦闘学については結構楽しめた。俺は地球では結構体を動かすのが好きで、ちょっと恥ずかしい記憶ではアニメキャラの動きを再現しようとしたこともある。もちろん出来なかったが。だから、体の動かし方まで詳しく学ぶのは結構面白かった。
「主様、今日は午前で終わりだそうです。この後どうされますか?」
「そうだな、取り敢えず今日は自由行動だな。明日から団体での迷宮で訓練をするそうだから夜にその話をしようと思う。お前たちはこの前言ってた美味しそうな店にでも行って来たらどうだ?」
「うん!楽しみ!」
「そうですね、主様はどうなさいますか?」
「俺は今日の魔法学と戦闘学の復習をするよ。魔力がいくらあっても扱いが下手くそなら意味がないからな。」
「かしこまりました。何かあったら念話でお伝えください。」
「ああ、わかった。」
「じゃあ、行ってくるね!」
アクアが楽しそうにティアと喋りながら歩いていく。
「さてと、俺も頑張らないとな………………」
_______________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんばんは。
前書きにも書きましたが、たくさんの方に読んでいただいてとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
<お知らせ(まあまあ重要)>
この作品のタイトルを「神を越えたその先に」に変更します。
あとがきの方にちょっとだけ大切なことが書いてあるのでできれば読んでいただけると嬉しいです。
_______________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ペイルと蓮が向き合う。片方は大剣を構えているのに対し、もう片方は何も持たず棒立ちだ。
先に仕掛けたのはペイルだった。
「ッ!」
迫りくる大剣を蓮は、
「よっ」
─ギィンッ!─
右手の人差し指で弾いた。おおよそ鋼と指が衝突したとは思えない音が鳴り、ペイルが大きくのけぞる。
だが、ペイルは想定通りのように弾かれた勢いそのままに半回転し、後ろ回し蹴りを叩き込んだ。それを蓮は肘打ちで下に叩き落とす。その瞬間に蓮は左手でペイルの胸めがけて拳を繰り出す。
(速いっ!)
ペイルは余りの速さに瞠目しながらも辛うじて大剣の腹を自身と蓮の間に滑り込ませることに成功する。ルミィの時と同じように、少しジャンプして受けることで距離を取ろうとしたが、
「がっ!?」
凄まじい衝撃が大剣を通してペイルを駆け巡り、その体を水平に吹っ飛ばした。そして連はさらに、追撃を加えようと、ペイルを追いかけるように跳躍した。
「なっ!?」
戦いを見ていた生徒たちから驚愕の声が上がった。
一瞬でペイルに追いつくと、腕を振り上げ、真上からペイルに叩きつけた。
「ガハッ!?」
思わず息を吐きだすペイル。そこへ蓮が右手の拳を突き付ける。
「………………降参だ。」
あまりにも一瞬で着いた決着。蓮の圧倒的強さにその場にいたアクアとティア以外のすべての生徒が唖然としていた。
「ほい回復っと。」
一応模擬戦なのにボコボコにしてしまったことに少しだけ罪悪感を抱いていた蓮がペイルに回復魔法を施す。途端に全快するペイル。
「回復魔法も、使えるのか………」
ペイルは立ち上がり、生徒たちに言う。
「どうだ、主席の力は?これでも実力が足りないと言えるか?誰か一人でもコイツに勝てるなら今この場で出て来い。筋トレが無しになるかもしれんぞ?」
そう言われても、誰一人として出て来ることはなかった。
~講義室~
俺たちは今、講義室に置いてあった魔法学の本を漁っていた。理由は神越の力について知るためだ。だが………………
「無いな。」
「無いね。」
「無いですね。」
そう、驚くほど何もなかった。それらいい本すら出てこなかった。
「ねえ、何を探してるの?」
一緒に先に戻っていて、先ほどまでずっと何かの本を読んでいたルミィが聞いてきた。
「いや、ちょっとな。」
「気になるけど………まあ良いわ。それよりあなた回復魔法も使えるのね?試験では攻撃魔法も使ったんでしょう?すごいわね。」
「ああ、まあな。だけど使えるだけじゃ意味がない。もっと効率よく使いこなせるようにならないとな。」
「そうね、お互い頑張りましょう。」
「ああ、そうだな。ん?お前も魔法が使えるのか?」
「ええ、身体強化系だけだけど。
それより、アクアちゃんとティアちゃんはあなたとどんな関係なの?見たところ相当仲が良いみたいだけど。あなたが下に見られていた時すごく怒っていたしね。」
そこまで見ていたのか。
「どっちも旅の仲間だ。ティアは俺のことを主と呼んでるけど、俺はティアのことを大切な仲間だと思ってる。」
「へ~、いいわね、そういうの。私も旅をしてみたいわね。」
─ガラガラッ─
音がして扉が開いた。そして訓練を終えたペイルとものすごく疲弊した生徒たちが入ってきた。
「お前ら、待たせたな。」
「いえ、大丈夫です。ところで彼らは大丈夫なんですか?」
ルミィが思わずといった感じで聞く。
「もちろん問題ない。少し疲れただけだ。なぁ?」
筋トレをさせられた全員が思った。
(((少しじゃねぇよ)))
と。
「まあそんなことより、とっとと授業を始めるぞ。知らなければいけないことは大量にある。」
そう言ってペイルはすぐに授業を始め───ずに教室を出て行った。
「あ、俺が授業をするのは面倒くさいから別の教師に教えてもらえ。多分あと少ししたら来るから、じゃ。」
俺の中で上がろうとしていたペイルへの印象が一気に下がった瞬間だった。
~5分後~
─ガラガラッ─
音を立てて、こんどは女性の教師が入ってきた。
「お待たせしました。魔法学・戦闘学の授業をやらせていただきます、パーチです。皆さんよろしくお願いします。」
若干おっとりとしているが丁寧な仕草でそう挨拶をした。
「では授業を始めますね。テキスト配るので、手元に渡ったら最初のページからやっていきましょう。全員に渡りましたね?
では第1章、魔力についてです。ではまず魔力とは何なのか、ルミィさん。わかりますか?」
早速あてられたルミィがが起立して答える。
「はい、魔力とは、3種類あり、1つは私たち人間や亜人族が持っている白魔力、もう1つは魔人族が持っている黒魔力、最後にこの世界の空気中に存在する自然魔力です。この3つは自然に混ざることなく、白魔力から黒魔力など、魔力の人工的変換も困難です。魔力は放出系や付与系関わらず、魔法を使うと体外へ出て、自然魔力へとへと変わります。魔力は呼吸をすることで自然魔力が体内に入り、体に適合して白、または黒魔力となり回復します。それ以外での魔力の変換方法は見つかっていません。」
なるほど、そうなのか。すごいわかりやすい説明だな。
「はい、大正解です。中等部でよく勉強できてますね。ルミィさんの言った通り、3種類の魔力は互いに相反する形で存在しています。では、黒魔力を人間、または亜人族が取り入れたらどうなると思いますか、ハヤミさん?」
急に当てられた。
「ええっと、暴走する?」
「そうですね、黒魔力が体内に入ると、白魔力と適合しようとして魔力が暴走します。魔人族がこの方法で攻撃して来ることがあるので覚えておいください。では─────」
~1時間後~
「今日はここまでにしましょう。皆さんお疲れ様でした。」
パーチ先生が講義室を出ていった。
「やっと終わった………」
俺にとっては復習も新しい部分も等しく知らないことだから知らないことが多すぎた。それでも一応全て覚えられて無事なのはステータスのおかげなのだろう。ありがたい。
ちなみに、戦闘学については結構楽しめた。俺は地球では結構体を動かすのが好きで、ちょっと恥ずかしい記憶ではアニメキャラの動きを再現しようとしたこともある。もちろん出来なかったが。だから、体の動かし方まで詳しく学ぶのは結構面白かった。
「主様、今日は午前で終わりだそうです。この後どうされますか?」
「そうだな、取り敢えず今日は自由行動だな。明日から団体での迷宮で訓練をするそうだから夜にその話をしようと思う。お前たちはこの前言ってた美味しそうな店にでも行って来たらどうだ?」
「うん!楽しみ!」
「そうですね、主様はどうなさいますか?」
「俺は今日の魔法学と戦闘学の復習をするよ。魔力がいくらあっても扱いが下手くそなら意味がないからな。」
「かしこまりました。何かあったら念話でお伝えください。」
「ああ、わかった。」
「じゃあ、行ってくるね!」
アクアが楽しそうにティアと喋りながら歩いていく。
「さてと、俺も頑張らないとな………………」
_______________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんばんは。
前書きにも書きましたが、たくさんの方に読んでいただいてとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
<お知らせ(まあまあ重要)>
この作品のタイトルを「神を越えたその先に」に変更します。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる