童貞のまま40を超えた僕が魔法使いから○○になった話

矢の字

文字の大きさ
205 / 222
第六章

アルバートと冒険の旅へ

しおりを挟む
 アルバートが悪い顔で笑みを零してから数か月で僕は彼の言わんとする意味を理解した。
 何故なら里長に就任したアンジェリカ様が早々に懐妊したのだ。それはフレデリカ様の出産目前の出来事で、里はまたしてもお祭り騒ぎだった。

「知っているかタケル、最近私がこの里で何と呼ばれているか」
「いえ、知りませんけど」
「ふはは、里始まって以来一番優秀な『種馬』だ!」

 言い方!
 アルバートさんは我関せずという感じで笑っているけど、それってちょっと馬鹿にされてない? 大丈夫?

「里長となった優秀なハイエルフを二人も孕ませるような奴は今まで一人もいなかったと男連中の間で私は一目置かれるようになったぞ! ハハハハハ!! どっちも私の種ではないというのに滑稽な話だ」
「えっと、それって自虐?」

 僕が戸惑い顔でそう問うと。アルバートさんは真顔になって「いや、計算通りだが?」とすんっとした表情を浮かべた。
 計算通り、か。それって本当なのかな?

「それじゃあ、アンジェリカ様の方の子もアルバートさんは無関係?」
「そもそもアンジェリカとは同衾すらしていないからな」

 なるほど。
 ってか、そっちの父親誰だよ!! いや、つっこまない、僕はつっこまないぞ! 藪をつついて蛇を出したくないからな!
 これ以上の修羅場も面倒ごともごめんだよ!

「アルバートさんはそれでいいんですか?」
「まあ別に。それにこれはお前が言った事だろう」
「は? 僕が?」
「私が恋に落ちる相手は里の外に居るんだろう?」

 え? 僕、そんな事言ったっけ?
 僕がキョトンとしていると、アルバートさんは苦笑いを浮かべて「言ったんだよ、だから私は相手に誠実であれと思ってな。行きがかり上、二人の子持ちにはなってしまったが」と、瞳を逸らした。
 相手に誠実に、か。それは確かに。
 それにしてもアルバートさんは二人の子持ちになってしまうのか、実子じゃないのに大変だ、って……あれ? ルーファウスの兄二人が、もしかしてもう産まれる……?
 実を言えばまだ全然時間がかかると思っていた。アルバートさんはエルフの里でエルフ女性との間に二人の子を儲け、恐らくその後里の外でルーファウスの母親となる人族の女性と出会うのだ。
 アルバートさんは里の外に出て冒険者になりたいと言っていたし、これはもう確実にルーファウスの誕生が近付いて来てる!
 まあ、その前にルーファウスのお姉さんが生まれる訳だけど、小さい事は気にしない。
 だけどひとつ不安があるとすれば、僕とルーファウスが出会う時代までの間にこの地では必ず何かが起こるという事だ。
 エルフの里が魔王領になっているという僕の時代の認識の一端は僕達の築いた領界壁だった可能性が出てきているけど、それはそれ、これはこれ。
 僕は魔王領に向かう時にこの領界壁は見ていないのだ。何かしらの時代の変化で破壊される事になるとして、その時このエルフの里では何が起こるのか、僕にはそれが分からない。
 あと結局、現代で問題になっていたスタンピードがこの時代では起こる気配がなくて、これも分からない。
 この時代にはまだ僕の知らない何かがある。平和で呑気なこの里に暮らしていると色々なことを忘れてしまいそうだけれど油断は禁物だ。

「そういえば最近タケルは仲間の話をしなくなったな。外に探しに出るのは諦めたのか?」
「別に諦めていませんけど、どのみち今はどうしようもないですから」
「どうしようもない? それはやはり諦めたという事なのでは?」

 別にそう言う訳ではないけれど、説明が難しい。彼に現状を説明する事でタイムパラドックスが生まれたらと思うと、僕はフレデリカ様に説明したようには話せない。
 なにせルーファウスの誕生には確実にアルバートの存在が必要なのに、そのアルバートが僕の言動ひとつで過去と違う選択をしてしまったらルーファウスが生まれなくなってしまう。

「諦めてないから何も言えないんです」
「それは未来が変わるかもしれないとかそういう意味でか?」

 瞬間何を言われたのか分からなかった。何故彼はそれを知っている?
 僕はこの話をフレデリカ様にしかしていないのに。

「図星か」
「な、なんでそれを?」
「兄さんから聞いた」

 え? ちょっと待って、なんでペリトスさんが知ってるんだ? 僕は彼にも何も喋ったりはしていない、はずだ。たぶん。
 これはフレデリカ様からペリトスさんへ、そしてアルバートさんへと話が回ってしまったという事か?

「アルバートさんはその話を信じたんですか?」
「出会った当初からお前は変な奴だと思っていたが、その話を聞いて腑に落ちた部分もあってな」

 もしかしてそれで里の外でアルバートが恋に落ちるという僕の与太話のような話を彼は信じた、という事か。

「で、質問なんだが、お前が探しているタロウって奴は本当に実在して居るのか?」
「え? なんでそんな事聞くんですか?」

 僕の問いかけにアルバートさんは少しだけ困ったような表情で「ちょっと変な話になっていてな」と続ける。

「変な話?」
「私は外に出ている仲間伝えでそのタロウを探していたんだが、どうもそのタロウはエルフの里で凄い魔術をエルフ達に教えているらしいと、噂になっているらしいんだ」
「! それは何処のエルフの里ですか!?」
「いや、それなんだが……」

 「ここなんだよなぁ」と、アルバートは困惑顔を見せる。

「実際タケルがこの里で色々な魔術を私達に教えてくれたお陰で我が里の者達の魔術の技能は飛躍的に伸びている。それは疑いようもない事実なものだから否定ができない。で、そんな所に外に出ているエルフ達がタロウという名の凄い魔術師を探しているらしいという話が引っ付いて、エルフの里にタロウという名の凄い魔術師がいる、という話になってしまっているらしくてな……」

 まさかの! という事はその噂のタロウさんはもしかして僕の事か!?
 この世界、まだ通信技術があまり発達していない。僕のいた時代では冒険者ギルドの情報共有システムなんかも出来上がっていたけれど、この時代にそれが確立しているかも分からない。
 情報伝達は基本人から人への口伝で、その情報が間違っていたとしても広まってしまった情報は回収するのすら難しいのだろう。
 実際に僕達の築いた領界壁を見て、それを築いたのは魔王であるって話もまことしやかに流布されてしまっていると聞いている。噂話って怖い。

「で、でも、前に何処かの街でタロウって名前の人がいたって言ってましたよね?」
「いや、アレは別人だっただろう? 名前が似てたとかそれだけだ。その後の情報収集もしたけど、そいつはほとんど魔術は使えなかったらしいぞ。一応冒険者をしていたらしいが、仲間に凄腕の剣士がいて、そいつに護られるばかりのお荷物だった、とかそんな話だったな」
「仲間の剣士……その人の名前って分かりますか?」
「んん? そこまで詳しく聞かなかったな、探していたのはあくまでも『魔術師のタロウ』だったから」

 僕は考える。
 ルーファウスが生まれた時にはタロウさんは凄い魔術師だった、だけど誰にだって駆け出しの新人時代はあるものだ。実際僕だってこの世界に来た当初はほとんど魔法なんて使えなくて、ルーファウスから色々な技術や知識を学んで今がある。
 タロウさんの傍には恐らくグランバルト王国の初代国王陛下であるフロイド・グランバルトさんがいるはずで、彼は確かに剣士だったと聞いた気がする。
 一緒にいるらしいその剣士がもしフロイドさんなのだとしたら、その人はタロウさんで確定だ。

「その人達に会えないですか? 僕、その人達に会ってみたいです!」
「お前、自分がこのエルフの里に囚われている身分だって事理解しているのか?」
「それはそうなんですけど……」
「でもま、アンジェリカに聞いてみたら意外といけるかもな」
「え」

 アルバートさんは「私も最低限のお役目は果たした、そろそろ外に出たいと思っていた所だ」とにやりと笑った。
 そのお役目、アンジェリカ様との間の子作りだよね? 結局その子供の父親でもないのに役目を果たしたってちょっと図々しい気がしなくもない。だけど、そういう謀略を張り巡らせる感じ、ルーファウスの父親のアルバートの食えない笑みを彷彿とさせられて、むしろ何だか懐かしいよ。


 ◆  ◆  ◆


 アルバートさんと今後の事を話しあってから数日、ビックリな事に里長であるアンジェリカ様から本当に僕の外出許可が下りた。

「アンジェリカはあまり物事を深く考えない、言いくるめるのは簡単だった」

 なんてアルバートさんは笑っていて、この人、悪い人だなと僕は思うけれど余計な事は言わない。僕の外出許可が取り消されては困るからな。
 僕がエルフの里の外に出るには幾つかの条件が提示されている。第一にエルフの里で見聞きした事、特に聖樹と聖なる泉に関しては口外禁止。
 他には勝手な単独行動の禁止、外部の人間との接触の際には必ず監視の者を同伴する事、等々色々な制約を付けられたのだけど晴れて僕はエルフの里を出る事を許可された。
 ちなみに僕の監視役はアルバートさん。最初から付いて来る気満々だったので当然と言えば当然のお役目である。
 僕達がどこで何をしているかは毎日定期的にエルフの里に報告される事になったのだが、それにはペリトスさんの作った通信機器が採用された。
 里と僕達の情報は常に共有される事になっており、ある意味これが採用されたからこそ僕の外出が叶ったと言っても過言ではない。
 僕がエルフの里に様々な外の知識と情報を提供した事で、里の者達との間に信頼関係が築けていた事もこの許可への後押しになった。
 エルフの里で色々と頑張ったかいもあるというものだ。

「さてそれじゃあ、手始めに何処へ行く?」
「え? それはアルバートさんが決めてくれるんじゃないんですか?」
「お前は何を言っている。自慢じゃないが私は里の外の事はほとんど知らないんだ、お前に付いて行くに決まっているだろう」

 あれ? そういうものなのか? てっきり僕はアルバートさんがタロウさん達の所に僕を連れて行ってくれるものとばかり思っていたので、予定としては完全にノープランだ。どうしよう。
 ここから一番近い場所で僕が知っている場所だとグランバルト王国の首都になるのだけど、まだグランバルト王国が成立していない現在、その土地がどういう状況になっているのかは分からない。
 まだ街にすらなっていない可能性もあるのかも、と地図を片手にアルバートさんに尋ねればそこは一応現在でもそこそこの規模の街だと彼は教えてくれた。

「未来ではそこの街はどうなってんだ?」
「えっと、国の首都ですよ」
「へえ、こんな田舎町がか?」

 アルバートさんが意外そうな声をあげ「こっちの方が現在は都会なんだがな」と、僕が最初に暮らしていたシュルクの街付近を指差した。

「シュルクって都会なんですか?」
「ここに森があるだろう? 確か迷いの森とか呼ばれている、ここに昔そこそこ大きなダンジョンがあってな、それに挑戦する冒険者が集まって大きな街になったんだ。今はそのダンジョンも完全に掘りつくされて封印されたと聞いているが、その地にそのまま住みついた冒険者の街として賑わっているんだ」

 !? そんな話、僕は聞いてない。シュルクの街にそんな由来があるなんて! だけど確かにあの街は冒険者として生活している者は多かったような気がする。

「私としてもダンジョンには少し興味があるのだが、ここへ行くか?」

 冒険者に憧れのあるアルバートさんがそわっとしている。僕のいた時代、ダンジョンと言えばダンジョン都市メイズだったけど、今の時代はダンジョンと言えばシュルクの街なのかと、僕は驚きが隠せない。
 そういえばメイズのダンジョンはまだ発見されてすらいないのだな、どのタイミングでそのダンジョンが発見されるのかも気になる所だ。

「で、どうする?」

 返事をしない僕に焦れたようにアルバートさんが決定を促してくる。シュルクに向かうにことに関して僕に否やはないのだけれど、ひとつ問題がない訳ではない。

「でも、シュルクの街は遠いですよ」

 現実問題シュルクの街はこのエルフの里からはかなり遠い。僕達は数年をかけてのんびりここまでやって来たけれど、直接その街に行こうと思うと恐らく片道で一ヵ月以上かかってしまうと思うのだ。
 けれどアルバートさんは僕の返答に不思議そうな表情で「何か問題が?」と首を傾げた。

「問題というか、アルバートさんはそんなに長くエルフの里を離れても大丈夫なんですか? 里で色々とお役目とか……」
「お役目? 私の今の役目はアンジェリカとの間に子を儲ける事だ、アンジェリカが妊娠した今、どのみちこの先子育てが落ち着くまでの数年間は私に用はないのだよ。問題ない」

 そうか、そういうものなのか……ってか、子育ては母親に丸投げかい! それはそれでどうかと思うぞ。
 そうは言っても彼の役割は種馬であると最初から言われているようなものなので僕は口を閉じる事にする。エルフの里の慣習なんて僕には分からないからな。

「それに私達にはアレがあるだろう?」
「アレ?」
「お前が私に教えたのだろう、転移魔術だよ」

 ああ、確かに! 転移魔術はルーファウスの専売特許だけれど、その転移魔術を使ってルーファウスは各地を巡っていたのだ。
 どんなに遠くまで出向こうとも帰ろうと思えば一瞬だ、確かになんの問題もない。何か用があればペリトスさんの作った通信機器で連絡が来るはずだし、その際には転移で里に戻って、用が済んだらまた旅に出ればいいのだ。
 冒険が楽過ぎる……
 ルーファウスは僕達に合わせるように徒歩で旅を進めてくれていたけど、転移魔術ってやはりかなりなチート能力なのだなと、僕は思わずにはいられなかった。
 まあ、何はともあれ行き先は決まり、久しぶりの冒険ですよ!


しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜

春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、 癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!? トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。 彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!? 
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて―― 運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない! 恋愛感情もまだわからない! 
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。 個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!? 
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする 愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ! 月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新) 基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!

ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。 「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」 なんだか義兄の様子がおかしいのですが…? このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ! ファンタジーラブコメBLです。 平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。   ※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました! えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。   ※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです! ※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡ 【登場人物】 攻→ヴィルヘルム 完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが… 受→レイナード 和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

処理中です...