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私の宝 喜紗視点
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「それが気に入ったのか?」
「父上!」
ふわりと胸に飛び込んできたのは、たった一人のかわいい息子だ。
王族には男が生まれにくい。
遠慮なく側室を取ることから、そのことを非難する他国もあるのだが。
我が国のことを我々が必死に維持しようとしていることの何が悪いというのだろう。
「留紗、父は一昨日に陛下より少し休めと言われてなあ、これからずっと暇なのだよ」
「え?」
手に取っていた庭の花を握りしめたままポカンとした顔をして見上げてくる。
「お暇を? ですか?」
可愛い頭を傾げて問うて来る。
「ああ、さよう。父はせっかくできた時間だから、そなたとの時間を大事にしたいと思うておるのだ。ほれ、こちらへ」
留紗を膝の上にあげて座らせると、小さな可愛い手が持つ花の香りが漂ってきた。
「良い香りだな、留紗は母と同じで花が好きか?」
ポカンとしていたがハッとしてから一呼吸置き話し出す。
「ええ、このお花は花束にして、お嫁様に献上しようかと思っていたのです」
「ほう、お嫁様に」
思わず体が強張ったが、息子には気づかれなかったようだ。
「お嫁様が何をお好きなのか知らないので、誰もが好きなこの花ならと思いまして、いかが思われます?」
「うむ、留紗が選んだと聞いて喜ばないお嫁様ではなかろう? きっと喜んでくださるよ」
「わあ、良かった! もう少し摘みます」
ウキウキと護衛と共に花を摘み、籠を持つ侍女に渡す息子を見ていて気づく、背が伸びたなと。
ひと月に一度会えればいい程度にしか息子とは会えなかった。
宰相という立場は生半可な仕事ではないのだ。
執務室に泊まり込みの日も多くあった。
兄である先代王の時代から引き続きの職で、己に替わるものなどいないと自負していたが。
お嫁様の一件でこの様なのだ。
月に一度の王族が集まっての晩餐、その終わりかけに、その一言はあった。
「我は最近、お嫁様の夢を見るようになった、これは兆しと思う」
その場にいるものは騒然とした。
しかし私はそれを聞いても「何をまた絵空事を……」としか思わなかった。
だからその言葉を心に留めず、聞き流してしまった。
横に座る留紗はそうではなかったようで、若き王の語る夢を目を輝かせて聞いていたが。
若い者は夢みがちであるなぁと思っただけだ。
だが蘭紗に問われ、「聞いていなかった」などと答えたことは我ながら愚かであった。
耳にしたこと自体は覚えているのだから、うっかりしておりましたとでも言えばまだマシだったかもしれない。
失態というよりも、裏切りに近い。
宰相の任を解かれたとしてなんの文句が言えようか。
王族に生まれても魔力がそれほどなければ、自身の色に似たものを伴侶とせずとも普通に生きていける。
私がまさにそれだ。
市井で暮らす人々程度にしかないのだから、情けないことだ。
そのせいで幼いころから、体調はいつも安定していた。
魔力のせいで発熱したり眠れなかったりなどもほぼ経験がない。
それゆえ、普通に女性を娶り子を成した。
そして留紗という息子をさすがることもできたわけだから、これだって王族として立派な行いではなかろうか。
私は、共に育った兄の溢れるほどの凄まじい魔力量に、いつも恐れをなしていた。
兄を怖いと心の底では思い、正直目を合わせているのさえ苦痛だった時もある。
しかし、その兄は立派な王であったが最後は己の魔力を御せずに身罷った。
あまりに急だったので、暗殺なのでは?と一時騒然としたが、一番近くにいた私にはわかっていた。
あれは魔力暴走だった。
私にはどうすることもできずただおろおろとし、苦しむ兄に近寄ろうとしたが、兄は血走る眼で私を睨み、手のひらを向けこちらへ来るなと無言で制した。
魔力量が並である私が安易に近寄れば暴走に巻き込まれるかもしれないという配慮だったのだろう。
畏怖していた兄だが、同時に憧れた人でもある。
何としても助けたかったのだが、護衛達も必死に私を押しとどめ、一歩も近寄れないまま、兄は目の前で四散したのだ。
文字通りの四散だ。
一番まずいのは爆発を起こし、まわりを巻き込んでしまうことだが、兄は強靭な意思で抑え、被害を周りに出さず、ただただ己を散らした。
後には何も残らなかった。
その場にいるものは皆呆然とし、へなへなと座りこんだ私を顧みる者もいなかった。
王がこうなった原因に心当たりがあった。
王の伴侶がその半年前に流行り病で儚く逝ってしまっていたのだ。
私は焦り心配したが、兄は美しい顔を歪め、悲しそうに微笑むばかりで『これ以上我の為に伴侶となる男子を探すことを禁ずる』と触れを出した。
……何人でも、いてよかったではないか。
王の大事を避ける為になら、どの家からでも喜んで男子を差し出すのだから。
花の本数が整ったのか、侍女に手伝ってもらってリボンで茎を結わえる息子をぼんやりと見る。
留紗……
私と違って明らかに多い魔力量。
すでに私を抜いているだろう。
近頃は夜間に熱を出すことが多くなったと妻が心配していた。
この子が生まれてから、私は夢見ていたのだ。
我が子が王になることを。
私は王となる器でないから、私の夢を代わりに叶えてほしかった。
だが、兄には優秀な息子がいた。
学園の卒業を待って立太子とすると内々に告げられていた。
……甥の魔力量はおそらく兄のそれを上回る。
多すぎる魔力は危険だ。
本人の負担が計り知れないからだ。
だから……『お嫁様』などという夢物語なんて叶うはずもないのだから、兄のように甥も若いうちに逝ってしまうのではと勝手に残酷な推測をしていた。
つまり我が子の元には、早いうちに王の地位が回ってくることが十分予測できた。
蘭紗に対してはほとんど愛情がなかった。
叔父として生まれたばかりのあの子に対面した時は、なんとかわいらしいと……確かそう思ったはずなのだが。
育つにつれ、彼の持つあまりの魔力の大きさに嫉妬したのだ。
そんな自らの魔力に対しての劣等感から目を背けたくて、蘭紗とはあまり触れ合うこともなく過ごしていた。
王に「仕えている」という気持ちに大いに欠けていた。
だから、このような結果になってしまった。
……本当に蘭紗にお嫁様が来ようなどとは。
あの言葉を軽視してしまったことが悔やまれる。
十分に注意を払わず、また魔力を薄く広げ結界周りの警戒をする手間を省いた。
そしていつも通り書類仕事に精を出していたのだ。
息子の留紗は蘭紗を慕うあまり、自主的に留意し、幼いのに結界付近の警戒をし、お嫁様を護って見せた。
実際、執務室に駆け込んできた息子の従者から「お嫁様」の来訪を告げられた時、どれほど驚いたことか……さらには留紗が迎えたということも。
完全に手落ち。
更には能力不足であったと認めないわけにはいかない。
もしも私に彼らの半分でも魔力があったのならば、警戒を行いつつ日々の業務をすることなど何の負担でもなくできただろう。
しかし、私の魔力量ではそれは正直難しかったのだ……それが真実なのだ。
空間の異変すらを感じることすらできず、何が宰相だ。
しかし王の言うように自身でできなければ、そこに人を配置することぐらいはできたわけだ。
己を恥じる思いが苦みを増してくる。
指摘されるまでもない……これは……国にとって損失になったかもしれない大事なのだ。
「ちうえ…… 父上!」
真剣な顔で覗き込んでくる息子の顔があった。
「あ、ああ用意ができたのだな、綺麗にまとまったではないか。どれ」
留紗の手にある花束を手にしてみる。
美しく出来上がった花束に鼻を近づけ、香りを楽しんでみる。
「まさに薫る……であるな」
心配気に見上げる息子を抱き上げ歩き出す。
「一緒に参ろうか、私はまだ薫様にご挨拶できていないのだ。多忙だったゆえな…… 私が行っても邪魔でなければいいがな」
「そんな、父上が邪魔だなんて! お嫁様はお優しい方です、ぜひご一緒にお届けしましょう」
我が子のかわいらしい笑顔を見て、心が安らいでいくのを感じた。
「父上!」
ふわりと胸に飛び込んできたのは、たった一人のかわいい息子だ。
王族には男が生まれにくい。
遠慮なく側室を取ることから、そのことを非難する他国もあるのだが。
我が国のことを我々が必死に維持しようとしていることの何が悪いというのだろう。
「留紗、父は一昨日に陛下より少し休めと言われてなあ、これからずっと暇なのだよ」
「え?」
手に取っていた庭の花を握りしめたままポカンとした顔をして見上げてくる。
「お暇を? ですか?」
可愛い頭を傾げて問うて来る。
「ああ、さよう。父はせっかくできた時間だから、そなたとの時間を大事にしたいと思うておるのだ。ほれ、こちらへ」
留紗を膝の上にあげて座らせると、小さな可愛い手が持つ花の香りが漂ってきた。
「良い香りだな、留紗は母と同じで花が好きか?」
ポカンとしていたがハッとしてから一呼吸置き話し出す。
「ええ、このお花は花束にして、お嫁様に献上しようかと思っていたのです」
「ほう、お嫁様に」
思わず体が強張ったが、息子には気づかれなかったようだ。
「お嫁様が何をお好きなのか知らないので、誰もが好きなこの花ならと思いまして、いかが思われます?」
「うむ、留紗が選んだと聞いて喜ばないお嫁様ではなかろう? きっと喜んでくださるよ」
「わあ、良かった! もう少し摘みます」
ウキウキと護衛と共に花を摘み、籠を持つ侍女に渡す息子を見ていて気づく、背が伸びたなと。
ひと月に一度会えればいい程度にしか息子とは会えなかった。
宰相という立場は生半可な仕事ではないのだ。
執務室に泊まり込みの日も多くあった。
兄である先代王の時代から引き続きの職で、己に替わるものなどいないと自負していたが。
お嫁様の一件でこの様なのだ。
月に一度の王族が集まっての晩餐、その終わりかけに、その一言はあった。
「我は最近、お嫁様の夢を見るようになった、これは兆しと思う」
その場にいるものは騒然とした。
しかし私はそれを聞いても「何をまた絵空事を……」としか思わなかった。
だからその言葉を心に留めず、聞き流してしまった。
横に座る留紗はそうではなかったようで、若き王の語る夢を目を輝かせて聞いていたが。
若い者は夢みがちであるなぁと思っただけだ。
だが蘭紗に問われ、「聞いていなかった」などと答えたことは我ながら愚かであった。
耳にしたこと自体は覚えているのだから、うっかりしておりましたとでも言えばまだマシだったかもしれない。
失態というよりも、裏切りに近い。
宰相の任を解かれたとしてなんの文句が言えようか。
王族に生まれても魔力がそれほどなければ、自身の色に似たものを伴侶とせずとも普通に生きていける。
私がまさにそれだ。
市井で暮らす人々程度にしかないのだから、情けないことだ。
そのせいで幼いころから、体調はいつも安定していた。
魔力のせいで発熱したり眠れなかったりなどもほぼ経験がない。
それゆえ、普通に女性を娶り子を成した。
そして留紗という息子をさすがることもできたわけだから、これだって王族として立派な行いではなかろうか。
私は、共に育った兄の溢れるほどの凄まじい魔力量に、いつも恐れをなしていた。
兄を怖いと心の底では思い、正直目を合わせているのさえ苦痛だった時もある。
しかし、その兄は立派な王であったが最後は己の魔力を御せずに身罷った。
あまりに急だったので、暗殺なのでは?と一時騒然としたが、一番近くにいた私にはわかっていた。
あれは魔力暴走だった。
私にはどうすることもできずただおろおろとし、苦しむ兄に近寄ろうとしたが、兄は血走る眼で私を睨み、手のひらを向けこちらへ来るなと無言で制した。
魔力量が並である私が安易に近寄れば暴走に巻き込まれるかもしれないという配慮だったのだろう。
畏怖していた兄だが、同時に憧れた人でもある。
何としても助けたかったのだが、護衛達も必死に私を押しとどめ、一歩も近寄れないまま、兄は目の前で四散したのだ。
文字通りの四散だ。
一番まずいのは爆発を起こし、まわりを巻き込んでしまうことだが、兄は強靭な意思で抑え、被害を周りに出さず、ただただ己を散らした。
後には何も残らなかった。
その場にいるものは皆呆然とし、へなへなと座りこんだ私を顧みる者もいなかった。
王がこうなった原因に心当たりがあった。
王の伴侶がその半年前に流行り病で儚く逝ってしまっていたのだ。
私は焦り心配したが、兄は美しい顔を歪め、悲しそうに微笑むばかりで『これ以上我の為に伴侶となる男子を探すことを禁ずる』と触れを出した。
……何人でも、いてよかったではないか。
王の大事を避ける為になら、どの家からでも喜んで男子を差し出すのだから。
花の本数が整ったのか、侍女に手伝ってもらってリボンで茎を結わえる息子をぼんやりと見る。
留紗……
私と違って明らかに多い魔力量。
すでに私を抜いているだろう。
近頃は夜間に熱を出すことが多くなったと妻が心配していた。
この子が生まれてから、私は夢見ていたのだ。
我が子が王になることを。
私は王となる器でないから、私の夢を代わりに叶えてほしかった。
だが、兄には優秀な息子がいた。
学園の卒業を待って立太子とすると内々に告げられていた。
……甥の魔力量はおそらく兄のそれを上回る。
多すぎる魔力は危険だ。
本人の負担が計り知れないからだ。
だから……『お嫁様』などという夢物語なんて叶うはずもないのだから、兄のように甥も若いうちに逝ってしまうのではと勝手に残酷な推測をしていた。
つまり我が子の元には、早いうちに王の地位が回ってくることが十分予測できた。
蘭紗に対してはほとんど愛情がなかった。
叔父として生まれたばかりのあの子に対面した時は、なんとかわいらしいと……確かそう思ったはずなのだが。
育つにつれ、彼の持つあまりの魔力の大きさに嫉妬したのだ。
そんな自らの魔力に対しての劣等感から目を背けたくて、蘭紗とはあまり触れ合うこともなく過ごしていた。
王に「仕えている」という気持ちに大いに欠けていた。
だから、このような結果になってしまった。
……本当に蘭紗にお嫁様が来ようなどとは。
あの言葉を軽視してしまったことが悔やまれる。
十分に注意を払わず、また魔力を薄く広げ結界周りの警戒をする手間を省いた。
そしていつも通り書類仕事に精を出していたのだ。
息子の留紗は蘭紗を慕うあまり、自主的に留意し、幼いのに結界付近の警戒をし、お嫁様を護って見せた。
実際、執務室に駆け込んできた息子の従者から「お嫁様」の来訪を告げられた時、どれほど驚いたことか……さらには留紗が迎えたということも。
完全に手落ち。
更には能力不足であったと認めないわけにはいかない。
もしも私に彼らの半分でも魔力があったのならば、警戒を行いつつ日々の業務をすることなど何の負担でもなくできただろう。
しかし、私の魔力量ではそれは正直難しかったのだ……それが真実なのだ。
空間の異変すらを感じることすらできず、何が宰相だ。
しかし王の言うように自身でできなければ、そこに人を配置することぐらいはできたわけだ。
己を恥じる思いが苦みを増してくる。
指摘されるまでもない……これは……国にとって損失になったかもしれない大事なのだ。
「ちうえ…… 父上!」
真剣な顔で覗き込んでくる息子の顔があった。
「あ、ああ用意ができたのだな、綺麗にまとまったではないか。どれ」
留紗の手にある花束を手にしてみる。
美しく出来上がった花束に鼻を近づけ、香りを楽しんでみる。
「まさに薫る……であるな」
心配気に見上げる息子を抱き上げ歩き出す。
「一緒に参ろうか、私はまだ薫様にご挨拶できていないのだ。多忙だったゆえな…… 私が行っても邪魔でなければいいがな」
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