43 / 317
夏祭り1
しおりを挟む
今日はお祭りの日!
昨夜は二人で遅くまで起きていたから、疲れてるかも?と思ったけどなぜか全然疲れていない。
朝もばっちり起きて、そして朝食を食べている。
聞けば、蘭紗様も僕がこちらに来てから疲れるということが無くなって、なんでも精力的にこなせるようになったとか。
僕たち本当に体が強くなっちゃってるみたいですよ!
蘭紗様は一足先に起きて護衛達と打ちあわせをしたり、涼鱗王子からの使者にお返事をしているそうだ。
うん、僕だけなんかのんびりしすぎじゃないの?
でも大丈夫、いちいちこういうことを考えすぎちゃったら余計に皆さんに迷惑がかかるんですよね!
「薫様、お召し物なんですが」
声をかけてくれた侍女の真野とサヨを振り返る。
「どうしたの?いつものように決めてくれていいんだよ」
「そうなのですが、本日は街になじむために庶民の着物のご用意をということで、涼鱗王子殿下から先ほど届きまして」
「へ?」
見てみると、2人とも大きなお盆をそれぞれ持っていて、その上に白色と薄い水色の着物がふんわりたたまれているのが載っている。
「それがそうなの?まあ、涼鱗王子がそういうのなら間違いないのかな?あ、蘭紗様には?」
「陛下にも届いているようで、お部屋でお支度なさっておいでです」
僕が頷くと、二人は着物をさっと広げてくれた。
それを見て僕は一瞬頭がこんがらがった。
「あ、あのこれは」
「ええ、そうですねぇ」
「ですか、やはり」
「しかし……お似合いになるでしょうし、なにより目くらましにちょうど良いということなのかもしれませんしね」
「そういうことか、仮装ということかな……」
「でしょう……ね」
僕のつぶやきに真野も少し困ったようだったが、「目くらまし」という言葉に「なるほど……」と思い当たり、おふざけっぽいけどこういうのも必要かもと気を取り直し、素直に着替えることにした。
でもまあ……やっぱり恥ずかしいなこれ……
着付けが終わり、鏡が出される、それに写る僕は。
びっくりするぐらい女の子……
白地の花の織柄の着物に、うすいラベンダーの半襟が覗いていて、その半襟には白い花が刺繍されている。
そして、水色の細めのプリーツの袴にも白とラベンダーのお花の飛び柄が刺繍されている。
ウエストにはかわいらしいリボンが巻かれて、その先端にはレース編みの花が付いていた。
ガツンとショックを受ける僕を落ち着かせるように座らせ、真野は手早く粉をはたき、頬に紅を差し、瞼につめたい感触の筆を走らせ、眉の形をととのえ、唇にも筆が走る。
目を開けると、はじめてメイクされた自分の顔に驚愕した。
女の子にしか見えない!
鏡の中に、僕によく似た女の子がポケッと座っているのが見えて、ひたすらうろたえる。
「うそー……うそー……」
僕のためらいを置いてけぼりにして、真野はヘアに取り掛かる。
いつものように油を使い、櫛できれいに梳き、前髪を降ろし横に流す。
そしてこめかみから耳周りの髪の毛を掬い取り、後にねじ上げ、お盆の上にあった箱から白い花を取り出し、そこに付けた、
「これ、いるの?ねえ、お花、頭につける男子って……」
顔を動かすと、リンと鈴の音がなった。
どうやら髪飾りには鈴も仕込まれているようだ。
真野はコホンと咳ばらいを一つした。
「本日の薫様は私の最高傑作でございます。これほど美しいのですからいつかはと思っておりましたが……願望が叶いました。真野渾身のお化粧も決まっております、お美しいです」
「いや……そうではなくてね」
「はい、大変美しいですよ、うっとりいたします」
「サヨもね、何を言ってるのかな?僕はね男なんだよ?」
「しかし、こんなにお美しいのに何をそうこだわっていらっしゃるのですか?」
サヨの不思議顔に困惑した。
……う、はずかしい、これであの3人の前に行くのはちょっと……
言い合ううちに、蘭紗様から支度の準備ができたら空の門へと報せが来た。
「えー」
「薫様、まだ言ってらっしゃるのですか?本日は薫様がご所望されたお祭りの日じゃないですか、楽しんできてくださいませ」
ほらほら、と先を促され、恥ずかしい気持ちを隠せないままアタフタと空の門に急ぐ。
途中すれ違う侍女や侍従たちが目を丸くしてハッとして棒立ちになり、いつものように頭を下げるのも忘れているようだ。
いや、違うんだよ、頭を下げてほしいわけではなくてね!
あの訓練された人たちでさえ凝視してしまうほど僕は今、素っ頓狂な姿なのではないの?
はずかしい!
ざわざわする廊下を走り抜け空の門に到着すると、護衛と打ちあわせをしている蘭紗様の後ろ姿が見えた。
いつも長く垂らしている輝く銀色の髪を高い位置でポニーテールにして、黒い紐で結んでいる、それが朝日に輝き辺りを照らすかのように眩しかった。
着物は袴を付けないシンプルな藍色の着物の着流しスタイルで、帯はからし色だ。
その帯には結び目に狐のチャームをぶら下げている。
浴衣スタイルっぽくて、日本の夏祭りに出かける日本男子そのものだ。
違うのはそれにふさふさの尾が揺れていること。
んーかっこいい!
僕の恋する人は本当にスタイルが良くてかっこいいんです!
そして蘭紗様と話していた近衛部隊も皆蘭紗様と同じような浴衣スタイルで、なるほどこれが市井での標準スタイルなのだなと納得する。
え?……だったら僕もこれで良くない?ねえ!
ふと、近衛隊長が僕を見つけ、目をまん丸にする。
普段感情を出さない人なので、その姿に僕の方が驚く。
近衛隊長と話していた蘭紗様は「ん?」と言いながらゆっくり振り向く。
そして、蘭紗様の目がきらりと……ほんとにきらりと光って、そして次の瞬間あんぐりと口を開けて固まってしまった。
……ちょっと待って、普段そんなことをしない人たちが揃ってこの調子!はずかしい!
「や、やっぱり、き、着替えてきますから!ちょっと待っててくださいね!」
恥ずかしさマックスの僕が急いで踵を返して部屋に戻ろうとしたら、左手を捕まれてうしろに倒れた。
そして、ポスっと蘭紗様の胸に収まる。
「薫だよな?」
「は、はい……おふざけで、涼鱗王子からこんな着物が届きまして、今すぐきがえ……」
「いや、そのままでよい、というか、素晴らしく美しいな、薫」
スッと横抱きにされ頬にキスをされた。
顔が真っ赤になってしまった。
「えっとえっと」
「では、このまま参ろう、隊長、あとは手はず通りに」
「ハッ」
昨夜は二人で遅くまで起きていたから、疲れてるかも?と思ったけどなぜか全然疲れていない。
朝もばっちり起きて、そして朝食を食べている。
聞けば、蘭紗様も僕がこちらに来てから疲れるということが無くなって、なんでも精力的にこなせるようになったとか。
僕たち本当に体が強くなっちゃってるみたいですよ!
蘭紗様は一足先に起きて護衛達と打ちあわせをしたり、涼鱗王子からの使者にお返事をしているそうだ。
うん、僕だけなんかのんびりしすぎじゃないの?
でも大丈夫、いちいちこういうことを考えすぎちゃったら余計に皆さんに迷惑がかかるんですよね!
「薫様、お召し物なんですが」
声をかけてくれた侍女の真野とサヨを振り返る。
「どうしたの?いつものように決めてくれていいんだよ」
「そうなのですが、本日は街になじむために庶民の着物のご用意をということで、涼鱗王子殿下から先ほど届きまして」
「へ?」
見てみると、2人とも大きなお盆をそれぞれ持っていて、その上に白色と薄い水色の着物がふんわりたたまれているのが載っている。
「それがそうなの?まあ、涼鱗王子がそういうのなら間違いないのかな?あ、蘭紗様には?」
「陛下にも届いているようで、お部屋でお支度なさっておいでです」
僕が頷くと、二人は着物をさっと広げてくれた。
それを見て僕は一瞬頭がこんがらがった。
「あ、あのこれは」
「ええ、そうですねぇ」
「ですか、やはり」
「しかし……お似合いになるでしょうし、なにより目くらましにちょうど良いということなのかもしれませんしね」
「そういうことか、仮装ということかな……」
「でしょう……ね」
僕のつぶやきに真野も少し困ったようだったが、「目くらまし」という言葉に「なるほど……」と思い当たり、おふざけっぽいけどこういうのも必要かもと気を取り直し、素直に着替えることにした。
でもまあ……やっぱり恥ずかしいなこれ……
着付けが終わり、鏡が出される、それに写る僕は。
びっくりするぐらい女の子……
白地の花の織柄の着物に、うすいラベンダーの半襟が覗いていて、その半襟には白い花が刺繍されている。
そして、水色の細めのプリーツの袴にも白とラベンダーのお花の飛び柄が刺繍されている。
ウエストにはかわいらしいリボンが巻かれて、その先端にはレース編みの花が付いていた。
ガツンとショックを受ける僕を落ち着かせるように座らせ、真野は手早く粉をはたき、頬に紅を差し、瞼につめたい感触の筆を走らせ、眉の形をととのえ、唇にも筆が走る。
目を開けると、はじめてメイクされた自分の顔に驚愕した。
女の子にしか見えない!
鏡の中に、僕によく似た女の子がポケッと座っているのが見えて、ひたすらうろたえる。
「うそー……うそー……」
僕のためらいを置いてけぼりにして、真野はヘアに取り掛かる。
いつものように油を使い、櫛できれいに梳き、前髪を降ろし横に流す。
そしてこめかみから耳周りの髪の毛を掬い取り、後にねじ上げ、お盆の上にあった箱から白い花を取り出し、そこに付けた、
「これ、いるの?ねえ、お花、頭につける男子って……」
顔を動かすと、リンと鈴の音がなった。
どうやら髪飾りには鈴も仕込まれているようだ。
真野はコホンと咳ばらいを一つした。
「本日の薫様は私の最高傑作でございます。これほど美しいのですからいつかはと思っておりましたが……願望が叶いました。真野渾身のお化粧も決まっております、お美しいです」
「いや……そうではなくてね」
「はい、大変美しいですよ、うっとりいたします」
「サヨもね、何を言ってるのかな?僕はね男なんだよ?」
「しかし、こんなにお美しいのに何をそうこだわっていらっしゃるのですか?」
サヨの不思議顔に困惑した。
……う、はずかしい、これであの3人の前に行くのはちょっと……
言い合ううちに、蘭紗様から支度の準備ができたら空の門へと報せが来た。
「えー」
「薫様、まだ言ってらっしゃるのですか?本日は薫様がご所望されたお祭りの日じゃないですか、楽しんできてくださいませ」
ほらほら、と先を促され、恥ずかしい気持ちを隠せないままアタフタと空の門に急ぐ。
途中すれ違う侍女や侍従たちが目を丸くしてハッとして棒立ちになり、いつものように頭を下げるのも忘れているようだ。
いや、違うんだよ、頭を下げてほしいわけではなくてね!
あの訓練された人たちでさえ凝視してしまうほど僕は今、素っ頓狂な姿なのではないの?
はずかしい!
ざわざわする廊下を走り抜け空の門に到着すると、護衛と打ちあわせをしている蘭紗様の後ろ姿が見えた。
いつも長く垂らしている輝く銀色の髪を高い位置でポニーテールにして、黒い紐で結んでいる、それが朝日に輝き辺りを照らすかのように眩しかった。
着物は袴を付けないシンプルな藍色の着物の着流しスタイルで、帯はからし色だ。
その帯には結び目に狐のチャームをぶら下げている。
浴衣スタイルっぽくて、日本の夏祭りに出かける日本男子そのものだ。
違うのはそれにふさふさの尾が揺れていること。
んーかっこいい!
僕の恋する人は本当にスタイルが良くてかっこいいんです!
そして蘭紗様と話していた近衛部隊も皆蘭紗様と同じような浴衣スタイルで、なるほどこれが市井での標準スタイルなのだなと納得する。
え?……だったら僕もこれで良くない?ねえ!
ふと、近衛隊長が僕を見つけ、目をまん丸にする。
普段感情を出さない人なので、その姿に僕の方が驚く。
近衛隊長と話していた蘭紗様は「ん?」と言いながらゆっくり振り向く。
そして、蘭紗様の目がきらりと……ほんとにきらりと光って、そして次の瞬間あんぐりと口を開けて固まってしまった。
……ちょっと待って、普段そんなことをしない人たちが揃ってこの調子!はずかしい!
「や、やっぱり、き、着替えてきますから!ちょっと待っててくださいね!」
恥ずかしさマックスの僕が急いで踵を返して部屋に戻ろうとしたら、左手を捕まれてうしろに倒れた。
そして、ポスっと蘭紗様の胸に収まる。
「薫だよな?」
「は、はい……おふざけで、涼鱗王子からこんな着物が届きまして、今すぐきがえ……」
「いや、そのままでよい、というか、素晴らしく美しいな、薫」
スッと横抱きにされ頬にキスをされた。
顔が真っ赤になってしまった。
「えっとえっと」
「では、このまま参ろう、隊長、あとは手はず通りに」
「ハッ」
16
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる