131 / 317
母
しおりを挟む
黄金色に輝く宝石にしか見えないそれは、僕の顔ほどの大きさだ。
僕がこの世界に渡ってきたことと、翠が僕たちの子になったことへのお祝いだと言ってヴァヴェル王国から頂いたのだけど。
涼鱗さんまでが「ちょっと直視できない」と言うほどのものらしくて。
よくわからない僕と翠だけが「ふーん」って感じで観察しているのだ。
「きれー」
「きれいだね」
翠は輝く宝石のような鱗をうっとり眺めている。
かわいい。
ちなみにアイデン王の立ち居振る舞いに物申したそうだった仙は、鱗のプレゼントにいたく感動し、もう彼に対する不平不満は口にしなくなった。
というより、ニコニコである。
やっぱり、人の心を掌握するには適切な贈り物……なのかな。
「蘭紗様がお戻りです」
「え?今夜は戻らないと思ってたのに!先にお風呂に入られるかな?」
「いえ、ヴァヴェル王国の件のご報告を受けられたので、まっすぐこちらへ」
侍従が言い終わらないうちに勢いよく開いた扉の向こうに、難しい顔をした蘭紗様と焦るカジャルさんがいた。
「薫」
まっすぐに僕に向かって歩いてきた蘭紗様は、僕を膝の上の翠ごと抱きしめた。
しっかりと優しく。
「おうさま、おかえりなさい」
「おかえりなさいませ蘭紗様、今夜はお戻りじゃないと聞いていたのに、うれしい」
「そなたを一人にすると何が起こるか全く予想がつかないからな」
蘭紗様の吐息まじりのつぶやきに胸をえぐられる。
「ごめんなさい……」
「いやいや違うんだよ薫、顔を上げて。そなたのことをほっといてくれるほど世間は甘くないと、またもや痛感したのだ、そなたのせいではないぞ」
「はい……しかしアイデン王は今回、お祝いに来てくださったのです、敵の襲来とかではないのですし」
「そうだよ蘭紗、あっちは薫と翠のことをきちんと理解しているから大丈夫だ。アイデンも考えがあったのだろう……このお宝をポーンとくれたよ、友好の印にという言葉付きでねえ……しかも蘭紗に頼みもあるそうだよ」
涼鱗さんも溜息をつく。
「涼鱗も、龍族が苦手なのに、すまなかったな」
「ほんとだよねえ……二度と会いたくなかったのに……あの威圧が研究所まで震わせたものだから、ほっとけなくて」
「ありがとう」
涼鱗さんはフフッと笑って、横に座ったカジャルさんを抱き寄せた。
「いいさ……それより……どの国とも友好など結んでいない我が道を行く国がね、紗国と友好条約を結びたいなどとねえ、どういうつもりなんだか」
「この前アオアイでは世界平和の誓いも遅ればせながら立てていたしな。アイデン王の御世になってからは変化していくという兆候なのかもしれないな」
「しかし、もう少しでまた睡眠の時期が来るんだろう?あれはまだ幼体なんだ」
「そうだな……おそらくあと2、30年後にはまた200年ぐらい眠るだろうな」
「わけがわからない時間の使い方だよねえ」
3人の話を聞いているうちに、翠はあくびをし始めた。
僕は翠を抱っこしたまま立ち上がって「先に寝かせてくるね」と言って一旦部屋から出た。
廊下を歩いていると、翠はじっと僕の顔を見ている。
「おうひさま、僕一人で寝る」
「え……」
僕は驚いて翠の顔を見つめた。
「あのね、起きた時に、おうひさまもおうさまもいなくても、僕もう泣かないから」
「……翠」
僕は翠の部屋に入って翠をギュッと抱きしめた。
「無理しないでいいんだよ。翠はずっと……赤ちゃんのときはどうだったかわからないけど、一人だったんだよ。寂しさをうめないと、翠のここが空いちゃってるでしょ?ここをあったかいものでたくさんにしないと」
翠の胸あたりを優しくポンポンして話しかけた。
「おうひさまは……僕のおかあさん?」
「……っ」
突然の問いに何と答えたらいいか悩んだ。
「そうだね、この世に翠を産んだお母さんは、僕とは違う人だけど……僕は翠のお母さん。翠は僕の子だからね」
「産むって何?」
「……産むっていうのは……そうだね、お腹の中に赤ちゃんができて……お母さんはお腹で赤ちゃんが大きくなるまで育てて、それで生み出すんだよ。それが誕生なんだ……えと、家畜小屋にいたなら、動物が子を産むのを知ってるんじゃないかな?」
「うん……見たことある。怖かった……小さな赤ちゃんがずるっと出てくるの……じゃあ僕もあんなふうに誰かから生まれたの?おうひさまからじゃなくて?」
「うん……どこかに翠を産んだお母さんがいるかも……しれないね。会いたいの?」
「僕はおうひさまがお母さんが良い」
「……」
「るしゃも僕のことうらやましいって。おうひさまがおかあさんなんて良いなって」
「……翠もそう思うの?」
「うん、お迎えに来てくれてうれしかった、僕のおかあさんになってくれて……あの……ありがとう、おうひさま」
キラキラと輝く黄緑色の瞳がランプの光でゆらゆらと揺れて、龍のうろこよりもきれいに見える。
「翠、アイデン王がね、翠の魂の形が。僕と蘭紗様をあわせた形に似ているっていったでしょ?」
「うん」
「アイデン王は何千年も生きることができる龍なんだ。お風呂で見たでしょ?黒い大きな鳥みたいなのが龍だよ。特別な能力があって、魂の形を見ることができるらしいんだけどね」
「たましい」
翠が首をかしげるので、もう一度胸をポンポンした。
「ここにあるのかな……たぶん。僕と蘭紗様は翠の親だから、形が似ているんだって。ちゃんと魂が親子ですよって言ってくれたんだ。翠、君はちゃんと僕たちの大事な子供だからね」
翠は大きな瞳から透明な涙を流して僕の顔をじっと見た。
「あのね、ずっとね、待ってたの、いつかね、おかあさんが迎えにきてくれるって」
「うん……」
「おにいさんとおねえさんたちも、「僕たちに迎えが来たとしても、お前には絶対だれも迎えになんて来ない」って、そう言われてたから……僕が人じゃないから、「お前の母もきっと人じゃない」って」
涙を流しながら静かにゆっくり話す翠の顔が少しずつつ歪んでくる。
僕も泣いてるみたい。
そっと涙を拭って、翠の涙も拭ってあげる。
そのしずくは暖かくて僕の指を湿らせた。
「でも、ぼくのおかあさんは、おうひさまだったんでしょ?」
小さな手で僕の手を握ってうれしそうに笑顔になった。
「だれが僕を産んだのか知らないけど、僕はおうひさまがおかあさんでうれしいの。だから、もう、一人でだいじょうぶになるよ」
「だけどね、無理しないでいいんだから、寝るときは一緒にいてあげるからね……それから泣きたいときは泣いていいの。甘えていいんだからね」
僕はぎゅっと抱っこして小さな頭を撫でた。
ぴったりと胸に顔を寄せて嬉しそうに笑い声をあげる翠を覗き込むと、顔を見上げて言った。
「おうひさまの匂い好き」
「うん……安心して寝てね。朝になったらまた会えるよ、ずっとずっと一緒だから、ね」
僕はゆっくりと翠から離れて用意されていた寝間着に着替えさせ、布団に寝かせた。
もちろん白いうさぎを大事そうに抱っこしている。
側に座って背中をポンポンして子守唄を歌ってやると、すぐに寝息が聞こえてきた。
「おかあさん……か」
僕は独り言ちて、不思議な気持ちに浸った。
まあ、普通男性ならば父になるんだけどね……
僕はあのまま日本にいても、女性と結婚はしなかっただろう。
人に恋するような思いを今までしたことなかったから、ピンと来なかったけど。
僕の心は男性しか愛せないんだと思う。
だからきっと父にはなれなかった。
でも、母にはもっとなれなかったよね、だって男なんだから……
産むことができない僕が、母になったってことは心の奥底では違和感がありすぎてもやもやする、この感覚はしばらく慣れないままだろう。
でも、一方ではこの子を我が子だとしか思えないのも事実。
可哀想な子を引き取ったとか、そういう感じではなくて、『やっと手元にこの子が来た』というしっくりした感じ。
この感覚を信じるなら、翠の『ぼくのおかあさんは、おうひさまだったんでしょ?』という言葉はあたっている。
誰かが僕の代わりに翠を産んでくれた……
この言い方は翠の実母に失礼だし、乱暴かもしれないけど……そう感じる。
翠は蘭紗様をおうさま、僕をおうひさまと呼ぶ。
そのうち、おとうさんおかあさんと呼べる日が来るのだろうか?
この子にそう呼ばれてみたいと欲が出てしまった自分に笑える。
女の付く言葉、妃とか、妻とか そういうことにだんだん慣れてきて、今度は母。
女性になりたかったわけではないから、まだ複雑ではある。
けど、おかあさんは、呼ばれてみたいなとちょっと思った。
この子になら……という条件付きだけどね……
僕はしばらく寝顔を見守ってから、静かに翠の部屋を出て廊下に出て、次の間の侍女に翠のことを頼むと、護衛と一緒に蘭紗様の部屋に向かった。
僕は母になったんだ。
しっかりしなきゃね。
雨の音が静かに聞こえてきた。
また降ってきたようだ。
紗国の秋はまだもうちょっと続くのだ。
僕がこの世界に渡ってきたことと、翠が僕たちの子になったことへのお祝いだと言ってヴァヴェル王国から頂いたのだけど。
涼鱗さんまでが「ちょっと直視できない」と言うほどのものらしくて。
よくわからない僕と翠だけが「ふーん」って感じで観察しているのだ。
「きれー」
「きれいだね」
翠は輝く宝石のような鱗をうっとり眺めている。
かわいい。
ちなみにアイデン王の立ち居振る舞いに物申したそうだった仙は、鱗のプレゼントにいたく感動し、もう彼に対する不平不満は口にしなくなった。
というより、ニコニコである。
やっぱり、人の心を掌握するには適切な贈り物……なのかな。
「蘭紗様がお戻りです」
「え?今夜は戻らないと思ってたのに!先にお風呂に入られるかな?」
「いえ、ヴァヴェル王国の件のご報告を受けられたので、まっすぐこちらへ」
侍従が言い終わらないうちに勢いよく開いた扉の向こうに、難しい顔をした蘭紗様と焦るカジャルさんがいた。
「薫」
まっすぐに僕に向かって歩いてきた蘭紗様は、僕を膝の上の翠ごと抱きしめた。
しっかりと優しく。
「おうさま、おかえりなさい」
「おかえりなさいませ蘭紗様、今夜はお戻りじゃないと聞いていたのに、うれしい」
「そなたを一人にすると何が起こるか全く予想がつかないからな」
蘭紗様の吐息まじりのつぶやきに胸をえぐられる。
「ごめんなさい……」
「いやいや違うんだよ薫、顔を上げて。そなたのことをほっといてくれるほど世間は甘くないと、またもや痛感したのだ、そなたのせいではないぞ」
「はい……しかしアイデン王は今回、お祝いに来てくださったのです、敵の襲来とかではないのですし」
「そうだよ蘭紗、あっちは薫と翠のことをきちんと理解しているから大丈夫だ。アイデンも考えがあったのだろう……このお宝をポーンとくれたよ、友好の印にという言葉付きでねえ……しかも蘭紗に頼みもあるそうだよ」
涼鱗さんも溜息をつく。
「涼鱗も、龍族が苦手なのに、すまなかったな」
「ほんとだよねえ……二度と会いたくなかったのに……あの威圧が研究所まで震わせたものだから、ほっとけなくて」
「ありがとう」
涼鱗さんはフフッと笑って、横に座ったカジャルさんを抱き寄せた。
「いいさ……それより……どの国とも友好など結んでいない我が道を行く国がね、紗国と友好条約を結びたいなどとねえ、どういうつもりなんだか」
「この前アオアイでは世界平和の誓いも遅ればせながら立てていたしな。アイデン王の御世になってからは変化していくという兆候なのかもしれないな」
「しかし、もう少しでまた睡眠の時期が来るんだろう?あれはまだ幼体なんだ」
「そうだな……おそらくあと2、30年後にはまた200年ぐらい眠るだろうな」
「わけがわからない時間の使い方だよねえ」
3人の話を聞いているうちに、翠はあくびをし始めた。
僕は翠を抱っこしたまま立ち上がって「先に寝かせてくるね」と言って一旦部屋から出た。
廊下を歩いていると、翠はじっと僕の顔を見ている。
「おうひさま、僕一人で寝る」
「え……」
僕は驚いて翠の顔を見つめた。
「あのね、起きた時に、おうひさまもおうさまもいなくても、僕もう泣かないから」
「……翠」
僕は翠の部屋に入って翠をギュッと抱きしめた。
「無理しないでいいんだよ。翠はずっと……赤ちゃんのときはどうだったかわからないけど、一人だったんだよ。寂しさをうめないと、翠のここが空いちゃってるでしょ?ここをあったかいものでたくさんにしないと」
翠の胸あたりを優しくポンポンして話しかけた。
「おうひさまは……僕のおかあさん?」
「……っ」
突然の問いに何と答えたらいいか悩んだ。
「そうだね、この世に翠を産んだお母さんは、僕とは違う人だけど……僕は翠のお母さん。翠は僕の子だからね」
「産むって何?」
「……産むっていうのは……そうだね、お腹の中に赤ちゃんができて……お母さんはお腹で赤ちゃんが大きくなるまで育てて、それで生み出すんだよ。それが誕生なんだ……えと、家畜小屋にいたなら、動物が子を産むのを知ってるんじゃないかな?」
「うん……見たことある。怖かった……小さな赤ちゃんがずるっと出てくるの……じゃあ僕もあんなふうに誰かから生まれたの?おうひさまからじゃなくて?」
「うん……どこかに翠を産んだお母さんがいるかも……しれないね。会いたいの?」
「僕はおうひさまがお母さんが良い」
「……」
「るしゃも僕のことうらやましいって。おうひさまがおかあさんなんて良いなって」
「……翠もそう思うの?」
「うん、お迎えに来てくれてうれしかった、僕のおかあさんになってくれて……あの……ありがとう、おうひさま」
キラキラと輝く黄緑色の瞳がランプの光でゆらゆらと揺れて、龍のうろこよりもきれいに見える。
「翠、アイデン王がね、翠の魂の形が。僕と蘭紗様をあわせた形に似ているっていったでしょ?」
「うん」
「アイデン王は何千年も生きることができる龍なんだ。お風呂で見たでしょ?黒い大きな鳥みたいなのが龍だよ。特別な能力があって、魂の形を見ることができるらしいんだけどね」
「たましい」
翠が首をかしげるので、もう一度胸をポンポンした。
「ここにあるのかな……たぶん。僕と蘭紗様は翠の親だから、形が似ているんだって。ちゃんと魂が親子ですよって言ってくれたんだ。翠、君はちゃんと僕たちの大事な子供だからね」
翠は大きな瞳から透明な涙を流して僕の顔をじっと見た。
「あのね、ずっとね、待ってたの、いつかね、おかあさんが迎えにきてくれるって」
「うん……」
「おにいさんとおねえさんたちも、「僕たちに迎えが来たとしても、お前には絶対だれも迎えになんて来ない」って、そう言われてたから……僕が人じゃないから、「お前の母もきっと人じゃない」って」
涙を流しながら静かにゆっくり話す翠の顔が少しずつつ歪んでくる。
僕も泣いてるみたい。
そっと涙を拭って、翠の涙も拭ってあげる。
そのしずくは暖かくて僕の指を湿らせた。
「でも、ぼくのおかあさんは、おうひさまだったんでしょ?」
小さな手で僕の手を握ってうれしそうに笑顔になった。
「だれが僕を産んだのか知らないけど、僕はおうひさまがおかあさんでうれしいの。だから、もう、一人でだいじょうぶになるよ」
「だけどね、無理しないでいいんだから、寝るときは一緒にいてあげるからね……それから泣きたいときは泣いていいの。甘えていいんだからね」
僕はぎゅっと抱っこして小さな頭を撫でた。
ぴったりと胸に顔を寄せて嬉しそうに笑い声をあげる翠を覗き込むと、顔を見上げて言った。
「おうひさまの匂い好き」
「うん……安心して寝てね。朝になったらまた会えるよ、ずっとずっと一緒だから、ね」
僕はゆっくりと翠から離れて用意されていた寝間着に着替えさせ、布団に寝かせた。
もちろん白いうさぎを大事そうに抱っこしている。
側に座って背中をポンポンして子守唄を歌ってやると、すぐに寝息が聞こえてきた。
「おかあさん……か」
僕は独り言ちて、不思議な気持ちに浸った。
まあ、普通男性ならば父になるんだけどね……
僕はあのまま日本にいても、女性と結婚はしなかっただろう。
人に恋するような思いを今までしたことなかったから、ピンと来なかったけど。
僕の心は男性しか愛せないんだと思う。
だからきっと父にはなれなかった。
でも、母にはもっとなれなかったよね、だって男なんだから……
産むことができない僕が、母になったってことは心の奥底では違和感がありすぎてもやもやする、この感覚はしばらく慣れないままだろう。
でも、一方ではこの子を我が子だとしか思えないのも事実。
可哀想な子を引き取ったとか、そういう感じではなくて、『やっと手元にこの子が来た』というしっくりした感じ。
この感覚を信じるなら、翠の『ぼくのおかあさんは、おうひさまだったんでしょ?』という言葉はあたっている。
誰かが僕の代わりに翠を産んでくれた……
この言い方は翠の実母に失礼だし、乱暴かもしれないけど……そう感じる。
翠は蘭紗様をおうさま、僕をおうひさまと呼ぶ。
そのうち、おとうさんおかあさんと呼べる日が来るのだろうか?
この子にそう呼ばれてみたいと欲が出てしまった自分に笑える。
女の付く言葉、妃とか、妻とか そういうことにだんだん慣れてきて、今度は母。
女性になりたかったわけではないから、まだ複雑ではある。
けど、おかあさんは、呼ばれてみたいなとちょっと思った。
この子になら……という条件付きだけどね……
僕はしばらく寝顔を見守ってから、静かに翠の部屋を出て廊下に出て、次の間の侍女に翠のことを頼むと、護衛と一緒に蘭紗様の部屋に向かった。
僕は母になったんだ。
しっかりしなきゃね。
雨の音が静かに聞こえてきた。
また降ってきたようだ。
紗国の秋はまだもうちょっと続くのだ。
33
あなたにおすすめの小説
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
あなたの隣で初めての恋を知る
彩矢
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる