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痛苦
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こんなに早く見つかってくれるなんて……
そんな思いが一番先に胸の中で浮かんだ。
僕の前の代のお嫁様は、男性だった。
19年もの間、地下に作られた場所で閉じ込められていたのだという。
僕はそれを聞いた時、体が震える思いをした。
どれほどの思いを抱えて生きてきたのか……と。
一緒に捕まったのは、16才ぐらいと思われる狐族と阿羅人の混血だったそうだ。
その子は阿羅国を牛耳っていた「清」からの命令で、お嫁様の面倒を見ていたそうだ。
父親が何年か前の水害で亡くなった後は、まだ子供ながらその子が食事を運んでいたという。
そして、どうやら母は紗国人のようだ、見た目も狐族の容貌だという。
資金は、まとまって送られてくるものを受け取っていたらしいが……人と隔絶して暮らしていたため、阿羅国が今や生まれ変わったことも知らずにいたらしい。
僕の目線から見たら、この子だって被害者だと思う。
逆らえない国からの指示を、ただ仰いでいたにすぎないんだから。
「先代のお嫁様の侍女たちが到着するのは……」
「明日以降になります。なにしろ、連絡したのが本日の夕刻ですので……」
仙も困惑気味だ。
何もかも急展開すぎる。
「では……あちらに何人か行って……」
「それはなりません。私たちは薫様のためだけにいるのです。翠紗様のことを薫様の代わりにお守りすることはあっても、ほかのお嫁様のお世話することはしてはならないのです」
僕はいつになく強い視線できっぱりと話す仙にたじろいだ。
きちんと筋を通す性格なので、こういうときには融通がきかない。
別に少しぐらい行ってもいいと思うのだけど……
「……では……僕は様子を見に行くよ……それに付いてきてくれるかな?それならいいよね」
仙はハッとして僕の顔を凝視した。
一瞬何かを言いたそうにしたが、やがてコクリと頷いた。
「わかりました。仰せのとおりに」
僕はすでに寝間着だったので軽く着替えをして、仙の差し出す羽織をはおった。
廊下に出ると、侍従と侍女と一緒に歩いた。
翠はすでに、銀色の蘭紗人形を持って寝ている。
一緒に連れては行けなかったから、寝てくれていてよかったな。
「薫……」
お嫁様が寝かされている部屋の前の廊下では、涼鱗さんと蘭紗様だけではなく、跳光家の人々や、サヌ羅さん、喜紗さんまでいた。
「様子を見に伺いました、僕は入っちゃだめでしょうか?」
「……いや……薫だけではなく、人に会えるような状態ではないかもしれない……」
「というと?」
「僑が今、助手と中にいるのだが……どうやら長年に渡り幻覚剤を使われていたようで、正気ではないようだ」
「幻覚剤!」
それは、覚せい剤とかそういう類のものだろうか……
「我は先ほど叔父上と2人で挨拶はしたのだがな。まともに話せなかった」
「おいたわしいことです。ずっと怯えて震えておいでで……」
喜紗さんが悲しそうに顔を歪めている。
この人は先代の弟なのだから、そのお嫁様ともなれば色々と複雑な思いを抱くのは当たり前だろう。
「あ……皆さまここにいらしたのですか」
中から顔を出した僑先生が眉間にシワを寄せたまま一瞬黙ってから、「場所を移しましょう」と伝えた。
僕たちは侍従長の案内されるがまま、広めの部屋に通されると、侍女たちがお茶を入れる暇も惜しんで話し出した。
「僑、どうなのだ?」
「はい……おそらく、ここがどこかもおわかりになっておらず、というのも、19年前に渡られた時に説明を受けなかったようなのです。ここは元いた世界だと思い込んでいらっしゃる様子です、そして、自分には愛する人がいるから早くその人に会わせてくれとそればかりおっしゃっておいでです」
「そんな……」
「愛する人?というのは……」
「前の世界で愛を確かめ合った恋人がいらしたようです。その方に会える日だけを夢見て生きてきたと」
部屋の中はシンとして、誰も何も言えなかった。
どれほどの辛さを味わってきたのだろう。
そう思うと……
「体はどうなのだ?」
僑先生は静かに頭を振って目を瞑った。
「今は小康状態ですが、あの方にとって救いは幻覚剤だけでした。あの方はそれにすがり、世話人もそれを良しとしたのでしょう。薬は初めは眠り薬のような軽い物から始まったようですが、今や手術の麻酔に使うようなきついものをお使いで、体はボロボロです」
「そなたの……力を持ってしてもそれは治せぬのか?」
僑先生はその場にいる国の重鎮たちを見渡してから、口を開いた。
「あの状態の者を、私は医師になるための教材として接した事があります。アオアイに送られてきた犯罪人でした。医学生だった私たちは、教材として差し出された男を積極的に治療しようとして、まず薬を遠ざけました。薬を体から出して、浄化を試みました。それから薬湯の処方と魔力の注入など、考えられる限りを尽くしたのです。しかし、体はすでに薬の効果が染み付いており、薬の成分が完全になくなってしまってから3日後に狂い死にました」
皆がごくりと唾を飲み込んだのがわかった。
どうしてこんなことに。
そう思わずにはいられない。
「それは……医学生だから間違えたのか?それとも何を持ってしてもそうなるというのか?正解はなんなのだ?」
蘭紗様は落ち着いて質問をしている。
「教授はその授業の後、皆に言われました。薬で長年にわたり痛めつけられた臓腑は治すのは難しい。そして、何より一番難しいのは、その者の心と頭の中だと」
「頭の中?」
「はい、強い幻覚剤で体を長年支配された者は、脳の構造が変化するのです。もはやそれ無しでは生きていけない体となるのです。私たちが今、あの方にして差し上げられる事は、あの方の欲するクスリの分量をギリギリに抑えた上で適切に管理する他はありません。それでは、治療とは言えませんが……今よりは意識がはっきりしてくるかと思いますので、少しは会話が可能になるでしょう」
皆が何も言えない中で、僕は僑先生に質問してみた。
「僑先生、そのクスリを少しずつ減らして……つまり摂取量を減らしていくのはダメなのですか?徐々にならすというか」
僑先生は真っ直ぐに僕を見つめて強く頷いた。
「さすがは薫様でごさいます。まさにその通りの事を行います。が、内臓の損傷と、お体の衰弱具合が酷いので、どこまでその治療に耐えられるか」
「翠紗様の時のような奇跡が起こればあるいは……」
喜紗さんのその言葉に皆が俯く。
おそらく、クーちゃんは僕に関係のある者しか関わらないだろう……
皆は言わないだけでそれを察している。
「今は?」
「強制的に眠らせております」
「僕だけ、入っていいですか?」
「薫?」
「同じお嫁様として、この中で一番寄り添えるのは、僕ではないかと思うのです。何もできませんが、寝顔を見守るくらいは……」
蘭紗様は心配そうな顔をしたが、渋々許可してくれた。
僕は仙だけを連れて、お嫁様の眠る部屋を訪れた。
ベッドに近寄り、目を閉じて寝息を立てる人を一目見て痛々しさに涙が溢れてきた。
「薫様……」
仙が心配そうに声をかけてくれた。
「この人のために涙を流す人が、一人ぐらいいてもいいでしょ?いつか会えると願っていた人にはもう会えない、会えないどころか違う世界にいるのだと、今から知るのです。19年経ってようやく……」
痩せた男だった、落ち窪んだ眼窩に黒く染み付いた隈が濃い。
頬骨に張り付くようにある皮膚はカサカサで肌は青白い。
髪の色も眉の色も、ほぼ真っ白だった。
元から白だったのではなく、ストレスによって白くなってしまったのだろう、なぜかそう思える。
細い手をそっと取り、僕の両手で挟んだ。
驚くほど冷たい。
そっとさすり、暖めようとした。
骨があたりゴツゴツとして、そしてシワも多い。
30代とは思えなかった。
「薫様、もうそろそろ」
「うん、そうだね」
仙は辛そうに横を向いて、そしてつぶやいた。
「薫様、この方の身の回りの世話を、私にもう一度お命じくださいませ。母達が来るまでの間だけ、この方をお世話させてくださいませ」
僕は仙に微笑んだ。
「よろしく頼むよ、仙」
そんな思いが一番先に胸の中で浮かんだ。
僕の前の代のお嫁様は、男性だった。
19年もの間、地下に作られた場所で閉じ込められていたのだという。
僕はそれを聞いた時、体が震える思いをした。
どれほどの思いを抱えて生きてきたのか……と。
一緒に捕まったのは、16才ぐらいと思われる狐族と阿羅人の混血だったそうだ。
その子は阿羅国を牛耳っていた「清」からの命令で、お嫁様の面倒を見ていたそうだ。
父親が何年か前の水害で亡くなった後は、まだ子供ながらその子が食事を運んでいたという。
そして、どうやら母は紗国人のようだ、見た目も狐族の容貌だという。
資金は、まとまって送られてくるものを受け取っていたらしいが……人と隔絶して暮らしていたため、阿羅国が今や生まれ変わったことも知らずにいたらしい。
僕の目線から見たら、この子だって被害者だと思う。
逆らえない国からの指示を、ただ仰いでいたにすぎないんだから。
「先代のお嫁様の侍女たちが到着するのは……」
「明日以降になります。なにしろ、連絡したのが本日の夕刻ですので……」
仙も困惑気味だ。
何もかも急展開すぎる。
「では……あちらに何人か行って……」
「それはなりません。私たちは薫様のためだけにいるのです。翠紗様のことを薫様の代わりにお守りすることはあっても、ほかのお嫁様のお世話することはしてはならないのです」
僕はいつになく強い視線できっぱりと話す仙にたじろいだ。
きちんと筋を通す性格なので、こういうときには融通がきかない。
別に少しぐらい行ってもいいと思うのだけど……
「……では……僕は様子を見に行くよ……それに付いてきてくれるかな?それならいいよね」
仙はハッとして僕の顔を凝視した。
一瞬何かを言いたそうにしたが、やがてコクリと頷いた。
「わかりました。仰せのとおりに」
僕はすでに寝間着だったので軽く着替えをして、仙の差し出す羽織をはおった。
廊下に出ると、侍従と侍女と一緒に歩いた。
翠はすでに、銀色の蘭紗人形を持って寝ている。
一緒に連れては行けなかったから、寝てくれていてよかったな。
「薫……」
お嫁様が寝かされている部屋の前の廊下では、涼鱗さんと蘭紗様だけではなく、跳光家の人々や、サヌ羅さん、喜紗さんまでいた。
「様子を見に伺いました、僕は入っちゃだめでしょうか?」
「……いや……薫だけではなく、人に会えるような状態ではないかもしれない……」
「というと?」
「僑が今、助手と中にいるのだが……どうやら長年に渡り幻覚剤を使われていたようで、正気ではないようだ」
「幻覚剤!」
それは、覚せい剤とかそういう類のものだろうか……
「我は先ほど叔父上と2人で挨拶はしたのだがな。まともに話せなかった」
「おいたわしいことです。ずっと怯えて震えておいでで……」
喜紗さんが悲しそうに顔を歪めている。
この人は先代の弟なのだから、そのお嫁様ともなれば色々と複雑な思いを抱くのは当たり前だろう。
「あ……皆さまここにいらしたのですか」
中から顔を出した僑先生が眉間にシワを寄せたまま一瞬黙ってから、「場所を移しましょう」と伝えた。
僕たちは侍従長の案内されるがまま、広めの部屋に通されると、侍女たちがお茶を入れる暇も惜しんで話し出した。
「僑、どうなのだ?」
「はい……おそらく、ここがどこかもおわかりになっておらず、というのも、19年前に渡られた時に説明を受けなかったようなのです。ここは元いた世界だと思い込んでいらっしゃる様子です、そして、自分には愛する人がいるから早くその人に会わせてくれとそればかりおっしゃっておいでです」
「そんな……」
「愛する人?というのは……」
「前の世界で愛を確かめ合った恋人がいらしたようです。その方に会える日だけを夢見て生きてきたと」
部屋の中はシンとして、誰も何も言えなかった。
どれほどの辛さを味わってきたのだろう。
そう思うと……
「体はどうなのだ?」
僑先生は静かに頭を振って目を瞑った。
「今は小康状態ですが、あの方にとって救いは幻覚剤だけでした。あの方はそれにすがり、世話人もそれを良しとしたのでしょう。薬は初めは眠り薬のような軽い物から始まったようですが、今や手術の麻酔に使うようなきついものをお使いで、体はボロボロです」
「そなたの……力を持ってしてもそれは治せぬのか?」
僑先生はその場にいる国の重鎮たちを見渡してから、口を開いた。
「あの状態の者を、私は医師になるための教材として接した事があります。アオアイに送られてきた犯罪人でした。医学生だった私たちは、教材として差し出された男を積極的に治療しようとして、まず薬を遠ざけました。薬を体から出して、浄化を試みました。それから薬湯の処方と魔力の注入など、考えられる限りを尽くしたのです。しかし、体はすでに薬の効果が染み付いており、薬の成分が完全になくなってしまってから3日後に狂い死にました」
皆がごくりと唾を飲み込んだのがわかった。
どうしてこんなことに。
そう思わずにはいられない。
「それは……医学生だから間違えたのか?それとも何を持ってしてもそうなるというのか?正解はなんなのだ?」
蘭紗様は落ち着いて質問をしている。
「教授はその授業の後、皆に言われました。薬で長年にわたり痛めつけられた臓腑は治すのは難しい。そして、何より一番難しいのは、その者の心と頭の中だと」
「頭の中?」
「はい、強い幻覚剤で体を長年支配された者は、脳の構造が変化するのです。もはやそれ無しでは生きていけない体となるのです。私たちが今、あの方にして差し上げられる事は、あの方の欲するクスリの分量をギリギリに抑えた上で適切に管理する他はありません。それでは、治療とは言えませんが……今よりは意識がはっきりしてくるかと思いますので、少しは会話が可能になるでしょう」
皆が何も言えない中で、僕は僑先生に質問してみた。
「僑先生、そのクスリを少しずつ減らして……つまり摂取量を減らしていくのはダメなのですか?徐々にならすというか」
僑先生は真っ直ぐに僕を見つめて強く頷いた。
「さすがは薫様でごさいます。まさにその通りの事を行います。が、内臓の損傷と、お体の衰弱具合が酷いので、どこまでその治療に耐えられるか」
「翠紗様の時のような奇跡が起こればあるいは……」
喜紗さんのその言葉に皆が俯く。
おそらく、クーちゃんは僕に関係のある者しか関わらないだろう……
皆は言わないだけでそれを察している。
「今は?」
「強制的に眠らせております」
「僕だけ、入っていいですか?」
「薫?」
「同じお嫁様として、この中で一番寄り添えるのは、僕ではないかと思うのです。何もできませんが、寝顔を見守るくらいは……」
蘭紗様は心配そうな顔をしたが、渋々許可してくれた。
僕は仙だけを連れて、お嫁様の眠る部屋を訪れた。
ベッドに近寄り、目を閉じて寝息を立てる人を一目見て痛々しさに涙が溢れてきた。
「薫様……」
仙が心配そうに声をかけてくれた。
「この人のために涙を流す人が、一人ぐらいいてもいいでしょ?いつか会えると願っていた人にはもう会えない、会えないどころか違う世界にいるのだと、今から知るのです。19年経ってようやく……」
痩せた男だった、落ち窪んだ眼窩に黒く染み付いた隈が濃い。
頬骨に張り付くようにある皮膚はカサカサで肌は青白い。
髪の色も眉の色も、ほぼ真っ白だった。
元から白だったのではなく、ストレスによって白くなってしまったのだろう、なぜかそう思える。
細い手をそっと取り、僕の両手で挟んだ。
驚くほど冷たい。
そっとさすり、暖めようとした。
骨があたりゴツゴツとして、そしてシワも多い。
30代とは思えなかった。
「薫様、もうそろそろ」
「うん、そうだね」
仙は辛そうに横を向いて、そしてつぶやいた。
「薫様、この方の身の回りの世話を、私にもう一度お命じくださいませ。母達が来るまでの間だけ、この方をお世話させてくださいませ」
僕は仙に微笑んだ。
「よろしく頼むよ、仙」
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