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第3章~港町での物語~
ブリュンヒルデとの出会い その2
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「助かったのか?」
まだ安心はできないが、ひとまずは溶かされることはなくなった。あとは少女をどうするかだが…。
ふと顔を見ると、目が合い、腕の力を緩めると離れていく。
「わたくしをこんな人気のないところに連れ込んでどうするつもりかしら!」
言いがかりにも程がある。元より人気のない場所にいたのは少女の方だ。俺はたまたまそこに居合わせて、なんだったら助けたぐらいだ。だが、そんな言葉を聞いてもらえるような雰囲気ではなかった。
「何もしないよ。それに人目はなくても明るすぎるだろ」
障害物が何もなく、人が来ようものなら丸見えだ。俺にはそんな露出癖はない。
「そういうプレイが好きなんでしょ!!」
「断じて違う」
脳内で否定していたことを全力で押し付けに来やがった。エスパーか?
「じゃ、じゃあ、このままどこか暗いところに連れて行くのね!?」
「しないから」
なんだこの子は。妄想癖が強すぎやしないか?
助けなかったら後悔すると思っていたが、今は助けたことを後悔しつつある。
「だったらどうして助けたのよ!!」
「いやなんとなく?」
目の前で死なれるのは嫌だったってのはあったけれど、口にするにはちょっとキザで、俺のキャラには合わない気がした。
「お金ならないわよ!」
「期待してないから」
クエストでそれなりにこなしているから困ってもいない。特段欲しいものがあるわけでもないしな。
「え、じゃあわたくしはどうしたらいいのかしら?」
「俺に聞かれても…好きなところに行ったらいいんじゃないか?あ、死ぬのはなしだぞ。さすがに悲しくなってくる」
少女はきょとんとした目で見つめてくる。まるで珍獣とでも出会ったかのような反応だ。
そんなにおかしなことを言ったか?俺としては普通のことを言ったつもりだったんだけど。
「貴方は…あら、その反応…まさか…」
なにやら呟きながら近づいてくると、俺の胸に耳を当てた。ヤバイ、自分でも分かるぐらいに心臓の鼓動が早い。くっついている少女相手に隠せるはずはなく、どう聞こえているか考えるだけで心臓が飛び出しそうになる。
「これはあの子、これはあの子、これは…あなたはまさか、契約師?」
「え、うん、そうだけど」
その瞬間、今まで冷たかった少女の目に光が差した。まるで、荒れ果てた大地で一輪の花でも見つけたように輝き、優しく抱きついてくる。
「やっと会えたのね、シグルズ」
「えーっと…俺はヤマトだけど」
「そうなのね、よろしくね、シグルズ」
分かっているのか分かっていないのか、少女はただただ嬉しそうに頷いた。
「わたくしはヴァルキリーの一人、ブリュンヒルデ。迎えに来てくれるのをずっと待っていたわ」
「ヴァルキリーだと!?」
変わった子だとは思っていたけれど、まさかヴァルキリーだったとは予想外…いや、むしろしっくり来るか。
「えっと、一応聞くけれどどうしてこんなところにいたんだ?」
「それはシグルズが悪いのよ」
シグルズってのは俺のことだよな?
何も悪いことをした覚えはないぞ。
「俺達初対面だよな?」
「そうね」
「じゃあいきなり悪いとか言われてもどうしようもないんだが…」
「???」
ヴァルキリーは首を傾げた。なんだか微妙に噛み合っていない気がするな。
「そう、シグルズが悪いのよ。いくら一夫多妻制だからって女の子を増やして、挙句の果てに私を利用して地位を上げるなんて…本当に、仕方のない人」
俺の知らない、誰かの話をしているようだ。その口調は、怒っていると言うよりかは、呆れている様だ。
「ねえシグルズ、貴方はそんなことをしないわよね?」
さっきまでの拒んでいた少女はそこにはいない。それどころか、ぐいぐいと迫ってきて、俺を離そうとはしない。背中に触れる指先には力がこもり、痛みさえある。
「わたくしの想い、受け止めれくれるわよね?」
ノーと言いたい。これ以上一緒に居続けるのは危険だ。本能が助けを求めている。
だが、今の俺は蛇に睨まれた蛙、テスト前夜で徹夜必須の学生だ。逃げ出すことは許されない。
「わたくしの想い、受け止めれくれるわよね?」
さっきと変わらぬ口調で、さっきと変わらぬ笑みを浮かべながら彼女は言った。
「俺にどうしろと?」
「言わせないでよ」
思わせぶりなことを言うと、目を閉じた。えーっとこれはつまり、契約をするためにキスをしろってことでいいんだよね?
違ったら恥ずかしい。いや待てよ、他のヴァルキリーと契約したときには先に名前をつけていた。このままでは契約出来ないんじゃないか?
「まだかしら」
うっすらと目を開けると、急かしてくる。おーもう、わからんけどわかったよ。
半ばやけくそ気味に、求められるがままに唇を重ねた。
その瞬間、背中に込められていた力が強くなり、身動きが取れなくなる。重ねるだけのはずだった唇はこじ開けられ、舌が入り込んできて、俺の舌を絡めとる。
なんこだれは!?
予想外のことの気が動転して、身動きが取れなくなる。
これは契約じゃない。その証拠に、足元に魔法陣は浮き上がってこないし、ブリュンヒルデの力を体で感じ取ることは出来ない。背中や、口元では物理的な力が主張してくるが、これは魔力でも加護でもない。
「タイムタイムっ」
無理やりブリュンヒルデを引きはがすと、その場で膝と手をつき、肩で呼吸をする。完全に酸素不足だ。
そんな俺の前に、彼女の影は近づいて来て、目の前で立ち止まった。そこにいるだけなのに、背筋がぞっとした。全身に舐めまわされるような視線を感じて、恐る恐る顔を上げると、ブリュンヒルデは満足そうな笑みを浮かべながら、自分の唇に指先で触れると、舌で舐めた。
「それじゃあ契約をしましょうか」
この時、俺は失望した。もう一度彼女…ブリュンヒルデとキスしなければならないのかと。
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、彼女は腕にくっつくと、期待の眼差しを向けてくる。
この時、俺は確信した。彼女からは逃げられないと。
こうして俺はブリュンヒルデ…レティと契約したのだった。契約時のキスのことは、聞かないでほしい。
まだ安心はできないが、ひとまずは溶かされることはなくなった。あとは少女をどうするかだが…。
ふと顔を見ると、目が合い、腕の力を緩めると離れていく。
「わたくしをこんな人気のないところに連れ込んでどうするつもりかしら!」
言いがかりにも程がある。元より人気のない場所にいたのは少女の方だ。俺はたまたまそこに居合わせて、なんだったら助けたぐらいだ。だが、そんな言葉を聞いてもらえるような雰囲気ではなかった。
「何もしないよ。それに人目はなくても明るすぎるだろ」
障害物が何もなく、人が来ようものなら丸見えだ。俺にはそんな露出癖はない。
「そういうプレイが好きなんでしょ!!」
「断じて違う」
脳内で否定していたことを全力で押し付けに来やがった。エスパーか?
「じゃ、じゃあ、このままどこか暗いところに連れて行くのね!?」
「しないから」
なんだこの子は。妄想癖が強すぎやしないか?
助けなかったら後悔すると思っていたが、今は助けたことを後悔しつつある。
「だったらどうして助けたのよ!!」
「いやなんとなく?」
目の前で死なれるのは嫌だったってのはあったけれど、口にするにはちょっとキザで、俺のキャラには合わない気がした。
「お金ならないわよ!」
「期待してないから」
クエストでそれなりにこなしているから困ってもいない。特段欲しいものがあるわけでもないしな。
「え、じゃあわたくしはどうしたらいいのかしら?」
「俺に聞かれても…好きなところに行ったらいいんじゃないか?あ、死ぬのはなしだぞ。さすがに悲しくなってくる」
少女はきょとんとした目で見つめてくる。まるで珍獣とでも出会ったかのような反応だ。
そんなにおかしなことを言ったか?俺としては普通のことを言ったつもりだったんだけど。
「貴方は…あら、その反応…まさか…」
なにやら呟きながら近づいてくると、俺の胸に耳を当てた。ヤバイ、自分でも分かるぐらいに心臓の鼓動が早い。くっついている少女相手に隠せるはずはなく、どう聞こえているか考えるだけで心臓が飛び出しそうになる。
「これはあの子、これはあの子、これは…あなたはまさか、契約師?」
「え、うん、そうだけど」
その瞬間、今まで冷たかった少女の目に光が差した。まるで、荒れ果てた大地で一輪の花でも見つけたように輝き、優しく抱きついてくる。
「やっと会えたのね、シグルズ」
「えーっと…俺はヤマトだけど」
「そうなのね、よろしくね、シグルズ」
分かっているのか分かっていないのか、少女はただただ嬉しそうに頷いた。
「わたくしはヴァルキリーの一人、ブリュンヒルデ。迎えに来てくれるのをずっと待っていたわ」
「ヴァルキリーだと!?」
変わった子だとは思っていたけれど、まさかヴァルキリーだったとは予想外…いや、むしろしっくり来るか。
「えっと、一応聞くけれどどうしてこんなところにいたんだ?」
「それはシグルズが悪いのよ」
シグルズってのは俺のことだよな?
何も悪いことをした覚えはないぞ。
「俺達初対面だよな?」
「そうね」
「じゃあいきなり悪いとか言われてもどうしようもないんだが…」
「???」
ヴァルキリーは首を傾げた。なんだか微妙に噛み合っていない気がするな。
「そう、シグルズが悪いのよ。いくら一夫多妻制だからって女の子を増やして、挙句の果てに私を利用して地位を上げるなんて…本当に、仕方のない人」
俺の知らない、誰かの話をしているようだ。その口調は、怒っていると言うよりかは、呆れている様だ。
「ねえシグルズ、貴方はそんなことをしないわよね?」
さっきまでの拒んでいた少女はそこにはいない。それどころか、ぐいぐいと迫ってきて、俺を離そうとはしない。背中に触れる指先には力がこもり、痛みさえある。
「わたくしの想い、受け止めれくれるわよね?」
ノーと言いたい。これ以上一緒に居続けるのは危険だ。本能が助けを求めている。
だが、今の俺は蛇に睨まれた蛙、テスト前夜で徹夜必須の学生だ。逃げ出すことは許されない。
「わたくしの想い、受け止めれくれるわよね?」
さっきと変わらぬ口調で、さっきと変わらぬ笑みを浮かべながら彼女は言った。
「俺にどうしろと?」
「言わせないでよ」
思わせぶりなことを言うと、目を閉じた。えーっとこれはつまり、契約をするためにキスをしろってことでいいんだよね?
違ったら恥ずかしい。いや待てよ、他のヴァルキリーと契約したときには先に名前をつけていた。このままでは契約出来ないんじゃないか?
「まだかしら」
うっすらと目を開けると、急かしてくる。おーもう、わからんけどわかったよ。
半ばやけくそ気味に、求められるがままに唇を重ねた。
その瞬間、背中に込められていた力が強くなり、身動きが取れなくなる。重ねるだけのはずだった唇はこじ開けられ、舌が入り込んできて、俺の舌を絡めとる。
なんこだれは!?
予想外のことの気が動転して、身動きが取れなくなる。
これは契約じゃない。その証拠に、足元に魔法陣は浮き上がってこないし、ブリュンヒルデの力を体で感じ取ることは出来ない。背中や、口元では物理的な力が主張してくるが、これは魔力でも加護でもない。
「タイムタイムっ」
無理やりブリュンヒルデを引きはがすと、その場で膝と手をつき、肩で呼吸をする。完全に酸素不足だ。
そんな俺の前に、彼女の影は近づいて来て、目の前で立ち止まった。そこにいるだけなのに、背筋がぞっとした。全身に舐めまわされるような視線を感じて、恐る恐る顔を上げると、ブリュンヒルデは満足そうな笑みを浮かべながら、自分の唇に指先で触れると、舌で舐めた。
「それじゃあ契約をしましょうか」
この時、俺は失望した。もう一度彼女…ブリュンヒルデとキスしなければならないのかと。
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、彼女は腕にくっつくと、期待の眼差しを向けてくる。
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こうして俺はブリュンヒルデ…レティと契約したのだった。契約時のキスのことは、聞かないでほしい。
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