5 / 51
第一章
第3話
しおりを挟む
美空がやっと落ち着いてきたところで、夕はよしよしと美空の背中を撫でながら、ふうと息を吐く。一仕事終えたかのような、心底ほっとしているような深い呼吸だった。
「――君が死ぬのはまだ早いと思うんだよね」
ありきたりな、しかし心地良い言葉を囁かれて、落ち着いてきた美空は天使のような人物にすがりついたまま、その顔を見上げた。覗き込んでくる瞳はキラキラと美しい生命力で満ち溢れている。
虹彩まで瞳孔と同じように真っ黒な珍しい瞳。その底無しの黒曜石のような瞳が、美空を何とも言えない表情で見つめていた。
「実はね、君の寿命は、あと三ヶ月あるんだ。今死んでもいいけれど、三か月後でもいいんじゃないかな」
涼やかな声音は、いつもは体育館でマイク越しに聞いているからか、今日はいつもよりも人間っぽく聞こえた。言葉尻に、ほんの少し掠れが混じる。耳だけではなくくっついた身体からも夕の声が聞こえてきていた。
「私の寿命? なんで、そんなことが分かるんです?」
「さっきも言ったでしょう。僕は神様だって」
「そんなこと……」
「あるわけないと思えば、あるわけない。そうだと思えば、そう」
涼やかな声は耳に心地がよくて、日陰に移って背中を壁に預けながら、夕は眩しそうに青い空を見上げて目を閉じた。風が前髪を揺らしていく。美空も落ち着きを取り戻して、そして、彼の胸から涙を拭きながら離れた。
恥ずかしいところを見られてしまったから、これ以上恥ずかしがることはないように思えた。なぜか、この目の前の人は、美空のことを受け入れてくれるのではないかと、そう思えてくる。
その場に正座をして、めちゃくちゃになった顔をごしごしと腕で拭きながら、美空は夕を見つめた。
「先輩は、本当に神様……?」
美空は恐る恐る、目の前の人物を見つめる。心地よさそうに目を閉じながら、人形のように整ったその人は、呼吸さえしていなければ作り物のように見えた。風に揺れる前髪でさえ、作り物のように見える。
「ほんとに?」
閉じていた瞳が、ゆっくりと開けられた。半分ほど開けたところで、まつ毛に縁どられた瞳が美空を見つめる。幻想的なその雰囲気に、美空は息をするのをつい忘れそうになった。
そんな美空を見つめながら、夕はふと小さく笑みを口元に乗せる。いつもみんなの前で見せる、アルカイックで穏やかなほほ笑みだった。
「そうだよ。なんでも分かるわけじゃないけどね。僕は、人の寿命が分かるんだ」
そんな馬鹿なことあるわけない、と声を大にして否定することができなかった。夕は神秘的で、ほほ笑まれるとつい力が抜けてしまう不思議な力がある。美空は眼鏡の底から、夕の透き通った素肌をきれいだなと思いながら見ていた。
「神様だから、私の寿命も分かるんですか……?」
「そう。君は寿命を待たずに死のうとしていたけれど。やっぱり寿命は三ヶ月後だから、僕が誘ったのに死ななかったね」
確かに、夕に誘われてその手を握り、一緒に飛び降りてしまえば良かったのに、美空にはそれができなかった。夕が手を離した瞬間に、自分を襲ったあの恐怖を思い出すと、いまだに震えが尾てい骨から押し寄せてくる。
「人の寿命は、そうそうに変えることはできないんだね」
言われたことが妙に信憑性を帯びてきた――目の前の青年が、神様というにわかには信じがたい事実に。
この世の中には、人の物差しでは測り切れないことというのがごまんとある。超常現象や、解明できない古代ミステリー。そしてそれと同時に、人が想像できることは、全て実現できるという話だってある。
つまり、世の中は美空の知らないことで溢れ返っている。目に見える者だけが全てではないように、自分の常識では考えられないことだって、たくさん世界には転がっているのだ。
だとしたら、目の前に神様がいることなど、そうおかしくない話なのかもしれない。科学で説明ができない話なんて、世界中にたくさんあるのだから。
だとしたら、自分はなんて幸運なのだろうと美空は思う。目の前の青年が、学校の生徒会長が神様だったなんて、まるでおとぎ話かファンタジーのようだ。ぼんやりと、思考を巡らせていると、夕が瞬きをしてから美空をじっと見つめた。
「美空くん、君の寿命はあと三ヶ月――――さあ、どうする?」
美空の目の前に現れた神様がそう言う。優しくも悲しく、そして美しい瞳で美空を見つめる。
「どうするって……」
そこまで言われてやっと、美空は大きく息を吐いた。息をするのを、つい忘れていたのだが、美空は数回深呼吸をした。そこで握りしめていた手を解く。緊張してぎゅっと握っていた手のひらには、爪の跡がくっきりと残っていた。そして後からやってくる痛み、皮膚の下を流れている血液を感じる。
そんな美空を見てから、夕は視線をまたもや頭上を流れる雲へと戻し、ふと目を細める。微笑が浮かんでいるのか、口角が上がっているのか、柔らかな口元だった。
「人はね、死ぬときになって必ず後悔するんだ……やりたかったことに対してね。美空くんは、もう死んじゃっていいの?」
「やりたかったこと……」
やり残したことがあると言われていたら、おそらくそんなものはないと言えた。この世に自分が生まれて、やるべきことがあったとはこれっぽっちも思えなかったから。
しかし、やりたかったこことと言われれば、美空はやりたかったけれどもやらなかったことが、すぐにいくつか思いつく。
美空の乏しい表情から素早く何かを察知した夕は、目を瞬かせる。それはまるで、ほら、あるでしょう?とでも言わんばかりのいたずらっぽい笑みだった。途端に、夕の表情が人間じみて見えてきた。
「美空くん、僕と約束しよう」
子どもが宝箱を見つけたような笑みで、神様は美空の手を握った。その手はとても心地よい冷たさを持っている。瞬時に心が冷静になるような、そんな冷たさだ。
「約束、ですか?」
「そう、僕と一緒に、やりたいことを最低でも毎週一つずつ叶えて行こう。今週はまずやりたいこと十個は考える週。二週目からはやりたいことを消化する週、最後の一週間はまとめだよ――どうかな?」
神妙に言われて、紳士的な眼差しに言葉が返せなくなり、美空は思わず小さくうなずいた。すると、嬉しそうに夕の腕が伸びてくる。伸びてきた手の先には、小指が立っていた。
「君の寿命があと三ヶ月なのは、僕と美空くんだけの秘密だ。じゃないと、周りに影響が出てしまうからね。そして、君のお願いを叶えるのが、僕の使命。放課後にまたここで逢おう、美空くん」
美空は夢見心地でうなずくと、神様の冷たくも優しい小指と、指切りをした。夕はそんな美空を見て、極上の笑みを顔に乗せていた。
「――君が死ぬのはまだ早いと思うんだよね」
ありきたりな、しかし心地良い言葉を囁かれて、落ち着いてきた美空は天使のような人物にすがりついたまま、その顔を見上げた。覗き込んでくる瞳はキラキラと美しい生命力で満ち溢れている。
虹彩まで瞳孔と同じように真っ黒な珍しい瞳。その底無しの黒曜石のような瞳が、美空を何とも言えない表情で見つめていた。
「実はね、君の寿命は、あと三ヶ月あるんだ。今死んでもいいけれど、三か月後でもいいんじゃないかな」
涼やかな声音は、いつもは体育館でマイク越しに聞いているからか、今日はいつもよりも人間っぽく聞こえた。言葉尻に、ほんの少し掠れが混じる。耳だけではなくくっついた身体からも夕の声が聞こえてきていた。
「私の寿命? なんで、そんなことが分かるんです?」
「さっきも言ったでしょう。僕は神様だって」
「そんなこと……」
「あるわけないと思えば、あるわけない。そうだと思えば、そう」
涼やかな声は耳に心地がよくて、日陰に移って背中を壁に預けながら、夕は眩しそうに青い空を見上げて目を閉じた。風が前髪を揺らしていく。美空も落ち着きを取り戻して、そして、彼の胸から涙を拭きながら離れた。
恥ずかしいところを見られてしまったから、これ以上恥ずかしがることはないように思えた。なぜか、この目の前の人は、美空のことを受け入れてくれるのではないかと、そう思えてくる。
その場に正座をして、めちゃくちゃになった顔をごしごしと腕で拭きながら、美空は夕を見つめた。
「先輩は、本当に神様……?」
美空は恐る恐る、目の前の人物を見つめる。心地よさそうに目を閉じながら、人形のように整ったその人は、呼吸さえしていなければ作り物のように見えた。風に揺れる前髪でさえ、作り物のように見える。
「ほんとに?」
閉じていた瞳が、ゆっくりと開けられた。半分ほど開けたところで、まつ毛に縁どられた瞳が美空を見つめる。幻想的なその雰囲気に、美空は息をするのをつい忘れそうになった。
そんな美空を見つめながら、夕はふと小さく笑みを口元に乗せる。いつもみんなの前で見せる、アルカイックで穏やかなほほ笑みだった。
「そうだよ。なんでも分かるわけじゃないけどね。僕は、人の寿命が分かるんだ」
そんな馬鹿なことあるわけない、と声を大にして否定することができなかった。夕は神秘的で、ほほ笑まれるとつい力が抜けてしまう不思議な力がある。美空は眼鏡の底から、夕の透き通った素肌をきれいだなと思いながら見ていた。
「神様だから、私の寿命も分かるんですか……?」
「そう。君は寿命を待たずに死のうとしていたけれど。やっぱり寿命は三ヶ月後だから、僕が誘ったのに死ななかったね」
確かに、夕に誘われてその手を握り、一緒に飛び降りてしまえば良かったのに、美空にはそれができなかった。夕が手を離した瞬間に、自分を襲ったあの恐怖を思い出すと、いまだに震えが尾てい骨から押し寄せてくる。
「人の寿命は、そうそうに変えることはできないんだね」
言われたことが妙に信憑性を帯びてきた――目の前の青年が、神様というにわかには信じがたい事実に。
この世の中には、人の物差しでは測り切れないことというのがごまんとある。超常現象や、解明できない古代ミステリー。そしてそれと同時に、人が想像できることは、全て実現できるという話だってある。
つまり、世の中は美空の知らないことで溢れ返っている。目に見える者だけが全てではないように、自分の常識では考えられないことだって、たくさん世界には転がっているのだ。
だとしたら、目の前に神様がいることなど、そうおかしくない話なのかもしれない。科学で説明ができない話なんて、世界中にたくさんあるのだから。
だとしたら、自分はなんて幸運なのだろうと美空は思う。目の前の青年が、学校の生徒会長が神様だったなんて、まるでおとぎ話かファンタジーのようだ。ぼんやりと、思考を巡らせていると、夕が瞬きをしてから美空をじっと見つめた。
「美空くん、君の寿命はあと三ヶ月――――さあ、どうする?」
美空の目の前に現れた神様がそう言う。優しくも悲しく、そして美しい瞳で美空を見つめる。
「どうするって……」
そこまで言われてやっと、美空は大きく息を吐いた。息をするのを、つい忘れていたのだが、美空は数回深呼吸をした。そこで握りしめていた手を解く。緊張してぎゅっと握っていた手のひらには、爪の跡がくっきりと残っていた。そして後からやってくる痛み、皮膚の下を流れている血液を感じる。
そんな美空を見てから、夕は視線をまたもや頭上を流れる雲へと戻し、ふと目を細める。微笑が浮かんでいるのか、口角が上がっているのか、柔らかな口元だった。
「人はね、死ぬときになって必ず後悔するんだ……やりたかったことに対してね。美空くんは、もう死んじゃっていいの?」
「やりたかったこと……」
やり残したことがあると言われていたら、おそらくそんなものはないと言えた。この世に自分が生まれて、やるべきことがあったとはこれっぽっちも思えなかったから。
しかし、やりたかったこことと言われれば、美空はやりたかったけれどもやらなかったことが、すぐにいくつか思いつく。
美空の乏しい表情から素早く何かを察知した夕は、目を瞬かせる。それはまるで、ほら、あるでしょう?とでも言わんばかりのいたずらっぽい笑みだった。途端に、夕の表情が人間じみて見えてきた。
「美空くん、僕と約束しよう」
子どもが宝箱を見つけたような笑みで、神様は美空の手を握った。その手はとても心地よい冷たさを持っている。瞬時に心が冷静になるような、そんな冷たさだ。
「約束、ですか?」
「そう、僕と一緒に、やりたいことを最低でも毎週一つずつ叶えて行こう。今週はまずやりたいこと十個は考える週。二週目からはやりたいことを消化する週、最後の一週間はまとめだよ――どうかな?」
神妙に言われて、紳士的な眼差しに言葉が返せなくなり、美空は思わず小さくうなずいた。すると、嬉しそうに夕の腕が伸びてくる。伸びてきた手の先には、小指が立っていた。
「君の寿命があと三ヶ月なのは、僕と美空くんだけの秘密だ。じゃないと、周りに影響が出てしまうからね。そして、君のお願いを叶えるのが、僕の使命。放課後にまたここで逢おう、美空くん」
美空は夢見心地でうなずくと、神様の冷たくも優しい小指と、指切りをした。夕はそんな美空を見て、極上の笑みを顔に乗せていた。
0
あなたにおすすめの小説
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
負けヒロインに花束を!
遊馬友仁
キャラ文芸
クラス内で空気的存在を自負する立花宗重(たちばなむねしげ)は、行きつけの喫茶店で、クラス委員の上坂部葉月(かみさかべはづき)が、同じくクラス委員ので彼女の幼なじみでもある久々知大成(くくちたいせい)にフラれている場面を目撃する。
葉月の打ち明け話を聞いた宗重は、後日、彼女と大成、その交際相手である名和立夏(めいわりっか)とのカラオケに参加することになってしまう。
その場で、立夏の思惑を知ってしまった宗重は、葉月に彼女の想いを諦めるな、と助言して、大成との仲を取りもとうと行動しはじめるが・・・。
15年目のホンネ ~今も愛していると言えますか?~
深冬 芽以
恋愛
交際2年、結婚15年の柚葉《ゆずは》と和輝《かずき》。
2人の子供に恵まれて、どこにでもある普通の家族の普通の毎日を過ごしていた。
愚痴は言い切れないほどあるけれど、それなりに幸せ……のはずだった。
「その時計、気に入ってるのね」
「ああ、初ボーナスで買ったから思い出深くて」
『お揃いで』ね?
夫は知らない。
私が知っていることを。
結婚指輪はしないのに、その時計はつけるのね?
私の名前は呼ばないのに、あの女の名前は呼ぶのね?
今も私を好きですか?
後悔していませんか?
私は今もあなたが好きです。
だから、ずっと、後悔しているの……。
妻になり、強くなった。
母になり、逞しくなった。
だけど、傷つかないわけじゃない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる