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第1章
第21話:ピュアブレッドドラゴン
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ピュアブレッドドラゴンを見た克徳は危機感を覚えた。
異世界でも最強種に近い、ピュアブレッドドラゴンが出現できるくらい大きなゲートになっていると、危機感を覚えた。
「斃さなくていい、死ぬ事は許さん、ゲートを閉じるまで牽制してくれ」
克徳は神使たちにそう言うと、ピュアブレッドドラゴンの脇を抜けてゲートに近づこうとしたが、大きな尻尾を振り回して邪魔をしようとした。
『『『『『やらせん!』』』』』
克徳に牽制を頼まれた強大な神使たちが、四方八方から魔力弾を叩き込む。
座級や智級にまで強化成長進化した神使たちが、魔力を銃弾のように圧縮して、ピュアブレッドドラゴンの鱗を突き破る勢いで叩き込む。
熾信使の下位から智神使の上位の力を持つを思われるピュアブレッドドラゴンだが、座級や智級の神使たちの包囲殲滅攻撃を受け、傷つきのたうっている。
神使たちが思っていた以上の善戦しているので、克徳は安堵した。
安心してゲートに近づくと、手持ちの魔宝石を全て使ってゲートを閉じた。
ピュアブレッドドラゴンが通過できるほどのゲートを閉じるのに、膨大な魔力が必要だったが、邪神の手引きで魔王が通過する事を前提に魔宝石を用意してあった。
だから余裕をもってゲートを閉じる事ができた。
「助かった、後は任せろ!」
克徳はそう叫ぶと、天叢雲剣ではなく破魔剣+100を振るった。
膨大な量の神通力をライブ配信の視聴者から得ているが、これから何が起こるか分からないので、神通力を温存して魔力で斃す事にした。
克徳は素早くピュアブレッドドラゴンの状態を再確認した。
ピュアブレッドドラゴンが神使たちの包囲殲滅攻撃を防御した時に、どこを1番守ろうとしたのか見ていたのだ。
ピュアブレッドドラゴンにも、竜の弱点である逆鱗があるのかを慎重に確かめて、一瞬の間もおかずに、一直線に刺し貫こうとした。
破魔剣に籠った魔力を全て使いきる、一撃必殺の突きを放った。
ギャキーン
だが、流石最強種の一角に君臨するピュアブレッドドラゴンだった。
圧倒的な魔力量を惜しみなく使って、物理防御と魔力防御のシールドを張り、克徳の攻撃を防いで見せた。
だが、異世界ではシールドを破られる事無く敵を跳ね除けられたのに、克徳の攻撃を1度防いだだけで物理と魔力のシールドが壊れてしまった。
「1度で諦めると思うな!」
克徳が自らを奮い立たせるように言った時には、既にピュアブレッドドラゴンに対する2度目の突きが放たれていた。
『人間ごときに殺される我ではない!』
ピュアブレッドドラゴンにも異世界最強種としての意地があった。
人間ごときに負けたら、故郷に残る同族に顔向けできないと思っていた。
同じ最強種と戦う時と同じように、全力で克徳と戦っていた。
克徳の2度目の突きに対して、再び物理と魔力の防御シールドを張っただけでなく、ドラゴン種最強の攻撃であるブレスを放とうとした。
「ちっ、やらせるか!」
克徳は何としてでもブレスを防ごうとした。
ピュアブレッドドラゴンのブレスが放たれたら、射線上にある場所は甚大な被害を受ける事になる。
火炎なら鉄をも熔かして焼け野原にしてしまう。
氷雪なら全てが凍てつき、風が吹いただけで崩れて跡形もなくなる。
酸なら鉄をも腐食させて2度と生物が住めなくなる。
毒も同じで、鉄をも腐食させて草木も生えない毒地となる。
どのような犠牲を払っても、ピュアブレッドドラゴンにブレスを放たせてはいけないという決意で、克徳は突きを連続で放った。
ピュアブレッドドラゴンに、ブレスを中断しないとシールドを突破されて、逆鱗を刺し貫かれて死ぬと思わせる攻撃を放った。
普通ならブレスを放つと同時に魔術の呪文を唱える事はできない。
だが最強種のピュアブレッドドラゴンは、無詠唱で魔術を放つ事ができる。
問題は、無詠唱で魔術を放てるといっても、集中力が必要な事だ。
殺されるかもしれない状態で、魔術に集中するのは難しい。
よほどの胆力がなければ、死を前にして平静ではいられない。
どうしても集中できなくて、魔術が上手く発現しないのが普通だ。
物理と魔力の防御シールドを同時発動しなければ、ブレスを放つ前に殺される。
防御シールドを優先するには、ブレスを中断しなければいけなくなる。
克徳はそう思って突きの連撃を放ったのだが……
ピュアブレッドドラゴンは動じることなくシールド魔術を展開しつつ、ブレスの準備も完璧にいっていた。
それだけでなく、後方や側面から攻撃しようとしていた、神使たちにも尻尾で真空の鎌鼬攻撃を放つ離れ業をやって見せた。
この時点で、克徳は神通力と魔力を節約してピュアブレッドドラゴンを斃す事を諦めて、全身全霊を込めて確実に殺す事を決意した。
ゴォオオオオオオ
ピュアブレッドドラゴンがブレスを放った。
半島民主主義国家の首都を焼滅ぼすほどのブレスが地上を薙ぎうと思われた。
「ピュアブレッドドラゴンの攻撃を跳ね除ける盾となれ!」
克徳の言霊と同時に、ブレスの前に神通力の盾が創り出された。
その盾に邪魔されて、地上を焼き払うはずだったブレスが空中に軌道を変えた。
そのお陰で首都が焼き払われなくてすんだ。
ブレスの全エネルギーを神通力で防ごうとしたら、莫大な量の神通力が必要だ。
だから克徳は、必要最小限の神通力でブレスを防ごうと、絶妙な角度をつけて盾を創り出し、ブレスを逸らしたのだ。
「これで終わりだ!」
ピュアブレッドドラゴンがブレスを放った直後は、まだ口を開けている。
全身を強固な鱗に覆われているピュアブレッドドラゴンが、比較的弱い内皮を剥き出しにしている、絶好の機会を逃す克徳ではなかった。
克徳は神通力で何かを創り出す時間を惜しんだ。
寸刻、コンマ数秒の時間を惜しんで、即座に神通力の塊を叩き込んだ。
純粋な神通力は、ピュアブレッドドラゴンの口腔から食道、胃から消化器だけでなく心臓まで破壊しつくした。
「魔術無効魔術」
克徳は、ピュアブレッドドラゴンが回復魔術や治癒魔術が使えないように、全ての魔術を無効にする魔術を放った。
口から破壊されたピュアブレッドドラゴンは、断末魔も放てなかった。
ただ全身を激しく震わせただけで、空中から地上に落ちて暴れ回った。
だが、心臓を破壊しても頭は生きているし、魂も身体に残っている。
ピュアブレッドドラゴンなら、呪文を口にしなくても、頭や心で想像するだけで、完全回復魔術や蘇生魔術を使うかもしれない。
その可能性に思い当たった克徳は、全ての魔術を無効にすべく、残っていた魔宝石からありったけの魔力を引き出して、魔術無効魔術を放った。
「素材として利用できる血や鱗を除いて全て食べてくれ。
蘇生も回復もできないように、脳と魔力器官から食べてくれ」
克徳は一緒にピュアブレッドドラゴンを斃した神使たちに頼んだ。
頼むと同時に、強敵が残っていないか確認した。
見逃したゲートがないかも再度確認した。
克徳は能神使よりも強いモンスターが残っていない事と、見逃して閉じ損ねたゲートがない事を何度も確認して、ようやく安心した。
「総理、アメリカ方面から強大な反応が近づいてきます!」
異世界でも最強種に近い、ピュアブレッドドラゴンが出現できるくらい大きなゲートになっていると、危機感を覚えた。
「斃さなくていい、死ぬ事は許さん、ゲートを閉じるまで牽制してくれ」
克徳は神使たちにそう言うと、ピュアブレッドドラゴンの脇を抜けてゲートに近づこうとしたが、大きな尻尾を振り回して邪魔をしようとした。
『『『『『やらせん!』』』』』
克徳に牽制を頼まれた強大な神使たちが、四方八方から魔力弾を叩き込む。
座級や智級にまで強化成長進化した神使たちが、魔力を銃弾のように圧縮して、ピュアブレッドドラゴンの鱗を突き破る勢いで叩き込む。
熾信使の下位から智神使の上位の力を持つを思われるピュアブレッドドラゴンだが、座級や智級の神使たちの包囲殲滅攻撃を受け、傷つきのたうっている。
神使たちが思っていた以上の善戦しているので、克徳は安堵した。
安心してゲートに近づくと、手持ちの魔宝石を全て使ってゲートを閉じた。
ピュアブレッドドラゴンが通過できるほどのゲートを閉じるのに、膨大な魔力が必要だったが、邪神の手引きで魔王が通過する事を前提に魔宝石を用意してあった。
だから余裕をもってゲートを閉じる事ができた。
「助かった、後は任せろ!」
克徳はそう叫ぶと、天叢雲剣ではなく破魔剣+100を振るった。
膨大な量の神通力をライブ配信の視聴者から得ているが、これから何が起こるか分からないので、神通力を温存して魔力で斃す事にした。
克徳は素早くピュアブレッドドラゴンの状態を再確認した。
ピュアブレッドドラゴンが神使たちの包囲殲滅攻撃を防御した時に、どこを1番守ろうとしたのか見ていたのだ。
ピュアブレッドドラゴンにも、竜の弱点である逆鱗があるのかを慎重に確かめて、一瞬の間もおかずに、一直線に刺し貫こうとした。
破魔剣に籠った魔力を全て使いきる、一撃必殺の突きを放った。
ギャキーン
だが、流石最強種の一角に君臨するピュアブレッドドラゴンだった。
圧倒的な魔力量を惜しみなく使って、物理防御と魔力防御のシールドを張り、克徳の攻撃を防いで見せた。
だが、異世界ではシールドを破られる事無く敵を跳ね除けられたのに、克徳の攻撃を1度防いだだけで物理と魔力のシールドが壊れてしまった。
「1度で諦めると思うな!」
克徳が自らを奮い立たせるように言った時には、既にピュアブレッドドラゴンに対する2度目の突きが放たれていた。
『人間ごときに殺される我ではない!』
ピュアブレッドドラゴンにも異世界最強種としての意地があった。
人間ごときに負けたら、故郷に残る同族に顔向けできないと思っていた。
同じ最強種と戦う時と同じように、全力で克徳と戦っていた。
克徳の2度目の突きに対して、再び物理と魔力の防御シールドを張っただけでなく、ドラゴン種最強の攻撃であるブレスを放とうとした。
「ちっ、やらせるか!」
克徳は何としてでもブレスを防ごうとした。
ピュアブレッドドラゴンのブレスが放たれたら、射線上にある場所は甚大な被害を受ける事になる。
火炎なら鉄をも熔かして焼け野原にしてしまう。
氷雪なら全てが凍てつき、風が吹いただけで崩れて跡形もなくなる。
酸なら鉄をも腐食させて2度と生物が住めなくなる。
毒も同じで、鉄をも腐食させて草木も生えない毒地となる。
どのような犠牲を払っても、ピュアブレッドドラゴンにブレスを放たせてはいけないという決意で、克徳は突きを連続で放った。
ピュアブレッドドラゴンに、ブレスを中断しないとシールドを突破されて、逆鱗を刺し貫かれて死ぬと思わせる攻撃を放った。
普通ならブレスを放つと同時に魔術の呪文を唱える事はできない。
だが最強種のピュアブレッドドラゴンは、無詠唱で魔術を放つ事ができる。
問題は、無詠唱で魔術を放てるといっても、集中力が必要な事だ。
殺されるかもしれない状態で、魔術に集中するのは難しい。
よほどの胆力がなければ、死を前にして平静ではいられない。
どうしても集中できなくて、魔術が上手く発現しないのが普通だ。
物理と魔力の防御シールドを同時発動しなければ、ブレスを放つ前に殺される。
防御シールドを優先するには、ブレスを中断しなければいけなくなる。
克徳はそう思って突きの連撃を放ったのだが……
ピュアブレッドドラゴンは動じることなくシールド魔術を展開しつつ、ブレスの準備も完璧にいっていた。
それだけでなく、後方や側面から攻撃しようとしていた、神使たちにも尻尾で真空の鎌鼬攻撃を放つ離れ業をやって見せた。
この時点で、克徳は神通力と魔力を節約してピュアブレッドドラゴンを斃す事を諦めて、全身全霊を込めて確実に殺す事を決意した。
ゴォオオオオオオ
ピュアブレッドドラゴンがブレスを放った。
半島民主主義国家の首都を焼滅ぼすほどのブレスが地上を薙ぎうと思われた。
「ピュアブレッドドラゴンの攻撃を跳ね除ける盾となれ!」
克徳の言霊と同時に、ブレスの前に神通力の盾が創り出された。
その盾に邪魔されて、地上を焼き払うはずだったブレスが空中に軌道を変えた。
そのお陰で首都が焼き払われなくてすんだ。
ブレスの全エネルギーを神通力で防ごうとしたら、莫大な量の神通力が必要だ。
だから克徳は、必要最小限の神通力でブレスを防ごうと、絶妙な角度をつけて盾を創り出し、ブレスを逸らしたのだ。
「これで終わりだ!」
ピュアブレッドドラゴンがブレスを放った直後は、まだ口を開けている。
全身を強固な鱗に覆われているピュアブレッドドラゴンが、比較的弱い内皮を剥き出しにしている、絶好の機会を逃す克徳ではなかった。
克徳は神通力で何かを創り出す時間を惜しんだ。
寸刻、コンマ数秒の時間を惜しんで、即座に神通力の塊を叩き込んだ。
純粋な神通力は、ピュアブレッドドラゴンの口腔から食道、胃から消化器だけでなく心臓まで破壊しつくした。
「魔術無効魔術」
克徳は、ピュアブレッドドラゴンが回復魔術や治癒魔術が使えないように、全ての魔術を無効にする魔術を放った。
口から破壊されたピュアブレッドドラゴンは、断末魔も放てなかった。
ただ全身を激しく震わせただけで、空中から地上に落ちて暴れ回った。
だが、心臓を破壊しても頭は生きているし、魂も身体に残っている。
ピュアブレッドドラゴンなら、呪文を口にしなくても、頭や心で想像するだけで、完全回復魔術や蘇生魔術を使うかもしれない。
その可能性に思い当たった克徳は、全ての魔術を無効にすべく、残っていた魔宝石からありったけの魔力を引き出して、魔術無効魔術を放った。
「素材として利用できる血や鱗を除いて全て食べてくれ。
蘇生も回復もできないように、脳と魔力器官から食べてくれ」
克徳は一緒にピュアブレッドドラゴンを斃した神使たちに頼んだ。
頼むと同時に、強敵が残っていないか確認した。
見逃したゲートがないかも再度確認した。
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