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宮廷抗争編
18話
私達の心配は杞憂に終わりました。
今回のファビオラ嬢の襲撃は、彼女の独断専行だったようです。
オバンド公爵家は何のかかわりもなかったようです。
少なくとも確たる証拠は出てきませんでした。
ですが無罪放免というわけにはいきません。
ファビオラ嬢と護衛は処刑が決まりました。
本当にオバンド公爵家がかかわっていないのか、他に仲間がいないのか、黒幕がいないのかを調べるために、激烈な拷問を行い調べるので、処刑の実施はかなり後になるのだそうです。
それとオバンド公爵家ですが、当主のオバンド公爵も一族一門も関係した証拠はなくても、娘が私を殺そうとしたのですから、厳罰に処せられることになりました。
公爵位から伯爵位に降爵になるそうです。
領地も三分の二が没収されます。
それも鉱山や港など、税や上納金が多い領地を没収されることになりました。
「イザベラ、おはよう。
今日も美しいね。
愛しているよ」
激しく愛し合った翌朝の挨拶は、少し恥ずかしいです。
ファビオラ嬢の襲撃事件以来、ルーカス様の愛が激しいです。
私を愛してくださっているのは間違いありませんし、そのための衝動的な欲望が強いのも確かですが、それ以上に私を護りたいという想いが強いのだと思います。
ルーカス様は私が子供を産むことで、確固たる地位を確立させたいと考えておられるのです。
「皇太子殿下、無計画に愛情を交わされては困ります。
御子を願っておられるのなら、私達の献策に従ってくださいませ!」
「……分かっておる。
努力する……」
ルーカス様がバツの悪そうな顔をなされています。
思わずかわいいと思ってしまいました。
愛の高まりを我慢できなかったのですね。
私もおとめしようとは思いませんでした。
私自身、ルーカス様の愛情を確かめたかった。
ルーカス様の愛を毎日感じたいのです。
ですが、新たに私の側仕えに抜擢された女官達は違います。
ルーカス様の表向きの願いを最優先されます。
ルーカス様と私の間に生まれる子を望む。
それは皇帝陛下や皇后陛下の願いでもあるのです。
側仕えの責任は重大です。
彼女たちはみな子を産んだことのある経産婦です。
具体的な例を挙げれば、セバスチャンやジョセフの妻です。
彼女達が計算して愛をかわす日を決めているのです。
皇室に伝わる秘薬まで皇后陛下から賜っています。
ルーカス様も皇帝陛下から秘薬を賜っているそうです。
そんな状態ですから、ルーカス様の欲望のまま、自由に愛を交わすわけにはいかないのです。
自由にしてしまうと、子に恵まれる可能性が低くなるそうです。
結果として、ルーカス様は女官達の御小言を聞くことになってしまいました。
今回のファビオラ嬢の襲撃は、彼女の独断専行だったようです。
オバンド公爵家は何のかかわりもなかったようです。
少なくとも確たる証拠は出てきませんでした。
ですが無罪放免というわけにはいきません。
ファビオラ嬢と護衛は処刑が決まりました。
本当にオバンド公爵家がかかわっていないのか、他に仲間がいないのか、黒幕がいないのかを調べるために、激烈な拷問を行い調べるので、処刑の実施はかなり後になるのだそうです。
それとオバンド公爵家ですが、当主のオバンド公爵も一族一門も関係した証拠はなくても、娘が私を殺そうとしたのですから、厳罰に処せられることになりました。
公爵位から伯爵位に降爵になるそうです。
領地も三分の二が没収されます。
それも鉱山や港など、税や上納金が多い領地を没収されることになりました。
「イザベラ、おはよう。
今日も美しいね。
愛しているよ」
激しく愛し合った翌朝の挨拶は、少し恥ずかしいです。
ファビオラ嬢の襲撃事件以来、ルーカス様の愛が激しいです。
私を愛してくださっているのは間違いありませんし、そのための衝動的な欲望が強いのも確かですが、それ以上に私を護りたいという想いが強いのだと思います。
ルーカス様は私が子供を産むことで、確固たる地位を確立させたいと考えておられるのです。
「皇太子殿下、無計画に愛情を交わされては困ります。
御子を願っておられるのなら、私達の献策に従ってくださいませ!」
「……分かっておる。
努力する……」
ルーカス様がバツの悪そうな顔をなされています。
思わずかわいいと思ってしまいました。
愛の高まりを我慢できなかったのですね。
私もおとめしようとは思いませんでした。
私自身、ルーカス様の愛情を確かめたかった。
ルーカス様の愛を毎日感じたいのです。
ですが、新たに私の側仕えに抜擢された女官達は違います。
ルーカス様の表向きの願いを最優先されます。
ルーカス様と私の間に生まれる子を望む。
それは皇帝陛下や皇后陛下の願いでもあるのです。
側仕えの責任は重大です。
彼女たちはみな子を産んだことのある経産婦です。
具体的な例を挙げれば、セバスチャンやジョセフの妻です。
彼女達が計算して愛をかわす日を決めているのです。
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ルーカス様も皇帝陛下から秘薬を賜っているそうです。
そんな状態ですから、ルーカス様の欲望のまま、自由に愛を交わすわけにはいかないのです。
自由にしてしまうと、子に恵まれる可能性が低くなるそうです。
結果として、ルーカス様は女官達の御小言を聞くことになってしまいました。
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