35 / 48
第9章:幼児遺棄
第34話:入学式・文野綾子視点
しおりを挟む
「お母さん、みて、みて、みて」
鈴音が真新しいランドセルを背負ってうれしそうに言います
これまでのような状態だったら、とても手に入れられませんでした。
家にある物を全て奪っていくをあの男と別れられたから、手に入れられました。
とてもランドセルを買ってあげられる状態ではりませんでしたが、買ってあげたとしても、あの男が奪って行った事でしょう。
「よく似合っているわよ、良かったね」
「うん!」
生活保護を受けている身で、真新しいランドセルを買うのは贅沢だと思って買わない心算だったのですが、白子さんたちが入学祝だとプレゼントしてくださいました。
児童養護施設の子が買ってもらえているのに、母子家庭の子が買ってもらえないのは可哀そうだと言って、プレゼントしてくださいました。
子ども食堂に通っている子の間に差があるのは、見ていられないのだそうです。
白子さんたちには足を向けて寝られません。
そもそも、あの男と別れられたのも白子さんたちのお陰です。
逆らえば暴力を振るうあの男を、警察は捕まえてくれませんでした。
DVを理由に訴えましたが、なかなか捕まえてくれませんでした。
食べる物がなくなり、お腹が空いたと泣く鈴音を抱いて、自殺を考えました。
万引きして捕まったたらあの男から逃れられる。
私が捕まったら鈴音は孤児院に入れてもらえる。
そう思ってスーパーに向かっている時に、優しい眼をしたとても大きな秋田犬が現われ、ついて来いと言ったのです。
誰に話しても笑われますが、本当に言ったのです。
秋田犬、フソウは私たちを子ども食堂に連れて行ってくれました。
強くて温かな白子さんたちの所に連れて行ってくれたのです。
それからは、これまでの事が嘘のように進みました。
白子さんたちが紹介してくださって弁護士が全部やってくれました。
民事は介入できないと言っていた警察が、男を捕まえてくれました。
抵抗できない自分の妻にしか暴力を振るえないような男なので、他に大した罪は犯していませんでしたが、それでも実刑にしてくれました。
しかも、頑として離婚に応じなかった男と別れられるように、男の弁護人や裁判官を相手に戦ってくれたのです。
そのお陰で、私と鈴音はあの男から解放されました。
刑務所を出たあいつの陰に怯えなければいけませんが、法的に分かれる事だけはできたのです。
「ウォン!」
「そうだね、フソウが守ってくれるから安心だったね」
「フソウだいすき!」
私たち母子を救ってくれたフソウが『安心しろ、護ってやる』と言ってくれます。
鈴音が安心しきった表情でフソウに抱きつきます。
戸建ての借家ですが、白子さんたちが家主さんと交渉してくださったので、フソウと一緒に家の中で暮らせます。
生活保護の身で超大型犬を飼うなんて、贅沢だと言う人もいるでしょう。
ですが、フソウがいてくれるから私と鈴音は安心して暮らせるのです。
それに、生活保護は全額頂いている訳ではありません。
頑張って働いた収入が、生活保護の基準額に満たなかった時だけ、不足分を支給して頂いているのです。
私たちが暮らす地域の生活保護費は最高で187690円ですが、全く働けなかった月でも、私がもらえるのは181690円です。
内訳は生活扶助基準額が114100円で母子加算が17400円です。
そこに児童養育加算の10190円が加わります。
住宅扶助基準額は46000円ですが、家賃が38000円で管理費が2000円の戸建て借家なので、40000の支給になります。
その4万円で借りているのが、ここ、フソウと一緒に暮らせる戸建てです。
1階は、正面右側にある玄関を入って目の前に2階に上がる階段があります。
玄関左の突き当りには洋式の水洗トイレがあります。
トイレ手前に、1階の部屋に入る障子戸があり、6畳の板の間、4・5畳のDKと続きます。
6畳の板の間の右側、階段の下に当たる場所には、洗濯機を置く場所、洗面所、小さいお風呂があります。
階段を上がった2階には、6畳と4・5畳の和室が2つあり、それぞれの部屋に小さいですが押入れがあります。
洗濯物を干せるベランダがあるのですが、道に面した玄関側の6畳和室を通って干しにでる事になります。
普段の食事や勉強は1階でするのですが、寝る時には2階に上がります。
2階で寝ていれば、あの男や強盗に襲撃されても、上がって来るまでに少しは時間があります。
間取が3DKで専有面積が52.08m2の築54年物件です。
もっときれいな部屋も、もっと丈夫な部屋も、もっと便利な部屋も有りました。
ですが、1番大切なのは鈴音の安全です。
柏原市の中でも、生徒や親御さんが1番優しい小学校区を選びました。
ご近所の目が有る安全な地域を選びました。
ボディーガード犬を飼っていい借家を選びました。
普通では見つけられなかったでしょう。
地元に住んでいる人しか見つけられなかったでしょう。
生活保護を頂けなけれな、母子生活支援施設に入るしかなかったでしょう。
そもそも批判が増えている生活保護の手続きが通ったかどうかも怪しいです。
役所のルールを知らない私では、通すための文章を書けませんでした。
全部白子さんが親身になってやってくださいました。
「さあ、行きましょうか」
「うん!」
今日は鈴音の入学式です。
鈴音の着るとても可愛い服は、白子さんたちの手作りです。
一時里親になっている子供たちの服も一緒に作るので、大した手間ではないと言ってくださいましたが、嘘だと言う事くらい分かっています。
子供が喜ぶような可愛い服を作るのは、とても大変だと思います。
鈴音が私と他のお母さんたちと比べて恥ずかしい思いをしないように、晴れの日に相応しい素敵な洋服も、白子さんたちが貸してくださいました。
白子さんは入学式に来られませんが、金子さんが来られます。
一時里親になっている子たちの中に、今年入学する子がいるそうです。
その子が寂しい思いをしないように、親代わりに来られるそうです。
今日の鈴音は歩いて小学校に行きます。
普段はフソウの背中に乗せてもらうのですが、新しい洋服がフソウの毛で一杯にならないように、今日だけは歩いて行きます。
普通なら超大型犬を連れて小学校に通学するなんて絶対許されません。
犬アレルギーの子もいますし、犬嫌いの子もいます。
ですが白子さんたちが、不審者から子供たちを守るためだと言って、昨年から強引に試験導入してくれたのです。
白子さんたちが一時里親になっている児童養護施設が、鈴音が通う小学校の校区にあるのです。
虐待を繰り返す親が施設の子供を襲うかもしれないので、登下校にボディーガード犬をつけるのだと、市長や市議会議員たちにねじ込んでくれたのです。
運が良いと言っていいのか分かりませんが、市長の所属している政党の党首と国会議員が、白子さんたちが里親になっている子を脅迫したのです。
本人たちが直接やった訳ではないのですが、その家族や友人が徒党を組んで脅かした動画がネットに流されては、辞職するしかありませんでした。
自分たちの名前を使って多くの人を脅かしていては、辞職するしかありません。
市長や市議会議員には『そいつらが子供たちに報復するのを手助けするために、ボディーガード犬の送り迎えを邪魔するのか、どこの誰に襲われてもお前らが共犯だと訴える!』と言って、ボディーガード犬の登下校護衛を認めさせてくれました。
私も昨年から実績作りに協力して、時々フソウと登下校の護衛をしました。
そのお陰で、鈴音とフソウが一緒に入学式に行けるのです。
鈴音が真新しいランドセルを背負ってうれしそうに言います
これまでのような状態だったら、とても手に入れられませんでした。
家にある物を全て奪っていくをあの男と別れられたから、手に入れられました。
とてもランドセルを買ってあげられる状態ではりませんでしたが、買ってあげたとしても、あの男が奪って行った事でしょう。
「よく似合っているわよ、良かったね」
「うん!」
生活保護を受けている身で、真新しいランドセルを買うのは贅沢だと思って買わない心算だったのですが、白子さんたちが入学祝だとプレゼントしてくださいました。
児童養護施設の子が買ってもらえているのに、母子家庭の子が買ってもらえないのは可哀そうだと言って、プレゼントしてくださいました。
子ども食堂に通っている子の間に差があるのは、見ていられないのだそうです。
白子さんたちには足を向けて寝られません。
そもそも、あの男と別れられたのも白子さんたちのお陰です。
逆らえば暴力を振るうあの男を、警察は捕まえてくれませんでした。
DVを理由に訴えましたが、なかなか捕まえてくれませんでした。
食べる物がなくなり、お腹が空いたと泣く鈴音を抱いて、自殺を考えました。
万引きして捕まったたらあの男から逃れられる。
私が捕まったら鈴音は孤児院に入れてもらえる。
そう思ってスーパーに向かっている時に、優しい眼をしたとても大きな秋田犬が現われ、ついて来いと言ったのです。
誰に話しても笑われますが、本当に言ったのです。
秋田犬、フソウは私たちを子ども食堂に連れて行ってくれました。
強くて温かな白子さんたちの所に連れて行ってくれたのです。
それからは、これまでの事が嘘のように進みました。
白子さんたちが紹介してくださって弁護士が全部やってくれました。
民事は介入できないと言っていた警察が、男を捕まえてくれました。
抵抗できない自分の妻にしか暴力を振るえないような男なので、他に大した罪は犯していませんでしたが、それでも実刑にしてくれました。
しかも、頑として離婚に応じなかった男と別れられるように、男の弁護人や裁判官を相手に戦ってくれたのです。
そのお陰で、私と鈴音はあの男から解放されました。
刑務所を出たあいつの陰に怯えなければいけませんが、法的に分かれる事だけはできたのです。
「ウォン!」
「そうだね、フソウが守ってくれるから安心だったね」
「フソウだいすき!」
私たち母子を救ってくれたフソウが『安心しろ、護ってやる』と言ってくれます。
鈴音が安心しきった表情でフソウに抱きつきます。
戸建ての借家ですが、白子さんたちが家主さんと交渉してくださったので、フソウと一緒に家の中で暮らせます。
生活保護の身で超大型犬を飼うなんて、贅沢だと言う人もいるでしょう。
ですが、フソウがいてくれるから私と鈴音は安心して暮らせるのです。
それに、生活保護は全額頂いている訳ではありません。
頑張って働いた収入が、生活保護の基準額に満たなかった時だけ、不足分を支給して頂いているのです。
私たちが暮らす地域の生活保護費は最高で187690円ですが、全く働けなかった月でも、私がもらえるのは181690円です。
内訳は生活扶助基準額が114100円で母子加算が17400円です。
そこに児童養育加算の10190円が加わります。
住宅扶助基準額は46000円ですが、家賃が38000円で管理費が2000円の戸建て借家なので、40000の支給になります。
その4万円で借りているのが、ここ、フソウと一緒に暮らせる戸建てです。
1階は、正面右側にある玄関を入って目の前に2階に上がる階段があります。
玄関左の突き当りには洋式の水洗トイレがあります。
トイレ手前に、1階の部屋に入る障子戸があり、6畳の板の間、4・5畳のDKと続きます。
6畳の板の間の右側、階段の下に当たる場所には、洗濯機を置く場所、洗面所、小さいお風呂があります。
階段を上がった2階には、6畳と4・5畳の和室が2つあり、それぞれの部屋に小さいですが押入れがあります。
洗濯物を干せるベランダがあるのですが、道に面した玄関側の6畳和室を通って干しにでる事になります。
普段の食事や勉強は1階でするのですが、寝る時には2階に上がります。
2階で寝ていれば、あの男や強盗に襲撃されても、上がって来るまでに少しは時間があります。
間取が3DKで専有面積が52.08m2の築54年物件です。
もっときれいな部屋も、もっと丈夫な部屋も、もっと便利な部屋も有りました。
ですが、1番大切なのは鈴音の安全です。
柏原市の中でも、生徒や親御さんが1番優しい小学校区を選びました。
ご近所の目が有る安全な地域を選びました。
ボディーガード犬を飼っていい借家を選びました。
普通では見つけられなかったでしょう。
地元に住んでいる人しか見つけられなかったでしょう。
生活保護を頂けなけれな、母子生活支援施設に入るしかなかったでしょう。
そもそも批判が増えている生活保護の手続きが通ったかどうかも怪しいです。
役所のルールを知らない私では、通すための文章を書けませんでした。
全部白子さんが親身になってやってくださいました。
「さあ、行きましょうか」
「うん!」
今日は鈴音の入学式です。
鈴音の着るとても可愛い服は、白子さんたちの手作りです。
一時里親になっている子供たちの服も一緒に作るので、大した手間ではないと言ってくださいましたが、嘘だと言う事くらい分かっています。
子供が喜ぶような可愛い服を作るのは、とても大変だと思います。
鈴音が私と他のお母さんたちと比べて恥ずかしい思いをしないように、晴れの日に相応しい素敵な洋服も、白子さんたちが貸してくださいました。
白子さんは入学式に来られませんが、金子さんが来られます。
一時里親になっている子たちの中に、今年入学する子がいるそうです。
その子が寂しい思いをしないように、親代わりに来られるそうです。
今日の鈴音は歩いて小学校に行きます。
普段はフソウの背中に乗せてもらうのですが、新しい洋服がフソウの毛で一杯にならないように、今日だけは歩いて行きます。
普通なら超大型犬を連れて小学校に通学するなんて絶対許されません。
犬アレルギーの子もいますし、犬嫌いの子もいます。
ですが白子さんたちが、不審者から子供たちを守るためだと言って、昨年から強引に試験導入してくれたのです。
白子さんたちが一時里親になっている児童養護施設が、鈴音が通う小学校の校区にあるのです。
虐待を繰り返す親が施設の子供を襲うかもしれないので、登下校にボディーガード犬をつけるのだと、市長や市議会議員たちにねじ込んでくれたのです。
運が良いと言っていいのか分かりませんが、市長の所属している政党の党首と国会議員が、白子さんたちが里親になっている子を脅迫したのです。
本人たちが直接やった訳ではないのですが、その家族や友人が徒党を組んで脅かした動画がネットに流されては、辞職するしかありませんでした。
自分たちの名前を使って多くの人を脅かしていては、辞職するしかありません。
市長や市議会議員には『そいつらが子供たちに報復するのを手助けするために、ボディーガード犬の送り迎えを邪魔するのか、どこの誰に襲われてもお前らが共犯だと訴える!』と言って、ボディーガード犬の登下校護衛を認めさせてくれました。
私も昨年から実績作りに協力して、時々フソウと登下校の護衛をしました。
そのお陰で、鈴音とフソウが一緒に入学式に行けるのです。
77
あなたにおすすめの小説
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
Husband's secret (夫の秘密)
設楽理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる