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ローファン王国・ビラン街
ウィスキー販売
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ビラン冒険者ギルド本部
「これはこれはミノル殿、よく来てくれましたね」
「こちらこそ会見の時間を作って頂き、感謝いたします」
「話は使いの者から聞きましたが、ギルド本部内に冷蔵室を増設したいと言う事でしたね?」
「はい、今の状態でも、焼酎の在庫を置いておく場所がないと聞いています。この状態で鮮度が大切なホエールや海魚の在庫を置くとなると、全く保管場所が足りなくなります」
「それはそうなのだが、冒険者ギルド本部は半公共の場所だ。モンスターや敵に攻め込まれた際、城門を突破された後の重要防衛拠点でもある。そこに個人の所有部分を認めるなど、とてもではないが許可できん」
「そうですか」
「だが街の繁栄の為に、ミノル殿に出店してもらいたい気持ちはある。これは御領主様もそう思われておられるはずだから、今日にでに公共地の払い下げをお願いに行ってくる」
「そうですか、そうして頂ければ助かります。ただ場所の事なんですが、僕は貧民街でも構わないと思っていたんです。ですが料理長から富裕層の事を聞かされたので、高級住宅地に出店する必要があるのでではいないかと迷っています?」
「そうですね、確かに私にも個人的な貸し切り依頼が来ています。さすがに研修状態での貸し切りは、粗相があると困りますのでお断りしています。身分ある方の貸し切りは、料理と接客が貴族レベルになるまで待っていただいています」
「そうですか、確かにそうして頂かないと、雇ったばかりの子達が手討ちになる可能性がありますね」
「そこまで心の狭い方ではありませんが、評判の料理を求めてきた近隣貴族の手前、処断せねばならなくなる可能性もあります。ですから富裕層はともかく、貴族階級の方の貸し切り依頼を迂闊にお受けすることはできません」
「そうなると、新たな店も試験オープンは気をつけないといけませんね」
「そうですね、当分は研修期間として、冒険者だけを客にするのも手でしょう」
「確かにそれなら、少々の失敗は多目に見て頂けますね」
「何と言ってもミノル殿がオーナーの店ですから、乱暴狼藉を働く冒険者は皆無でしょう。ただこちらとしても、条件と言うかお願いがあるのですよ」
「何でしょうか?」
「ミノル殿の直営店で出すお酒と料理なのですが、焼酎とジャイアント・レッドベアーは出さないで頂きたい」
「それは、ギルド本部の食堂とライバル関係にならない為ですか?」
「その通りです。全く競争がないとは言えないでしょうが、同じ食材を使うと、料理の腕だけでなく、価格競争になる可能性があります」
「値下げ競争にならないようにしたい、そう言う事ですね?」
「お願い出来ますか?」
「最初からその心算でした。料理はイワシホエールと海魚を中心にして、酒は全く新たな物を売り出します」
「そうですか、そうしてもらえれば、食堂も今の売り上げを維持出来きます。そうなれば、この街のレベルについて行けない冒険者を、少しでも雇ってやることが出来る」
「やはりレベル不足の冒険者に困っておられたんですね?」
「はい、実力不足の癖に、運だけでこの街まで辿り着いた冒険者は、冷たいようだが切り捨てる事は出来ます。ですが狩りの途中で運悪く死傷したギルドメンバーやその家族は、自己責任とは言え職の斡旋くらいはしてやりたいですから」
「私もそうですよ、オードリーやテューレ殿から色々話を聞いて、食堂や商店を出して、そこで雇ってやりたいと思ったのです」
「そう言う事なら、無理な競争などしにようにしたいですね」
「ええ、そうしましょう」
出す料理や酒が被らないようにする相談なら、談合と言う訳では無いだろう。
「念の為なんですが、新たに出すと言う酒を試飲させてもらえないでしょうか?」
「いいですよ、これなんですが」
俺は新たに売る出す予定をしていた、日本産ウィスキーをアイテムボックスから取り出した。各メーカーの2級酒ばかりだが、この世界なら高級酒として売る事が出来るだろう。
700ml前後のガラス瓶入りは、透明のガラス瓶自体が高級品として取引される。だから全部ガラス瓶入りをドローン配送させると言う手もあるんだが、新たな職を創り出すと言う意味で、ペットボトル入り4000mlも配送させた。
ペットボトルのまま売り出す訳にはいかないし、食堂に置く訳にもいかない。だからこの世界で作ることが出来る、素焼きの壺や徳利に移し替える必要がある。そうなると、この街にも焼き物の職人が必要になる。
それが無理であっても、壺や徳利を輸入したり販版したりする商人が現れるのだ。俺自身が他の街で買って持ち込んだり、自分自身で創り出すと言う手もあるが、出来れば職人が現れて欲しい。
「美味い! こんな美味い酒なら、これも飛ぶように売れるぞ! だがドワーフが入り浸らなければいいのだが・・・・・」
「新しく売り出すウィスキー」
日本産ウィスキーR:39度:4000ml:3750円
日本産ウィスキーR:39度: 640ml: 790円
日本産ウィスキーT:37度:4000ml:3598円
日本産ウィスキーT:37度: 640ml:1833円
日本産ウィスキーN:37度:4000ml:3538円
日本産ウィスキーN:37度: 700ml: 821円
日本産ウィスキーK:37度:4000ml:3198円
日本産ウィスキーK:37度: 720ml: 742円
「これはこれはミノル殿、よく来てくれましたね」
「こちらこそ会見の時間を作って頂き、感謝いたします」
「話は使いの者から聞きましたが、ギルド本部内に冷蔵室を増設したいと言う事でしたね?」
「はい、今の状態でも、焼酎の在庫を置いておく場所がないと聞いています。この状態で鮮度が大切なホエールや海魚の在庫を置くとなると、全く保管場所が足りなくなります」
「それはそうなのだが、冒険者ギルド本部は半公共の場所だ。モンスターや敵に攻め込まれた際、城門を突破された後の重要防衛拠点でもある。そこに個人の所有部分を認めるなど、とてもではないが許可できん」
「そうですか」
「だが街の繁栄の為に、ミノル殿に出店してもらいたい気持ちはある。これは御領主様もそう思われておられるはずだから、今日にでに公共地の払い下げをお願いに行ってくる」
「そうですか、そうして頂ければ助かります。ただ場所の事なんですが、僕は貧民街でも構わないと思っていたんです。ですが料理長から富裕層の事を聞かされたので、高級住宅地に出店する必要があるのでではいないかと迷っています?」
「そうですね、確かに私にも個人的な貸し切り依頼が来ています。さすがに研修状態での貸し切りは、粗相があると困りますのでお断りしています。身分ある方の貸し切りは、料理と接客が貴族レベルになるまで待っていただいています」
「そうですか、確かにそうして頂かないと、雇ったばかりの子達が手討ちになる可能性がありますね」
「そこまで心の狭い方ではありませんが、評判の料理を求めてきた近隣貴族の手前、処断せねばならなくなる可能性もあります。ですから富裕層はともかく、貴族階級の方の貸し切り依頼を迂闊にお受けすることはできません」
「そうなると、新たな店も試験オープンは気をつけないといけませんね」
「そうですね、当分は研修期間として、冒険者だけを客にするのも手でしょう」
「確かにそれなら、少々の失敗は多目に見て頂けますね」
「何と言ってもミノル殿がオーナーの店ですから、乱暴狼藉を働く冒険者は皆無でしょう。ただこちらとしても、条件と言うかお願いがあるのですよ」
「何でしょうか?」
「ミノル殿の直営店で出すお酒と料理なのですが、焼酎とジャイアント・レッドベアーは出さないで頂きたい」
「それは、ギルド本部の食堂とライバル関係にならない為ですか?」
「その通りです。全く競争がないとは言えないでしょうが、同じ食材を使うと、料理の腕だけでなく、価格競争になる可能性があります」
「値下げ競争にならないようにしたい、そう言う事ですね?」
「お願い出来ますか?」
「最初からその心算でした。料理はイワシホエールと海魚を中心にして、酒は全く新たな物を売り出します」
「そうですか、そうしてもらえれば、食堂も今の売り上げを維持出来きます。そうなれば、この街のレベルについて行けない冒険者を、少しでも雇ってやることが出来る」
「やはりレベル不足の冒険者に困っておられたんですね?」
「はい、実力不足の癖に、運だけでこの街まで辿り着いた冒険者は、冷たいようだが切り捨てる事は出来ます。ですが狩りの途中で運悪く死傷したギルドメンバーやその家族は、自己責任とは言え職の斡旋くらいはしてやりたいですから」
「私もそうですよ、オードリーやテューレ殿から色々話を聞いて、食堂や商店を出して、そこで雇ってやりたいと思ったのです」
「そう言う事なら、無理な競争などしにようにしたいですね」
「ええ、そうしましょう」
出す料理や酒が被らないようにする相談なら、談合と言う訳では無いだろう。
「念の為なんですが、新たに出すと言う酒を試飲させてもらえないでしょうか?」
「いいですよ、これなんですが」
俺は新たに売る出す予定をしていた、日本産ウィスキーをアイテムボックスから取り出した。各メーカーの2級酒ばかりだが、この世界なら高級酒として売る事が出来るだろう。
700ml前後のガラス瓶入りは、透明のガラス瓶自体が高級品として取引される。だから全部ガラス瓶入りをドローン配送させると言う手もあるんだが、新たな職を創り出すと言う意味で、ペットボトル入り4000mlも配送させた。
ペットボトルのまま売り出す訳にはいかないし、食堂に置く訳にもいかない。だからこの世界で作ることが出来る、素焼きの壺や徳利に移し替える必要がある。そうなると、この街にも焼き物の職人が必要になる。
それが無理であっても、壺や徳利を輸入したり販版したりする商人が現れるのだ。俺自身が他の街で買って持ち込んだり、自分自身で創り出すと言う手もあるが、出来れば職人が現れて欲しい。
「美味い! こんな美味い酒なら、これも飛ぶように売れるぞ! だがドワーフが入り浸らなければいいのだが・・・・・」
「新しく売り出すウィスキー」
日本産ウィスキーR:39度:4000ml:3750円
日本産ウィスキーR:39度: 640ml: 790円
日本産ウィスキーT:37度:4000ml:3598円
日本産ウィスキーT:37度: 640ml:1833円
日本産ウィスキーN:37度:4000ml:3538円
日本産ウィスキーN:37度: 700ml: 821円
日本産ウィスキーK:37度:4000ml:3198円
日本産ウィスキーK:37度: 720ml: 742円
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